首都高5号線上り高島平のオービス事件・第4回
15時10分から東京簡裁刑事2室1係534号法廷(櫻井廣美裁判官)で、首都高5号線下り高島平のオービスⅢLj事件の第4回公判。論告・弁論。
先日、田口照子検察官の論告が10分間もあって驚いたが、今日の渡邉賢二検察官は田口さんに比べ若干早口で、8分間。長い。やっぱり東京簡裁でオービス事件が動き始めているのか!?
ちなみに私は、東京区検の立会い検察官では鈴木健一さん、田口照子さん、渡邉賢二さんが好き。味がある。
当方のデータによると、鈴木さんは04年12月に、田口さんは04年2月に、渡邉さんは03年10月に登場(道路交通法違反に、だよ。他の事件は知らない)。そやけん、田口さんと渡邉さんはそろそろ移動になるのか? 寂しいなぁ。
えー、論告の内容はというと、員面(司法警察員面前調書)、検面(検察官面前調書)、法廷での供述は「その都度変遷し、何ら信用できない。自己の刑責を免れるための弁解」にすぎず、一方、メーカー社員によればオービスは信頼できるので…というもの。
コップを表現するのに、
1、(上から見たら)丸だった
2、(横から見たら)四角だった
3、(横からよく見たら)若干台形だった
と3種類の言い方を、員面、検面、法廷供述でそれぞれしてはダメなのだ。「裁判官が悪いと言う前に」を読んでおいてほしい。
求刑は相場どおり罰金8万円。
15時18分から弁論。
弁護人(国選)は、私流にいえば顔が筋肉質。何かスポーツをやってるのか。この日はデイパックに荷物を入れてきた。
壁の時計を見上げて「被告人は無罪である」と始まった弁論の内容は、すごく濃かったように思う。定刻の15時40分に終えねばと思ったようで、めっちゃ早口。
本件前後に撮影された人は××と言っているが、消極的な供述(自白)にすぎない、とも述べていた。へえ、前後の人の供述が書証に入ってたのかしら。
森成証言について、
弁護人 「森成は点検にタッチしていない。点検は正しく行われたと確信しているにすぎない。単なる伝聞証拠だ。森成は、いかにも専門家風にしゃべっているが××すら知らない。技術的なことについては信用性が低い」
旨も述べていた。
最後に、被告人から陳述。
被告人 「メータを見たとき90㎞/h前後を指していた。これは間違いない。以前は、オービスは正確に測るんだろうな、バックアップの証拠があるんだろうな、間違いないよという状況になるんだろうな、と思っていたが…。(本件測定値の)118㎞/hは、なんでこんなことになるんだろうと…」
明るさと清々しさのなかに憤りを込めた、とでもいうのか、「これがウソだったら、この被告人は根っからの虚言野郎だ! いずれきっと重大犯罪をやるぜ」と思える陳述だった。
判決言渡しは3月30日(木)午後1時10分と指定し、15時42分半閉廷。
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