フォト
2018年7月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

2018年7月16日 (月)

警視庁が新型オービスを導入、くらくらする報道

 読者氏から教わった。以下は7月12日付けTOKYO MX。

警視庁が“新型オービス” 狭い生活道路でも取り締まり
 警視庁は車のスピード違反を大通りではない生活道路でも取り締まることができる、新しい自動速度取締機(通称・オービス)の運用を東京都内で始めました。
 新しい取締機は持ち運び型で、これまではスペースがないために自動取締機が設置できなかった生活道路での取り締まりを可能にしました。運用初日となった7月12日は早速、東京・葛飾区の小学校近くで取り締まりが行われました。警視庁によりますと、東京都内で子どもが巻き込まれる事故は2017年の1年間で1500件ほど起きていて、そのうちおよそ7割が通学路や狭い路地などの生活道路で起きていました。警視庁はこうした場所で取締機を活用して、事故を減らしていきたいとしています。亀有警察署の木下薫交通課長は「可搬式自動取締装置を活用し、世界一の交通安全都市・東京を目指す」と語りました。
 警視庁は常設型のような設置場所手前での“予告看板”を出すことはせず、取り締まりを行っていくことにしています。

180516lsm300 新型の可搬式(可搬型)オービスLSM-300(東京航空計器製)の本体部を警察官が2人でえっこらしょと運ぶ、そのシーンは初めて見る。良いニュース映像だ!
 LSM-300は、警告板を掲示する運用をしない、そうはっきり報じているところも良い。

 良いのだけれど、もう何と言っていいのか、くらくらする。結果として視聴者を完全に馬鹿にしていると、申し訳ない、マニアな私には思えてしまう。
 警察の側が、都民を国民をどうせ無知な馬鹿と見ており、その意のままに報道するからこうなってしまうのか。

 『ドライバー』や『ラジオライフ』やメルマガや当ブログでさんざん書いてきたことを、しょーがない、また書こう。

 交通違反は「反則行為」と「非反則行為」に分かれる。
 スピード違反についてはこうだ。
 超過速度が30キロ未満(高速道路と自動車専用道路では40キロ未満)=反則行為→いわゆる青切符。
 満超過速度が30キロ以上(高速道路と自動車専用道路では40キロ以上)=非反則行為→いわゆる赤切符。

 それでだ、オービスは「非反則行為」だけを取り締まる。40年くらい前の判例、肖像権の問題に縛られている、というのはタテマエ。実際には、反則行為まで取締りの手を広げることができないのだろう。

180516lsm300_2 通学路、生活道路はだいたい「ZONE(ゾーン)30」とされ、制限速度は30キロだ。
 したがってMXの報道は、制限30キロの通学路、「狭い生活道路」を60キロ以上の速度でかっ飛ばす、そういう違反車だけをしっかり取り締まるために新型オービスを導入しました、すごいでしょ、ということになるのだ。くらくらする。

 通学路、生活道路での取り締まりを錦の御旗にするなら、反則行為のスピード違反も当然に取り締まらねばならない。
 しかしそうすると大きな問題が生じる。
 オービスが現場で行うのは測定&撮影だけ。後日、写真に写ったナンバーから車両の持ち主を特定し、違反者を警察へ出頭させて違反切符を切る。
 非反則行為のスピード違反は全体としては極めて少ないから何とかそれでやっていられるが、反則行為までいちいち呼出状を送って出頭させるんじゃ警察がパンクする。なんだかんだと出頭しない者はよくいて、現在でさえ警察は困っているのだ。上述の「反則行為まで取締りの手を広げることができない」とはそういうことなのである。

 じゃあどうするか、解決策は明白だ。
 現在の駐禁取締りと同じように、ナンバーから判明した車両の持ち主へ、放置違反金ならぬ速度違反金の納付書を送付し、払わせる、払わなければ預貯金や給料等を差し押さえる、それしかない。

1、オービス取締りを赤切符の制約から解き放ち、青切符のスピード違反も取り締まるようにする。
2、違反者ではなく車両の持ち主からペナルティを徴収する制度をつくる。

 このふたつをやってこその「通学路、生活道路で新型オービスを活用」なのである。ところがMXは、このふたつを臭わせることすらせず、ただただ新型オービスは素晴らしいかに言う、私はくらくらする…。

