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2006年5月の43件の記事

2006年5月31日 (水)

それって犯罪の謀議じゃないの!?

 宅配業者、配送業が困ってる…。場合によっては2人乗車も考えてる…。

 なんだ、それ? と私は思う。
 なんつーか、信じられない思いだ。

 何人乗車してようが、違反場所に駐車したら駐車違反なんだよ。
 運転できる者が1人残ってればセーフ、というのは、その状態だと「放置車両」に当たらず、新しい取締り(確認事務)の対象にならないってだけ。
 2人乗車も考えてる…ってつまり、違反(犯罪)をやっても捕まらない方策はないかと、謀議をめぐらせてるわけじゃん。

 偉そうに申し訳ないが、そこに、新制度の重大な根本的な問題点がある!
 宅配、配送業、引っ越し、ちょっとした荷物運び、何かの修理や工事、子どもやお年寄りの送迎等々等々、だいたいみんな、迷惑にならない場所に短時間、てことでやってきたわけじゃん。
 引っ越しや工事など、短時間ではすまず、また多少迷惑になることもあるが、それはまあまあ仕方ない、お互い様、でやってきたんじゃないのか。

 しかし、それらはほぼすべて、「違反は違反」だったのだ。
 検挙する警察官もいたが、見逃す警察官もいた。
 もともと検挙率がきわめて低いから、「運が悪いと捕まるけれども普通は大丈夫」として、社会や経済活動は成り立ってきた。
 言い方を変えれば、違反しなければ成り立たない、社会の国民の営みであり経済活動であったわけだ。

 それってそもそもおかしいじゃん!
 とは言わず、「これからは時間の長短にかかわりなく(=ごく短時間でも)捕まえますよ。捕まったが最期、カネは必ず徴収しますよ。取締りや徴収の事務を民間委託しますよ。取締りの数は倍に増やしますよ」、それが今回の新制度にほかならない。

 ところが世論は、一部の傍若無人な迷惑駐車を思い浮かべ、取締りを強化するのは仕方ない、という方向にある…かのように見える。
 仕方ない、けれども、強化されると日々の仕事や生活は困るので、取締りを逃れる方策をなんとか模索する…。
 おいおい、どこか狂ってるぞ! と私は思うんだが…。

 ※ http://www008.upp.so-net.ne.jp/ko-tu-ihan/FAQ/kihon/why.htm
   このページの、下のほうの枠囲みをご参照ください。

 30日(火)午後1時20分からの東京簡裁の道路交通法違反事件は、4月25日に「寺澤オービス事件」で川越支部へ行ったため見逃した事件だった。
 犯行時、警視庁交通部交通執行課でオービス担当だった警察官を証人尋問。この人、たしか前にも別の事件で証言したような。
 でも今回は、被告人の主張には関係のない、無意味な証言でしたね。書証の作成の真正を立証するという法律的な意味はあるとしても。

 当ブログのアクセス数、普段は600~700なのが火曜は1407。
 もう遅すぎるが(笑)、アフィリエイトを貼っとこう。

なんでこれが交通違反なの!?―警察は教えない126の基礎知識 Book なんでこれが交通違反なの!?―警察は教えない126の基礎知識

著者:今井 亮一
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2006年5月30日 (火)

大阪の駐禁取締りは54万6000件?

 委託者・大阪府警本部長、受託者・ナカバヤシ株式会社大阪支社。
 の「放置違反金関係様式の作成、配送及び封入封かん業務」の「業務委託仕様書」。
 を見ると、「発送文書作成予定枚数一覧表」に、こうある。

 納付書(仮納付) 546,000枚
 弁明通知書     546,000枚

 「確認標章」を取付けたあと3日くらいで違反者の出頭がないと、この2つを、車検証上の使用者へ発送することになる。
 06年6月1日から07年3月31日までの契約だから、単純に割れば月5万4600通。

 05年の大阪府警の駐車取締り件数は、26万8840件。12で割れば2万2403件。

 うーん。予定枚数は多めになってる可能性があるし、違反者が全員出頭しないとは限らない、とはいえ、やっぱ取締りは2倍くらいには増やすようだ、とはいえるんじゃないかな。

 新しいセキュリティソフトを入れてから、PCの調子がめちゃめちゃ悪くなった。
 原稿を書けないまま、5~6時間が吹っ飛んだ。
 ウィルスとかも怖いけど、セキュリティソフトのせいでPCが動かないって…。

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2006年5月29日 (月)

東京の265ユニットは最大数

 確認事務(6月1日からの新しい駐禁取締り)の、警視庁の契約書を見ると、どこも「1日において活動するユニットは最大で×とし…」というふうになっている。
 以下は、各契約書にある、1日最大活動ユニット。契約番号が飛んでるのは、1回目の入札が不調だったもの。

契約番号62220<千代田>麹町、丸の内、神田、万世橋署 ──25

契約番号62241<中央>中央、久松、築地、月島署 ──28

契約番号62222<港>愛宕、三田、高輪、麻布、赤坂、東京水上署 ──43

契約番号62223<品川>品川、大井、大崎、荏原署 ──17

契約番号62224<渋谷>渋谷、原宿、代々木署 ──26

契約番号62225<新宿>牛込、新宿、戸塚、四谷署 ──31

契約番号62226<文京>富坂、大塚、本富士、駒込署 ──14

契約番号62227<豊島>巣鴨、池袋、目白署 ──16

契約番号62242<台東>上野、下谷、浅草、蔵前署 ──23

契約番号62229<深川>深川署 ──7

契約番号62230<城東>城東署 ──6

契約番号62231<本所>本所署 ──11

契約番号62232<向島>向島署 ──3

契約番号62243<江戸川>小松川、葛西、小岩署 ──15

 合計265ユニット。
 警察庁の発表に、東京の駐車監視員は、1ユニット2人換算で530人、すなわちユニット数は265とあったのは、こういうことなんだね。

 「最大で」とは、「それより少なくしろ」なのか、「それを超えちゃいけない」なのか。
 ま、どっちも似たようなもんか。
 「昨日は5ユニットも休んじゃったから、今日は5ユニット増やそう」みたいなのはダメで、コンスタントにやりなさい、ってことなのかな。

 あ~、6月1日が、こう言っちゃなんだが、楽しみだよぅ。
 てるてる坊主、つくるのか、おっさん!

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交通違反者900人を逮捕!

 「警視庁、悪質ドライバーに逮捕状…その数、900人」とZAKZAK。
 900人とは、史上最大の作戦では? やっぱこの時期だからですかのぉ。

「半数以上が駐車違反をしながら反則金を支払わず、6回以上の出頭要請に応じなかったドライバー」
 とあるが、これは、いわゆるワッカやステッカーを付けられても勝手に外して知らん顔してた人たち、ではない。知らん顔することなく、いったん警察に出頭して、自分が違反者だと正直に自白し、違反キップを切られた人たちだ。

 今後も、出頭→自白→違反キップのコースの人は、反則金不納付で刑事手続きに移行したのちの出頭の求めに応じないと、こうして逮捕されることがある
 しかし、勝手に外して知らん顔し、「放置違反金」というカネを振り込めば、一件落着。逮捕の心配はないし、違反点数もつかない。

 そう考えてみると、この史上最大の作戦(?)は、「諸君、正直に出頭すると、あとが面倒だ。放置違反金で終えるほうがいいよ」とのアピールともとれる。
 ってそれは深読みしすぎだよね。そこまで手続きのことを考えて記事を読むマニアは、滅多にいないはず(笑)。

 「バイクの放置駐車を繰り返した男を逮捕」とレスポンス。
 こっちは、そもそもの出頭さえしなかったように推察される。
 違反点数を気にしていたようだが、6月1日以降なら、カネ(放置違反金)さえ払えば点数はない。“摘発”されるのが半年間に2回までなら、車両の使用制限命令もないし。

 カネさえ払えば(徴収できれば)いいよ、という制度にするぞと2年も前に決めたのに…。
 だからどうしろっていうのか、警察としても困るだろうけど、やっぱなんだか違和感を覚えるよねぇ。

 そう考えてみると、今回の民間委託、なにも放置違反金と民間委託を同時に施行しなくても、放置違反金だけ04年10月1日辺りからスタートし(納付命令の通知発送などは交通反則通告センターにやらせ)、民間委託は06年6月1日と、そういうやり方もあったのでは? そしたら委託業者も、前例(警察官による確認標章の取付け)があって、良かったろうに。うーむ…。 

 「路上駐車の75%は30分未満の短時間駐車で、また、平日13時の時間帯では貨物車両が路上駐車の約50%を占めているという」ともレスポンス。
 これ、5~10分の駐車が60%という、先日のセミナーで聞いた調査結果に近い。

 もひとつ、報道を紹介しとこう。
 千葉県鎌ケ谷市の、住宅地にある9カ所の交差点に「ハンプ」が設けられたと毎日新聞。
「一時停止の標識を設けて、たまに待伏せ取締りをしてもダメ。違反して事故った者をいくら厳しく処罰してもムダ。どうしても一時停止(ないし徐行)必要な場所なら、ハンプを設けるべき」
 ずっとそう言ってきた私としては、ようやくそんな動きが出てきたのかと…。 
 以下は、「焼糞日記」2005年10月19日より一部抜粋。

11時から(前の通訳つき事件が長引いて13分から)地裁406号法廷(小池健治裁判官)で業過致死の新件。現場から会社へ帰る途中、踏切がなかなか開かず焦り、先の変形5差路(一時停止だが停止線はだいぶ手前で止まる車はなく、看板で右側の見通しが悪い。かねてより事故が多かった)を15~20㎞/hで漫然進行。右側から出てきた自転車(女性。65歳)に衝突。女性は歩道の縁石に頭を打ち、外傷性頭蓋骨内損傷により翌朝死亡。裁判官も「話し方がぶっきらぼう」と言っていたが、被告人(在宅)は根っからの職人で仕事以外の語彙が少ないのか、声はやたら大きく法廷的には反省がみられないとされる話し方。なんと12時46分までかかってしまった。とにかく検察官(柳美里さん似)は「停止線で一時停止しよく安全確認すればこの事故は起こらなかった。事故の原因は一重に自分の過失にある」と何度でも被告人に言わせようとする。こういう裁判はいつもこうだ。ハンプを設けたりせず、皆が違反する状態を事実上容認し(検挙率ゼロコンマの取り締まりに抑止効果なし)、見通しを悪くする看板を放置してきた者の責任は…。これでは事故発生件数が右肩上がりなのは当たり前だろが。

 土日で連載原稿をぜんぶ書かないとヤバそうなスケジュールなのに、日曜夕方までご相談等に対応。日曜は有酸素散歩約50分。

 Banner_02_2人気blogランキング 日曜夜か見たら、「週間IN」がなんと1010になってた。その時点から過去1週間に、101人の方がぽちっと押してくれたと、そういうことなんだろうと思う。
 当ブログ、いくらなんでも1000を超えることはなかろう、と思ってたので、びっくり。ありがとございます!
 もちろんこれは一時的なことだろう。1000を超えたという思い出を胸に、私は北へ北へ旅立つ~のです~。演歌や。

2006年5月27日 (土)

魅せられて…涙

 長い日記を書いたのだが、気がついたら全部消えていた。あれーっ。
 もう改めて書く気力も時間もない。
 日記のオチに使おうとした音楽だけ紹介しとくです(涙)。
http://www.hi-ho.ne.jp/momose/mu_title/miserarete.htm
 これをクリックすると、ジュディ・オングさんのあの「魅せられて」の曲が流れます。

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 これをクリックすると、当ブログに10ポイント入るらしいです(涙)。

スキャンダル記事になりそうな無免許

5月26日(金)

 10時50分から、東京簡裁・刑事2室3係(坂本昌弘裁判官)728号法廷で、道路交通法違反の新件。

 首都高でスピード違反により白バイに止められて発覚した無免許。
 無免許は通常、いわゆる交通裁判所で、略式で罰金20万円で終わる。
 なんで公判なのか。
 被告人は、免停は明けていた(執行されたのは60日免停ではなく30日免停)と思っていたと、故意を否定したからだ。無免許運転には、過失犯の処罰規定がないのである。

 それだけなら、どうということもないのだが、この被告人、けっこう有名人、または、かなーり有名な団体(弁護士も検察官も当然に知っている団体ないし活動)に深く関わってる人間らしいのだ。
 そして、まだ若いのに、スピード違反で罰金前科1回と、駐車、一時不停止、安全運転義務違反(人身事故)、スピード違反などの違反歴が10回もあり、そのうえ、犯意を否定する説明などに、「え? もしかして全部ウソ?」と感じさせるところがあるのだった。 
 週刊誌で面白可笑しく書いたら、スキャンダル記事になりそうな…いや、私はそういうの書かないけどね。
 まー、3年(もう4年?)も、東京簡裁の道交法違反事件を全部傍聴、という定点観測を続けてると、いろんなことがあるよ。

 直ちに判決。
 求刑どおり罰金20万円。

 喫煙室で、ある裁判官にばったり…と思ったら退官して弁護士を開業したのだという。当ブログを読んでくださってるようで(ありがとございます!)、近ごろのオービス裁判のことなど少し話す。立場の違う方と話すのはたいへん勉強になる。
 いずれ、ぜひぜひご意見、ご指導いただければと思います。よろしくお願いします。

 外へ出ると、裁判所の玄関先に多数の報道陣。歩道には長蛇の列。
 なんなの? 列のおばさんに尋ねたら、ライブドアの人の第1回公判なのだそうだ。へえ。
 私は警視庁へ歩き、3件の開示を受ける。

 農林水産省地下第3食堂で、思い切ってダブルカツ丼550円。
 失敗した~。
 学生のとき、天かす(揚げ玉)を甘辛く煮た、たぬき丼というのを何度か食った(旨かった)が、これはどろどろに甘辛く煮た大量のカツの衣(ころも)に肉らしきものが入ってる、という感じ。学生時代なら喜んでばかばか食っただろうが…。
 ま、しかし、早めに失敗してよかったよ。でなきゃ、いつまでもショーケースの前で、「ダブルカツ丼、旨そうだなぁ、どぅしよっかなぁ」と悩み続けたに違いないわけで(笑)。

 電車で麻布十番へ。
 某ニュース番組の撮影。
 高木広子さんというアナウンサーといっしょに商店街を歩きながらコメント等。
 待ち時間がけっこうあり、雑談もしたのだが、まーこの人、長身でスタイル良くて美人で、なんつーか独特の親しみが持てる感じで、それが外向きの顔とは少しも感じさせず、たぶん、そもそも育ちが違うんだろうか、わー、こんな人もいるのかと、びっくりしましたよ。

 電車で新宿方面へ。
 疲れて居眠り。
 しかも、隣のオタク君風の若者に、かなーり体を預けて。ごめんよぉ!
 降車駅を2つ乗り過ごしてまった。久しぶりだ。
 別の番組の撮影。三田へ移動してさらに撮影。

 日が暮れてから電車で帰宅。
 隣の若い女性が居眠りし、頭が私の肩へ。むほほ。と思ったら若い男性だった。ばかやろぉ。って人のこと言えないか(笑)。

 新しいセキュリティソフトを入れてから、どうも、帰宅後メールの受信までに時間がかかる。何十本もきてるはずなのに、1時間以上たたないと受信できない。あきらめて早寝…。

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2006年5月26日 (金)

5分から10分の駐車が60%とは!

