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2019年8月17日 (土)

「な〜ちゃん(17歳JK)」さんと巡査長

 「な〜ちゃん(17歳JK)」さんの Twitter にこんな動画付き Tweet がある。
https://twitter.com/Naaaaa_17JK/status/1161321109175721984
https://twitter.com/Naaaaa_17JK/status/1161317266102738944

 どうやら待ち伏せ取締りにひっかかって停止させられ、運転席から撮影しているのかな、そう推測できる動画だ。
 「(17歳JK)」の部分も含めての名前であり、年齢を表記しているものではないのだという。

Img_0624  交通違反・取締りがもともとの専門である私から少し。
 まず、警察官の氏名を尋ねることは、警察官の反応を伺う以外にあまり意味はないと私は思う。「今井です」と名乗られても、ねぇ。

 左胸の識別章(いわゆる階級章)の、巡査長であることを示す部分の上の部分に、アルファベット2文字と数字が3桁見えるでしょ。
 あれを識別番号という。アルファベットは所属を、数字は個人の番号を表すのだそうだ。
 私が昔、職務質問を受けたときだったか、警察官の態度が横柄だったので識別番号をじーっと見てメモしたら、警察官の態度が急に変わった。紳士的になった。

 ちなみにあの識別番号の部分、パキッと折り外すことができるそうな。
 ほかはどうか知らないが警視庁の場合、留置場に勾留中の被告人を法廷へ連れてくる警察官たちは、識別番号の部分を裏返しにしている。被告人がどこの留置場にいるかバレないように、かな。

 それから、動画の警察官は堂々と「証拠はありません」と言っている、そこが興味深い。
 警察官は絶対に信頼できる約束なので、警察官が現認したということ自体が証拠になるのだ。
 「現認状況報告書」とかいろいろ書類を作成したらそれら書類が証拠になるのであって、作成前である現時点において「証拠はありません」という意味かな。
 また、警察官は違反切符を切り、運転者に対しその3枚目だっけ供述欄に署名押印を求める。欄には「私が違反をしたことは相違ありません」だっけそういうことが小さく印刷されている。
 そこに署名押印させることで自白調書という重要証拠をゲットできる。
 ただ、だからといって運転者に対し以下のように言うのは如何なものかと私は思う。

警察官 「警察官は絶対であり、私が現認したこと自体が証拠になるのです、えっへん。これから自白調書を取りますし、証拠はばっちりです」

 あと、動画中で警察官が左手首の辺りを見て何かメモってるでしょ。
 あれは、長引いたら「免許証提示義務違反」(道交法第95条2項違反)で逮捕することを念頭に、時刻をメモっているのだろう。
 昔はそんな違反はなく「免許を見せろ? 強制か任意か!」なんてモメることがあったが、今は義務なのだ。罰則は5万円以下の罰金(同法第120条第1項第9号)。反則金の対象ではなく違反点数はない。
 この違反による検挙は、警察庁によれば全国で年間数十件ある。免許証を見せない=住所氏名が不明、逃亡のおそれありとして逮捕を伴うだろう。

 警察官がちょと緊張しているように見えるのは、免許証提示義務違反で初めて逮捕する瞬間を前に、緊張しているのかも。
 あるいは、私と同様、若い女子との会話に不慣れで緊張しているのかも。だって、白目がまだ青っぽい人間を見ると、ぽかーんとなってしまうもの、俺ら白目が濁ったおっさんは(笑)。

 ←8月17日17時40分現在、週間INが20で7位~!

