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2026年7月14日 (火)

科料と罰金、裁判官はなぜ間違えた?

 7月10日(金)の午後、東京は霞が関の裁判所ビル内の廊下で、マニア氏から聞いた、その日の午前、最高裁で珍しい事件の判決を傍聴したと。

 「「法定刑にない科料は違法」 最高裁が簡裁の略式命令を一部破棄」と毎日新聞が報じてる。最高裁のサイトに判決書きがアップされてる

 

 「性的姿態等撮影」の法定刑に科料(かりょう。過料と区別するため「とがりょう」と読むことも)はない。ないのに科料の判決を言い渡したのは違法。
 また、換刑処分(労役場留置)を1日5千円としたが、40万円なら80日であり、しかし刑法第18条が科料の労役場留置は1日以上30日以下と定めているので、そのことも違法。

 

 なんでそんなポカミスが起こったのか。

 キーボードを打つ際、科料と間違えて罰金と入力した? 指が自動的に動いちゃった?

 どうだろ、略式命令はテンプレートに罪名、日付、被告人氏名、金額等を入力するようになっていて、科料と間違え罰金のテンプレートをクリックしちゃったんでは?

 

 気になるのは、判決書きの、換刑処分のところに「端数が生じたときは、それを1日に換算する。」という部分だ。

 罰金は通常、万円単位であり、端数は生じない。端数についてのカッコ書きは入れないはず。

 罰金で端数のカッコ書きがあるのは、たとえば無免許と信号無視と別々に捕まり、罰金30万9千円に処されるような場合とか、換刑1日20万円で罰金額に1桁万円があるような場合とか、そうそうないはず。

 法務省の統計によれば、2024年度(それが最新)の、科料刑の執行の既済件数、人員は、1200件、1041万4千円だ。1件平均約8678円。件数としては非常に少ない。

 

 略式命令のテンプレート集は、道路交通法違反と過失運転致傷が冒頭にあり、そのほか主な罪名があり、罪名がないとか普段あまり使わないものが下のほうにごじゃごじゃっとあり、間違ってクリックした、とはマニアの妄想的深読み(笑)。

 

 ミスといえば、私のほうも大変なミスをやってしまった。

 1954年生まれの私は、6月20日で72歳だよっ! 73歳のご生誕記念日とか書いて阿呆ぶりをさらしてしまった。

 なぜこんなミスが起こったのか。

 もうすぐ72歳だ、72歳かあ、と思っているうち、誕生日を迎え、73歳になったよん、と思っちゃったんだねえ。
 だいたい、年齢は毎年変わる。特に誕生日の前後において正確に把握することは、一般に困難というべき、でしょでしょ。

 

 あっ、そんなことより! 最高裁のその判決を傍聴したマニア氏によれば、開廷表にこうあったそうだ。

申立人 検事総長 畝本直美

 畝本直己、史上初の女性検事総長。袴田事件の再審無罪が迫り、激しい批判、非難が予想され、男系男子の連中はみんな嫌がり、「女性のほうがダメージを軽減できる。女にやらせとけ」となったんでは。
 これはマニアの深読みでも何でもなくて、普通みんなそう考えるよね。

2026年7月12日 (日)

AI作成のネット記事がすでに!?

 4月1日、自転車の違反が反則金制度の対象になった。

 ネットには、たーくさんの記事があふれた。私はなるべく読んだ。気付いた。

 

 興味を引くタイトルなんだけども、中身はといえば、ネットで拾った程度のゆるい情報が少しある程度で、あとは、もっともらしいきれい事の一般論をずるずる長々とくり返す、、、そんな記事がけっこうあった。

 もしや! と思った。もしや、旬(しゅん)の話題に刺激的な見出しを打ち、クリックさせれば成功(目的達成)、記事の中身は当たり障りなくテキトーにAIで!?

 

 前にも言ったけど、私はAIとやらを試したことがある。Grokとかいうのを。

 可搬式オービスについて、いくつか尋ねたところ、驚いたね。
 ネットに転がってるネタと、デマとを、もっともらしく組み合わせ、じつに上手にきれいにまとめる、そのもっともらしさ、きれいさに私は驚いた。AIってこういう奴なのか、怖ろしいな、と。

 

 ジョージ・オーウエル氏の、近未来ディストピア小説の決定版、金字塔というべき『1984年』(NINETEEN EIGHTY-FOUR)に、プロレ階級は、党の機械がつくった、中身のない小説、やはり党の機械がつくったもの悲しい歌で日々の暮らしを慰めつつ、奴隷動物のように生きる、といふうな部分がある。

 リアル現代も、ディストピアへ向かってないか? そんなことをちらり感じた次第。

 

 あそうそう、可搬式オービスについてのGrokの回答を今回見た限りでは、Grokは私の記事を知らないようだ。
 私の記事はネットにもあり、引っかからないはずはないと思うが、私しか言ってないことが多く、「1人しか言ってないことは無視。複数が言ってるデマをもっともらしくまとめるべし」という感じなんだろうか。

 だとすれば、私はまだまだ、いわば独自の価値を持つ記事を書き、原稿料をいただけそう。ありがたいことです。

2026年7月10日 (金)

懲役を拘禁刑にしたので原判決破棄!