5月25日(木)

 朝6時半にタクシーがお迎えにきて鎌田へ。某番組の撮影に同行。赤坂へ移動して続行。
 大きな目でにっこり微笑む若い女性キャスターから、マイクを向けられ何か尋ねられる、という体験をたぶん初めてしたよぅ。

 東京簡裁で14時10分からオービス事件の警察官証人尋問、3時10分から新件があり、最後の最後まで悩んだのだが、簡裁のほうは礼田計さん(「オービスと愉快な仲間たち/マニヤ編」)が傍聴してくれるというので、私はパレスホテルへ。

 14時から、パーク24株式会社(広報代行・共同ピーアール株式会社)主催の「改正道路交通法セミナー」。
 講師は日本大学理工学部の藤井敬宏教授(社会交通学)。
 内容は、①交通事故・交通渋滞発生原因と現在の交通事情、②「改正道路交通法」実施後の影響等。

 正直、「空振りかな」と思ってたのだが、なかなかどうして、たいへん参考になった。
 とくに、「調査の結果、5分間から10分間の駐車が60%」という点、へえ!ではないか。学生さんたちのマンパワーによる調査だそうだ。

 私はずっと、「どこもかしこも1分でも違反にしてるから『違法駐車があふれている』ってことになり、遵法精神が損なわれてもいくのだ。地域や道路の実態によって30分なり60分なりの駐車は合法とすべきだ」と言ってきたが、「10分まで駐車可」とするだけで、かなりの違法駐車が一瞬にして消える、マジックです、という話に、やっぱなるんだなぁ。

 もうちょっと言うとだ、紙に書いた法律で、千差万別の個々の駐車に対応できるはずがない。法律はいちおうの線引きをするけれども、取り締まる警察官には、ある程度の裁量権があり、何より、取り締まったあと、処罰するに当たっては、運転者の説明(駐車の動機や、駐車時間、迷惑性等々)もよく聞いて、果たして処罰すべきかどうか、すべきとしてどれくらいの罰が適当か、取り締まった者以外の者(手続き上は検察官、裁判官)が然るべく判断する。そういうふうになってるわけだ。
 ものすごーく大胆なこと言えば、後処理の手続きが保障されているから、少々大ざっぱな法律(交通ルール)も許されるわけ。もしも、交通ルールが、生活や交通の実態にあってなければ、取締りを受けても処罰されることはない。

 6月1日から始まる「放置違反金」は、後処理の手続きを省いて、取り締まっただけで一定のカネを強制的に徴収する制度、ということができる。
 だったら、交通ルールはこれでいいのか、よほど検討しなければならない。見直さねばならない。ところが…という図式だと私は思うんですよ。

 警察庁は、「だから60%の違法駐車をなくせるよう、5分~10分間の違反も取り締まれるようにしたのです」と言うのだろうか。

 終わってタクシーで帰宅。
 急ぎご相談等3件に対応し(遅れて申し訳ない)、仕事場で撮影。

 もう眠くて眠くて、風呂で週刊誌を2度もぽちゃんと湯船に落とす。早寝。

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2006年5月24日 (水)

青キップの取り締まりが激増!?

 10時にハイヤーがお迎えにきて、某番組のVTR撮りへ。
 13時30分から東京簡裁で道路交通法違反の新件があり、急ぎハイヤーで裁判所へ。
 途中、礼田計さんから電話あり。新件は流れたと。あれ~っ。ま、そんなこともあるよね~。
 裁判所で礼田計さんと少し話し、裁判所前へ到着したまた別の某番組のスタッフの車に乗り、某テレビ局へ。翌日以降ロケに出ることになり、打ち合わせ。
 手配してもらったタクシーで帰宅。
 19時から仕事場でまた別の某番組のVTR撮り…。

 そんな日々がここ2週間ほどか続いてる。
 そろそろ落ち着くのかと思ってたら、だんだん忙しくなってくる。
 ま、今日が今までいちばん忙しいと思うけど。
「今井君よ、テレビに使い切られてしまうぞ」
 というご意見もあるかと思う。
 でも、私はぜんぜん心配してない。
 だって、相変わらず東京簡裁の道路交通法違反事件の傍聴が(私以上に忙しいスタッフの方々には申し訳ないけど)最優先だし、私は私の知ってること、思うことを言うだけ。伝わる言葉で言おうと努力はしても(慣れないので、うまくいかず、申し訳ないが)、知らないことは言えないし、思わないことは言えない。
 べつに何も変わらないと思う。
 こういう、なんつーか嵐は──誰にだってそういう嵐の時はあるよね──いつか過ぎて、平凡な日常にまた戻るのだ。平凡な普通の日々が一番だよ。ま、共謀罪が可決されたら、そんなこと言ってられなくなるのかなあ、とは思いつつ。

 VTR撮りが終わって風呂で『週刊プレイボーイ』。
 ええっ!?
「交通安全対策特別交付金勘定が、『歳入907億4310万6千円』と、昨年度の予算額より43億8464万円も増えていたのだ」
 と。マジ!?

 今年度は、6月1日から、駐禁取締りの民間委託が始まり、「放置違反金」制度が導入される。
 「確認標章」という新しい駐禁ステッカーを取付けられると、要するに「反則金」か「放置違反金」か2つの選択肢があり、国会答弁では7割が「放置違反金」へいくと見込まれている。
 そしたら当然、反則金収入は減る。
 ところが、反則金を原資とする交付金の予算は増額されている…。んなアホな!?

 これが本当だとすると、週プレの記事で小谷洋之さんが書いているように、駐禁以外の取り締まり、それも青キップの取り締まりを、かなり増やす予定…ということだ。
 もちろん、予算は予算。新潟県警の“雪見酒接待”とか警察不祥事・犯罪が続出した頃は、反則金収入が交付金予算を、以前よりけっこう割り込んだこともあり、予算どおりに反則金が集まる(青キップを切って反則金を払ってもらえる)とは限らないけれどもさ。

 「治安悪化の情勢下、交通違反に割ける警察力には限りがあり…」というのが、今回の新制度の理由だったはず。
 いや、限りがあるのは、駐車違反に割ける警察力であり、民間委託で合理化されるはずの500人の警察力を、他の青キップの違反に振り向けるのか。

 いやいや、新制度により生じるのは、反則金収入の減少だけではない。
 違反点数がない放置違反金、の導入により、違反者講習、停止処分者講習、免許更新時の諸々の費用(=安協へ流れる委託費)の減少も当然に予測される。
 私は、これから別の方法(駐禁レッカーの“指定機関”と同じ方法)で巻き返すのか、あるいは交通利権の構造改革が始まるのか、と見ていたが、なんのことはない、放置違反金で減った点数を、他の違反でカバーするのか…?
 とすれば、青キップだけでなく、点数の高い赤キップの違反の取締りも強化されておかしくないが…?

 うーむ、ほんとに今年はどうなるのか、こう言っちゃなんだが、わくわくしてたまらないよぅ!

 ところで、礼田計さんのブログ、ついに公開のGoが出た。
オービスと愉快な仲間たち/マニヤ編」。
 こんなサイトは絶対、他にない。つか、あり得ない(笑)。すごいっ!!
 「マニア」ではなく「マニヤ」と表記するところからもう、マニアだ、いや、マニヤだ!

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2006年5月23日 (火)

パッシングとクラクションで執拗に煽られ

 簡裁でずっと傍聴していたオービス事件(ⅢLj。56㎞/h超過)の、10時から東京高裁・刑事4部(仙波厚・奥村豪・中島経太裁判官)で控訴審判決。

 控訴棄却。
 理由を含め言渡しは約20分間もかかった。
「……森成昭治の証言と、原理説明資料……一般的な正確性を十分に備えている……これまでの実験結果により…という性能になっているというのだから……」

 同時刻から、高裁刑事2部で、やはり簡裁で傍聴してきたオービス事件の控訴審判決があり、720号法廷へ行ってみたが、もうとっくに終わってた。そりゃそうだ。 

 警視庁で3件開示を受ける。
 新型の光電式の取扱説明書と、江戸川区内の駐禁レッカー移動の契約書(「予定台数」「取扱概数」が消えた!?)と、残り13の区域の確認事務の契約書で計6280円。いてて。
 でもアフィリエイトの収入(5月は現時点で1664円)があるので、だいぶ気が楽。助かるです。

 急ぎ赤坂TBSへ。某番組の収録。
 霞が関へ戻り、農林水産省地下第5食堂で、悩んだ末、カツカレー(味噌汁と酢の物の小鉢付き。460円)。

 裁判所の廊下の隅で、携帯電話からJFNのラジオ番組へ生出演。
 そして15時10分から、東京簡裁・刑事2室1係(櫻井廣美裁判官)で、道路交通法違反の新件。

【場   所】 首都高中央環状線内回り 足立1-29
【日  時】 2005年1月24日 午後10時30分頃
【装   置】 東京航空計器のオービスⅢLj (フィルム式)
【測定値】 122㎞/h 制限速度60㎞/hを62㎞/h超過
【車  両】 普通乗用車
【被告人】 40代 会社経営
【弁護人】 国選 (裁判所が職権により選任)
【前  科】 駐車など前歴3回
【主  張】 「妻(傍聴席に。相当美人。今井評)を乗せて走行中、オービスの1㎞ほど手前から、トラックによりパッシングとクラクションで執拗に煽られた。ふり切って次の出口で出ようとしたら、赤くカメラが光った。警察も検察も、とにかく話をちゃんと聞いてくれない。区検の取調べに3度出頭したが、説明を検察官は調書にとらず、『すべからく違反した奴はそういう言い逃れをするのだ。すべてそうだ』と言った。略式では、何も聞いてもらえない状況でヤラレると思い、それだったら起訴してもらおうと…」

 「聞いてくれない」という被告人の言葉に、櫻井さんが「聞いたことは聞いたけど、理解してもらえないという趣旨か」と尋ねたのが、私には印象的だった。
 私も『なんでこれが交通違反なの!?』のQ118で同じことを書いている。

 直ちに判決。
 求刑どおり罰金9万円。訴訟費用は負担させない。
 弁護人は、被告人が不要と言ったのに裁判所が職権で付した国選だったが、この弁護人なかなかていねいだった。

 日比谷公園内のレストランで、某テレビ番組のスタッフ氏らと面談。だいぶ先の放送を目指して、取材を重ねている(切り口を探している?)のだという。

 急ぎ帰宅し、生活クラブ生協の班長さん宅へ荷物を取りに。
 さんま、豆腐、納豆、ほうれん草、山芋、もずくを、酒なしで食べ、早寝。どうも風邪気味のようなので。
 夢をみた。大学の寮に入ることになり、畳の部屋で10数名で宴会をすることになり、数名の女子大生のなかに広末涼子さんがいて(昼間の被告人の妻がたぶんダブっているのだろう)、酒は各自自分の分を持ち寄りで、私はそういえばドリンク剤の小ビンに入れた焼酎甲類が鞄に入っていたのを思い出して、ぐびりと飲んだら喉を焼く独特の甘さが旨くて、だいぶ酔った学生が俺にも飲ませろと言い、残り少ないのに取られてたまるかと私は思い、広末さんは泊まらずに帰るんだそうで…。

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2006年5月22日 (月)

20日締切の原稿 どうする!?

 まだまだ試算してみたいネタがあるのだが、もうさすがに時間がない。
 ご相談等の未対応がたまってるし、20日締切の原稿に手を着けてないなか、雑誌、新聞、ラジオ、テレビの方から続々とメールや電話があり…。

 ここんとこ、おかげさまでアクセス数が増えてる。ありがとうございます。
 なのに、大事な大事なアフィリエイトを忘れてた。

なんでこれが交通違反なの!?―警察は教えない126の基礎知識 Book なんでこれが交通違反なの!?―警察は教えない126の基礎知識

著者:今井 亮一
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 この本、駐車違反に関するQ047とQ048は、6月1日以降はまったく過去のこととなり、レッカー移動されて出頭したときの警察の対応が若干違う可能性があり、そして、Q056で述べた「駐車監視員の大半は警察OBになるんじゃないか」旨の予測は、完全に違った(OBは統括責任者や代行者になるようだ)けれども、そのほかは、7900万運転者の「疑問」や「悩み」や「不安」や「怒り」に対し「答えはぜんぶこの本に書いてあるよ!」と言いたい本ですんで、よろしくね

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 何位になってもべつにどうってこともない…なんて言っちゃダメじゃん。

 順位が上がると、人の目に触れ、訪問者が多くなる → アフィリエイトを利用してくれる人も多くなる → 報酬が増える → 思う存分、情報公開請求ができる。という絵図になってるんだから、もっと必死にお願いしなければ。1日1回、ぽちっと押してね、押してね、押してね♪ 

2006年5月21日 (日)

赤字覚悟の契約なの?

 東京・港区の6つの警察署の管内、の委託契約をとった株式会社コアズ、の契約書の「経費内訳書」に「人件費」という項目がある。

 駐車監視員      3億0015万5127円
 統括責任者、代行者   2911万2153円

 礼田計さんからもらった、同社の「駐車監視員資格者 大募集」を見ると、こうなってる。

 責任者   日給1万2500円(8H労働)固給30万円    (月24日)
 副責任者 日給1万1800円(8H労働)固給28万3200円 (月24日)
 監視員   日給1万0800円(8H労働)固給25万9200円 (月24日)

P1000814  契約書の仕様書には、「1日において活動するユニットは最大で43とし」とある。
 なぜ、「最大で43」とわざわざ限るんだろう。
 それはともかく、1ユニットが2人とすれば、1日最大86人が巡回活動をするってことだ。

 また、仕様書には、こうもある。
「受託者は、履行期間中は常に108名以上の駐車監視員を選任し、確認事務に従事できるようにしておかなければならない」

   固給25万円9200円 × 10か月 × 108人 = 2億7993万6000円

 あれ…? 「3億0015万5127円」より、だいぶ少ない。
 こういう計算方法自体が違うんだろうか。

 「大募集」には、「御祝い金10万円支給いたします」とある(いいなぁ)。
   10万円 × 108人 = 1080万円
   2億7993万6000円 + 1080万円 = 2億9073万6000円

 べつの方向から計算してみよう。
 契約期間は6月1日から翌年3月31日までの10か月間で、固給25万円9200円だから、駐車監視員1人の(固定給分の)人件費は、259万2000円。
   3億0015万5127円 ÷ 259万2000円 = 約116人
   3億0015万5127円 ÷ (259万2000円+10万円) = 約111人
 というふうに計算すると、まあ、そんなもんなのかな、と思える。 
   
 次、いってみよう。
 「責任者」とは統括責任者、「副責任者」とは代行者、のことだろう。
 コアズの契約書の仕様書を見ると、各警察署ごとに1人の統括責任者を、全体で9人以上の代行者を選任することになっている。
 代行者を最低の9人とすると、計15人。 
   2911万2153円 ÷ 10か月 = 291万1215円
   291万1215円 ÷ 15人 = 19万4081円

 あれ…?
 「大募集」のとおりに払ったら、どうなるんだ?
   固給30万円 × 6人 × 10か月 = 1800万円
   固給28万3200円 × 9人 × 10か月 = 2548万8000円
   1800万円 + 2548万8000円 = 4348万8000円
   2911万2153円 - 4348万8000円 = -1437万5847円
 「御祝い金」を払ったら、約1586万円の赤字…。

 あちこちから聞えてくるところによると、どうも、今回の確認事務(取締り)の委託契約、業者は赤字覚悟…赤字覚悟の業者もいる…らしい。コアズもうそうなのか、以上の計算だけから一概には言えないかもしれないにしても…。

 今回は270警察署の管内だけだが、来年度には、どっと広がるだろう。警察からも、どんどん広げるのだと聞いている。
「反則金と放置違反金との2本立ては不公平を生む。トラブルの元だ」
 との批判を、私なんかではなく、もっと偉い人たちから受けて、放置違反金1本に絞れば、委託の分野も広がるだろう。
 そこを狙って、赤字覚悟でまず最初の契約を取ったと、そういう面もあるのかな…。

 放置違反金を払っても(納付命令を受けても)違反点数はつかないと、これは警察からの初めての発表になるのかな、わかんないけど、発表された。
 このQ&A、これまで私が多くのマスコミの方々から受けてきたご質問と、かなりダブる。
 そう、じつは私、広報の民間委託契約を警察庁と結んでるのです。
 年間1200万円(税抜)、随意契約、御祝い金は20万円でした。
 ってウソですけど。

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2006年5月20日 (土)

確認標章1枚の取付け工賃は2400円?