2019年8月15日 (木)

同種の暴走事故が起こり続けるだろう理由

1908124  「池袋暴走事故 遺された夫が語る「再発防止のために厳罰を」と8月7日付け文春オンライン。

 遺族・被害者からすれば「ひどすぎる! 実刑しかあり得ない!」と思って当然だろう交通事故事件が執行猶予付き判決となるシーンを私はよく傍聴してきた。
 犯罪傾向のない善良な一般国民が過失によって起こすのが交通事故。執行猶予が基本なのだ。

 日々の事件報道は警察の逮捕発表が基本。裁判で何が明かされたか、判決がどうなったか、普通は伝えられない。
 しかし本件は、世間的に大きな話題になったし、判決に対する遺族の方のコメントをテレビ・新聞は報じたがるだろう。
 実刑判決が全国報道され、たとえば、

家族 「お爺ちゃん、人生の最期が刑務所でいいの? もう免許を返納して!」

 となりやすいだろうと想像される。
 ただ…と私は思うのだ。
 本件はブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故だ。若い世代は早く踏み間違いに気づいて早くブレーキを踏むが、高齢だと気づくのが遅れ、気づかないままアクセルをべた踏みすることになりやい。
 踏み間違い事故は若い世代もけっこう起こしているが、死亡事故にまで到るのはほとんど高齢者による
 以前『ドライバー』でも書いたが、65歳以上の運転免許保有者数(免許人口)の推移はこうだ。

  1988年  222万2375人
  1998年  635万8336人
  2008年 1182万7128人
  2018年 1863万4865人

 本件が実刑判決となってどれほどの高齢者が免許を返納する(申請取消の手続きをする)か。
 ニュースで見たことは他人事、耳に痛い情報は耳に入れない、それが人間の基本だし。そのことが、特殊詐欺が日本の一大産業のごとくなってしまう一因ではないかと私は思う。

 足下の暗がりに真反対のペダルを2つ並べ、目視確認なく絶対間違えず踏みかえることを強いる。アクセルをべた踏みすれば、べた踏みの理由を問わず、およそ2トンもの鉄の塊が猛然と突進する。
 そういう自動車を当たり前に製造し販売し続ける以上、同様な惨事は今後も起こり続けざるを得ないだろう。私は残念で悔しくて仕方がない。

 さてメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」のほうは、8月は現時点で以下の6号を発行した。

第2293号 保護観察のプログラムで、痴漢は捕まりにくいと教わった
 32歳の男性がちょと病的な性犯罪で逮捕された。彼が22歳のときやった性犯罪の裁判を私は傍聴していた。別の性犯罪で保護観察付き執行猶予の判決を受け、その保護観察の矯正プログラムで今回の手口を学んだのだという。そして…。性犯罪がくり返される“構造”を彼は自分の人生で立証している!

第2292号 猿の駆除で猟銃を発砲、78歳男性の頭部に命中した事件
 男性は脳挫傷等で死亡、2年前に大きく報道された事件の控訴審判決だ。人間社会でこんなことが行われているのを猿はどう見るだろう。

第2291号 最高裁、検察庁、内閣府のペンキ事件、まさかの同一犯!
 日々の犯罪報道は基本的に警察の逮捕発表のみといえる。そういえばペンキ事件がぽつぽつあるなぁ、とぼんやり思っていたものが、なんとまさかの同一犯だったとは! なぜやったのかを被告人は熱弁し、再犯を宣言…。

 以下の3号は8月7日お知らせした

第2290号 自殺を決意してうまくいかず、勢いをつけるため覚せい剤を
第2289号 無免許運転1件、罰金50万円! 正式裁判を請求したら…
第2288号 覚せい剤の文科省キャリア官僚、省内のイジメを暴露!

1908122   いま購読登録すると以上が6月どどっと送信される。そして8月末末まであと8号が順次送信される。
 普通は月13号なのだが、同メルマガは火木金の発行であるところ、8月は31日あるうえ1日が木曜で31日が土曜、そのせいで14号なのです。なので8月分はお得です。

 とくに8月は新型オービスのうちセンシスの固定式の否認裁判の、なんと…! それは8月中にレポートできそう、します。ほかに2件、びび、びっくりな事件がある。うち1件は、いや2件とも9月のレポートになるかも。どれもテレビ・新聞の報道には絶対、またはたぶんのらないはず。しょぼいから? とんでもないっ! 嗚呼、大変だ。

※ 画像は、1985年に乗客乗員520名が亡くなった日航機墜落事故の慰霊祭。参加した方から画像をいただいた。下の画像、尾根の中ほどが凹んでいる。墜落の途中に突っ込んだ場所なのだという。合掌。

 ←8月15日19時20分現在、週間INが30で5位~!

