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2017年6月28日 (水)

オービス60キロ超過、求刑は罰金30万円っ!

 27日(火)10時から、ずっと追っかけてきた「危険運転致死傷」の判決。
 9時30分頃に行くと、すでに22人が行列をつくってた。俺は23番目。法廷は52席なのに一般傍聴席は25席。危ねっ。この日は団体が来ており、しかし同時刻にエロ裁判がなかった、そのことが関係したのかどうか。
 懲役5年、未決80日算入。東京新聞が「池袋暴走死傷に懲役5年判決 「発作恐れ 医師として認識」」と報じてる。
 この事件で、俺は2つのことを思った。「認識」だの「故意」だの、人の内心のことと一般には思われるだろうが、そうじゃないのだってことと、犯罪傾向のない人が突然刑務所へ送られることの意味…。

1706271 11時から「道路交通法違反、過失運転致傷」の控訴審判決。
 2011年に飲酒運転で懲役5月、執行猶予3年の判決を受けており、本件は、飲酒運転で電柱に突っ込んで同乗者に全治約1週間のケガを負わせたというもの。原判決は懲役6月、控訴棄却

 11時から始まってる東京簡裁の「過失運転致傷」の審理を、途中から覗いてみた。
 最終陳述の段階で、ややこしいことになってるのだった。よし、判決も傍聴しようっ。

 13時15分、「傷害」の判決。
 被告人氏名は珍しく、過去の興味深い逮捕報道がヒットする。現れた被告人は、左右の手指が合計“5つ”だったか、なかった。
 開廷4分前、満席っ! この法廷は13時30分から「強制わいせつ」の新件があるのだ。

1706272 13時30分から「強制わいせつ」の新件。
 夜遅くに路上で好みの女性を物色し、背後から抱きついて…というじつにポピュラーな事件だった。被害女性(18歳)は両耳に「イヤホン」を突っ込んで歩いてたんだという。

 14時30分、「窃盗」の控訴審判決。
 知的障害のずんぐり年配女性による、生活費を節約するための、万引きで執行猶予中の万引き。原判決は懲役1年、控訴棄却、当審未決30日算入

 14時30分から始まってる簡裁の「窃盗」の新件へ、途中から入ってみた。映画制作のほうで有能らしく、しかし双極性障害の中年男性による、何かで執行猶予の、ヤフオクで転売目的の万引きだった。乙号証の要旨告知が終わり、被告人質問が始まった。

被告人 「亡くなった両親が毎晩出てくるように…両親は夢の中ではとても優しくて…どんどん罪悪感が…」

 俺はこれをちらっと傍聴し、15時からの「覚せい剤取締法違反、準強制わいせつ、強制わいせつ」(原判決は懲役4年、未決180日算入)へ行くつもりだったんだが、抜けられなくなってしまった。
 傍聴人は、被告人の身内と思しき中年女性1人。俺が見届けなければ、ねぇ。

 16時から「道路交通法違反」の審理。
 これですょこれ、これを傍聴するためにこんな時刻まで裁判所に残ってたんですょ。
 なんと! やっぱり! 首都高速での60キロ超過だった、うぉおっ! なぜ大興奮なのか、解説は省略。
 そんなことより、驚愕なことが起こった。

検察官 「…そこで求刑です。被告人を罰金30万円に処するを相当と思料します」

 はぁ? 速度違反の罰金は10万円が上限。超過60キロ台は罰金9万円が鉄板相場。なんで30万円?
 俺は眉を忙しく上下させたが(笑)、裁判官も検察官も弁護人も被告人も何も言わず、最終弁論、最終陳述へと裁判は進んでいく…。
 この謎はメルマガ次々号で解こう。地検、区検の検察官諸氏よ、また裁判官、書記官よ、上を目指すなら俺のメルマガは必読ですぞ、うんうん。 ※どなたが購読してるか俺には分からない仕組みなのでご心配なく。

