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2024年10月31日 (木)

新宿歌舞伎町、20歳女性が時価8万円の財布に現金100万円

 ちょいと捜し物があり、伝説のメルマガを次々チェックしてる。
 捜し物とは関係ないが、第2584号「新宿歌舞伎町のホストクラブへ行く20歳女性を襲ってなんと100万円を!」(2021年10月26日号)にびっくりなのを発見した。完全に忘れてた。以下その一部を。

 

窃盗、建造物侵入、暴行」の第2回公判を傍聴した。

 被告人は非身柄(保釈中)。40代後半だ。くたびれた長袖ポロシャツを着て、サイドにライン入りの、これもくたびれたオーバーパンツ風のをはいている。

裁判官 「本日は、8月31日付け、3本目の起訴状を…」

 先の2本の起訴はこうだった。

・2020年6月、新宿区内のタピオカ専門店に無施錠の玄関ドアから侵入して現金6万5847円を窃取。
・2020年11月、新宿区歌舞伎町の某ビルのエレベーター内で○○さんから、現金8万円等が在中の財布1個、時価約4万円相当をひったくり窃取。

 そして3本目はこう。

・2021年5月、新宿区歌舞伎町の某ビルのエレベーター内で、20歳の女性に対し頭部に紙袋をかぶせる暴行を加え、女性が左手に持っていた現金100万円及びキャッシュカード等が在中の財布1個、時価約8万円相当をひったくり窃取。

 20歳の女性が財布に100万円って!
 どうやらそのビルにホストクラブがあり、ホスクラへ行く女性を被告人は狙ったらしい。うわお!

 財布の時価が4万円、8万円ってのも、すごいでしょ。ちなみに私は30代半ばまでか財布を持ったことがない。現金はジーンズのポケットにムキ出しで入れていた。複数枚の千円札を丸めて輪ゴムをかけたりしたなぁ。 ←遠い目をしてんじゃねーよっ。

 

 被告人の父親が証人出廷。被害額の約2倍を、さらには起訴外の被害分(2件かな)についても、父親が賠償したという。
 全額賠償すらない事件が多いのに、2倍って!

 求刑は懲役2年。直ちに判決、懲役2年、執行猶予4年、訴訟費用は不負担。てことは弁護人は国選なのだ。

 

 被害額の約2倍=約200万円は、すべてホストクラブへ吸い込まれてしまった、かもね。

2024年10月30日 (水)

4月初めに電車の遅延が目立つ理由

 伝説のメルマガの第2240号「最近流行の銀行カード詐欺と、チケット詐欺師の無免許運転」(2019年4月11日発行号)、その編集後記にこんなのを見つけた。
 季節外れだけど、来年4月までに何が起こるか分からない。見つけたときに転記しておく。若干の加除訂正をして。

 

 4月の初め、東京の電車、地下鉄は遅延が目立つ。
 理由を鉄道会社から聞いたことがある。
 審尋もとえ新人の学生、社員諸君が、特定の車両の特定のドアに、集中する、その影響が大きいんだそうだ。

 4月から晴れて会社、大学へ通うに当たり、どの車両のどのドアから降りれば階段、エスカレータを真っ先に上り下りできるか調べあげ、そのドアそばを死守しようとするらしい。

 

 加えて近年、若い諸君はスマホ世界に耽溺している。耽溺率が高い。
 周囲を見回せば「あっ、このドアから乗ってぎゅぎゅう詰めになるより、あっちのドアから乗るほうが楽に通勤できる」となるのに、スマホ以外を見ないから気づかない…。

 また、目的駅に降りたら直ちに降りて階段等へ急ぐため、ドアそばの手すりに張り付き、スマホに集中して動かない…。
 ドアそば以外でも、自分の前に、先に、だいぶ空間があるのに、スマホに熱中、頑として動かなかったり…。
 それらのことが、他の乗客の乗降等の妨げとなり…ということも遅延の一因になっているんじゃないか。

 

