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2025年11月18日 (火)

12歳女児に目隠し、食べ物を当てるゲームと騙して自己の陰茎を口腔内に

 東京高地簡裁合同庁舎で最近傍聴したのを少し。

 

 東京地裁、「有印公文書偽造、犯人隠避教唆、偽造有印公文書行使、犯人隠避」、判決。

 なんと駐車違反の除外標章の事件だった。持病ある妻用に交付された除外標章をカラーコピーして息子にも与え…。
 父親は懲役1年6月、息子は懲役1年、両名に対しそれぞれ執行猶予3年、偽造の除外標章を没収

 

 東京地裁、「器物損壊」、新件。

 中野区内のスーパー2店の、それぞれ2階と3階の駐車場の障害者用のスペースに、障害者の店舗利用のため駐車した車両の、運転席ドアに何らかの方法で引っかきキズをつけ…。
 70代後半の被告人は「私はやっていません」と否認。

 

 東京高裁、「不同意性交等」、判決。

 被告人は目隠しヘアの若者。塾の生徒である12歳女児に対し、食品を口に入れて当てるゲームとか言い、騙すための食品をいっしょに買い、被告人宅で、目隠しをして、その口腔内に自己の陰茎を入れて口腔性交を…。

 原判決は懲役4年控訴棄却、当審未決50日算入

 YouTuberだっけ、通りかかった女性に対し、バッグの中身を当てるゲームだと言い、バッグに穴を開けて勃起した陰茎を入れ、触らせたという事件もあった。そういうの、性犯罪の界隈で流行ってるんだろうか。

 

 東京簡裁、「窃盗」、新件。

 訪問介護先の高齢者宅へ行く度に、その高齢者のキャッシュカードで現金合計230万円を引き出し…。
 同種前科2犯、服役経験もあるのだという。

 傍聴席に妻と思しき女性がいて、その腕の中で1歳に満たないという乳児がぐっすり眠り続けていた。

 

 東京簡裁、「窃盗」、新件。

 それなりに有名企業で、社員が壁にかけた上着のポケット、の財布から現金2万円を抜いた…。
 その社員は、度々現金が減るもんだから、何円札が何枚と数えて写真撮影し、動画撮影モードのiPadを置いていたら、被告人が映っており…。

 被告人は若めの女性。同種服役前科2犯。私は傍聴ノートに「文句ありげーな動物顔」と書いた。人間味のない表情、というほどの意味だ。もちろん、シチュエーションのせいもあるのだろう。

 

 東京地裁、「道路交通法違反、無免許過失運転致傷、犯人隠避教唆」、審理。

 第1回公判は被告人が2人だった。私は傍聴ノートに「腐れヤンキー、ヤリ放題」と書いてる。いつ分離されたのか、今回は目立つタトゥーでイケメンの被告人1人だった。

 弁護人による情状立証が始まるはずが、検察官は言うのだった。

検察官 「先日、公務執行妨害の容疑で逮捕、勾留され…麻薬及び向精神薬取締法違反で逮捕され…現在捜査中、まだ続いている…」

 普通はそっちも併合するのだが、弁護人は、併合の利益を失っても先に本件を判決まで終わらせたい、それが被告人の意向であると。裁判官、困っちゃうよね。

 

 
 東京地裁、「危険運転致傷」、審理。

 なんと、いわゆるあおり運転らしかった。被告人が、そして情状証人が、悪い意味じゃなく、ただ者ではないのだった。追っかけよう!

 

 東京簡裁、「道路交通法違反」、判決。

 びっくり、普通自動二輪車としてのペダル付き電動自転車、いわゆる電動モペットの無免許運転だ!
 法律的に無罪でもおかしくないのに、若い被告人は気づくはずもなく、国選弁護人は眠そうに知らん顔、検察官、裁判官は承知だろうに知らん顔、ひっでえ事件、の結末を見届けにきたのだ。

 5万円でも減額したら大したもんだ、と思ったら、求刑どおり罰金25万円。裁判官は、自己正当化なのか、言い渡しを終えてからぐずぐずと、言い訳じみた、説教臭いことを述べた。これが裁判なんだ、とはいえ、正直ひっでえなと私は思ったス。
 あとで詳しく雑誌に書きたい。せめて私が書かなければ誰も知らず埋もれて終わる。

 

 こんなのに遭遇するから、裁判傍聴はヤメられない止まらない、カルビーのかっぱえびせん、古いですか💦

2025年11月17日 (月)

国交省が本気で踏み間違い事故防止を!?