2019年8月11日 (日)

罰金事件でも公判請求されるケース

 たとえば前科多数の者が、刑務所を出てからも犯罪をやらかし、1年ちょいでまた捕まった場合、捕まったその犯罪が略式で罰金相当の事件なら、罰金で終わらせるのが普通かと思われる。
 具体的には、たとば罰金20万円とかの略式命令(裁判所による罰金の支払い命令)をし、釈放する。
 前科多数だからお前は懲役刑だ! という運用は為されていないようだ。

 1907265-2_20190811103701略式命令の罰金を払わず逃げてしまう者もいる。
 罰金の徴収係(刑罰の執行者である検察庁)は困ってしまう。そんな者を追いかける余裕はない。
 逃げた者をたまたま捕まえることができたら、換刑処分で罰金刑を執行するだろう。
 20万円だと1日5千円換算で労役場に留置し、作業内容はともかく40日間自由を剥奪することで、罰金刑の執行に換えるのである。

 じゃあ、そのようなことになった者が、1年ちょっとでまた、略式で罰金相当の事件をやらかしたらどうなるか。
 また罰金の支払い命令をして釈放するのか。また逃げるに決まってるじゃん?

 いやぁ、また逃げられたことがもし発覚したら「検察はバカですか!」という話になるし、また近ごろ保釈中の者が逃げて話題になったりもしている。
 今度は略式の扱いにせず、勾留し続けて公判請求(正式な裁判への起訴)をし、

裁判官 「主文、被告人を罰金×万円に処する。未決勾留日数の1日を金5千円に換算しその罰金額に満つるまでの分をその刑に算入する」

 つまり換刑処分でもう罰金を払い終えた形にして釈放、そういう形にする可能性は大いにあるだろうと思う。
 どっちも違わないじゃん?
 とと、とんでもない、大違いです!
 略式は密室の書類だけの裁判といえる。法廷を開かない。
 だが公判請求されると、その者は被告人として法廷に立たされることになる。公開の法廷で前科とか洗いざらいさらされる。傍聴人たちに知られてしまう。
 そこは本人にとっては大きな問題だろう。犯罪事実を否認し、仲間に虚偽の目撃供述とかさせて不起訴を狙うかもしれない。
 それはいずれバレるだろう。
 なぜバレるか。本人が別の犯罪で捕まったとき、司法取引で自分の罪を軽くしよう(服役期間を短くしよう)とべらべらしゃべるとか、そういうことも考えられる。

 おっと、以上は自白事件でも勾留され公判請求があり得る、という話だ。否認ならそもそも略式になじまず、かつ前科多数なら不起訴は無理、スムーズに公判請求となるだろう。
 以上、あくまで一般論ですので。

 ……………とここまで書いて下書き保存して単行本原稿を進めていたところ、情報が入った。7月30日に裁判所内での犯罪により逮捕されていた男がなんと…!

※画像は、ある食堂入口の、ショーウインドウとは別のディスプレイ。いいよね~。食堂というのは衆議院第二議員会館の食堂だ。ちなみに来週私は参議院議員会館の某議員の事務所へ行かねばならぬことになった。楽しみだけど忙しいっ!

 ←8月11日10 時30分現在、週間INが70で3位

2019年8月 7日 (水)

覚せい剤の文科省キャリア官僚、省内のイジメを暴露!

 マニア氏から期日情報をいただき、10時から東京地裁で「器物損壊」の審理を傍聴した。
 190601-3  9時45分頃、近くの法廷に主に夏休みの中高校生、大学生諸君が大行列をつくっていた。
 見に行くと、「麻薬及び向精神薬取締法違反」の新件だった。
 学生と思しき女子に私は尋ねてみた。これ何か特別な事件なんですか? 夏休みのレポートを書く生徒さんたちではないか、旨を女子は答えてくれた。聡明な感じの女子だった。