 画像は、メルマガ第2100号(今年5月15日発行)の編集後記で速報した、新型オービスLSM-300の警視庁の契約書の一部と仕様書の一部だ。
 契約日は昨年9月6日、納入期限は今年2月28日、数量は1式、契約金額は1080万円(税込み)。
 なぜ1式だけなのか、同編集後記に書いたように、取締りを目的とする購入ではないのだろう。
 なぜ今頃お披露目なのか。上記1、2へ向けてそろそろ具体的に動き出すのか。もしかしてMXテレビのコメンテーター諸氏に上記1、2をそして3を言わせたいとか?
 3とは、ずばりこれだ。

3、駐禁に続いてスピード違反取締りも民間委託。

 この1、2、3を2013年から一貫して言い続けているのは私だけみたいなんだょね。変なの。

 ←7月16日10時30分現在、週間INが150で2位~。happy02

2018年7月14日 (土)

交通トラブル、逮捕容疑は殺人、一審は正当防衛を認め、しかし…!

 7月13日(金)、ばりばり窃盗症、クレプトマニアと思われる女性の「窃盗」の判決から傍聴した。
 万引きで執行猶予中に、缶コーヒー1本等販売価格合計435円を万引きしたが、20万円を支払って示談、ようやくしっかり病識を持つに至ったようで入院治療を開始…。

 同種裁判をさんざん傍聴してきた私から見て、再度の執行猶予は十分あり得ると思えた。ところが東京簡裁の吉田要裁判官は、量刑相場の階段を厳格に上らせ、実刑とした。とはいえ後ろめたかったのだろう。実刑が相当だとする理由をかなり長々述べた。行為責任主義病、量刑相場病こそ治療の対象と、私は思う。

 続いて、昨年9月に第1回公判があった「詐欺」の被告人の、なぜか今頃の、しかもなぜか厳重警備の勾留理由開示を傍聴した。

 警視庁の捜査員をかたり、「あなたとやり取りした警察官が逮捕された」「保釈金が必要です」などと嘘を言い、女性から現金360万円をだまし取ったとして無職の男2人が逮捕されました。

 などと昨年6月にテレビ朝日が報じたらしい事件だ。
 最近注目の守下実裁判官、との掛け合いが非常に、なんというか! この被告人、アウトロー界ではおそらくかなりの有名人かと。

 午後、ばったりお会いしたある女性マニア氏から教わり、なんと、「上西小百合氏に賠償請求 元府議「テレビで虚偽」」と報じられた「損害賠償等請求事件」の、上西小百合被告の本人尋問を傍聴した!
 ハキハキとよくしゃべる人だった。阿部賞久原告の本人尋問のとき、上西さんは被告席にいたわけだが、そのお顔が…! 際だったキャラの持ち主といえる。

1807131 メディア報道に慣れている方は「上西さん、何か犯罪をやったのか」という印象を受けるかも。違います。民事裁判では訴えた側を「原告」、その相手方を「被告」というのです。刑事裁判では、訴える(起訴する)のは検察、起訴された者を「被告人」というのです。そしてメディア報道は徹底的に「被告人」を「被告」と称して動じないのです。ある元裁判官氏も憤慨してました。

 画像は昭和。茄子のチーズ焼きと、鶏の腿焼きっていうのかな。いずれも1皿チケット1枚。チケットは10枚綴りで1200円。
 
 最後に、いわゆる交通トラブルの「傷害致死」の、控訴審判決を傍聴した。
 原審(裁判員裁判)はなんと正当防衛、過剰防衛を認めたんだね! なのにその重い量刑は何なのっ。
 こりゃ大事件じゃないかとあとでネット検索してみた。が、「殺人容疑」で逮捕されたという発表報道しか見つけられなかった。原審の認定が報道されればネットでがんがん無断転載され死亡被害者を貶める匿名コメントが踊ったろうに、見当たらない…。

 んで控訴審は、正当防衛も過剰防衛も成立する余地はないとした! なら原判決破棄か? いやそれがそうじゃないのである!
 近頃話題の交通トラブルが発端の事件であるうえ、原審も控訴審も非常に興味深い。ところが、控訴審判決も現時点では報道が見つからない。

 私のメルマガしか報じない裁判が全国に日々どんだけ埋もれているのか。責任の重さに身が引き締まる思いですとかそんなの超えて、気が遠くなる…。遠くなる私がアホで、私独りが世間から遠ざかるのか。べつにいいけど(笑)。
 メルマガ「裁判傍聴バカ一代」、7月は以下の5号を発行した。