 人間の成長に必要なのは孤独と退屈、と言われる。
 スマホは孤独と退屈を、とりあえず表面上は素晴らしく奪う。

 石器時代、鉄器時代、農耕時代とか言われるけど、スマホ時代で人類は大きく変わる、と思います。

 

 スマホに耽溺しているとき、ただ刺激を受けるだけ、脳はほとんど働いていないという。
 脳が働かない時間というか年月が長い人は、認知症になりやすいはず。
 超高齢社会の果てに、超認知症社会が展開する? どうでしょね。


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 この本、読んだ。ショッキングな内容だ。
 スマホ企業、その関連企業をスポンサー、広告主に持つメディアは、なかなか取り上げづらいだろう。世の中そんなもんだ。

2024年10月29日 (火)

日々の犯罪と他人事バイアス

 またまた、ふと思った。

 トクリュウ強盗、特殊詐欺、性犯罪、飲酒運転、交通事故等々。
 めっちゃ大きく、しょっちゅう報道されるのに、なぜその加害者に、また被害者に、なってしまうか。

 トクリュウ強盗、特殊詐欺については、犯罪グループがプロフェッショナルってこともあるだろうけど、やっぱり、

他人事バイアス

 これの影響がひとつ見逃せないんじゃないか。

 いまちゃちゃっとネット検索してみたが、ない。私の造語らしい。
 「正常性バイアス」「第三者効果」てのが近いようだ。

 いくらニュースを見ても、注意喚起されても、他人事(たにんごと)、自分には関係ない。自分のいつもの日常に、そんな恐ろしいことが起こるとは想像もしない。

 いや、他人事バイアス、それ自体が悪いわけじゃない。
 なんでもかんでも自分事(じぶんごと)と受けとめていては参ってしまう。心を病んでしまう。
 他人事バイアスは、人間に必要な認知バイアスのひとつだ。しかし…。

 

 私は思うのだ。平日の昼間に時間がある人、時間をとれる人は、いっぺん裁判所へ行って「詐欺未遂、詐欺」「詐欺、窃盗」「窃盗」「住居侵入、強盗」「強盗致傷」「大麻取締法違反」「不同意性交等」「不同意わいせつ」「性的姿態等撮影」「道路交通法違反」「道路交通法違反、過失運転致傷」「危険運転致死傷」等々、刑事裁判を傍聴してみたらいいんじゃないかな、と。

 法廷へはナマの犯罪者が出てくる。ナマの手錠と腰縄につながれた、ナマの犯罪者だ。身柄じゃないこともけっこうあるけどね。

 日々の犯罪報道は、記者クラブメディアに対する警察発表(記者レク)の要約のみ、それが基本だ。
 裁判を傍聴して「報道と違うじゃーん」「そんな背景があったの」となることはよくある。

 しかも、報道されるのはごくごく一部だ。ほとんどの犯罪は報道されない。
 ニュースしか見ていない人、つまりほぼすべての人は、なーんにも知らない、といえる。

 ナマの法廷でナマの犯罪者を見れば、他人事バイアスはそうとう程度、薄れるでしょ。
 んなことを、ふと思ったわけ。じゃねっ。

2024年10月28日 (月)

「一枚岩」について

 今回、自民の議席は247から191へ、56議席も減ったそうな。
 そこまでの敗北は、私は想像しなかった。ふ、不覚。

 

 選挙戦が始まってから、裏金を理由に非公認の候補者にも2000万円! やっぱあれが効いたんだろう。
 でもあれ、「しんぶん赤旗」のスクープだっていうじゃないか。
 記者クラブメディアも後追いしたのは偉かったけど、そもそものスクープ元の日共(日本共産党)が、議席を増やすどころか、10から8へ2議席も減らすとは、どないなっとんねーん、である。

 