 「踏み間違い死亡事故の88%は高齢者…加害者には厳罰!で問題は解決するのか」とwebドライバーに書かせてもらった。

 アクセルとブレーキの踏み間違いにより事故が発生するのも、高齢者によるその事故が重大死傷事故になりやすいのも、当然といえる。防止装置が発明され、販売されている。しかし世間はあんまり興味を示さないようだ。
 高齢者による重大踏み間違い事故が、いつまでも報じられ続ける…。

 

 昨日、偶然に、国土交通省のwebサイトで以下のようなPDFファイルを発見した! 

 

    令 和 7 年 6 月 1 7 日
    物流・自動車局車両基準・国際課
    審 査 ・ リコ ー ル 課

ペダル踏み間違い時加速抑制装置の搭載を義務づけます!
  ~道路運送車両の保安基準等の一部改正について~

1.主な改正の概要

⑴ 「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」の義務付け
電気自動車を含め、オートマの乗用車(クラッチペダルのない乗用車)には、「ペダル踏み間違い時加速抑制装置に係る協定規則」に適合する装置を備えなければならないこととします。(詳細は別紙参照)
【適用時期】
新型乗用車:令和 10 年9月1日(輸入車は令和 11 年9月1日)

⑵ 農耕トラクタ等の特殊自動車の安全対策等

① 令和6年8月に開催された農林水産省農作業安全検討会での検討の結果等を踏まえ、農耕トラクタの運転者席に座席ベルトを備えなければならないこととします。
【適用時期】
新型車、継続生産車:令和9年1月1日

② 林野庁において推進している高性能林業機械の導入への対応として、大型特殊自動車及び小型特殊自動車に備える灯火器及び後写鏡については、一定の条件のもと、作業時に取り外しを可能とすることとします。

2.公布・施行
公 布 : 令和7年6月17日
施 行 : 令和7年6月17日(一部、同年6月23日、同年7月6日)

 

 乗用車については「新型」限定、2028年(輸入車は2029年)9月からとはいえ、ついに義務付け!

 私は紙の日本経済新聞の朝夕刊を、隅々までではないが毎日読んでいる。YouTubeで民放のニュースを、ざっとだが見ている。
 けれど、こんな重大発表を、しっ知らなかった。

 お役所のこうした文書に「!」が付くって珍しいんじゃないか。もしや国交省は、強い抵抗に逆らってここまで到達したことに、興奮してるとか?
 抵抗ってなに。分かんないけど、防止装置の後付けを、または最初からの組み込みを、嫌う事情があったんじゃないかなあ、と思えて。

2025年11月15日 (土)

鬼畜美容外科医のようやく判決、ところが!

 11月11日、ピンぞろの日、凄い日だった、あんな日もあるよね~。そして11月14日…。

 

 「性的暴行で逮捕4回…美容外科医が初公判で語った「悪どい手口」」と2022年10月26日付けFRIDAY。
 第1回公判は2022年10月4日、追起訴で続行、だった。それからがもう追起訴、追起訴、追起訴、鬼畜なことをどんだけやったんだ! 懲役10年いくかも、10年超えるかも、さらに追起訴、追起訴、追起訴…。

 2年以上過ぎて2025年11月15日、とうとう判決、と相馬獄長さんからだっけ教わった。ありがとうございます。

 

 10時からかぁ。前立腺肥大症の関係で、朝一は苦手なのだ。パスしようか。いやいやこれは見届けておきたい。

 でもでも、罪名が「わいせつ略取、準強制性交等、準強制わいせつ、強制わいせつ、児童買春,児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律違反、準強姦」ゆえ、これがどんな事件か知らない人たちも集まるだろう。大きな団体、グループが来てたら大変だ。30分前に、行列の人数が傍聴席数(52席)を超える可能性あり。ひー!

 なわけで私は、ええい、と思い切り、普段より1時間半ほど早い電車に乗った。混むねー!

 

 裁判所(東京高地簡裁合同庁舎)に着き、開廷表を確認。なっ、ない、期日がない。またかょ、がーん!