 引き続き、試算ターイム!

 確認標章、400万枚。
 うち8割は駐車監視員が、2割は警察官が取付け。
 放置違反金320億円420億円、反則金180億円で600億円。

 約1600人、790ユニットが動くわけだから
   400万枚 × 8割 ÷ 790ユニット = 約4051枚
 1ユニットが年間約4051枚の確認標章を取付けるってことか?

 「年間」と聞けば12か月を連想する。
 契約はだいたい6月1日~翌年3月31日となってる。
  4051枚 ÷ 12か月 = 月に約338枚
  4051枚 ÷ 10か月 = 月に約405枚

 1か月を30日、週休2日とすれば、稼働日は月に22日。
  338枚 ÷ 22日 = 1日約15.4枚
  405枚 ÷ 22日 = 1日約18.4枚

 石川県警は、1ユニット210日間稼働するってことで単価契約したそうだ。
  4051枚 ÷ 210日 = 1日約19枚

 株式会社コアズの「駐車監視員資格者 大募集」(礼田計さんからもらった)を見ると、監視員は「月24日」になってる。
 10か月なら240日。
  4051枚 ÷ 240日 = 1日約17枚
 12か月なら288日。
  4051枚 ÷ 288日 = 1日約14枚

 どの数字も、先に「1ユニットで1日16枚…or more?」と試算したのに近い。
「1ユニットが、2時間の巡回1回で、5枚、6枚、7枚…くらいの「確認標章」を取付けていくんかのぅ」
 いまわかる範囲では、そんな感じになるんかのぅ。
 ま、何かが抜けててぜんぜん違うかもしれんけど、とりあえず、ね。

 ところで、愛宕、三田、高輪、麻布、赤坂、東京水上各署の管内の、株式会社コアズの契約(6月1日から3月31日まで10か月)は、4億2380万1000円(税込)。
 仕様書を見ると、「1日において活動するユニットは最大で43とし」、契約期間内に、日勤帯、夜間帯、深夜帯で合計9331「ユニット×日の活動を行う」とされている。
  4億2380万1000円 ÷ 9331ユニット日 = 約4万5418円

  4万5418円 ÷ 約17枚 = 約2672円
 確認事務1台、確認標章1枚取付けの、工賃は約2672円ってこと…?

  2672円 × 320万枚 = 85億5040万円
 これをもって、全国の委託費は約86億円っていうのは、あまりに大ざっぱすぎ?
 警視庁管内の委託費の合計は約23億数百万円(税込)。86億円の約27%。
 警視庁管内のユニット数は265だから、全国790ユニットの約34%。
 めちゃめちゃ遠い数字でもないように思うが、やっぱ全国の委託契約書をとってみないと、わかんないね。

 ここで、別の試算をしてみよう。
 放置違反金320億円420億円、反則金180億円で600億円。
 放置違反金は、都道府県の収入になる。
 反則金は、いったん国庫へ入って「交通安全対策特別交付金」となる。

 駐禁分の反則金は、03年は243億円、05年は228億円と先に試算した。
   243億円 - 180億円 = 63億円
   228億円 - 180億円 = 48億円
 ま、50億円前後の反則金減収となる。
 その穴埋めをしなければいけないはず。
   320億円420億円円 - 50億円 = 270億円370億円
 そこから、委託費86億円を引いてみる。
   270億円370億円 - 86億円 = 184億円284億円

 いま引いたのは、確認事務の委託費。
 ほかに、放置違反金関係の事務の委託費がある。
 この総額が、まだわからない。試算できるほどの情報もない。
 あと、携帯端末、携帯プリンタ、デジカメ、標章の紙など、警察側が用意するものがある。
 その金額は、私はまだ知らない。

 でも、それらあわせて184億円284億円にもなるか?
 あわせて100億円になるとしても、残り84億円184億円、都道府県の儲けになる。
 あわせて84億円なら、都道府県の儲けは100億円200億
 そうか? これってそんなにオイシイ話なのか?
 まあ、そもそも年間400万枚もの標章を取付けられるのかどうか、という問題もある、きわめて大ざっぱな試算だからねぇ。
 つか、上の計算、どこか間違ってない?
 間違ってたら恥ずかしいよぅ。私は算数が苦手なのだ。

※ はい、そもそも420億円とすべきを320億円としてました。さすが、「算数」が「数学」になった辺りから落ちこぼれ始めただけのことはありますね(笑)。取消線と赤い字は9月5日追記。

 とにかく、苦手な算数にも挑戦したくなるほど、新制度はどうなるのか、こう言っちゃなんだが、わくわくしちゃってしょーがないっつーことで…。

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新制度の稼ぎは600億円!?

P1000636_edited  新制度でいくら儲かるのか。
 おおざっぱなことは、これまで触れてきたが、今回、少し真剣に試算してみた。
 意外なことになった!

 取締り件数は「2倍程度」が見込まれている。
 何を2倍にするのか。
  ・確認事務を委託した警察署管内において2倍
  ・全国規模で2倍
 どっちなのか。
 私はこれまで、そう考えていたのだが、これ、どっちでもないんだね!

 http://ko-tu-ihan.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/1_e3b5.html
 ここで引用した答弁に、こうある。
標章取付け件数が現在の約二倍、ということは四百万件を超える…」

 取締り件数ではなく、標章の取付け件数なんだね。
 これは、なるほど、と思う。

 従来(現在)の取締りのやり方は、こうだ。
   <<標章取付け → 違反者が出頭して青キップ → 反則金納付(任意)>>
 標章を取付けられた者が全員出頭するわけではない。
 標章取付け件数と、取締り件数には、差が出てくる。

 ところが将来の取締りのやり方は、こうななる。
   <<標章取付け → カネ徴収>>
 これだと、標章取付け件数と、取締り(カネの納付)件数とには、差が出ない。
 ※ いずれも、ごく例外的なものは除いてますよ。

 つまり、新制度では、400万件を超える件数のカネが入ってくることになるんだね!

 では、1件あたり何円なのか。

 6月1日以降、新しいステッカーを取付けられると、
  ・出頭して青キップを切られ、反則金を払う
  ・知らん顔して、または反則金の納付がないために(※)、
   車の持ち主の立場で、放置違反金を払う
 どっちかになる。

 ※ 放置違反金とちがって、反則金の納付は任意。なのだけれども、では、「出頭して青キップを切られたが、取締りに納得いかなくて反則金を払わず、不起訴になった」という場合はどうなるのか。
 その場合、確認標章取付けの翌日から30日以内に、
(1)反則金が納付された
(2)公訴を提起された
(3)家裁の審判に付された

 この3つのどれかに該当しないので、車の持ち主に放置違反金の納付命令がいくのだという。そんなバカな? と思って警察庁に確認してみたが、そのようになるのだという。私はまだ信じ難いが…。

 ともあれ、反則金と放置違反金の金額は同じだ。
 しかし、車種によって異なる。
 最も一般的な普通車の金額で試算することにしよう。

P1000646  ここ、私はちょっと勘違いしてた。
 普通車の放置違反金は、駐停車禁止場所が1万8000円、駐車禁止場所が1万5000円、これだけだと思っていた。
 ところが、「時間制限駐車区間(いわゆるパーメ・パーチケ)に時間超過するなどして駐車しているもの」については1万円、というのがあるようなんだね。なぜ、だいぶ安いのか、不可解な気はするが、そうなってる。
 放置で1万円というのは、『交通の教則』の反則金額の表に載ってない。6月1日からの新しい違反形態・概念ということになるのか。

 というわけで、普通車の金額にも3種類あるわけだ。
 が、まあ、最も一般的な、駐車禁止場所における金額、1万5000円をベースに、試算してみよう。

   400万件 × 1万5000円 = 600億円

 マジ? そんな高額なの?
 いや~、これは取りっぱぐれのない制度といえるから、400万件に1万5000円を掛けちゃっても、試算としては特段問題ないはず。
 600億円!? うわお!

 でも…本気でそんなに稼ぐつもりなのか?

 試しに、従来の放置(駐停車・駐車)違反からの反則金額を推計してみよう。

 反則金の納付率は、全体で、100%をおおよそ3%前後、切る。
 放置駐車違反に限っての納付率は、わからない。
 ともあれ、まあ、納付率100%つーことで推計してみようよ。

 上述の答弁は、04年春のもの。
 なので、まず03年のを。

 03年の、放置駐停車違反の取締り件数は、8万6604件。
   8万6604件 × 1万8000円 = 15億5887万円
 03年の、放置駐車違反の取締り件数は、151万6316件。
   151万6316件 × 1万5000円 = 227億4474万円

   15億5887万円 + 227億4474万円 = 243億361万円

 ま、243億円、ということになりますか。
 試しに05年も。

 05年の、放置駐停車違反の取締り件数は、9万6134件。
   9万6134件 × 1万8000円 = 17億3041万円
 05年の、放置駐車違反の取締り件数は、141万254件。
   141万254件 × 1万5000円 = 211億億5381万円

   17億3041万円 + 211億5381万円 = 228億8422円

 ま、228億円ですか。

 そうすると、600億円ってのは、これまでの稼ぎの2倍をゆうに超えるじゃん? 3倍近いじゃん?

 ちなみに、この600億円の内訳は…?
 国会答弁では、7割くらいが放置違反金にいくだろう、とされてる。
 それをそのまま信じるなら、
  ・反則金    180億円
  ・放置違反金 420億円
 てことになる。

 反則金が納付されるってことは、その前提として、警察官がキップを切って処理することがある。
 180億円分は、警察官が違反キップを切るわけだ。

 「警察官が違反キップを切ったけれども、違反者は争って不起訴となり、しかし放置違反金が徴収された」
 というケースは、まあ、たぶんそんなにはないのだろうけど、警察官が違反キップを切る枚数は、180億円分より多い可能性はある。キップは切ったが、反則金納付には至らず、放置違反金で終わった、ということはあり得るから。

P1000696  新制度のイメージとして、
「これからは民間の駐車監視員が取締りを行う。その分の警察力が、治安のほうへ振り向けられる」
 という感じがあるじゃない?
 でも…。
 警察官が稼いでいた分が、243億とか228億円とかから、180億円に減る程度…。
 警察官が切るキップは、180億円分にもなる…。
 しかも、民間の放置違反金と、運転者とでトラブルになれば(なるだろう、今よりずっと)、その現場へ警察官が駆けつけることにもなる…。

 そしたら、警察官の負担減は、たいしたことないんじゃないか…。
 かえって負担が増えるんじゃないか…。

 それより何より、私が気になるのは、放置駐車が一掃されてしまったら、600億円もの収入がゼロになってしまうことだ。
「いったんは一掃したが、手をゆるめれば、また違法駐車がはびこる。一掃し続けるために、見張り役として駐車監視員を日々街頭に立たせておかねば」
 というなら、都道府県としてはそのための委託費を払い続けることになる。
 しかし、放置違反金の収入は望めない…。赤字だ…。
 だいいち、違法駐車(それはイコール迷惑駐車ではないよ!)を一掃して、民の日々の生活や経済活動は成り立つのか
 成り立つのは、委託を受ける業者とそこに就職できる人、の生活、経済活動だけだったりして?

 やー、こんなおっそろしく長いのを読んでくれてありがとございますぅ。
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2006年5月19日 (金)

新制度 変わらないもの 変わるもの

P1000581  このところ、雑誌、新聞、ラジオ、テレビの方とよく話す。
 テーマは、6月1日スタートの新制度、駐車違反の取締り(取り締まり)の民営化。
 それぞれの記者氏から得た小さな情報が、私が持ってる情報と結びついて「ははあ、そういうことか!」「やっぱりそうか!」となることもある。
 なにより、いろんな方からいろんな視点・観点の質問を受けてると、自分の知識・認識の足りない部分に気づけるし、断片的に言ってきたことが、わかりやすい1つの命題にまとまったりもする。
 これは非常にありがたい。

 そうして、私が言うべき基本が見えてきたような気がする。

 やっぱ、私は新制度には反対だわ。
 以下理由。
 まぁ、前々から言ってきたことをまとめたにすぎないっていえばそうなんだが。

「それやっちゃダメだよ。危険だから、迷惑だから」
 と誰もが思えるし、実際に危険で迷惑でもある、そういう運転や駐車を法律でしっかり禁止し、そのルールを破ったら必ず(最低限半分以上の確率でとか)捕まっちゃう、処罰される、というものでなければならない、本来は。

 ところが現実には、そんなことは関係なしに、一律に禁止してきた。
 「ダメだよ」と誰もが思わない、実際危険も迷惑もない運転や駐車も違反になる、そういう規制をしてきた。善良な人々の普通の営みが、法律上は違法になる、そういう規制をしてきた。

 そうして、日常的にあふれる違反のごくごく一部を取り締まり、反則金、罰金、レッカー料金、免許に係る各種講習の手数料等々、運悪く捕まった運転者から莫大なカネを毎年吸い上げてきた。道路は「カネの成る木」だった。

 今回の新制度は、そうしたことを(ほぼ)見直さず、カネの取りっぱぐれをなくしますよ、取り締まりは2倍にしますよ、取り締まりや後処理の事務手続きを民間委託しますよ、ということにすぎない。

 じゃあ、本当はどこをどう見直すべきか、ということは次回締切りの『ドライバー』に書く予定。

 ふり返れば、もう15年以上前からか、もっと前からか、私は、反則金制度(68年7月1日施行)について、要旨こう書き続けてきた
「なぜそんなに違反が多いのか。規制はこれでいいのか。本来はそう考えるべきだった。が、当局はそうは考えず、迅速・簡便にカネを徴収できる方法を考案した。運転者たちは(昔の私自身も含め)、その迅速・簡便な方法に飛びついた」

 それと同じことが、もっと大かがりに、これからスタートしようとしているのだ。
 反則金の納付は任意だから、「飛びついた」という表現でよかったが、これからは、飛びつくも何も(とくに自分の車で自分が違反して確認標章を取付けられた場合には)放置違反金を払う以外に現実的に選択肢はない、ということになる。
 そして遠からず、現実的ではない選択肢は、なくなるだろう。

 結局、何も変わらない。だけど、大きく変わる。
 変わらないのは何で、変わるのは何か…。
 ここで終われば、中島みゆきさんの『時代』。
 「そこを私たちはしっかり見分けなければならない」と結ぶと、なんだか新聞の社説みたいになるね(笑)。

 というわけで、ここんとこ、「緊急」とあるもの以外、ご相談のメールにほとんど対応してない。
 今日は久しぶりに(20日ぶり? 医師から叱られるよ!)有酸素散歩1時間以上やったし。
 ちなみに17日は某ラーメン店が半額の件、今月は珍しく忘れちゃいなかったのだが、行く暇がなくて(泣)。来月は行けるかなぁ。こうやって1月1月過ぎ去るうちに、今年も終わるんだろうなぁ。

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2006年5月18日 (木)

1ユニット1日2万5000円?

