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2006年3月 1日 (水)

江戸川区大杉・環七内回りオービスⅢLk 弁護人なし

 10時から東京簡裁刑事1室3係534号法廷(堀内信明裁判官)で、道路交通法違反の新件。

【場   所】 環状7号線(一般道)内回り・江戸川区大杉5-36
【日  時】 2005年3月15日 午前2時14分頃
【装   置】 東京航空計器 オービスⅢLk (俗称・LHシステム)
【測定値】 99㎞/h 制限速度50㎞/hを49㎞/h超過
【被告人】 20代? 会社員 
【弁護人】 なし
【主   張】 違反歴が多いので、免許取消しは困ると(安全運転を)心がけていた。レーダ探知機も取りつけた。探知機がオービスの存在を知らせたのでアクセルから足を離して減速。70㎞/h前後だったと思う。

 オービスに撮影されるはずのない速度であるとの認識が十分にあったので、ストロボが光ったのは故障だろうと思い、メータは確認しなかったそうだ。
 堀内さんがいつものように丁寧に説明して尋ねるのに対し、 「はい」「いいえ」「ないです」「とくにないです」と、きびきびした返答だった。自衛隊に長くいたのだという。

裁判官「判決は1週間後でいいですか? それとも直ちに判決してもらいたいですか?」
被告人「1週間後でいいです」

 この日は傍聴席に、私と礼田計さんのほかに、傍聴人風ではないというか、ちょっと異質な感じの女性が3人いて、「もしや、情状か何か証言してあげるわよときた被告人の関係者なのに、被告人からも女性のほうからも言い出せずにいるのではないか」と堀内さんは思ったのだろうか、立ち上がって法廷を出ようとする女性たちに声をかけた。
「この事件の関係の方ですか? とくに何かあれば、時間をとりますが…」
 女性たちは「いえ…」と手を左右に振り、意外なことを言われての照れ笑いなのかニコニコと出て行った。

 約30分で閉廷。
 オービスの否認事件にも、いろんな被告人がいて、いろんな形がある。

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