 そうして17時15分頃から、北区滝野川の究極の居酒屋「昭和」で飲酒。この日は女性がやけに多く…。
 画像はその「昭和」の酒肴。上は、ニラのユッケと、鶏もも肉の、えと何だっけ。何だか忘れたけど旨かった。ネギが利いてる。下は、オードブル的な盛り合わせ。これら全部が1皿チケット1枚、ホッピーは中も外も1枚。チケットは10枚綴りで1100円。信じられないよね~。

 ←6月28日1200分現在、週間INが160で1位~。happy01 

2017年6月26日 (月)

被告人が人間ミサイルとなって検察官席へ飛んだ話

 メルマガ「裁判傍聴バカ一代」のサンプル号を久々に更新したょ。
 今回は、被告人が人間ミサイルとなって検察官席へ飛んだ話。過去に2号にわたってレポートした事件を適宜まとめた。
 ページ冒頭のご挨拶の文も書き直した。

 日々どんなのを発行してるか、バックナンバーのページを是非ご覧いただきたい。
 交通ジャーナリストなのに、交通裁判はごく一部。俺は裁判傍聴マニア、裁判傍聴ジャーナリストでもあるのだ。
 我ながらよっくもそんなに次々と濃いのをレポートし続けたもんだと気が遠くなるですょ。

1706252016 ところで、6月は警視庁の、交通違反の長期未出頭事件の捜査の強化月間だ。2016年は516人を逮捕したと同年7月1日に報じられた。今年もそろそろ発表されるんじゃないか。

 右の画像は、2016年の警視庁の「非反則事件の処理状況」。
 「非反則事件」とは、いわゆる赤切符の事件と、始まりは青切符だったが反則金を納付せず、刑事手続きの扱いに移行した事件だ。
 「送致」とは、検察庁に送ること。要するに罰金でちゃちゃっと処理するってことだ。

 6月がいちばん多い。強化月間だもの。
 でも、報道によれば逮捕は516人。なのにこの表では、6月は前後の月と比べて1000件以上多い。
Img_1357 1人につき複数事件を処理したとか、「次は逮捕するぞ」旨の通知を受けて自ら出頭したとか、あるんだろう。
 11月もかなり多い。でも12月が極端に少ない。12月は警察も違反者も忙しいんで、11月中に年内の数字を確保するよう頑張ったのかな。
 こういうデータをしみじみ見ながら一杯やるのが俺は楽しみで。

 下の画像は、ある夜の酒肴。
 厚揚げは見切り品で半額のやつ。フライパンで両面を焼いた。農家の直売所にネギも根生姜もなくなったので、チューブの練り辛子と醤油で。野菜は農家の直売所のぶっとい胡瓜半分と、ごわごわピーマン1個と、スティック状のブロッコリみたいのと、完熟トマト。サバは、だいぶ賞味期限切れの冷凍のを女房殿からお下げ渡しいただいた。
 見切り品の揚げ物とか買い込まず、毎晩こういうので一杯やってれば健康的なんだが、なかなか、ねぇ。sweat01

 ←6月26日10時40分現在、週間INが220で1位~。happy01 

2017年6月24日 (土)

“上がりポスト”の裁判官たちの心意気!

 「大阪高裁で「逆転無罪」を連発する裁判官をご存じですか?」と6月22日付け週刊現代。
 福崎伸一郎裁判官(部総括判事)のことである。名曲「熱海の夜」の箱崎晋一郎さんと2文字違い、なので俺の記憶にある。あの曲はイントロのサックスが最高だょね。

Img_5712 福崎さんは以前、東京地裁にいた。個性的な裁判官でも名物裁判官でもなかった。マジメに淡々とやる地味な裁判官だった、というのが俺の記憶だ。

 その福崎さんが大阪高裁へ行って、なんでそんな凄いことを、てか憤りが噴出してるかに見える判決を連発してるのかっ!
 ひとつには、65歳の定年が近いこと、今は“上がりのポスト”にいることが大きく関係してるんだろう。でなきゃそんなことは絶対できないっしょ。

 “上がりのポスト”にいる裁判官が凄いことをやってのけるのを、俺はいくつか傍聴している。なかでも、まずはびっくり驚き、笑えて泣けるケースを、第1926号でレポートした。
 第1927号は、こういう公開の場所で明かせないが、すっごい事件だ。判決は7月。裁判官が何を言うか、たとえ痛風発作真っ只中でも、絶対傍聴するっ! 新聞テレビは報道できないだろうと思う。