第2125号 何度服役しても出ればアコム無人君へ行き
 同種前科9犯。前刑出所後すぐまた無人君へ行き…。この人の人生は一体何なのだろう。  プラス、酔って路上に横臥していた40歳男性を轢いて逃げた事件。逃げの部分は未必的故意にとどまるとされたが…。  プラス、農業体験ツアーの10代女子に対し地元の73歳男性が強制わいせつ行為、とされる事件。間もなく夏休み。同種事件がワイドショーを賑わすことになるのか。

第2124号 みんなで談合、こんな裁判は受けられない!
 うわ、ヤバイ被告人なんだなっ! ばりばりそう分かる態勢で「窃盗」の新件が始まった。手錠・腰縄で現れたのは、金髪交じりの55歳男性。起訴状では職業は土木作業員だそうだが本人は断固「OLです」と答えた。守下実裁判官との互いに大声の掛け合い、見応えがあった!

第2123号 傷害致死の控訴審、逆転無罪がヤバイっ?
 父親を死亡させたとされる事件。一審の裁判員裁判は懲役3年。証拠調べはしないのが基本の控訴審なのに、なんと一審で尋問した専門医をまた尋問! 検察官はしつこく食いついて裁判長から止められ、新たな反証を検討したいと言い出した! こんな展開、滅多にない。もしや…!
 
第2122号 催涙スプレー使用の強制わいせつ未遂は…
 わいせつ目的で女性に催涙スプレーをかけた、「強制わいせつ致傷」で逮捕、などと実名報道された事件、の判決を傍聴した。びっくり、事実認定に、わいせつ目的もわいせつ行為も一切なかった。しかしわいせつ事件としての実名報道(の転載)は永遠に残るのだ。

第2121号 麻酔科医長、酒気帯び2件とも逆転無罪!
 ネットにある情報によれば、なんとも悪質な麻酔科医長。だがっ、酒気帯び運転は2件とも無罪! 今後、損害賠償等の民事訴訟になっていくのだろうか。てゆっか酒気帯び2件が2件ともなぜ無罪? なるほどねぇ、という理由なのだった。

 いま購読朗読すると、以上5号がどどっと送信される。そして7月末まであと8号が順次送信される。そこまで無料。購読解除しなければ翌月から108円というのは、1号の金額じゃない。月額だ。んな馬鹿な(笑)。
 次号はどうしよう。レポートしたい事件が多すぎてほんと困るっす。

 ←7月14日18時30分現在、週間INが160で3位~。happy02

2018年7月12日 (木)

川崎支部の自転車死亡事故、傍聴券は12枚…

2 漠然といえば自転車の事故。
 少し詳しくいえば、自転車を運転中に事故を起こして起訴された事件。それが刑事裁判の法廷へ出てくることがたまにある。
 事件名は主に「重過失致死」または「重過失傷害」だ。 
 犬の咬みつきや、駅のホームを走って人にぶつかり線路へ転落させた等々もその事件名で出てきたっけ。

 超絶マニアックデータその1を調べてみた。
 現時点で私は、自転車事故の「重過失致死」を6件、自転車事故の「重過失傷害」を25件、傍聴していた。
 合計31件。被告人の年齢は21歳から68歳までさまざま。女性は6人だ。電動アシスト自転車あり、スポーツタイプの自転車あり。
 単に不注意の過失だけじゃなく、信号無視とか悪質な違反もあると「重過失」になるのだ。

 これだけの数を傍聴したのは日本で私だけじゃないかと思う。だぁって私の場合、別の法廷で「強制わいせつ」や「殺人」や女性被告人の「ストーカー行為等の規制等に関する法律違反」があっても、真っ直ぐ「重過失致死」「重過失傷害」の法廷へ行くから(笑)。

1 それでだ、7月11日の夜、お世話になってる若いマニア氏から情報をいただいた。横浜地裁川崎支部で12日、あの、スマホとドリンクを持ちつつ電動アシスト自転車を運転、死亡事故を起こしたとされる女子大生の「重過失致死」の第1回公判があると。
 私は7月2日に川崎支部へ問い合わせるべく手帳に書き、ころっと忘れてた。ありがとう。よし、32件目を傍聴しようっ。

