『食品の裏側』『脳内汚染』
風呂で『週刊ポスト』2006年2月10日号を読む。
「ここまで進んでいる! 食卓の危機」という記事で、『食品の裏側』という本が取り上げられていた。
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食品の裏側―みんな大好きな食品添加物 著者:安部 司 |
著者の安部司さんは、「かつては食品添加物の専門商社で働いており、業界では〝添加物の神様〟の異名で知られたトップセールスマン」。「食品添加物は〝魔法の粉〟」。「業界内でも『困ったときの安部頼み』といわれた」んだそうだ。
ぎょっ、「売値は1パックわずか100円。原価はたった20円ほどだから…」のミートボールって。先日駅前のスーパーで100円のミートボールをつい買って、今夜食べようと思ってたとこなんだけど。冷蔵庫には生活クラブ生協の高い豚の角煮もあるのに。うー、どうする!?
同じ号の「著者に聞け!」は岡田尊司さんの『脳内汚染』。
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脳内汚染 著者:岡田 尊司 |
先日読んだ『誇大自己症候群』の著者だ。
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誇大自己症候群 著者:岡田 尊司 |
「従来の概念を横断して生じている現象に対して、的確に記述する用語の必要性を感じるようになった。そうして生まれたのが『誇大自己症候群』である。」
「誇大自己症候群の人は、誇大自己を膨らまさずにはバランスが保てないだけの、何らかの背景を抱えている。それは、多くの場合、愛情剥奪と溺愛が入り交じった、バランスの悪い親との関係に由来し、その親もまた一家のねじれた過去を背負っている。」
シンプルでわかりやすい本だった。ただ分析して責めるのではなく、立ち直りの方法を提示しているところもよかった。
よしゃ、『食品の裏側』と『脳内汚染』の2冊、自分のブログのアフィリエイトで買って、アフィリエイトがどんなもんなのか試してみる第1号、第2号にしようっ。
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