 そんな感じで筆者が勝手に大興奮(笑)のメルマガ「裁判傍聴バカ一代」、6月は以下の14号を発行した。

第1927号 女子学生は教授に呼ばれホテルへ出張先へ
 だいぶ年上の教授(既婚)にあこがれ、いわば性奴隷とされた女子学生が、その後いろいろあり、教授の名誉を毀損したとされる事件。ところが、女性の言い分の多くは事実で、しかも教授は複数の公職に就いていたもんだから…! この判決、絶対見逃せないっ!

第1926号 “上がりポスト”の裁判官たちの心意気!
 ありがちな交通事故、一審の裁判官は被告人の窮状を酌み、罰金刑にまさかの執行猶予を付した。これは無罪の12倍も珍しい! 検察は当然控訴。二審の裁判長は、検察の威信を守りつつも一審裁判官の心意気に応える、仰天の判決を! 俺は感動したよぅ。

 以下の6号は6月21日にお知らせした

第1925号 一事不再理と公訴時効、超貴重な免訴2件!
第1924号 刑事司法をないがしろにする弊害、それは
第1923号 タクシーが開けたドアへ無灯火の自転車が 

第1922号 15歳少女を4人で集団強姦、肛門内に射精
第1921号 運転した者は分からないと突っぱねた?
第1920号 知的で美人な元妻はあふれるように泣いた!

 以下の2号は6月12日にお知らせした

第1919号 3度も執行猶予、滅多にあることではないです
1918号 一部執行猶予を先取りし刑期から引くって!

 以下の2号は6月8日にお知らせした

第1917号 きゃりぱみゅファンの可愛い子に淫行させ
第1916号 「昭和」の帰りにリアル痴漢逃走犯を目撃!

 以下の2号は6月3日にお知らせした

第1915号 家族ぐるみで交際、相手の妻と性的関係を
第1914号 常識的にはね、法律的には分かりませんけど

 いま購読登録すると、以上14号がどどっと送信される。そして月末まであと4号が順次送信される。そこまで無料。翌月から月額108円。
 こんなすごいメルマガが無料だとか108円だとか、バカみたいな話だと、正直思う。自画自賛とそしられても。

※画像は、都内某所を郡走する怪しげな車列。某氏の撮影による。これってマリオカートですか? こういうのが法律で禁止されるとき、他のいろんなことにもバサッと網がかけられるんだろう。そうして、マリオカートの危険性とは関係のない運転走行が取り締まられるのだ、きっと。

 ←6月25日23時50分現在、週間INが220で1位~。happy01 

2017年6月21日 (水)

知的で美人な元妻はあふれるように泣いた!

 警視庁は6月が、長期未出頭者の逮捕の強化月間だ。たくさん逮捕して大きく報道させ、多くの未出頭者をびびらせる、自発的に出頭させるのである。
 放置違反金では逮捕できないので、差押えとか競売とかやって大きく報道させる、大量の取締りをやる以上、それは当然のことだ。いずれ、交通違反のペナルティは銀行口座等から自動引落しになるんじゃないかな。

 長期未出頭者の逮捕は、6月の初めに百数十人とか逮捕したところで報道させるやり方と、6月中に何百人を逮捕したぞと報道させるやり方とがある。
 今年はまだその報道がない? 今年は実施しないってはずがない。見落としてるのか? 検索してみた。5月30日にResponseが「警視庁、交通違反長期未出頭者の追跡捜査を強化 昨年同月は516人の逮捕者」と報じてた。なんかほっとする俺は変ですか(笑)。

 さて、メルマガ「裁判傍聴バカ一代」、6月は以下の12号を発行した。

第1925号 一事不再理と公訴時効、超貴重な免訴2件!
 極めて珍しい「免訴」。1件は81歳のシルバーストーカーというべき事件。本件犯行日が、前刑の犯行日と同じで…。もう1件は、俺と同年齢の常習ホテル荒らし。公訴時効の成立は明らかで、検察官が免訴を求め…。判決を見逃して地団駄踏んだ、刑の「免除」についても。

第1924号 刑事司法をないがしろにする弊害、それは
 高学歴でたぶん有名企業の若い女性は、摂食障害でクレプトマニア。罰金前科しかないので今回は執行猶予付き懲役刑で決まりだ。ところが弁護人はあの有名弁護士のチーム! 万引き病者には刑罰より治療が必要と熱く弁護。そのような考え方は刑事司法をないがしろにするものだと検察官は強弁。ほ~、言ってのけたねぇ!
 