 だが、傍聴券抽選だという。
 うわぁ、前橋地裁・太田支部みたいなクソバカ野郎なことになりそう。記者クラブマスコミはどうせ横並びの短報しかしないくせに──それぞれ役割ってもんがあるのでそれはそれでべつにいいけど──なんで傍聴席を埋めたがる、ちっきしょぉ。
 地団駄踏んで断念した。

 12日の朝、念のため川崎支部へ電話してみた。
 傍聴券抽選の当たり券は、案の定、たった12枚ぽっち…。

※ 画像は那覇地裁。別のマニア氏の撮影による。

 ←7月12日14時50分現在、週間INが180で1位~。happy02

2018年7月11日 (水)

裁判傍聴マニアって…

180629_2 東京地裁の傍聴席には、開廷時刻、法廷番号、事件名等を10件か20件かメモした紙切れ等を手にした傍聴人がよくいる。そうして他人の裁判を次々見て回る…。
 とりあえずはそのへんが、裁判傍聴マニア、傍聴マニアの、端から見てすぐ分かる定義といえようか。
 ちなみに私が傍聴マニアになったのは2003年の3月頃だ。裁判傍聴の深奥部へ迷い込み、帰り道は霧の中に消えた。ふふ。 ←格好いいつもりかよっ(笑)。

 ある日の午前10時30分頃、東京地裁の7階の大廊下にこんな大声が響き渡った。

男の声 「強制わいせつ致傷もう終わったよ!」

 5階の法廷で10時~12時の期日だった「建造物侵入、強制わいせつ致傷」はもうとっくに閉廷になった、今から行っても無駄だという、エロ裁判好きには極めて重要な情報を、ある傍聴マニアが、仲間なのかどうか他のマニアらに伝えたのだった。
 その男は、別の日には小廊下でこんな大声を発した。

男の声 「今日あんまいーのないよ!」

 裁判所の庁舎内にいるのは傍聴マニアだけじゃない。
 被告人または被害者の、親、配偶者、交際相手、子ども、友人等々もいるのだ。その人たちにとっては人生の一大事なのだ。

 その人たちは、たいていは生まれて初めて裁判所へ来て、驚くようだ。他人の裁判を次々傍聴して回っているらしい者を見て眉をしかめ、

お身内 「あの人たち、何なんすか」
弁護人 「傍聴を趣味にしてる人がいるんだね。ま、裁判は公開だから」

 そんなやり取りを私は何度聞いてきたことか…。

※ 画像は、究極の居酒屋「昭和」のある日の酒肴。左は普通に大満足な肉入りオムレツ、右はオードブル風。しらたきが意外にもめっちゃ旨かった。お料理、上手だわ。いずれも1皿チケット1枚。チケットは10枚綴りで1200円(税込み)。したがって1皿120円相当、信じてもらえないだろうと思う(笑)。

 ←7月11日19時30分現在、週間INが170でまた1位~。happy02

2018年7月 9日 (月)

オレオレ詐欺が猛威をふるえる理由

 どれくらいの方がご存知なのか、メディア報道は、まず1段落目で最低限を報じ、2段落目、3段落目と次々に、若干詳しいことを加えていくという特殊な形になっている。
 下から順に1段落ずつ抜いていっても、まぁそれなりに伝わる形になっている。なので、各段落に若干のダブりがしばしばある。
 そんな形にこだわらず、しっかり取材し、決められた文字数の中でがっちり伝えればいいのに、と私なんかは思うけれども、そうはいかない事情というか慣習があるのだろう。元メディア記者氏の本にそのへんが書かれていたりする。

 で、以下は今年5月11日付けのKHB(北日本放送)の、キャッシュだ。
 私のほうで、丸カッコ数字を振る。

孫装う電話「声が違う」 偶然居た母親にバレ逮捕
(1) 孫を装って嘘の電話を掛けて現金をだまし取ろうとしたとして、24歳の男が逮捕されました。電話に出た実際の孫の母親が嘘の電話に気付いて逮捕に至りました。
(2) ■■■太容疑者は9日、東京・荒川区に住む80代の男性の自宅に「会社の書類を違う所に送ってしまった」などと孫などを装って嘘の電話を掛け、現金300万円をだまし取ろうとした疑いが持たれています。
(3) 警視庁によりますと、孫を名乗る電話には偶然、居合わせた実際の孫の母親が出て声が違うことに気付き、通報したということです。
(4) ■■容疑者は「パチンコをしていた時、受け取る仕事をしないかと見知らぬ男に持ち掛けられた」などと容疑を認めているということです。

