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2006年2月16日 (木)

首都高5号線上り高島平のオービス事件・第3回

 2月16日(木)午前10時20分から、東京簡裁・刑事2室1係・534号法廷(櫻井廣美裁判官)で、道路交通法違反の第3回公判を傍聴。

【場   所】 首都高5号線上り高島平
【日  時】 2005年7月29日 午後10時50分頃
【装   置】 東京航空計器 オービスⅢLj (ループコイル式でフィルム式)
【測定値】 117㎞/h 制限速度60㎞/hを57㎞/h超過
【被告人】 30代 会社員 スーツ 
【弁護人】 国選
【主   張】 約90㎞/hで走行していた

 オービスは年に2回、「定期点検」と称するものを行う。
 本件前は2005年7月5日。本件後は、2006年1月5日にオービスを取り外し、社内へ持ち帰って点検・整備し、1月11日に定期点検成績書を作成した、とのこと。その成績書を2月13日に入手したので証拠調べ請求すると検察官。

 それに関して、前回に続き東京航空計器の森成課長(在廷)を証人尋問。
 冒頭、櫻井さんが言った。
「前回の調書を見ると、証人はどうも質問趣旨を理解しないで答えているような……」
 そのとおり。メーカー社員は誰もが、問われたことから連想される自社製品の優秀な機能ばかり言うのだ。
「証人は問われたことにだけ、イエスかノーで答えなさいっ!」
 と、ぴしゃりやったら、オービス裁判はだいぶ雰囲気が違ってくるだろう。

 尋問は長引き、10時50分、次の事件(窃盗)を審理することに。
 11時42分、森成尋問を再開。
 被告人本人もほんの少しだが尋問に加わり、12時41分までかかってしまった。
 今日終わる予定だった論告・弁論は、次回に持ち越し。
 森成課長は、またもしっかり旅費日当の茶封筒を受け取った。小銭の音が聞こえたよ。
 こうした証言も業務に含まれてると言いながら、国からカネを受け取り続ける。どういう会社やねん。

 結局、
1、取り外す前のチェック時に異常があったかどうか、の記録はいい加減
2、そのチェック自体、適正に行われたのかどうか、一切不明
3、半年に1回のチェックで異常が発見され(たとメーカーが報告し)なければ、その間の百数十万~数百万回の測定は全部正常だったとする論法
4、写真に焼き付けられた記号(測定値)は、間違いなく被告人車両のものか、そのチェックは一切なし
5、メーカー社員があれこれ言うオービスの性能・機能が間違いないことの裏付けデータ等は一切なし(よって被告人側は検討できない)
 というオービス事件の特徴が存分に発揮された証人尋問だった。
 そんなんじゃ、無罪だろうって? いやいや、これで有罪にし続けてきたのが日本のオービス裁判なのだ。

 農林水産省地下、第5食堂で、酢豚定食(半食)420円。
 午後は傍聴せず、とっとと帰る。単行本(共著)の原稿が、、、。

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