第1923号 タクシーが開けたドアへ無灯火の自転車が
 ドア開けは運転に当たらないとか、フェンダーミラーで確認したが自転車は見えなかったとか、通るはずのない主張で弁護人は争った。だが、道路左側の歩道に見える部分はマンションの敷地なんだという。つまり「公開空地(こうかいくうち)」。歩道か公開空地かで、自転車が通行してきたのは,路肩か路側帯か異なる。そこで争ったら判決はどうなったんだろ…。
 
第1922号 15歳少女を4人で集団強姦、肛門内に射精
 15歳の少女はいったいどんな世界を生き抜いてきたのだ、嗚呼! と思わせる「大麻、麻薬、逮捕監禁、集団強姦」。  プラス、きゃりーぱみゅぱみゅファンの少女に淫行させた事件の判決、実刑だった。  プラス、フィリピンパブでの無銭豪遊。  プラス、父親の殺害をその息子から依頼された男の…。

第1921号 運転した者は分からないと突っぱねた?
 東京地裁に「道交法違反」の審理の期日が! またオービスの測定値の否認かっ。傍聴してみた。審理は6分間で終わってしまったが、おそらく…。  プラス、法廷前の廊下で「窃盗」の被告人の老いた父親(地方在住)と話した件。  プラス、東京高裁へ出てきた原審無期懲役の2つの事件の、被告人が同姓同名だった件。

第1920号 知的で美人な元妻はあふれるように泣いた!
 侵入強姦で服役し、出所してひき逃げ、実刑判決を受け、その控訴中に侵入盗。盗んだクレジットカードを同棲相手に何度も使わせたという、どうしようもない事件。情状証人は元妻。悩んだ末、3人の子どもたちにとって父親は父親だからと…。瞬きも身動きもほとんどしなかった被告人が、さすがに鼻を赤くして泣いた。

 以下の2号は6月12日にお知らせした

第1919号 3度も執行猶予、滅多にあることではないです
1918号 一部執行猶予を先取りし刑期から引くって!

 以下の2号は6月8日にお知らせした

第1917号 きゃりぱみゅファンの可愛い子に淫行させ
第1916号 「昭和」の帰りにリアル痴漢逃走犯を目撃!

 以下の2号は6月3日にお知らせした

第1915号 家族ぐるみで交際、相手の妻と性的関係を
第1914号 常識的にはね、法律的には分かりませんけど

 いま購読登録すると、以上12号がどどっと送信される。そして月末まであと6号が順次送信される。そこまで無料。サンプル号は今日中に更新しようかと。できるかな?

 第1924号の編集後記で紹介した『経済学が世界を殺す』、なるほどね~! と納得、震撼する本だ。寺山修司さんは「書を捨てよ、町へ出よう」とおっしゃったが、スマホを捨てよ、本を読もう。
 地下鉄車内を見渡し、「スマホをいじらずんば女子にあらず」ですか、とか思ってたけど、最近、読書女子が増えてない? 俺は読書男子、だってスマホを持ってないもん。えぇい、頭が高い、下がりおろうっ! このガラケーが目に入らぬか! なんちゃって。shock

 ←6月21日11時50分現在、週間INが230で1位~。happy01 

2017年6月18日 (日)

X線手荷物検査機とゲート式、ハンド式金属探知機と

 さすが地元紙、河北新報が立て続けに詳報している。
  6月17日 <仙台地裁切り付け>被告は保釈中 刃物5本所持
  6月17日 <仙台地裁切り付け>衝撃「まさか法廷で」
  6月18日 <仙台地裁切り付け>実刑判決に不満か