 いや、あった、10時じゃなく15時からだった。手帳を見ると15時だった。うむぅ、どうしたもんだか。

 

 とはいえ、10時から、うわ、この事件、期日を調べようと思ってたのだ、こうして偶然遭遇するとは! なんてことがあったり。
 しかし、ワンフロア間違えて別の法廷へ入り、あれっ?となってなかなかたどり着けなかったり、波瀾万丈というか。

 

 そうして15時、法廷は38席の通称警備法廷。満席にまでは至らなかったんじゃないか。

 2022年11月の傍聴ノートを見ると、被告人について私は「黒スーツ、でかい男、手もでかい、ロン毛を後ろで縛り、先が金髪、やさしそうな目と眉、イケメン系」なんて書いている。

 けれど今日、「黒スーツ、少し不満そう、目をパチパチさせ、なんか駄目な動物みたい、膝を曲げ、前屈み、精神が壊れちゃったのでは、剛毛、伸び坊主、下唇突き出し」などと書いた。

 裁判官3人が登壇し…。

裁判長 「今日は弁護人が出廷しません」

 なにぃー!

 どういう事情でそうなったか、相馬獄長さんが note に書くかも。私のほうでさらっと言うなら、弁護人が突然辞任し、新たな弁護人から選任届けが出ているが、その弁護人は今日来られない、本件は弁護人の立会が必要であり、実質的な裁判手続きは行えない、あらためての期日は追って指定、つーことで15分間で閉廷。

 

 何のために無理して頑張って出てきたのか。でも私は「ちぇっ、ついてねえ」とか思わない。イライラムカムカなんて全くしない。「こんな日もあるよね~」と、どこか楽しんで受けとめる。どうやらこれが、幸運な人生の秘訣のひとつらしい。

 ちなみに、秘結は便秘の意味だとか。間違えたら大変だ!

 

 あそうそう、裁判所地下の書店、至誠堂さんで、先週だっけ注文した『主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら 15冊から読み解く家事労働と資本主義の過去・現在・未来』を買いました。

2025年11月12日 (水)

ペダル付き電動バイク(電動モペット)の無免許運転!

 11月11日、ピンぞろの日、凄い日だった!

 

 この日、12時~14時、衆議院第1議員会館で、統一教会と日本(ニッポン)会議が激推しのスパイ防止法、を批判する院内集会があった。私はこう思った。

「今日の傍聴予定は15時からの過失運転致死傷、事故歴5回、ながらスマホで多重事故を起こし2歳男児を死亡させたというあの事件の弁論のみ。ちょうどいい。院内集会へ行き、終わって食堂で何か食べ、それから歩いて東京地裁へ行こう。議員会館の食堂は久しぶりだなぁ。よしっ」

 

 ところが、ま、要するに、原稿書きで大失敗をやらかしたことに気づいた。がーん、ショックぅ~。どう取り戻す? それで、院内集会は泣く泣くパスすることにしたの。

 とはいえしかし、15時からのを傍聴するため裁判所へどうせ行くんなら、午後一(ごごいち)からのを何か傍聴しよう、電車賃がもったいないもん、という貧乏根性で出かけたわけ。

 そしたら、なんと、15時からの期日は取消し、変更になっていた。なんだそれぇ~、ぐわーん。である。

 

 ところがところが、東京簡裁に13時30分~14時30分、近年珍しく「道路交通法違反」の新件があった。被告人氏名は片仮名で、私の知識からは、ベトナム人風だ。ほう。傍聴した。
 被告人は若いベトナム人だった。検察官が起訴状を朗読した。

検察官 「被告人は、公安委員会の運転免許を受けないで…」

 あーあ、無免許か、つまんない。だぁが…!

検察官 「…普通自動二輪車、カッコ、ペダル付き電動バイク、を運転…」

 うわお、いわゆる電動モペットの事件だ。その無免許の裁判は私は初めてだ!

 しかもっ! ややこしいので詳細は省くが、道交法的に無罪でおかしくないのに、被告人は日本の道交法のことなど全く知らず、弁護人(たぶん国選)はどういうつもりなのか無罪主張をせず、検察官も裁判官も、私の見立てによれば、じつは内心、後ろめたさを感じてるのに隠し、普通に型どおりの罰金刑で処理しようとしているのが明らか、というトンでもない事件だった!