 本日、裁判所(東京高地簡裁合同庁舎)内の廊下で、マニア氏(傍聴歴20年!)から、しゅんごい事件の話を聞いたよっ。

 

 東京高裁、4つの犯行から成る性犯罪、の判決。

 被告人氏名は「非表示」。少年か、父親か、学校の教員か。

 検察控訴、ええっ! 検察控訴は滅多にありませぬぞえ。

 

 控訴審の判決は、原判決破棄、懲役7年、原審未決220日算入。

 原審の判決は何だと思う? ぬわんと、拘禁刑7年、その未決算入が220日だったんだろう。

 

 拘禁刑の登場は2023年7月13日。4つの性犯罪のうち2つは、その前の犯行なのに、原審は、懲役ではなく拘禁刑にしちゃったんだという。そんなポカミスもあるんだね~。

 

 検察控訴でも破棄判決でも、どっちでも、控訴審における未決勾留日数は、全部算入(法定算入)となる。
 3カ月かかったなら90日。被告人からすれば、棚からぼた餅、だよね~。

 

 そういう珍しいケースが今井は大好きだろ、傍聴できなくて悔しかっただろ?
 事件の中身に全く関係のない、いわば「お役所手続き的」なことで破棄自判になった控訴審判決を私は過去に何件か傍聴してる。なのでべつに悔しくないもん、えーん💦

シン 北風と太陽 2.0

 こんなAIショート動画、そのうち登場しそう…。

 

 お空のうえで、北風君が太陽さんに言いました。

 下の道を歩く、あの素敵な女性を、ナンパしようぜ、どっちが勝つか、勝負だ!

 北風君は、女性のそばへ行き、威張りました、「えっへん、僕は偉いんだぞ、凄いだろ」。

 しかし女性は見向きもしません。

 

 そこで北風君は、外国人、特に韓国、中国の人、イスラム教の人は根っからの犯罪者だ、俺がやっつけてやる、どうだい、頼もしいだろと、めいっぱい偉ぶりました。
 根っからの犯罪者だとする根拠がとくにないので、ネットであれこれデマを拾い、大声で並べ立てました。くり返し、くり返し、大声で。

 女性はますます顔を背け、足早に去りました。

 

 くっそ、あのオンナは駄目だ、クズだ! 北風君は言いました、太陽よ、次はお前がやってみろ、お前なんかどっこも偉いとこがない、純粋日本人かどうかも怪しい、鼻をも引っかけられないに決まってる、げはは。

 

 太陽さんは女性のそばへ行き、少しも偉ぶることなく、普通に優しく誠実にふるまいました。
 女性は太陽さんを見て微笑みました、素敵な笑顔でした。

 

 それを見た北風君は激怒しました。攻撃対象に女性も加え、ますます偉ぶるようになりましたとさ。

※ シンとか2.0とか、意味分かってません~💦

2026年7月 8日 (水)

高齢者の免許更新、体験したっ!

「私、29歳ですから」

 電車内でそう自称する私を「あなた、昭和29年生まれでしょ」と見破った者はいない。

 

 なわけで、6月20日に私は73歳になった。免許更新、どうしよう、そのことである。 ←池波正太郎さん風

 70歳を超えてからは、運転した記憶がない。高齢者講習とかめんどくさいらしい。いっそ、更新をパスするか?

 ふり返れば、18歳のとき静岡県三島市の、「公認」とか何も知らず非公認の教習所へ通い、沼津の運転免許試験場で普通免許を取得。以来、私生活も仕事も、オートバイとクルマととも生きてきた。その免許を、捨てるのか?
 諸行無常、捨てるのもいいか。

 

 とは思ったがしかし、「高齢者の免許更新がどうなってるのか、体験しておいでよ。チャンスじゃないの」というアドバイスに「おっしゃるとおり」となり…。

 

 70歳から75歳未満までだっけ、私はそのカテゴリーに入る。
 高齢者講習を受けろと案内のシールハガキがきた。

 6月中だったか、自動車学校へ行って予約し、高齢者講習を受けた。

 座学が1時間ほどと、実車だ。実車の講習が終わり「完璧ですね。試験なら合格です」と言われた。お~。

 

 そうして本日午後、その修了証を持って、更新手続きをどこでしようか悩んだ末、運動を兼ねて、府中の運転免許試験場へ行ってきた、自転車で!

 どういうわけか、がらがらだった。たまたまなのか、昔に比べて運転免許人口が減ってることが、こいういう形で現れてるんだろうか。

 各所各所の職員の方々が、間違えようのない的確な案内をしてくれて、じつにスムーズに進んだ。

 

 じつは、目の検査がちょと不安だった。
 疲れてるとき、刑事裁判の法廷で、視力の弱まりを感じることがある。今日、いつもより睡眠時間が3時間も少ないうえ、仮眠せず頑張って原稿を1本仕上げた。目の検査、やばいかも。

 なので、検査の直前、メガネを外して目とその周辺をよくもみ、くわっと目を見開いて検査を受けた。
 右、上、左、はいけっこうです。簡単だ~。

 しかし、私の前のおじさんは、どっちかの目の視力に問題があるとかで、別室での検査へまわされていた。ザル検査ではないのだね。

 

 写真を撮り、次は新しいの免許証の交付(受け取り)。
 えっ、講習は? 職員氏に尋ねた。私は自動車学校で高齢者講習を受けてるんで、府中の試験場では、適性検査(目の検査)だけでオッケーなんだそうだ。まじっすか~!

 新しい免許証が出来上がるのを待つ間、鈴木エイトさんの『アンビバレント』を少し読み進めた。こっ、これは凄い本だ、感動の連続というか、やっぱりねえ、専門取材者の本は凄いですわ。

 

 家人から頼まれた買物等あり、少し遠回りして帰った、自転車で! 足の疲れが尋常じゃない。

 たしか5年前も自転車で府中へ来たはず。5年前はここまで疲れなかったように思う。現在20時ちょい過ぎ。もう寝ます~。

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