 裁判所乃至法廷の警備について、現実をよく知らないまま「警備を厳しくしろ!」とか騒ぐと、ろくなことにならない。
 俺の場合、裁判傍聴マニアになって15年目、近頃は裁判傍聴ジャーナリストを自称してる。裁判所内で警備の職員を見かけるや「おっ!」となり、その布陣──布陣は大事なのですよ──から警備対象の法廷を推認し、「なんだなんだ?」と傍聴する。職員諸氏は「また今井が来やがった」とか内心笑ってるでしょ。

<仙台地裁切り付け>衝撃「まさか法廷で」   
 「まさか法廷で」。仙台地裁で起きた被告の男による殺人未遂事件に、裁判員制度導入後、「開かれた司法」を掲げてきた裁判所関係者は大きな衝撃を受けた。事件は警備体制の「抜け穴」を浮き彫りにする一方、警備強化は憲法が保障する「傍聴の自由」を制約しかねず、地裁関係者は頭を悩ませている。
 捜査関係者によると、殺人未遂の疑いで逮捕された淀川聖司容疑者(30)が法廷に持ち込んだ刃物は、果物ナイフ3本とカッターナイフ2本。判決宣告中に突然立ち上がり、「でたらめ裁判だ」と叫んで上着から果物ナイフとカッターナイフを取り出した。
 傍聴していた宮城県警の警察官3人が取り押さえようとした際、2人が顔や背中などを切られた。県警幹部は「命を賭してよく取り押さえてくれた。裁判所を見学中の児童にけががなくてよかった」と話した。
 地裁によると、金属探知機などを使った所持品検査は暴力団関係者が絡む事件の公判が大半。裁判官の判断で検査の有無を決めるが、月1、2件程度しか実施していないという。
 近年、全国の法廷内で起きた事件は表の通り。高裁がある全国8カ所の裁判所では東京、札幌、福岡が常時、所持品検査を実施。仙台を含む5カ所は自由に出入りできる。
 「傍聴の自由」は憲法で保障された権利。地裁総務課は「所持品検査を含め、警備体制の見直しを慎重に検討する。警備レベルを上げると市民が入りにくくなる懸念もあり、安全確保とのバランスを取りたい」と語った。

 「金属探知機など」とある。「など」は、ボディタッチや目視や手荷物預かりをいうのかな。

 俺は2011年に東京高裁から、「平成23年2月3日付け経理局長依命通達 金属探知機の購入契約に関する給付確認のための検査及び受入手続について」(片面で8枚)の開示を受けた。メルマガの第414号、第415号で詳述した。そこから一部を以下に。

 その文書に出てくる金属探知機は、ゲート式金属探知機とハンド式金属探知機。
 ゲート式金属探知機はこうだ。

  ASTROPHYSICS WT2000 数量3台 単価45万円(税抜き)
  SCANNA ゲートスキャンポータブル DESC-0232 数量8台 単価42万8000円(税抜き)

 いずれも外国製で、納入場所一覧によれば、WT2000は東京高裁に1台、東京地裁に2台。DESC-0232は、新潟、大津、福井、松江、大分、秋田、高松、高知の各地裁に各1台。
 ハンド式金属探知機はこうだ。

  CEIA PD140 数量15本 単価1万9500円(税抜き)

 納入場所は、川崎支部が2本、宇都宮が3本、岐阜と福井が各2本、長崎が1本、仙台が2本、函館と徳島が各1本。
 開示を受けてすぐ、ネットで調べてみた。PD140は東京地裁、高裁で見かけるのとは、ずいぶん形が違う。

 もう1件、「東京高等・地方・簡易裁判所合同庁舎の1階入口に設置されているX線手荷物検査機の契約書(仕様書を含む)」の開示も受けた。

  契約金額 467万2500円(消費税込み)
  引渡期限 2001年3月22日(月)
  引渡場所 東京高等裁判所
 

  品名(品目) X線手荷物検査機
  規格(仕様) 日立エンジニアリング・アンド・サービス社製 BIS-X-C755A
  数量      2台
 

  モニタ
   17インチ液晶モニタ2台 歪み補正機能付き 画像保存機能13,000枚
  X線条件等
   定格出力140kV 縦一方向照射 防護カーテン及び非常停止ボタン付き
   照射線量及び検査対象物が受ける線量 2μSv/h
   外部漏洩線量(装置外面部 1μSv/h 防護カーテン部 2μSv/h)

