高島平のネズミ捕りで135㎞/h!
4月10日、まだ事件数はかなーり少ない。
10時6分に簡裁でオービス事件の判決が終わった。
10時から10時40分まで、東京地裁・刑事13部(井上豊裁判官)423号法廷で、道路交通法違反の新件があった。途中から傍聴してもなぁ…。
とは思ったが、普通は(地裁の場合)1時間とるところ、40分間の枠(わく)って何よ…。
と思い直し、途中から傍聴してみた。
2005年10月30日の9時頃(午前か午後か不明)、高島平で、ランサーエボリューションという車両で、制限50㎞/hのところ135㎞/h、という事件だった。
メーカーが言うマイナス誤差等を考えれば、140㎞/hはゆうに出していた可能性あり。
被告人は起訴事実を認め、しかし捜査段階では80~90(80~100?)㎞/hと言っていたらしいのだが、そのへん、本当はどうだったのか、どうもはっきりしない。
弁護人は、なんと、簡裁でも地裁でも、道路交通法違反事件でよく見かける、ヤメ検のあの弁護士。
「在宅の道交法の国選はラクだなぁ。俺でも楽勝できるよ」と傍聴席からは思える弁護士だ。
高島平付近の一般道には、オービスはないはず。
ってことは、光電式かレーダ式のネズミ捕り。
うーん、高島平の付近で、135㎞/hも出せる道路があったっけ…。
求刑は懲役3月。
7分休廷して判決。懲役3月、執行猶予3年、訴訟費用(国選弁護人報酬等)負担。
量刑相場からして、首都高? あのへんの首都高、制限50キロだっけ。10時31分閉廷。
東京簡裁の刑事に、新しい裁判官が4人きた。1室1係から2室3係までの6人の裁判官のうち、4人が交代したのだ。
どんな方たちなんだろう。いっひっひ。って気持ち悪いっつーの!
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