 今回、私が見るところ陰謀論や大日本帝国郷愁派の政党が、それぞれ複数議席をとった。
 杉田水脈氏が消えたんで、行き場を失った××が、そっちへ流れたという面も若干あったりして。××は何か、適当な表現がすぐ思い浮かばない、ごめんねー。
 あと、ああいう“受け皿”がこれまでなかっただけ、という面もあるかも。

 

 「小泉進次郎氏「責任取るのは当然」選対委員長職を辞任も石破首相「職責果たす」と続投に意欲…衆院選惨敗から一夜 野党「一枚岩」は困難か?」と10月28日付けFNNプライムオンライン。

 その、「一枚岩」という部分。
 自民は、どうかすりゃ野党全部を合わせたより多くの国会議員を抱えて、なぜ、いつもおおむね一枚岩でいられる?

 ずばり、政策は結局、財務省、アメリカ、日本会議、統一教会、財界、長老、そういった方面の顔色を見て決めるんで、政策の対立とかない。自分らは選挙勝利のために結束し、選挙勝利を勝ち取る、そこに徹してるんだと私は思う、大ざっぱにいえば。

 今夜はこれぐらいにしとこう。おやすみなさい~。

2024年10月25日 (金)

自民が票を減らしたら、その票はどこへ流れるか

 27日()、衆議院選挙の投開票日だ。
 裏金問題で自民が票を減らす、議席が減る、と言われている。ほんとかね。

 開票結果がどうなるか、私の予想を述べてみよう。以下、意見にわたる部分は私見である。←この言い方、警察官僚諸氏の雑誌記事で私はおぼえたす。

 

 自民は、もし票が減っても、大したことはなかろうと私は想像する。
 相当程度言いなりになってくれる自民を、日本会議、勝共連合、神道政治連盟、統一協会などの組織が、しっかり支援するだろうから。
 また、陣中見舞いと称して10~50万円 or more をばらまかれた地方議員が頑張るだろうから。
 官僚作成の法案をだいたいするっと通してくれる自民を、官僚組織は陰で応援するだろうから。

 さらには、なんといっても、ハリポタ直伝(?)の最凶呪文、「ヤトウニマカセラレルカーナム」が強力だから。
 有権者の大部分は、この呪文に弱い、弱すぎるほど弱い。

 

 あと、立民と日共(日本共産党)など野党の選挙協力(1つの選挙区に競合の候補を立てない)を、「立憲共産党だあ」とかぶつけて阻止したのが大きいよね。

 自民は、各派閥(1つの派閥が野党1党より多かったりする)の候補者が乱立、ということはしない。
 派閥間で調整して1人だけ立てる。 ※仲間割れしちゃう場合もあるようだが(笑)。

 ところが野党は、政策がどうだとか言って分裂し、乱立する。票を散らす。基本的に自民に勝てるはずがないのだ。

 

 それでだ、もしも自民が票を減らしたら、その票は主にどこへ流れるか。

 投票によって、または棄権、白票によって自民を支えてきた有権者たち、の票の多くの部分は、派手なこと、おもろいことをどでかい声で叫ぶだけの連中、そこへ流れる、との推認は論理則、経験則等に照らして合理的といわなければならない、と私は思う。
 もしも自民が大きく票を減らしたら、ろくでもない連中ががっつり議席を得て、日本は困ったことになるんじゃないか。

 

 私はどう投票するか、そこである。

 一般論として、文春砲ならぬ赤旗砲で自民政権の不正を暴きまくってきた日共、の候補者に投票するのが、やっぱり妥当なように思う。
 けど、自民と立民が競っているような場合、日共への投票は死に票になりそう。悩んじゃうよねぇ。

 

 最高裁判事についての、「×」のみ書けば不信任、「×」意外の文字や記号や絵を書けば、または何も書かなければ信任、というあれ、あれは私は毎回全員「×」でやってる。
 あんなの、「最高裁判事は全員国民の信任を得てます」というタテマエのためだけの儀式といえる。 ※でもその儀式があること自体は評価したい。

 今回も全員「×」とするか、検事出身の判事だけ「×」とするか、どっちがいいですかね。

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