首都高5号線上り高島平のオービスⅢ また否認事件 しかし…
10時50分から、東京簡裁刑事1室1係(松本弘裁判官)826号法廷で、道路交通法違反の新件。
【場 所】 首都高 5号線 上り 板橋区高島平5-12
【日 時】 2004年12月14日 午後10時10分頃
【装 置】 東京航空計器のオービスⅢ。
【測定値】 116㎞/h 制限速度60㎞/hを56㎞/h超過
【被告人】 30代 会社役員 太めで禿頭(とくとう) 山下幸男弁護士に目元などが似ている。
【弁護人】 国選(初めて見る男性弁護士)
【主 張】 「カメラが赤く光った瞬間、メータを見た。針は100と110の間だった」
同乗者もメータを見ていたというのだが、海外旅行が長引いてるそうで、陳述書さえなし。
それだけハッキリ認識してるなら、「100と110の間」などと曖昧なのはおかしい、とは検察官は突っ込まず。
99年からの違反歴が7回あるそうで、だったら、「超過50㎞/h以上は12点。90日免停(あるいは前歴とあわせ免許取消)になるのが嫌で、ただゴネてるんだろう」という方向の突っ込みは、どっちからもなし。
「(オービスが正しいという)客観的な裏付けとなるデータは何ら存在しない」という話は、まったく出ず。
書証はぜんぶ同意。
検察官提出の、つまり警察とメーカーが作成した書類と、「100と110の間だった」という被告人の供述だけを比べる、だけの審理だった。
検察官の論告は、司法改革とやらの影響か、猛烈早口での朗読ではなくなり、4分もかかった。
8分ほど休廷して判決。
求刑どおり罰金8万円。訴訟費用の言及なし。
11時44分閉廷。
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