 「器物損壊」はオドロキな事件だった。これら報道をご記憶だろうか。

最高裁で塗料吹き付け容疑」と2016年4月2日付け朝日新聞。
検察庁の石看板に赤ペンキかける 容疑の男逮捕」と2017年5月27日付け日経新聞。
内閣府の壁にスプレー噴射 器物損壊容疑で60代男逮捕」と2019年4月22日付け産経新聞。

 これら全部、今回の「器物損壊」の被告人がしでかしたことなのだった。いったいなぜそこまで執拗に!? てか最高裁と検察庁に対する事件はどういう扱いになったの?
 テレビ・新聞には絶対出ないだろう話はメルマガ次号で。なぜテレビ・新聞には出ないのかも含めて。

 そんなメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、8月は以下の3号を発行した。

第2290号 自殺を決意してうまくいかず、勢いをつけるため覚せい剤を
 そんな動機を私は初めて聞いた。被告人は化粧して微笑んだらモテそうな中年女性だった。家令和典裁判官は優しく親身に…。  プラス、トラブルメーカーを見逃し、取り押さえようとした者を逮捕したらしい事件。

第2289号 無免許運転1件、罰金50万円! 正式裁判を請求したら…
 無免許運転、略式で罰金50万円、高すぎて払えないと正式請求した事件だった。厳罰化後、罰金の相場は20万円から30万円へ上がった。本件はなぜ50万円? おかしい。その判決を傍聴したら…。

第2288号 覚せい剤の文科省キャリア官僚、省内のイジメを暴露! 
 文科省の役人が覚せい剤で逮捕、けしからん! としか報道されてないが、法廷で被告人は省内でのひどいイジメを暴露するのだった。そのストレスから「もうどうなってもいい。どうにでもなれ」という気持ちになっていたのだそうだ。

 いま購読登録すると以上3号がソク送信される。そして8月末まであと11号が順次送信される。

※ 画像は、石川県金沢市の繁華街、片町の裏手にある「新天地」の一角。昨年6月に撮影。この一角は昔、売春窟というか、1階の飲食店で交渉して2階で売春をする店ばかりだったそうだ。今はどうか知らない。昔、私が18歳か19歳のとき、今はもうない「赤い靴」という店に入った。当時の私は事情を知らず、ただ酒を飲むためだけに。カウンターにいたお姉さんがいきなりぶちゅっと接吻をしてきた。あの唇の柔らかなぬめりと店名が「赤い靴」だったことしかもう記憶にない。お姉さんは何を思っていきなり接吻したのだろう。遠い思い出だ。北陸新幹線が開通して外国人観光客も多く訪れる今も(昨年6月の時点では)同じ一角が残っている。あれがなくなったら私の中でも何かが失われるのだ。なんちゃって~、とふざけておこうよ。

 ←8月7日22 時05分現在、週間INが100で3位

2019年8月 5日 (月)

未決算入に裁判員も関与する!

 すごいことが分かった!

裁判官 「主文、被告人を懲役1年に処する。未決勾留日数中20日(にじゅうにち)をその刑に算入する」

 たとえばそんなふうに刑事の判決は言い渡される。
 刑期は11カ月と10日間ってことだ。
 勾留されたまま長く争い、実刑判決になったけれども未決算入で刑期は全部チャラってこともある。
 無期懲役にも未決算入がある、ことがある。
 未決算入はマスメディアにとってタブーのようで、絶対触れない。情報をマスメディアに頼っている人はほぼ100%知らないんじゃないか。

1907262_20190805155201 それでだ、未決算入を何十日、何百日とるかについて裁判員は関与するのか、意見を言ったりするのか。
 最高裁に確認した。関与するんだそうだ!
 びっくりだが、なるほどとうなづけることもある。
 法的根拠など詳しいことはあとでメルマガで書く。いま忙しいのだ。あの腹痛というか食あたりで1日つぶれ、すべてが押せ押せで。
 東京地裁の法廷内でのある行為により傍聴マニアが逮捕された(としか考えられない)件、あれがどうなるかの予測には、じつは未決算入が大いに関係する。それはメルマガのあとでこのブログにも書こう、かなと思っている。じゃねっ。

 ←8月5日15 時50分現在、週間INが90で3位

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