P1000693  開示文書を見て驚いたっていうのは…。

 石川県の場合、落札者は(株)アイビックス北陸で、金額は2万5000円(税抜き)なのね
 
何億、何千万円の入札結果ばかり見てきたもんだから、にっ、2万…!? と驚いたわけ。

 だけど、考えてみりゃ、これは単価契約に決まってる。
 石川県警の用度課に電話で確認したところ、1ユニット1日8時間の稼働を単位とする、やっぱ単価契約だそうだ。
 稼働日は210日間を予定しているそうだ。
 警察庁の発表によると、石川県は1ユニットのみ。
 2万5000円 × 210日 = 525万円。そんなもん…。

 いや、ちょと待てーよ!。
 1ユニットは、駐車監視員2人から成る。
 契約書を確認してみないとアレだが、統括責任者が1人、必要じゃないのか。
 統括責任者の代行者は、1ユニットの契約では、もしかすると不要かもしれないとしても。
 そのほかに、夏冬の制服、蛍光チョッキ、冬季の外套なども業者は用意しないといけない。
 車で巡回するなら、マグネットプレートをつけた車両も必要になる。
 1日2万5000円で、やれるのか?

 東京で委託契約をとった株式会社コアズの求人広告(礼田計さんからもらった)を見ると、
   責任者(たぶん統括責任者のことだろう)の日給は、1万2500円
   副責任者(たぶん代行者のことだろう)の日給は、1万1800円
   監視員の日給は、1万800円
 となってるぞ。
 うーん、石川県の日給は東京より若干安く設定されているとしても、統括責任者が必要とすれば完全に赤字の契約を取ったことになるんじゃないか。
 ま、あれこれ想像してないで、石川県警の委託契約書を開示請求してみよっと。

 その開示を受けると、たぶんまた何か疑問が生じてくるんだろう。「他の県はどうだ?」とか。
 こうやって、奥へ奥へと入り込み、抜けられなくなっちゃうんだよね(笑)。
 そうやってるうちに、途中で寿命が尽きて死んじゃう。
 それはラッキーな人生だろうと私は思うよ。

 ちなみに福岡県も、単価契約だ。
 中央、博多、西警察署の管内の契約を、(株)コアズ九州事業本部が3万2455円で落札。

 今日の朝日新聞の生活・家庭欄に、今回の新制度について記事あり。
 普通の人々の普通の日々の営みに、新制度はどう関わってくるのか、という視点の記事で、なかなかに秀逸と思えた。

 ※ 写真は、5月15日の警視庁「駐車監視員等総合実技訓練」より。もう、うれしくて171枚も撮影してきちゃったよぅ。デジカメは便利だ。

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2006年5月17日 (水)

初めて遭遇、酒気帯び検査拒否!

 14時15分から、東京地裁・刑事10部(鈴木秀行裁判官)412号法廷で、道路交通法違反の新件。
 被告人は、若くてお洒落で格好いい20代。自営業の会社員(役員?)。
 酒気帯び・速度と業過で罰金前科2回、速度等の違反歴3回あり。

 04年6月、取消1年。
 05年5月、そろそろ取消期間があけるのでベンツを新車で購入。
 05年9月、取消処分者講習を受講。
 06年1月、自動車教習所に入所して仮免に合格。
 06年3月、本件酒気帯び・無免許で現行犯逮捕→保釈。

 母親が情状証人。被告人泣く。
 弁護人は私選なのだろうか、依頼者の納得を求めてか、世間話風に長々と尋問を続け、被告人質問の途中で私は退廷…。

          **********

 さて15時から、東京簡裁・刑事1室3係(堀内信明裁判官)534号法廷で、道路交通法違反の新件。
 なぜか阿曽山大噴火さんが、連れらしき若い男女とともに傍聴席へ。なんで?

 そんなことより、珍しい事件に遭遇した!
 酒気帯びの検査拒否(第117条の4第1項第2号)!
 略式起訴されたが、略式命令に不服で自ら正式裁判を請求したのだという。

「私としては、検査を拒否したのではなく、機械で検査することの説明をお願いしますと申し上げたんですが、うまく説明してもらえず、説明お願いします、検査お願いします、とお互い言い合っているうちに、逮捕だ!と言われたのです」

 と被告人。
 約2時間後に行われた呼気検査の結果は、0.02mgだったという。
 次回、警察官2名を尋問することになり、15時35分閉廷。 

 帰宅すると複数県警から開示文書。
 石川と福岡の確認事務委託契約を見てびっくり。ど、どゆこと!?

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「58㎞/hオーバーは絶対あり得ない速度」と真っ向否認

060517_114501  11時40分頃、農林水産省地下の、新しくなった第3食堂へ。
 ついに、牛ぎゅうカレー480円を食う。
 写真上左はスープ、上右は複数野菜のサラダ。
 カレーは普通と辛めを選択でき、私は辛めを注文。

 …が、崩した半熟卵が混ざり、食べ進むうち牛丼部分のつゆが混ざり、もう何を食ってるのか、わかんなくなるのだった。黄色いご飯が何風味なのか、わかるはずもなく。
 アジアの混沌。カオス。素晴らしかった。
 次はダブルカツ丼550円に挑戦だ!

開高健が喰った!! Book 開高健が喰った!!

著者:菊谷 匡祐
販売元:実業之日本社
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 疲れ果て、共謀罪の院内集会のことすっかり忘れ、日比谷公園へ。
 松本楼にやや近い、若干小高くなった、ホームレスらしき方々がよくいるあの場所で、休憩。

 隣のベンチで、黒い長袖シャツの、60歳以上かと思える男性が、バタやんのようにギターを胸元に真横に抱え、指部分のない黒手袋をつけ、演奏の準備をしていた。流しの人か。一見、レトロな殺し屋のようにも見える。なんだ?

かえり船/別れ船 Music かえり船/別れ船

アーティスト:田端義夫
販売元:テイチクエンタテインメント
発売日:2005/12/07
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 間もなく演奏が始まった。
 始まって驚いた。呆然!
 狂言か謡いか詩吟か密法の呪文か、唸るのだ。
 おそらくは自作の詩を、もしかしたら即興の節回しで、唸るのだ。
 聞き分けられたものの一部を(ってかなり聞き分けられたよ)断片的に拾うと、以下のとおり。

 関わらないで いつまでも
 どっから手をつけるのよ 一瞬の出来事
 山越えてまた山 
 田んぼの案山子なら  言い訳は土曜日に

 左手はギターのネックを持ってるだけ。弦を押さえてない。しかし、ジャーン、ジャーンと、なぜか唸りによく合うのだった。
 こぉーれはスゴイものを見せてもらった。波田陽区さんを超えてるかも!
 日比谷公園の名物なのだろうか。

          **********

 13時30分から、東京簡裁・刑事1室1係(松本弘裁判官)826号法廷で、道路交通法違反の新件。

【場   所】 首都高 3号線 下り 世田谷区駒沢1-5
【日  時】 2005年10月16日 午前8時10分頃
【装   置】 東京航空計器 オービスⅢ (LhかLj)
【測定値】 118㎞/h 制限速度60㎞/hを58㎞/h超過
【被告人】 30代 会社員  
【弁護人】 国選 (若めの女性)
【主   張】 「58㎞/hオーバーは絶対あり得ない。警察からハガキが届いたとき、超過20㎞/h未満か以上かどっちだろうと思った。当時の速度は80㎞/h前後で間違いない」

「左車線を、トレーラーの後ろを走っていた。渋滞が解消して、トレーラーを追い越した。その後、左車線へ移ろうとしたが、自分より速い車やバイクが20台(?)くらい通過した。ストロボが光ったとき自分は80㎞/hだった。光る前と光った後に確認している。ハガキがくるまで、左の車が撮影されたと思っていた」
 と捜査段階の調書にあるそうだ。

 測定機の正確性、信頼性を争うと弁護人。
 次回、東京航空計器の「森成さん」を尋問することに。
 予定時間について、検察官は主尋問に60分と言い(長いよ!)、弁護人は反対尋問に「120分…」と。
 ひゃ、120分て。一同(裁判官、検察官、礼田計さん、私は)苦笑。
 どうも、弁護人はオービスのことを何も知らないらしい。
 いや、しかし、生半可に知っているより、そのほうが良い争いができるかも。私は好感持てた。
 13時52分閉廷。

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原判決を破棄する! ええっ!?

 10時50分から、東京簡裁・刑事1室1係(松本弘裁判官)826号法廷で、道路交通法違反の新件。
 場所は首都高・湾岸線・羽田空港3-3のオービスⅢLk。54㎞/h超過。捜査段階では測定値を否認していたが、公判廷では認め、若干休廷して判決。求刑どおり罰金8万円。よくあるパターン。

 11時30分から東京高裁・刑事9部(原田國男・田島清茂・森浩史裁判官)805号法廷で、道路交通法違反の控訴審判決。

 広い法廷に傍聴人は私1人。
 被告人在廷。小柄な50歳くらいのオジサン。
 壇上に黒い法服の3人の裁判官が現れ、判決を言い渡した。

「主文。原判決を破棄する…」

 げえっ!? とうとう逆転無罪の言渡しに遭遇かぁっ!?
 裁判長は続けた。

「…被告人を懲役5月(ごげつ)に処する…」

 え? 原判決を破棄して懲役5月ってことは、一審は無罪だったのか!?
 裁判長は続けた。

「…その執行を3年間猶予する」

 なぁーんだ。一審は実刑で、「原判決はその言渡し時においては相当だったが、被告人のその後の深い反省をみると現時点では重すぎるので」というパターンか。
 オジサン、よかったね。

 ところが、違った。
 なんと、破棄された原判決は「懲役5月・執行猶予1年」。
 軽すぎるからと検察官が控訴した事件だったのだ!
 ちなみに中身は、同種罰金前科2回あり、の無免許

 執行猶予は、ほとんどが3年だ。
 2年とか4年のこともある。
 執行猶予は最大5年。5年もたまにある。私のファイル(大半が道交法違反だけども)には5件ある。
 が、1年は皆無。

「同種事案の量刑と比べて、猶予を1年とする説得的・合理的理由を見出せない」
 と裁判長。
 しかし原審(八王子支部)の裁判官は、見出したわけだ。
 いったいどんな裁判官だったのか。そもそもどんな情状の事件だったのか…。
 いやー、珍しいものを見ました。

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交通安全協会はどこへ!?

P1000806  270警察署の管内で駐禁取締り(確認事務)が民間委託される、と話題になってる。
 これは道路交通法51条の8による委託だ。

 もう1つ、51条の15による委託がある。
 「放置違反金」に関する事務だ。
 放置違反金とは、車の持ち主が払う、違反点数のない、新しいペナルティだ。
 ※ 写真は放置違反金の仮納付書の書式。

 この委託契約を交通安全協会(安協)が取るんじゃないか。
 私はそう見ていた。

 先日、大阪の、51条の15による委託契約書をゲットした。
 「大阪府警本部における放置違反金関係業務の委託契約」──1億499万8832円
 「放置違反金関係様式の作成、配送及び封入封かん業務(の委託契約)」──単価(税抜き)29円、予定発送件数94万5000件
 前者は株式会社榮光社、後者はナカバヤシ株式会社大阪支社だった。

 あれ?

 そして5月16日(火)、ようやく東京の、51条の15による委託契約書をゲットした。
 「放置違反金関係事務に係る通知書等の発送委託年間単価契約」──推定金額6292万8834円
 「納入通知書等の読み取り収入済みデータの作成委託年間単価契約」──予定数量42万件、単価(税込)42.945円、推定総金額1803万6900円

 前者はトッパン・フォームズ株式会社、後者はなんと株式会社みずほ銀行(取締役頭取杉山清次)。

 あれ???
 安協はどこへいったの?????

「『安全協会がなければ日本の交通警察はない』のですから、安全協会を育成強化するということは、不断に私ども現役が続けていかなければならないことであります」
「私どもとしては基本的に『不当』にならない限り、できるだけ儲ける、県の安全協会に儲けてもらうというのが基本であります」
 と、91年6月6日付けの「全国警察本部交通規制担当者等会議における交通規制課長指示」なる文書にあったというのに(『警察庁出入り禁止』寺澤有・著、風雅書房)。

 免許更新事務、「更新のお知らせ」の発送、停止処分者講習、違反者講習、レッカー移動、パーメ・パーチケの管理等々等々、交通行政と安協は一体不離なのに。

 違反点数がない放置違反金へどっと流れれば、停止処分者講習などを受ける者が減るし、免許更新時の講習も、安い講習でいい者が増え、これからそっち方面の安協の収入は減るのに。

 どぉーして、51条の15の契約を取らないの?

 退職下級警察官の受け皿としては、駐車監視員の統括責任者と代行者で十分、退職幹部を大企業へ天下りさせたい、そういうこと?
 いや、それはまだ、何のデータ的根拠もない憶測だ。
 もちろん、駐禁レッカー移動のように、契約の形を、確認機関(取締りをやる業者)と警察本部長との契約ではなく、確認機関と安協の契約にするという線も、捨てきれないけれども、しかしそんなことより、私はひしひしと感じるよぅ。

 警察はもう、反則金制度に見切りをつけ、行政制裁金制度へ一気に舵を切ろうとしているように見える。
 それにあわせ、なんかこう、巨大な山が大地がゴゴゴと動き始めているような…。

 桜丘法律事務所へ寄り、浜島望さんとちらっと雑談してきた。

警察がひた隠す 電子検問システムを暴く Book 警察がひた隠す 電子検問システムを暴く

著者:浜島 望
販売元:技術と人間
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 その雑談で感じたんだけど、小泉・総理大臣の構造改革は、旧来の利権をぶっ壊し、新しい勢力が取って代わること…なのかなと、そっち方面はまるで頓珍漢な私だが、なんとなく見てる。交通行政のほうも、構造改革なのか…。

 でも、下級(嫌な言い方。ごめんね)警察官を、退職後、一般の民間企業へ散らばらせるわけにはいかないだろう。やっぱ警察一家のようなものの中に囲っておく必要があるんじゃないか。
 その受け皿は、統括責任者と代行者で十分なのか。安協はこれからどかんと巻き返すのか。はたまた…。

 とにかく6月1日、新しい時代の幕が開けるよぅ。わくわくするよぅ!

