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2006年2月24日 (金)

焼肉屋の看板を蹴り壊し「器物損壊」

 14時20分から東京簡裁刑事1室1係826号法廷(武内晃裁判官)で「器物損壊」(刑法261条。3年以下の懲役又は30万円以下の罰金)の新件。
 器物損壊の傍聴は初めてだ。つか器物損壊の公判はあんまりないんじゃないかな。

 被告人は家賃滞納により05年6月頃アパートを出て、住所不定・無職。身柄(拘置所)。背中にミッキーマウスのジャンパー。「ドランクドラゴン」の鈴木拓さんに8%くらい似てるか。業過の罰金前科1回。

 午前3時20分頃、板橋区内で、焼肉店の看板を足蹴にして壊し、消費税抜きで6万7050円相当の損害を与えたのだという。近所の商店主に目撃され、110番通報され、焼肉店(2階)にいるところを警察官から職質され、逮捕されたのだという。
 業過で買ったばかりの車を壊して200万円くらい、借金の返済でも200万円くらい、そして本件看板の修理代と慰謝料、遠くに住む母親に出してもらったのだという。
検察官「お母さんは何歳?」
被告人「70近いと思います」
 はっきり何歳と知らないとは、私といっしょだぁ。
裁判官「なぜ親元へ帰らないの?」
被告人「帰るときは、恩返しというか、何か残して帰りたいので…」
裁判官「これじゃ恩返しどころじゃない。迷惑かけるばかりだ」
被告人「はい…」

 求刑は罰金10万円。
 事案に鑑みて、直ちに判決。
 罰金10万円。勾留期間の1日を金5千円に換算して、刑に満つるまで算入。訴訟費用は負担させない。
 私は器物損壊の刑罰の相場は知らないけど、普通は略式で10万円のところ、住所不定・無職だったんで判決まで勾留し、満つるまで算入…というパターンなのだろう。

 最後に裁判官が「また法廷に立つことのないように」と言ったのに対し、被告人が言った「はい」は、この日たぶん20回以上言っただろう「はい」のなかでいちばん力が込められていたっけ。
 14時51分閉廷。

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