 東京(東京高地簡裁合同庁舎)の場合、一般入庁者は東側と西側の玄関から、または東京家裁との間の地下通路からしか入れず、東西の玄関で、および東京家裁の東西の玄関で、次のようなことが必ず行われている。

1、手荷物を警備員(民間)に預けてトレイに載せ、X線手荷物検査機をくぐらせる。
2、本人はゲート式金属探知機をくぐる。
3、反応があれば、ハンド式金属探知機で調べられ、金属物を別途トレイに出して再びゲート式金属探知機をくぐる。
4、十徳ナイフ、ハサミ等は預け、預かり札を受け取る。

1706141 1番目のところで、トレイに手荷物を入れてゲート式金属探知機をくぐるまで、スムーズな人で4~5秒かな。7~8秒、10秒ほどかかる人はよくいる。10人か15人に1人は、自分の番になってからポケットを全部2度ずつ探ったりする。
 行列がなければいいが、行列があり、その中に10秒の人が6人いれば、その6人だけで60秒つまり1分を食う。
 東側の玄関(いわゆる正面玄関)に行列が50人ほどいれば、俺は直ちに反転し、西側の玄関へ急ぐ。西側へは急ぎ足で約3分。そっちに行列があることは滅多にない。東側で行列に並ぶより2分以上早く庁舎に入れる。

 そのほか、特定の事件について、法廷へ入る前に、手荷物を預けて預かり札を受け取り、かつ、ハンド式金属探知機で全身を調べられることがある。財布の中、タバコの箱の中も見られる。
 ある民事の裁判で、一般の傍聴人や記者はスルーなのに、原告だけが法廷の前で厳重チェックってことがあった。

170608 以上のチェックとはまた別に、警備の職員が多数、法廷前の廊下を、また法廷内を見張ることがある。
 もっといえば、裁判所は、なるべく一般人に傍聴させたくないとき、そんなに傍聴人が押し寄せる事件じゃないのに傍聴券抽選とし──当然定員割れで全員に傍聴券が配られるわけだが──傍聴券を持った者にしか傍聴させない、トイレ以外でいったん法廷を出たら二度と入れない、したがって傍聴席はガラガラ、というやり方をすることもある。これはよくある。

 記者クラブは希望してないのに、かつ記者クラブには知らせず、38席のうち5席に「記者席」の白いカバーをかけて一般傍聴人を座らせない(=空席とする)こともあった。
 それはいくら何でもズル汚いので、おとなしい俺が民事の裁判をやったことがある。裁判所側の見解は「傍聴する権利も傍聴させる義務もなく、騙して空席を設けることを違法とする法律も判例もない」だった。公式見解をはっきり知ることができ、よかった。

 X線手荷物検査機とゲート式金属探知機で一般入庁者全員をチェックしているのは、俺が見てきた限りでは、東京高地簡裁と東京家裁と札幌高地裁だ。
 たしか山口地裁だったように記憶するが、廊下のなんつーか窪んだところにゲート式金属探知機が置かれていた。必要に応じて使うんだろう。
 福岡地裁は昔々に行ったきり、最近は知らないが、2015年1月から「入庁時に金属探知機等を使用した所持品検査」を始めたという。「等」にはX線手荷物検査機が含まれるのか不明だ。

 そんな感じで裁判所の警備は行われているのである。長くなってしまった、とりあえずそこまでで。

 画像は北区滝野川の究極の居酒屋「昭和」の酒肴。上は茄子焼きと煮物。下は野菜天ぷらと牛肉焼き。俺的には煮物と野菜天ぷらが特に絶品だったね~。以上全部1皿チケット1枚。ホッピーセットは2枚、中は1枚。チケットは10枚綴り1100円。もう世間の居酒屋へは行けないっす。sweat01

 先日古書店でこれを買った。タイトルはしょぼいけど、おっもしろいわ!

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