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2006年5月16日 (火)

一文無しのホームレス(71歳)が働いて稼いで診療内科へ行くのか!?

 13時30分から、東京簡裁・刑事2室2係(関口政利裁判官)728号法廷で、公然わいせつ(勃起した陰茎を公園で露出したのは71歳…)の第2回公判。

 息子の行方は結局わからなかったそうで(かえって酷な結果となったと弁護人)、その経過を記した書証提出と被告人質問。

 被告人は、員面(司法警察員面前調書、つまり警察官が作成した調書)では、
「放尿のため露出した陰茎をしまい忘れていた。ズボンのチャックが壊れていた」
 と弁解していたという。

 結局、被告人は何を言いたいのか、よくわからないまま、求刑どおり罰金15万円、満つるまで算入(未決勾留期間の1日を金5000円に換算して、その刑に満つるまで算入)、訴訟費用(国選弁護人の報酬・日当)は負担させない、で13時58分に終わった。

 ある方向へ導かれればその方向の陳述をする…。
 別の方向にふられればそっちの方向で答える…。
 まるで矛盾している。
 しかし本人は矛盾を気にしているように見えない…。
 ということがときどきあるよね。
 たぶん、聴き取る側が、真実を見出そうとしているのではなく、処罰させる(する)に必要なことを言わせよう(言わなくても調書に取ろう)としていたり、それに対抗してとにかく有利にしてやろうとしたり、ルーチンワークっていうんですか? そういうなかでとにかく処理しようとしているからかなぁ、と傍聴席からは感じるのだった。

「今度また同じこと(女児の前で陰茎を露出しての自慰行為)をしそうになったら、心療内科へ行く」
「仕事を見つけて働く」
 というふうなことを被告人は言って(言わされて)いたが、一文無しでホームレスで71歳の被告人に、そんなことができるとは到底思えない。
 思えないけれども、裁判所ないし法廷には、それ以上どうしようもできないのだ…。
 たぶん、裁判官も検察官も弁護士も、多かれ少なかれそんなことを日々感じてるんじゃないか…。

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2006年5月15日 (月)

駐車監視員の「実技訓練」を見てきたよぅ!

 や~楽しかったよぅ。天気よかったし。
 中野豪さんならどんなイラストを描いてくれるかと、ついわくわくしてしまう気持ちが、哀しかったけれども…。

Book 交番のウラは闇 イラスト・マンガ版

著者:中野 豪
販売元:第三書館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 本日午後、警視庁の「駐車監視員等総合実技訓練」があると、どこからか聞きつけ、交通安全教育センターの多摩川河川敷のコースへ行ってきますた。
 記者クラブに所属してないとダメと言われるかと思ったが、公開だということで、ぜんぜんオッケーだった。でも、広報の対応も含め、どうも警視庁では私はそれなりに有名らしい。そりゃそだよね。

P1000752_1  訓練といっても、マスコミのためのデモンストレーションという意味合いのようだった。
 警視庁としては(というより警察全体として)、広く報じてもらい、周知させ、なるべく無理なく新制度をスタートさせたいってことがあるんだろう。

 テレビカメラやスチルカメラがたくさん集まってるからか、始まる前、女性警察官たちがきゃぴきゃぴしてた。ああいうところは普通の娘さんたちだなぁ、と。

 視察に来た大臣(国家公安委員長)も、若い女性駐車監視員ときゃぴきゃぴ(ってこともないか)話してた。
 ボディガードがすごかったね。見るからにボディガードだぁ、て感じの男たちがわらわらいて。クリント・イーストウッドみたいな渋いオジサンもいたっけ。

 今回は全ユニットが、私が言うところの「スリーピースタイプ」すなわち携帯端末とデジカメと携帯プリンタとに分かれたタイプだった。

 この携帯端末等って、けっこうすごいね。
 デジカメで撮ったのが、タブレット式の携帯端末に送信され、そこに打ち込んだ必要データが携帯プリンタに送信され、という具合になってるんだ。
 あの通信を妨害する電波を出す装置、なーんて誰かがつくって売るかも。電波法違反になりそうだけども。

 チェック係の女性警察官(見た限りなぜか全員巡査長)が、苦情を言う運転者役となり、統括責任者が接遇するシーンも見た。
 ははぁ、やっぱりそう言うんだなぁ、と私はもう楽しくてたまらなかったよぅ(笑)。

 携帯端末は、液晶画面が見にくいらしい。
 これから陽差しの強い季節に入るのに。
 よし、折りたたみの黒い被いを考案して特許を…という商才は私にゃないな。

 そんなことより私が気になるのは…。

違反者 「ごめん。お前から借りた車で、駐禁やられちゃったよ」
持ち主 「お前が違反したんだから、お前が出頭してキップ切られてこいよ」
違反者 「や~、だけど、そしたら俺、ゴールド免許でなくなるじゃん。お前、悪いけどさ、車検証上の使用者の立場で、放置違反金のほうで払ってくれよ。そっちだと、点数ないじゃん。違反金1万5000円と、礼金1万円やるからさ」
持ち主 「しょがーねーな、もぉう。2万5000円、先払いだぞ」

 こういうことが、これからどんどん起こってくるだろうわけで、これが犯人隠避になるのかどうか。
 どう見たって犯人隠避を構成してる…。
 しかし放置違反金制度では、それで決着する…。
 微妙…。
 いや、これが反則金だったら返還の手続きがとられ、罰金だったら再審請求で持ち主を無罪とし、それとは別に、持ち主は犯人隠避で処罰、違反者は道路交通法違反(駐禁)と犯人隠避教唆で処罰…となる。
 新制度においても、放置違反金を返還し、持ち主は犯人隠避で処罰、違反者は駐禁と教唆で処罰…それがいちばん整合する…のかなぁ…微妙。

 ※ 赤い字の部分、訂正しました。訂正前は、放置違反金には返還の規定がないように書いてましたので。すみません!
 ※ ちょっと付言すると、新制度は、違反者の責任を問うのが第一であると、じつはされているのです。

 とにかくこれは、ややこしい制度だ。
「反則金なんてなくして、放置違反金1本にしようよ」
 という方向へ行きやすく出来てる。←ここがたぶんいちばん重要なところ。

 ところで、午前中にアマゾンから本が3冊届いた。
 「発送予定日」が5月30日から6月14日、てのは何だったんだろう。

18+2ポイントで知る新しい駐車取締り―放置違反金制度と違法駐車取締り関係事務の民間委託制度 Book 18+2ポイントで知る新しい駐車取締り―放置違反金制度と違法駐車取締り関係事務の民間委託制度

著者:駐車取締実務研究会
販売元:東京法令出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 これ、ワタシ的には、すっごく面白そう。役に立ちそう。 

 多摩川河川敷へ行く前に、大阪府警から委託契約関係の文書が届いてた。
「大阪府警本部における放置違反金関係業務の委託契約」
「放置違反金関係様式の作成、配送及び封入封かん業務(の委託契約)」
 など。

 この契約は安協が取るのかな?と思ったが違った。
 前者は株式会社榮光社。後者はナカバヤシ株式会社大阪支社。
 まあ、大阪の場合、安協が確認事務の委託を受けてることもあるとはいえ、どういうことなんだろう、これは。全国を調べてみたい。

 契約書は、まだ中身をちらっと見ただけだが、こっちはさらに面白そう。
 私ってどうして、こんなことにこんなに夢中になれるんだろう。不思議だ(笑)。

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駐禁取締りの民間委託 警察が次に打つ手は?

 不起訴になれば点数は消す。免停等の行政処分は撤回する。
 それが、90年頃までの運用だったようだ。
 『交通取締りに「NO」と言える本』(90年12月発行)のため、職業運転者やその組合、弁護士たちを取材したところ、みなそのように認識していた。

 ところが、90年を過ぎた頃から急に
「不起訴になったのに、警察は点数を消さない。おかしい」
 という声が全国から聞えてくるようになった。
刑事と行政は別。不起訴は関係ない。点数は消さない
 という運用に変わったのだ。
 絶対消さないということもないのだが、原則として(とくに大都市の警察で)「消さない!」という姿勢を押し通したがるようになった。どうも、警察庁から「消すな」という指示が出たように思われた。
 なぜ?

 90年4月の読売新聞一面トップに、要するに「現場警察官が違反を確認しただけでカネを取ってしまえる制度にしたい」という趣旨の大きな記事があった。
 93年11月の朝日新聞、94年10月の讀賣新聞に、要するに同趣旨の大きな記事が載った。

 ははあ。
 そのような制度にするためには、「現場の確認は絶対」という前提が要る。
「現場の確認は絶対とまでいえず、だから運転者はしばしば争い、不起訴になることも、点数が抹消(処分が撤回)されることも普通にある」
 という状況があってはマズイ。
 しかし、かといって、
「検察さんよ、不起訴はヤメてくれ。略式に応じない運転者は全員公判請求して有罪にしてくれ」
 というわけにはいかない。
 それで、まずは警察ができる範囲のことはしっかりやろうと、
「違反だと確認した以上は、点数は消さない。行政処分は執行する。不起訴? それは検察官が刑事処分についてお目こぼししただけだ。行政処分とは関係ない」
 という形にしたくなったのだな、と私は推理した。

 このやり方は、うまくいった。
どうせ点数が消えないなら、争ってもムダじゃん
 と、刑事処分のほうも泣き寝入りしてしまう運転者も、たくさんでてきた。「どうせムダ」と言って運転者の足を引っ張る者もでてきた。
 かくして、「現場の確認」は、
・行政処分から見ると、ほぼ絶対。
・刑事処分から見ると、行政処分よりは落ちるが、ほぼ絶対。
 というふうな状況ができあがった。

 そうして、現場の確認(「確認事務」)のみによってカネ(「放置違反金」)を徴収してしまおうという制度(90年4月に読売新聞で発表されたのとほぼ同じ制度)が、このたび実現したわけだ。

 90年4月に読売新聞で発表された制度と、今回の制度、違う点は、後者にはまだ「反則金」を納付せずに刑事手続きで争う道が残されることだ。
 警察は(霞が関は)、その道も早く取り払ってしまいたいはず。
 なら、どうするか。そこだよ。

 今回の新制度では、「反則金」を払わずに、定められた法律手続きにしたがって争い(※)、不起訴になっても、車の持ち主が(または、持ち主としての自分が)反則金と同額の「放置違反金」を徴収されてしまう。
 これは誰が考えたっておかしいだろう。

 ※ 駐車違反では、ほとんどすべてが、「違反は事実だが、違反の動機、付近の状況、駐車の時間、再犯の可能性等(つまり悪質性)からして、処罰の要はない(または極めて軽い処罰を)」という主張だろう。悪質性は大事な要素だ。

 しかも。
 争うためには、まずは違反キップを切られてないといけない。
 違反キップを切られれば、点数が付される。
 争って不起訴になっても、「放置違反金」は取られるわ、点数はつくわ。
 一方、知らん顔してキップを切られず、持ち主の立場で「放置違反金」を払った者には、点数はつかない。ゴールド免許のまま。
 これも、誰が考えたって「不公平だ!」ってことになるだろう。

 つまり、新制度は、そういうわかりやすい不備を抱えてスタートするのである。
 「おかしい!」「不公平だ!」という批判が当然出てくる。
 今のところ、私がほとんど1人で言ってるわけだが、これから、大きな世論みたいな形になっていくだろう。自然にそうならなければ、世論があるという形をつくろうとするだろう。93年の朝日新聞の記事がそんな感じだった。

 そして!
「わかりました。不公平はいけませんね。では、反則金はナシにしましょう。放置違反金1本でいきましょう」
 とくるんじゃないのかねぇ。
 同時に(または前後して)、
「この講習を受ければ、車両の使用制限命令はしません(または制限期間を短縮します)」
 とくるかなぁ。
 完全に放置違反金(それはつまり「行政制裁金」)1本になったら、そのときは、
「使用者責任を果たさないのは、運転者として危険ともいえます。よって、放置違反金の納付命令を受けた持ち主には放置点数(違反点数と同点)をつけ、その点数によって、免許更新時には違反運転者講習を受けていただくこともあるとか、そういうふうにしましょう」
 とくるか。
「新しい時代の講習になりましたので、値上げします」
 ってのもアリだなぁ。
 94年の読売新聞の発表から、今回の「放置違反金」まで、12年も待ったけど、上記のような“改正”は、これからばたばたっと展開するんじゃないのかなぁ。

 交通違反を研究し続けて今年で23年目。
 今日もそんなことばっかり考えてるんだよぅ(笑)。

 昨日(日)の昼間のTBS「噂の東京マガジン」で今井のことを言ってた、とかちらっと聞き、「え? 私は知らないよ」と…。
 それって、『週刊朝日』の、黒木昭雄さんとの対談記事が、「中吊り大賞」に選ばれたっちう話だったんだ。担当編集者氏、おめでとうございます。

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2006年5月14日 (日)

駐車監視員は1日何台を取り締まるのか

 6月1日から駐禁取締りが2倍、について。

 国会答弁では2倍、2倍という数字が何度か出てくる。
 これは、何を2倍にするのか。
 取締り(「確認事務」)を委託した地域において2倍なのか、全体で2倍なのか。
 どうも前者であるような論調も見られるような…。

 04年4月8日の参議院・内閣委員会の、警察庁交通局長の午前の答弁はこうだ。
「新しい制度におきまして……………二倍程度の駐車違反取締りを行いたいと」
「最大限民間委託を行った場合には標章取付け件数は二倍と、今の二倍になったものとして……」
 これだとちょっとわからない。

 午後に、こういう答弁がある(太字は今井)。

 新しい制度での取締り件数あるいは民間委託の規模、これは各都道府県警察においてその時々の地域の駐車実態に応じまして判断されるものでありまして、一概になかなかお答えすることは困難でございますが、取締り量については、現在の違法駐車状態を良くするために行うものでありますから、かなり現在以上の取締りが必要だろうと、まずこう考えております。
 そこで、仮に標章取付け件数が現在の約二倍、ということは四百万件を超えるということでございますけれども、こうなって、全国の警察署の約四分の一において確認事務の委託が行われる、しかも全体の標章の八割は民間委託された駐車監視員が取り付けると。二割ほど一一〇番対応のことがございますので警察官が取り付けることがあろうと思います。そういう仮に仮に仮にという条件付でございますけれども、そういった場合に年間一千七百人分の駐車監視員が必要になるものと、こう見込んでおるところでございます。

 手元に98~02年の「違法駐車標章取付・駐停車違反取締件数」という表がある。全国のデータだ。
 標章取付件数は、約252万、237万、224万、218万、217万と推移している。
 この答弁は、03年の件数を元にしているはず。だって04年4月の国会答弁なんだから。
 ちなみに、取締り件数などのカウントは歴年なのね。
 反則金納付額などカネ関係は、年度だ。5月の連休が明け、6月の中頃だったか、前年度の反則金納付総額の集計が出るんだという。

 したがって、「約二倍」にすれば「四百万を超える」というのは、民間委託が行われる地域だけではなく、全国のことと解される。

 しかし、だよ。
 03年の駐停車違反の取締りは約168万件(05年は約159万件)。
 そのうち放置駐停車に対するものは、約160万件(05年は約151万件)。
 標章取付件数と、取締り件数とには、だいぶ開きがあるのだ。
 ※ 標章は「放置」に対して取付ける。

 標章取付と、取締りとでは、労力がだいぶ違う。
 新制度におけるやり方は、取締り、に相当する。
 交通局長の答弁は、標章取付の2倍となってるが、そうなのか? 取締り件数の2倍と考えるほうが現実的ではないのか?