 1段落目と2段落からは、「容疑者」自身が孫に成りすまして電話をかけたようにしか読めない。
 本件以外のオレオレ事件でも、そう読める書きぶりは非常に多い。
 ところが4段落目を見れば、「容疑者」はテキトーにリクルートされた使い捨ての末端の受け子だ。
 ていうか、自分で電話して自分で金を受け取りに行くケースってあるのかな。少なくとも私は聞いたこともない。

1807071 しかぁし、「容疑者」は共犯者の1人、従属的立場だが不可欠な役割を担ったとされ、300万円の詐欺未遂の被疑者そのものとされるのである。警察はその前提で発表するのだろう。
 そしてメディアは前例踏襲、警察発表をそれなりになぞる形で報じる…。

 オレオレ詐欺において受け子はいちばん捕まるリスクが高い。次々捕まる。ゆえに詐欺グループは次々と受け子をリクルートする。
 普段のメディア報道に少しは触れている者は、リクルートされてこう思うんじゃないか。

「俺は電話なんてかけない。頼まれて“荷物”を受け取りに行くだけだ。しょっちゅうニュースになってるやつとはぜんぜん違う。なんか詐欺っぽいけど、電話がけとか俺は全く関わってないし、そもそも孫がどうとか全然知らない。大丈夫だろ」

 もしもメディアが、

「使い捨ての末端の受け子がまた逮捕されました。荷物を受け取りに来ただけと否認しているようですが、裁判では全く通りません。従属的だが不可欠な役割を担ったとされ、詐欺の既遂額合計数百万円の本件は間違いなく実刑、刑務所行きでしょう」

 などと毎度しつこく報じれば、受け子のリクルートはかなり困難になり、オレオレ詐欺の被害額は年間数十億円かもっとか減るんじゃないか。

 とは警察官も検察官も裁判官も絶対言わない。メディア報道も変わらないだろう。もし何か起こるとすれば、んなことをしょっちゅう言ってる私が詐欺グループから攻撃を受けるだけかと。
 だが、裁判傍聴師の立場上、言い続けていくしかない。

 ときにそんな社会的役割も担ったメルマガ「裁判傍聴バカ一代」、7月は以下の3号を発行した。

第2123号 傷害致死の控訴審、逆転無罪がヤバイっ?
 父親を死亡させたとされる事件。一審の裁判員裁判は懲役3年。証拠調べはしないのが基本の控訴審なのに、なんと一審で尋問した専門医をまた尋問! 検察官はしつこく食いついて裁判長から止められ、新たな反証を検討したいと言い出した! こんな展開、滅多にない。もしや…!
 
第2122号 催涙スプレー使用の強制わいせつ未遂は…
 わいせつ目的で女性に催涙スプレーをかけた、「強制わいせつ致傷」で逮捕、などと実名報道された事件、の判決を傍聴した。びっくり、事実認定に、わいせつ目的もわいせつ行為も一切なかった。しかしわいせつ事件としての実名報道(の転載)は永遠に残るのだ。

第2121号 麻酔科医長、酒気帯び2件とも逆転無罪!
 ネットにある情報によれば、なんとも悪質な麻酔科医長。だがっ、酒気帯び運転は2件とも無罪! 今後、損害賠償等の民事訴訟になっていくのだろうか。てゆっか酒気帯び2件が2件ともなぜ無罪? なるほどねぇ、という理由なのだった。

 いま購読登録すると、以上3号がどどっと送信される。そして月末まであと10号が順次送信される。初月無料だからと試し読みすると、「この内容で週3回発行かよっ、信じられない!」と購読解除できなくなり、翌月から月額108円を支払うことになってしまう方が多いようなのでご注意を。

※ 画像は、昨日の朝、自転車で農家の直売所をまわり、買い込んできたもの、の一部。袋入りのトマトはいずれも200円。きうりとインゲンは1袋100円。小さなトマトは200円分、少し食べちゃった。茄子は3本100円。合計1000円。消費税なし。バカ安だからと買い込み、冷蔵庫で傷ませちゃつまらないからと頑張って食べる。これが健康の秘訣だ。

 ←7月9日1時20分現在、週間INが150で2位~。happy02

«その者、青き法服をまといて金色の法廷に降り立つべし