 

 15時からのあれが期日変更と知っていれば、今日は裁判所へ来なかった。12時~14時の院内集会へ行ってれば、これを傍聴できなかった。
 人間万事塞翁が馬、とかいうが、こんなこともあるんだね~。

 

 ほかに少し傍聴して帰ろう、と思ったが待て待て、こんな日だ、16時からの「過失運転致傷」、もしや凄い事件かも。
 頑張って裁判所に居続け、傍聴してみた。ごくごく普通に、信号交差点での、右折出口横断歩道上での事故だった。検察冒陳まで聞いて、私はそっと出た。

 

 帰途、駅の券売機でパスモにチャージしようとしたら、返却口から千円札が出てきた、わお。
 直前にこの券売機を離れた女性がいて、声をかけ、千円札を渡した。フィリピーナ風の女性だった。「ありがと」と言われ、私はにっと微笑んだ。

 こんな日もあるよね~

2025年11月11日 (火)

立花孝志、勾留理由開示と鑑定留置理由開示

 兵庫県警が立花孝志「NHKから国民を守る党」党首を逮捕した。
 11月11日付け神戸新聞「立花孝志容疑者の口裏合わせや証拠隠滅警戒、逮捕を決断 兵庫県警」はこう報じている。

 一連の捜査は、警察庁の判断も仰ぎ、神戸地検とも協議。最高検の意向も踏まえて進めていた。

 被疑者(起訴後は被告人)がどう抗弁、抵抗しても、ドバイなどへ逃亡しない限り、確実に有罪にできると踏み、逮捕したのだろう。

 

 私は「名誉毀損」の裁判を、けっこう狙って傍聴してきた。

 名誉毀損がらみの民事裁判多数と、刑事裁判だけど中身がほぼ分からない数件と、すでに一審を傍聴した事件の控訴審数件を除き、いったいどんなのを傍聴してきたっけ、罪名に「名誉毀損」の4文字が含まれる刑事裁判を、超絶マニアックデータからだーっと拾ってみた。74件もあった。

 

 んまあ、じつにいろんな事件がある。
 交際のもつれ的な事件が多いが、そうじゃない恨みが動機のもの、政治がらみのものもある。

「名誉毀損程度では普通は逮捕勾留されない」なんてネットでは言われたりしているようだが、「身柄(拘置所)」「身柄(留置場)」「保釈中」というのがだいぶある。
 懲役の実刑判決も、けっこうある。

 

 立花孝志被疑者の場合、「勾留理由開示」の法廷へ、まずは出てくるかもね。
 「勾留理由開示」の裁判とは何か、当ブログ「ルフィ事件の勾留理由開示」で簡単に書いた。

 立花被疑者の事件では、一件(いっけん)記録から被疑事実は優に認められ、関係者と通謀して罪証隠滅のおそれが優に認められ、執行猶予中の身でもあることからドバイへの逃亡のおそれが、とか裁判官が勾留理由を開示、被疑者が10分間陳述(好き放題演説)をし、30分間足らずで閉廷、そんな感じになるのかな。

 

「被告人は双極性障害の躁(そう)状態が続き心神耗弱の状態だった」
「数々の動画をご覧いただけば明らかなとおり被告人は是非善悪の弁別能力が欠如しており、心神喪失のド真ん中である」

 などと弁護人が主張する可能性も視野に、精神鑑定をやるかも。「鑑定留置理由開示」の裁判については、当ブログ「「殺人」の鑑定留置理由開示」で書いた。

 どっちも絶対、傍聴券抽選になるでしょ。外れる可能性がめっちゃ高い抽選を目指して神戸地裁へ夜行バスで行こう、とまでは私は思わねっす💦

 

 過去の報道によれば、立花被疑者は2022年1月20日に東京地裁で、「脅迫、不正競争防止法違反、威力業務妨害」により懲役2年6月、執行猶予4年、罰金30万の判決を食らっている。

 立花孝志被告人(当時)は東京高裁へ控訴し、さらに上告。2023年3月23日に東京スポーツが「立花孝志氏の懲役2年6月、執行猶予4年の判決が確定へ 最高裁が上告棄却」と報じた。

 控訴、上告したため、刑の確定が1年2カ月延び、猶予期間の満了は2027年3月になった。現在、ばりばり猶予中なわけだ。
 罪名は今回と違うが、似たような事件だ。今回はもう執行猶予はないだろう。刑務所行きは、ほとんど確定といえるんじゃないか。


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 下獄すれば、派手な街宣活動も、YouTubeで派手に暴れることもできない。人気は急速に萎む(しぼむ)だろう。
 派手に目立ってドーパミンを得る日々から、閉所へ隔離、、、急速に鬱(うつ)の状態へ移行するんではないか、私はそこが心配だ。同情はしにくいけども。

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