 ま、それはともあれ、上掲の答弁にそって、大ざっぱに試算してみよう。
 400万件の8割は320万件。
 先日警察庁が発表した駐車監視員の人数は約1600人
  320万件 ÷ 1600人 = 2000件。
 駐車監視員は1人あたり年間2000枚の「確認標章」(新制度におけるステッカー)を取付けることになる。
  2000枚 ÷ 365日 = 約5,5枚
 全員が毎日働くわけじゃないだろう。250日とすると、
  2000枚 ÷ 250日 = 8.0枚
 1人1日8枚の「確認標章」を取付けてまわることになる。
 2人以上1組で巡回し、多くのユニットが2人のようだから、まあ、1ユニットで1日16枚…or more?

 先日開示を受けた委託契約書(契約番号62222)に、こうある。
「1日に連続9時間(実働8時間、休憩1時間)にわたって巡回活動を行うものとする」
「巡回計画書は、8時間の実働時間に対して、2時間の巡回を3回行うことを基本として作成すること」

 1ユニットが、2時間の巡回1回で、5枚、6枚、7枚…くらいの「確認標章」を取付けていくんかのぅ。
 新制度スタート直後と、何カ月かたってからとでは、だいぶ様子が違う可能性はあるのぅ。
 それにしても、「全体の標章の八割は民間委託された駐車監視員が取り付ける」という答弁と、1ユニット、2ユニットの県がだいぶあるってのは、どう結びつくんだ?

 とまぁ、俺は毎日そんなことばっか考えとるわけさ(笑)。

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2006年5月13日 (土)

今回の民間委託に賛成か反対か

 14時までに送信すると約束した『ラジオライフ』の最後の原稿を、奇跡的に14時少し前に送信。
 ふうっ、やっと抜け出た! 締切り地獄…いや、すんません、締切り天国から。

 14時半すぎから、仕事場で某TV番組のVTR撮り。
 カメラの人が、長身で細いけれども筋肉を隠してそうな、モデル系の女性だったよぅ。どっちが映される側か、倒錯感あり…。

 ところで、
「今回の6月1日からの駐禁取締り(駐車違反の取り締まり)の民営化について、今井は賛成か反対か」
 と尋ねられることがよくある。

 私はどうも言いよどんでしまう。
 なぜだろう。
 少なくとも3つ理由がある。

 駐禁取締りの民営化は、270警察署の管内。
 しかし、全警察署(千数百だっけ?)の管内、つか全国的な民営化が、じつは道路交通法51条の15にしっかりあるのだ。
 警視庁のその契約書を来週ゲットできる。大阪府警の契約書もたぶん来週。
 取締りの民営化、「P」の文字がボタンにまでついた目立つ制服の監視員は、なんつーか目くらましのようなものともいえ、私にとっては賛成・反対の対象ではないというか…。

 2番目。『週刊金曜日』(26日発売? そしたら原稿もっと遅れてもよかった!? いや、遅らせたらあとが詰まること必至だから、ま、いっか)にも書いたが、6月1日スタートの新制度は、たとえていえばダルマに片目を入れるようなもの、と思うのね。
 これからもう一方の目を塗るどころか、ダルマを真っ黒に塗り潰すようなことが、どんどん積み重ねられていくはず。そこが、93年の朝日新聞、94年の読売新聞で大きく発表された、警察の野望ないし悲願のはず。
 私はそっちに興味津々で、賛成・反対どころじゃ…。

 3番目。やっぱり私はマニア。1つひとつが面白くってたまらないのだよぅ(笑)。
 たとえば上記「目くらまし」のことについても、「間違いない! 気をつけろぉっ!」というよりは、「公務執行妨害に罰金刑を、なんて普通に考えればとんでもない刑法改定をするりと潜り込ませてしまう、すげえっ!」という感心のほうが先に立つんですよ。

 うーむ、次回の『ドライバー』の連載コラムは、警察庁が次に打つ手の予想と、本当はどんな改革をすべきなのか、にしようか。

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2006年5月12日 (金)

イラストレーター・中野豪さん ご冥福を…

 午前中、『ラジオライフ』の、交通違反関係の特集号の、巻頭カラーの原稿(4000文字)をようやく書き上げて送信。

 続いて『週刊金曜日』の原稿(3000文字。これはもう大半を書いていた)を、夕方仕上げる。
 ちょと短くなったので、20行ほど書き足してほぼ3000文字とし(そのほうがずっとよくなった。うむ!)送信。

 書き足しの部分に関して、衆議院へ電話。
 窃盗だけでなく公務執行妨害にも罰金刑を、という法案はとっくに国会を通過し、5月8日に公布されたという。そんな重要なことを知らなかったとは。
 うーむ。近ごろあんまり一般ニュースを見ないせいか、もしかしたらとくに報道されなかったのか。

 福岡県警から2件の開示決定が届いた。
 運動不足が極限近くまできたような感じがあることもあり、キーボードとマウスから手を離して、自転車で郵便局へ。「写しの交付に要する費用」30円の為替を買いに。

 福岡県警は、50円の定額小為替(郵便局の手数料10円)を送ってくれれば、開示文書を郵送するとき、差額の20円を切手で同封してくれるという。そういう県警が他にもいくつかある(あった)。非常にありがたい。感謝。

 ついでにスーパー(コープ東京)へ寄り、4割引きのアジフライ弁当を買う。
 何か予感があったのか、隣のドラッグストアへふらりと入ったところ、今一番イケる缶酎ハイ、メルシャンの「本搾りチューハイ」が4本1パック298円。激安! 3パック買う(10パック買えないところが貧乏根性)。
 帰って開いたら1本は小さなお試し缶だったけども、それでもかなり安いよね。
 
 弁当を食べ、とっくに締切りが過ぎた原稿の最後の1本(14文字×150行)、を書いていたら、『週刊金曜日』から電話あり。30行だか多いという。
 なんで? 1行15文字で数字は漢数字とすべきところ、1行17文字、数字は半角英数字で書いちゃったから?
 わけわかんないけど、何度も読み返して数行ずつ贅肉を削ぎ、10行くらいのオーバーとして送信。なんとか許容範囲に収まった…のかな。

 直ちに仕事場を出て、某新聞の取材を受けに。
 この間、いろんな媒体の取材を受けてきたが、記者諸氏の興味や感性や個性や既取材の内容はさまざまで、こっちも刺激を受ける。私は基本的には同じことを話すのだが、いつもどこか斬り口ないし踏み込み方が違う。そして、私(ウケる記事を書くため、ではなく、純粋にマニアの好奇心であれこれ調査・研究している私)の知識や思惟の足りない部分に気づける。ありがたい。

 それを終え、「本搾りチューハイ」を飲みながら、最後の原稿を…。
 明日午後2時までと電話で約束したので。

          **********

 自力HPの下のほうのイラスト、mixi の私プロフィールのイラスト、の作者である中野豪さんが亡くなった。

 5月2日、病気の調子がよくなくて『ザッカー』の(私の連載ページ)のイラストを描く体力、気力がない、しばらく休業したい、という旨の電話が中野さんからあり、中野さんの独特のユーモアと毒のあるイラストは大好き、でもそういうときはしっかり休養してください、復帰を待ってます、編集のほうには私から連絡しておきます、と応えたのだが、まさか50歳で亡くなるとは!

 私が30歳でライターデビューしたとき、その5ページか6ページの記事のイラストを描いてくれたのが中野さんだった。記事は、当時私が乗っていたバイクの経費の詳細レポートで、「(イラストが貧乏ライダーの今井に)似てる! 似すぎ!」と周囲は爆笑だった。
 以来、いろんな雑誌でお世話になってきた。
 だからもう、20年以上のおつきあいになるのか。
 嗚呼…もう、なんともいえない気分だ。お通夜にいかねば。

51条の15による、世間で話題になってないほうの民間委託

5月11日(木)その2

 簡裁でオービス事件を傍聴してから、警視庁へ。

1、先日開示を受けた契約番号62222以外の、放置車両確認事務委託の契約書。仕様書については別紙(制服やチョッキの細かな仕様がたっぷり)を除く。

2、警視庁と東京交通安全協会との、運転免許事務の委託契約書。今年度分。

3、駐車違反のレッカー移動(署長移動)の契約書。今年度分。先日開示請求した江戸川・小岩署分を除く。

4、昨年10月1日から現在までに、警視庁が開示請求を受けた件名がわかる一覧表。

 の開示を請求。
 日比谷公園内のグリーン…なんだっけ、でカツカレー680円を食べながら某新聞のインタビューを受ける。

 帰宅して、少しは寝ないと死んじゃうよぅと横になったら、地震? いや、なんか、体がひくひくと動いてる…ように感じるのだった。あれー、なんだこれ…と、ぼんやり思ううちに眠った、1時間ちょい。

 その夜、某週刊誌の取材を受ける。

そして5月12日(金)

 警視庁から郵便。
 道路交通法51条の15による、世間で話題になっている以外の「民間委託」の契約書についての、一部開示決定通知書。うわお、これを待ってたんだよぅ!
 開示延長になり、5月半ばになるかと思ってたが、わりと早かったね。

 つか、12日(金)のテレビ朝日「報道ステーション」で、“そっちの民間委託”の話に触れる者がVTR出演するかもしれない。買って間もない夏のジャケットとズボンとシャツとネクタイを着て…え?

オービスⅢ 続々と否認事件

5月11日(木)

 10時から、東京簡裁・刑事2室2係(関口政利裁判官)728号法廷で、道路交通法違反の新件。

【場   所】 首都高 中央環状線 外回り 足立区足立2-39
【日  時】 2005年6月18日 午前3時52分頃
【装   置】 東京航空計器 オービスⅢLj
【測定値】 123㎞/h 制限速度60㎞/hを63㎞/h超過
【被告人】 60歳 会社員 濃紺のダブルのスーツ 
【弁護人】 国選(細い女性)
【主   張】 「アクセルに足を載せ2000回転、110㎞/hを少し割るくらいで走っていた。オービスが光った瞬間のメータもそのとおり。同乗の妻も見ている」

 検察提出の書証はすべて同意。
 そのうえで、秋田のあの事件のように「客観的な裏付けとなるデータ等が一切ない」で押せば、と私は思うのだが、被告人にも弁護人にも現在のところそんな気配なし。

 同乗の妻を証人尋問。
 続いて被告人質問。
 被告人は(よくあることだが)尋ねられたこと以外を長々しゃべり、「当初、略式で罰金払って終わろうと腹を決めていたのだが…」という展開を説明するものだから、時間切れとなり、続行。

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2006年5月11日 (木)

首都高湾岸羽田オービスⅢLk 否認→自白

 5月10日(水)、13時30分から東京簡裁・刑事2室3係(坂本昌弘裁判官)で、道路交通法違反の新件。
 坂本さんは、私はお初。

【場   所】 首都高・湾岸線東行き・羽田空港3-3
【日  時】 2005年9月21日 6時07分頃
【装   置】 東京航空計器 オービスⅢLk (俗称・LHシステム)
【測定値】 141㎞/h  制限速度80㎞/hを61㎞/h超過
【被告人】 50代 
【弁護人】 国選
【主   張】 「子どもの検診のため自宅から空港へ向かう途中のこと。早めに出たが渋滞があり、飛行機の時刻には間があったものの、車椅子の手配のことなど思って焦り、ついスピードを出してしまった」

 そんなの略式による罰金で終わるのに、なぜ公判請求か。
 捜査段階では測定値を否認していたのだ。
 公判廷でも、「141㎞/hまでは出していなかった」と述べたが、起訴事実は認めたので、奥さん(情状証人)を尋問、被告人質問だけで終わり、10分ちょい休廷して判決。
 求刑どおり罰金9万円。訴訟費用は負担させない。

 1階ロビーでトコさんと会い、農林水産省の食堂の話など。
 そういえばだいぶ前に裁判所でトコさんからもらった鉢植えの花は、次々とつぼみがつき、まだあでやかに割いてるよ。玄関先に花があるのは良いね。ありがと。

 六本木の、某TVプロダクションのスタジオへ。ゴールデンの某番組のVTR撮り…。

 帰宅すると、大阪府警から公開決定等の通知が届いてた
 早く見たくてうずうずしてたやつだ。やほー!

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2006年5月 9日 (火)

「データを出せ」だけで押すほうが良いのでは?

 締切りがいよいよ切羽詰まってきた。
 9時50分の判決を傍聴して契約書の開示を受けてすぐ帰ろうと思ってた。
 ところが、念のため開廷表を確認したら、13時30分から簡裁で新件があった。
 えーっ? カンベンしてよ。でも、見逃して帰ることはできん。
 それで、契約書を読んだり昼食を取ったり、霞が関でうろうろしてたわけ。

 13時30分から、東京簡裁・刑事2室2係(関口政利裁判官)で、道路交通法違反の新件。

【場   所】 首都高中央環状線内回り 足立1-29
【日  時】 2005年7月2日 午前0時52分頃
【装   置】 東京航空計器のオービスⅢLj (フィルム式)
【測定値】 120㎞/h 制限速度60㎞/hを60㎞/h超過
【車  両】 普通乗用車
【被告人】 40代 会社員
【弁護人】 国選 (裁判所が職権により選任)
【前  科】 前歴5回 免停3回
【主  張】 「トラックを何台か追い越しているとき赤い光を浴びた。メータは100㎞/hくらい。おかしいなと思った」

 罪状認否のとき、被告人はこうも言った。
「私は弁護士は必要ないと言ったのに…」
 関口さんは、
「職権でつけました。費用の問題は、あなたが負けたときに、裁判所が判断するんです。あなたは否認してるんでしょ。今はその話は必要ないでしょ。せっかく選んだ(選任した)ので、協力して、やってください」
 旨答えた。
 うーむ、そうか。被告人は無実だと否認しており、そのとおりなら当然無罪になるので…というわけか。たしかにそれはそうだ。でも、なんだかすごく新鮮な話に聞えた。

 例によって、次回と次々回で警察官とメーカー社員を尋問することになり、13時50分閉廷。

 そんなことをしてもムダ。仙台高裁秋田支部のあの事件のように、「客観的な裏付けとなるデータ等を出せ」の1本だけで押すほうが、なんぼか良いのではないか。だってそれが、最高裁がいう刑事裁判の基本でもあるのだし。という考えに、最近私はどんどん傾きつつある…。

 14時から東京高裁刑事2部(安廣文夫、山田敏彦、前澤久美子裁判官)720号法廷で、道路交通法違反の控訴審第1回。
 これ、真っ向争って昨年12月20日に判決(罰金9万円)だった、オービスⅢLjの62㎞/h超過の事件だ。開廷表に偶然見つけたのだ。

 少しやり取りがあったあと、「じゃ、書類に基づいて判断させていただきます」と裁判長。
 13分間で結審。次回判決。

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 5月9日19時45分現在、「日記・雑談(その他)」のジャンルで43位、「日記・雑談」のジャンルで153位。

駐禁取締り民間委託の契約書をようやくゲット!

 11時頃、警視庁の情報公開センターへ。
 愛宕、三田、高輪、麻布、赤坂、東京水上各警察署の管内の、「放置車両確認事務委託」の委託契約書、の開示を受ける。契約者は株式会社コアズ東京事業本部。
 154枚、3180円。いてて。

 日比谷公園内のグリーン…なんだっけ、あそこのテラスでコーヒー300円を飲みながら、1時間ほどかけてじっくり読む。
「駐車監視員のうち、67名以上は正規労働者でなければならない」
「統括責任者の代行者を9名以上選任しなければならない」
「1日において活動するユニットは最大で43とし…」
 面白いっ!!
 そして、これは全契約に同じものがつくという「確認事務実施要領」。
 面白いっ!!
 3時間半しか寝てなくて、へろへろなのに、漢字だらけの固い文章を一気に読んでしまったよ。

 ところで、農林水産省の食堂は、どうも全店が40円引きになったような…。
 第3食堂の様子を見てから、今日は久しぶりに第1食堂(裁判所の正面玄関からいちばん近い食堂)へ。
 あんまり混んでたので、ぶらぶら書店へ行き、これを買う。

他人を見下す若者たち Book 他人を見下す若者たち

著者:速水 敏彦
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 ちなみ先日、アフィリエイトで注文した3冊、なかなか届かないので、アマゾンからきてるメールをよくよく見たら、「発送予定日」が5月30日から6月14日になっていた。ええっ!? んなアホな!?
 以前注文したときは翌日もう届いて感激したのに。
 今回は「3冊まとめて発送」を選択したっけが、東京法令のが遅いのか?

 第1食堂は、メニューの感じがだいぶ変わってた。
 バラエティに富むメニューの中から、ラーメン大盛300円。つまんねー奴!
 牛丼の具とカレーが、黄色いご飯(あれがサフランライスか!?)のあっちとこっちにかかった「牛ぎゅうカレー」480円てのが旨そうだったよぅ。

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上級救命講習の認定証

 10時から東京地裁・刑事9部(村瀬均裁判官)411号法廷で道路交通法違反の新件。

 大きな法廷の傍聴席、奥と中央の島に、30~40人の若い男女がぎっしり。全員黒い服。
 手前の島にぽつんと、30代と思われる女性…。

【場   所】 首都高環状線外回り、三田1-3 照明柱番号P2109付近 
【日  時】 2005年8月26日
【被告人】 30代 会社員(営業)
【弁護人】 国選(どこかで見たような)
【起訴事実】 無免許(停止中)
【車  両】 普通乗用車
【前  科】 2005年7月に酒気帯び前科(20万円) 8月に90日停止(講習→45日) 違反歴2回(1回は人身事故)
【主  張】 軽はずみなことをしてしまった。寛大な判決を。

 首都高上でなぜ無免許が発覚したのかと思ったら、運転しながら携帯電話を保持しているところを現認されたのだという。ケータイで無免許が発覚した事件は、前にも傍聴したっけ。

 奥さんを証人尋問。
 宣誓の途中で、泣きだしてしまった。
 夫が懲役へ行くことになれば当然会社はクビになり、幼い子を2人抱えて路頭に迷うことになると、また泣くのだった。

 傍聴マニアからすれば、実刑のはずがない、というより、なぜ公判請求されたのか、略式による罰金ですんでおかしくないのに、前の酒気帯びがよっぽど悪質だったのかな、やはり前刑から2カ月足らずの、それもケータイ保持を現認されて発覚という悪質性を見られたのかな、という感じなのだが。

 だが、この事件は大いに勉強になった。
 被告人は、社会への償いをするために、できるだけ社会貢献できるようにと、「上級救命講習」(まる4日間?)を受けて認定証を得たというのだ。その写しが証拠として提出された。
 そういう情状立証は初めて見た。
 すごく良いのでは?

 求刑は懲役4月。
 暫時休廷して判決。
 懲役4月、執行猶予2年。訴訟費用負担。
「猶予期間中に、ちょっと魔がさして、近くだからちょっとと運転して、刑務所へ行った人はたくさんいます」
 等々と村瀬さんは迫力ある説示。
 10時47分閉廷。

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流れが違反速度だとしても…

 裁判所1階ロビーで、昔、下北沢の台湾料理店で一杯やったことのある弁護士さんにばったり。
 「載ってますね」と言われた。
 『週刊朝日』今週号に、先日の黒木昭雄さんとの対談が載ってるのだった。

 9時50分から、東京簡裁・刑事2室1係(櫻井廣美裁判官)534号法廷で、オービス事件(「被告人自ら現場の実速度を測定!」)の判決。

 求刑どおり罰金9万円。訴訟費用は負担させない。
「流れが違反速度だとしても、だから違反していいわけではない。そもそも被告人は大幅な超過速度の違反だし」
 旨の説示。
 制限60㎞/hのところ、たとえば流れが100㎞/hで、仕方なく100㎞/hで走ったというならわかるが、121㎞/hでは…と私も思う。

 10時から地裁で道路交通法違反の新件…。

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情報公開「写しの交付に要する費用」の払い方

 先週続々と届いていた開示決定について、「写しの交付に要する費用」の払い方。
 今回、4つの県警がみな違う方法だった。

【広島県警 10円+90円】
 手数料なしの銀行振込の振込票が、開示等決定といっしょに郵送されてきて、それで納付。便利。
 領収書と切手代を郵送すると、開示文書(の写し)がこっちへ郵送されてくると、そういう段取りだわさ。←この語尾は『鬼平犯科帳』を思い出しつつ。

【石川県警 10円+10円】
 文書をこっちへ送ってもらうときの切手代80円とで、合わせてちょうど100円。
 50円、100円単位の定額小為替なら、郵便局の手数料は10円ですむ。
 なので、20円と切手代80円と合わせて100円の定額小為替でいいとしてもらった。
 そういう対応の県警はときどきある。ありがたい。

【山口県警 20円】
 郵便為替(20円)で、という。
 20円と金額を指定できる郵便為替は、普通為替だ。これ、郵便局の手数料が100円なんだよね。
 20円を納付するのに手数料100円。
 50円の定額小為替を「差額の30円は放棄する」と送る手もあるが、あとでごたつくおそれがある。最近どうも太っ腹になったか、面倒くさがりが悪化したか、「100円なら、ま、いっか」と普通為替を買う。きゃー。

【岡山県警 10円】
 現金書留で、という。
 え~? 現金書留は、10円を送るのにも、封筒代込みで525円かかる。
 郵便局で、「バカですか?」という顔をされる。
 ま、「交通違反バカ一代」だからバカはいいとしても、あまりにもったいない。そこまで太っ腹になるのはつらい。
 ちょうど岡山県警から電話があったので、なんとかならないかとお願いしてみた。
 すると…。
 県内在住者か関係者でないと開示「請求」できず、県外者は開示の「申出」ができる、というところが少なくない。しかし岡山は、以前は「申出」さえできなかったという。へえ。
 それが4月1日から、県外者も「請求」できるようになり、どうも私が最初の県外請求者らしい。
 そういうことは知事部局が決めてるというので、知事部局にも電話(その電話代はもったいなくないのか?)。
 とにかく検討してもらうことになった。よろしくお願いしますぅ。

 そして、石川、広島、山口への封筒に、定額小為替、銀行の領収書、普通為替、と切手とを、中身と封筒を間違えないよう慎重に入れ、切手と宛名シールを貼って本日の事務は終了。
 以上、マニアな人以外にはまるで役に立たない話でした~(笑)。

 でもま、各県警、それぞれ違うのは、人間味があって良いと私は思うよ。
 最初から警察庁の指導でどこも同じってのは、気色悪いじゃんねぇ。

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2006年5月 8日 (月)

行政制裁金 12年前の世論誘導記事

 『ラジオライフ』のその2、その3を途中に、『週刊金曜日』の原稿に取りかかる。
 お題は、駐車違反の取り締まりの民間委託。

 じつは私、『週刊金曜日』94年1月14日号に、「警察に逆らえなくなる日」というなんと10ページもの記事を書いてるんだねぇ。12年前だ。私が21歳のときか(※)。

 ※ ってオヤジはほんっとくだらないこと言いたがるよな。50歳をすぎると、やむにやまれぬものが分泌されるらしい。学生諸君、これ、卒論のテーマにどないや。がははは。←『週刊アサヒ芸能』の勝谷誠彦さん風? ちなみに勝谷さん、『ニュースバカ一代』という本を出してるんだね。私の「交通違反バカ一代」も、そんな捨てたもんじゃないかも…と少し自信を持っていい?

ニュースバカ一代 ニュースバカ一代

著者:勝谷 誠彦
販売元:扶桑社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 さてさて、『週刊金曜日』の94年のその記事は、93年の朝日新聞の“世論誘導記事”をネタにしている。

 93年10月22日、<<人身事故でも前歴なければ/けが2週間以内「免停」せず/道交法施行令改正し5月実施/事故増加を危ぶむ声も>>という8段組の記事が載った。
 いわゆる事故点数を引き下げ、「人身事故だと最低でも必ず一発免停」をなくす、という話。実際、その後そうなって現在に至っている。

 93年10月27日、<<けが2週間以内の交通事故「免停せず」/疑問の声 相次ぐ/歯止めを失う/代替の施策が必要>>という8段か9段組の記事が載った。
 いろんな人の厳しい批判の声が紹介された。

 93年11月4日、<<刑罰やめ高額制裁金/交通事故・違反での「前科」減らします/道交法改正警察庁が検討/軽微なものに限定>>という、前の2つよりずっと見出しに迫力のある、8段組の記事が載った。
 「代替の施策」として、「行政制裁金」を持ち出してきたのである。
 つまり、「違反(事故の過失)は事実かどうか」「事実として処罰すべきか」「すべきとしてどれくらいの罰が適当か」を、検察官、裁判官に判断してもらう道をなくし、警察官(または警察OBないし民間)の現認だけで、カネを取ってしまおうという制度にしたい、というのだ。
 『駐禁ウォーズ!!』で悪玉役の警察官僚が目論んでいる「行政制裁金」である。

 当時、たしか読売にも毎日にもそんな記事はなくて、のちに、「朝日には(どこにでもそうだろうが)警察べったりの人(編集委員だか論説委員だかそんな感じ?)がいて、その人がやらせたんじゃないか」という話を耳にした。

 そのことをもとに、「警察に逆らえなくなる日」という記事を書いたわけ。
 今ちらっと読み返すと、赤面もののくどくどしい記事だ。
 ま、交通違反と聞けば「違反は悪い。違反者などやっつけろ」と反応をするだろう読者もいることを想定して、わかりやすく伝えようと心を砕いた、ということでご理解を…いただけないくらい、くどくどしいつーか、昔の今井ブシ全開で恥ずかしいよぅ。

 こんな長い回想を書けるのは、締切りについて私が勘違いしていて、全部が8日(月)までではないらしいとわかったから。
 そして、今、完熟トマトと、自家製のきうりの糠漬けと、スーパーで買った筍土佐煮(4割引)で、キサイチのはちみつ黒酢ドリンクで割った焼酎を飲みながら原稿書いててご機嫌が良いから。
 肉系の揚げ物がなくても十分に幸せを感じられる、鐵っつぁん、おいらはもうそんな歳だよぅ。からかわねぇでおくれよぅ。←相模の彦十風?

最後まで読んでくれてありがとう♪ ぽちっとねの人気blogランキングは、ここまでは意外にも三歩進んで二歩さがるだけど、客観的にはそろそろ限界だろうと思うです、いくらなんでも、ねえ。 

2006年5月 7日 (日)

周防監督の痴漢冤罪の映画でエキストラ募集

 『Shall we ダンス?』の周防正行監督の最新作『それでもボクはやってない』(仮題。痴漢冤罪の映画らしい)の、エキストラを募集してるそうだ。
 http://www.altamira.jp/
 http://yanaken.cocolog-nifty.com/extra/2006/04/post_fcda.html
 「東京エキストラ募集カレンダー」って、そんなブログがあるとは知らなんだ。

 エキストラは、私はたぶん未経験。
 「弁当支給」か~。魅力的な四文字熟語(?)だよね~。
 その頃には締切りも落ち着いてるだろうし、府中なら近いし、行こうかな、どしよっかな。
 東京簡裁の開廷次第だな~。

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2006年5月 6日 (土)

ステルス機能を備えたオービス!

 仙台高裁秋田支部により「公訴棄却」(起訴自体を違法とする)判決を食らったオービス、三菱RS-2000B型の契約書等をどっさり入手したよぅ。  ※写真は礼田計さん

Photo_2  03年8月22日付けの「工事請負契約書」。──A
 契約者は「菱明三菱電機機器販売株式会社」。
 工事名「高速走行抑止システム整備工事 S-21」。
 工事場所「南秋田郡天王町天王字追分西地内 外5か所」。
 契約金額「6141万1350円」。

 04年10月15日付けの「工事請負契約書」。──B
 契約者は「松澤電機工事株式会社」。
 工事名「高速走行抑止システム整備工事 S-26」。
 工事場所「南秋田郡天王町天王字追分西26-51先 外3か所」。
 契約金額「6058万5000円」。

 Aの仕様書の、撮影端末装置の「設置箇所」には、上記住所の他に「天王バイパス」とある。
 Bの仕様書には「県道 秋田天王線」とある。
 たしか、この文書は、「公訴棄却を食らったあのRS-2000B型」について、と開示請求したような記憶が。
 かつ、上りと下りと別時期に取りつけられたと聞いている。
 そうすると、上りと下りとでは、道路名が違うのだろうか。あるいは、途中で道路名が変更になったのだろうか。連休が明けたら秋田県警へ電話してみよっと。

 写真(礼田計さん撮影)の、レーダアンテナとカメラの間にある小さな筐体、あれは「車種判別センサー」というんだそうだ。へえ。

 ほか、面白いことがわかった。
 「ステルス機能」。
 「レーザセンサにより車両の接近を検知したときのみ、レーダ送受器の電波をONにすること」。
 へえ、オービスにも「ステルス」があるとは。RS-2000にもあったかどうか、確認しなければ。

 「ナンバ読み取り機能」。
 「警告指導速度以上で走行する車両を撮影するカメラで撮影された画像からナンバ読み取りによる全文字読み取りを可能とすること。 文字読み取り結果は、撮影画像と共に中央装置に伝送すること」。
 ここでは「警告指導速度以上」とされてるが、Nシステムの機能がついてるわけだ。へえ。
 そして、その読み取りデータをNシステムのほうへつなぐ××(別文書)があるんだけど、うーん、もうしばらく内緒にしとこう。

 あとは、「交通管制センター設備機器の保守点検業務」の「委託契約書」。
 「日本信号株式会社秋田営業所」が、4620万円で契約。
 「秋田県警察本部交通管制センター 外1594箇所」。

 この文書、礼田計さんが欲しがるだろうなあ。なんせ、あの人、公訴棄却のニュースを聞いてすぐ現場へ飛び、何百枚も写真を撮ってきたマニア中のマニアだから。その超マニアックなサイトが近日公開予定。

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 その画面の上のほう、「日記・雑談」をクリックして出てくる画面の、さらに151~200位の画面に…当ブログがない! あ~、200位未満のほうへ落ちたか…。と思ったら、なんと150位だった。みなさん、ありがとございます。

2006年5月 5日 (金)

東京簡裁のオービス事件、04年は19件で05年は39件?

 『ラジオライフ』の頼まれ原稿その1(といっても3項目に分かれる)を、ようやく書き上げて送信。

 次の原稿の依頼メールに、「年間にオービス裁判はどれくらいある?」という部分。
 その統計は、法務省にも最高裁にもないという。
 しかし東京簡裁なら、私は全件傍聴してる(はずだ)から、わかる。

 …と少しエクセルのデータを調べてみたら、05年中に第1回公判があったオービス事件は39件、04年は…え? 19件?
 仮に抜けがあるとしても、20件もの差がつくのは異様だ。
 信じられなくてもう1回数えてみたが、間違ってない。
 今年は4月27日までに(見逃した新件2件を除いて)15件。同じペースで進めば40件を超える。

 なぜ? 否認が多くなったのか、東京区検はどんどん起訴する方針に変えたのか、あるいはそれらが同時に起こったのか。はたまた、それはたまたまであって、その程度の変動はとくにどうってことないのか。

 もしかして、「宇宙環境イベント」のせいだったりしてね。
「ポンピロピーン。これから1週間、太陽フレアが非常に活発となるでしょう。明日は午後から、10MeV以上のプロトン粒子fluxが10PFUを超えるでしょう。オービス設置場所を通行予定の方は、ご注意ください」
 なんつって。
 バカなこと言ってないで早く原稿書け!

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 その画面の上のほう、「日記・雑談」をクリックして出てくる画面の、さらに151~200位の画面では、166位にいる。
 現在155位の「りさよんこま」は楽しいね。

2006年5月 4日 (木)

7つの警察本部から9通の郵便

 『ラジオライフ』の原稿は思ったより量が多く、書いても書いても「その1」が終わらない…。

 なのに、某TV番組のロケ(っていうの?)であちこちへ。
 いや~、夏のジャケットとか買っといて良かったですよ。

 仕事場でも撮影となり、その前にお掃除。
 けっこう簡単に、数人入れるスペースができた。
 てことは、大量の資料をただただ床にまき散らしていたのか…。
 ちなみに昨日、鼻毛を切ってて鼻の穴を切った。血だらけ。痛くて。

 戻ると、7つの警察本部から9通の郵便。
 山口県警(2通)、徳島県警、石川県警、広島県警(2通)、香川県警、島根県警そして警視庁。
 こんなにもまとめて届いたのは初めて。
 連休だからこういうことになるのか。

 旅行時間計測システム(Tシステム)は、島根、山口、徳島県警は導入しておらず、それに係る文書は作成、取得、保有、存在していないとのこと。
 香川県警は「提供」してくれた。国道11号、高松市紙町63番地先など7カ所。

 残りのTと、駐車違反取締り「民間委託」に係る文書について、これから手数料を払うことになる。
 けど、連休だから、手も足も出ないよぅ。
 警視庁からは、委託地区「港」の委託契約書(契約番号62222)の開示決定が出てるのに!
 あ~、早く見たいよぅ。

 秋田県警からの不在配達通知。
 やほー! 控訴棄却を食らった三菱RS-2000B型の契約書・仕様書等ですな!

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2006年5月 3日 (水)

アフィリエイト「商品別レポート」を見てびっくり!

 ところで、当ブログのアフィリエイトについて、偶然、驚くべき事実がわかった!
 アフィリエイトの「利用状況確認」のページを開き、何かをテキトーにクリックしてたら、出てきた画面に「商品別レポート」という文字があった。ほぅ…。クリックしてみた。そしてさらに何かを入力し、クリックしてみた。

 すると、がーん! 「項目」「売上個数」「報酬合計」という表が出てきたではないか!
 こっ、こんなものが、奥深くに隠されていたとは! ←誰も隠してねーよ、お前が気づかんかっただけやん。

 拙著『なんでこれが交通違反なの!?』は、「売上個数」が33で、その「報酬合計」は1848円。どなたかが当ブログのアフィリエイトから1冊買ってくれると、56円が私への「報酬」になるのか。へえっ! そうだったのか! ありがとございますぅ。

 そして、「報酬合計」が2番目に多いのは…と見ると、はあ? 「Apple iPod」のなんとかが、「売上個数」1で、1010円…。ええっ? な、なんなの? おそらく何か電子製品なのかな、とは思うが、私はそんなアフィリエイトを貼った覚えがない。つか、書籍以外の張り方をまだ知らない。
 さらによく見れば、私が見たこともないモノの名前がいっぱい並んでる。ええっ…?

 そこでハタと気づいた。もしかして…。

交通違反ウォーズ! Book 交通違反ウォーズ!

著者:今井 亮一
販売元:小学館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 たとえば、こういうのをどなたかがクリックして、アマゾンのサイトへ入り、そこでPC関係の品でも何でもとにかくお買物すると、私への報酬が発生してしまうと、そういうことか!?
 たぶん、そういうことなんだろう。または、それに近いことなんだろう。
 そんなことになってるとは、夢にも思わなかったよぅ。

 4月の「報酬合計」は3019円。2月、3月とあわせると4千数百円のはず。
 けっこうまとまった額だよね。ありがたいことです。感謝感激ですぅ。
 ちょうど、駐禁取締りの「民間委託」関連のことで、警視庁や大阪府警などにたくさん公文書開示(公開)請求をしてるんで、ぜんぶそれに充当させてもらいます。どれくらいの文書が出てくるか、わからないまま、じゃんじゃん請求しちゃって、地方の場合は送料もかかるし、いったいぜんぶでどれだけの出費になるのか、ちっと不安ではあったのです。いやー、助かるですよ。
 …ただ、その「報酬」をお前はうまく現金化できるんかいな、という問題はあるけれども。

★アフィリエイトって、そんなことになってたんだぁ。や~、驚いたよね。
★俺も夢にも思わんかった、という方はクリックお願いしまーす♪
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略式は超過速度など外形的な要素だけで量刑を決めるから

 スピード違反裁判の量刑、こんな考え方もできるか。すなわち…。

 スピード違反(のうち反則金で終わらないもの)は、ほぼすべては略式で処理される。
 略式は、超過速度など外形的な(争いのない)要素だけで量刑を決める。情状も何もない。
 検察官が罰金8万円の略式命令請求をすれば、裁判官は8万円の略式命令とする。
 で、ごく一部、正式な裁判手続きになるが、他の同種の事件は8万円なのに公判だと求刑10万円、というわけにもいかない。
 そこで、正式でも8万円を求刑する。
 ここへ「8掛け」を持ち込んではおかしなことになるので、裁判官は求刑どおりの判決とする…。

 ま、あくまで外野の拙い想像ってことで。

 『Caz』の短い原稿はとっくに送信し、『ラジオライフ』の頼まれ原稿(その1)へ。5月末発売の号は、交通違反特集号なんだそうだ。

 ところで、当ブログのアフィリエイトについて、偶然、驚くべき事実がわかった!
 つづく…。

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2006年5月 2日 (火)

検察官を追いつめると求刑が重くなる?

 「寺澤オービス事件」の量刑についてちょっと。
 制限60㎞/hの一般道における37㎞/h超過。相場は罰金7万円だ。

 ところが検察官は10万円を求刑。
 あり得ねー、って感じ。
 検察側としては、「オービスは科学の名に値しないエセ計測器だ」旨、大槻義彦教授からズバリ言われ、対抗して呼んだ澤谷邦男教授(東北大学大学院)にまで「100%正確とは神様でないと言えない」と証言されてしまい、集プレ等で全国に報じられてしまったのだから、相当ムカついただろう。
 「寺澤憎し!」という検察側の思いが伝わり、ワタシ的には、なんつーか、こっけいだった。

 で、判決は、罰金8万円。
 これを私は、
「相場どおり7万円としたら、あまりに検察の顔をつぶすことになる。かといって10万はムチャだ。1万円のせて8万で許してね」
 という量刑と思った。

 が、弁護人の堀敏明弁護士は言うのだった。
「相場の8掛けというのがあってね…」
 判決は求刑のだいたい2割引が基本線。それはよく言われる。
 なるほど、本件も8掛けだったのか。

 でも、私には、なんか違和感がある…。
 というのも、これまで百数十件のオービス裁判を傍聴してきたが、スピード違反の罰金刑は、ごく一部の例外を除いて、必ず求刑どおりの金額なのだ。スピード違反に限っては、8掛けなどないのだ。
 これは、スピード違反は大量ゆえに、超過速度、車種、制限速度、前科といった、いわば外形的な要素だけで処理しなければならず、その要素によって決まった求刑の金額を、正式な裁判であれこれ審理したからといって動かすわけにはいかない、という、大量処理ゆえの事情によるんじゃないのかな。

 だから、私は「8掛け」とは露思わなかったのだが、しかし、うーむ、「8掛け」か…。よくわかんない。
 裁判長も、求刑から2万円も減額する理由を、なんにも言わなかったし。

 そういえば、相場は8万円と思えるところ、求刑は10万円で、判決は9万円。1万円減額の理由を、裁判官は言わなかった、という事件もあった。
 その事件のときも、検察官は被告人質問であれこれ突っ込んだが、結局検察官のほうが言い訳することになり、傍聴席からは、検察官はぼろぼろと見えた。
 メンツをつぶされると求刑の金額を上げる検察官もいる、ってことになるのか、ならないのか…。そういう場合、裁判官は、相場の1万円増しを落としどころとするのか…。
 うーん、1人で悩んでないで、誰かにきいてみよう。誰に?

 『ラジオライフ』の連載原稿を送信し、『ドライバー』の短い原稿を送信し、『Caz』という女性誌の短い原稿がもうすぐ書き上がる。

 ぽちっとね♪の人気blogランキングだが、異変が起きてる。
 5月2日23時45分現在、「日記・雑談」(「日記・雑談(その他)」じゃないです)のジャンルで、なんと162位! あり得ねー。いくらなんでもこのへんが限界…、いや、ちょと待てよ。

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 と昨日の記事に、「きっこのブログ」をマネて載せたのが、功を奏したのか。
 やっぱりみんなそう思ってたと、そういうことか。ううぅ…。

2006年5月 1日 (月)

「違法駐車」と「迷惑駐車」は違う!

 駐車違反(「放置車両」)の取り締まり(「確認事務」)の民間委託、どんどん進んでるねえ。
 「駐車監視員」の制服も、いまやこうやってネットで宣伝されてる。

http://www.nakahiro-group.co.jp/parking/
http://kimpara.co.jp/parking/
http://www.prevention.co.jp/products/parking.html
http://www.chikuma.co.jp/uni/fuyu.html
http://www.nikke.co.jp/uniform/pdf/park-uniform.pdf

 今朝のフジテレビの「とくダネ!」、女房殿が録画したのでちらっと観たよ。
 おおぅっ! 岐阜県警の、警視庁とは違ってこぢんまりした資格者講習!
 そして、どこのだっけ、具体的な確認事務の練習!
 携帯端末って、あんなだったんだ。携帯プリンタから、うにょうにょと新しいステッカー(「確認標章」)が出てくるがな! ステッカーの粘着って、へえ、あんななんだ!
 今井亮一ってのが映ってたけど、あんなヘンな顔なんだぁ、へえ!(泣)

 ま、こうして新制度の施行がどんどん近づき、いろんなことが動き出すと、「へえ!」「へえ!」と興奮すると同時に、私が前々から言い続けてきたことが、なんつーか、改めて思い出される。

 守るべき合理的理由を見出せない規制により、とくに危険も迷惑もない形式的な違反が日常的にあふれる状態をつくっておき、そのごく一部を取り締まり(元警察官僚・平沢勝栄議員によれば検挙率は0.005%)そこから生じる莫大なカネを天下り先へ流し込む、それが交通行政の実質といえる。つまり「交通商法」。

 『なんでこれが交通違反なの!?』のQuestion010に、もうちっと詳しく書いた。

なんでこれが交通違反なの!?―警察は教えない126の基礎知識 Book なんでこれが交通違反なの!?―警察は教えない126の基礎知識

著者:今井 亮一
販売元:草思社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 そのへん、『週刊金曜日』の原稿にもっと詳しく書こう。その前に、『ラジオライフ』の連載原稿を終わらせねば。ってまだ書き上げてないのかよ!

 と焦りつつ、①今日は良い天気だった、②女房殿から市役所へ行くよう命じられた、③こういうときこそ運動しとかないとヤバイ、と3つもの理由があったので、仕方なく有酸素散歩約1時間。あ~、気持ちよかったのぅ。
 終えてから、例のバス通り沿いの立ち食いそば屋で、きつねそば大盛370円(10円値上げになったね)を食って満足し、公園のベンチでちょと仮眠。あんまり眠れねーなと起きあがったら、約1時間が経過していた…。

 ところで、今後「民間委託」関連のニュースをみるときに、これは頭に入れといてほしいと思うことを。

 いま騒がれてる「民間委託」は、現場の取り締まり(「確認事務」)のこと(道路交通法51条の8)。
 それは全国270警察署の管内でのみスタートする。
 だが、全国規模で大きく変わるものがある。
 それは、「放置違反金」制度。
 「放置違反金」に関する「事務」も民間に委託され(同51条の15)、それも全国規模なのだ。

 あと、「違法駐車」と「迷惑駐車」とは違うってこと、忘れないほうがいいと思う。
   違法駐車=法令で違反とされてる駐車
   迷惑駐車=じっさい迷惑な駐車
 迷惑なバカヤロー駐車をイメージして、「違法駐車はダメです」ってやってたんじゃあ、どんな制度をつくったって、それこそダメじゃん、と思います。

★いつもだらだら長いのを最後まで読んでくれてありがとう♪
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 ↑この書き方、「日記・雑談」のジャンルでぶっちぎりトップの「きっこのブログ」をマネてみました。

アフィリエイトでお買物したよぅ!

4月30日(日)

 『ザッカー』の連載原稿を送信。
 今回(5月末頃発売号)のお題は、「駐禁取り締まりの民間委託、民間だと儲けたくてばかばか取り締まっちゃうんじゃないか。身内を見逃したりするんじゃないか」。
 前段については、んなことはないはずだ。その理由を書いた。

 で、お買物(正確には注文を)しましたよ、アマゾンで、ようやく。
 パスワードはもう完全に忘れてたが、簡単に再発行してもらえた。
 注文するのも簡単だった。もっと早くやればよかったよぅ。

駐車監視員資格者試験問題集 Book 駐車監視員資格者試験問題集

著者:駐車監視員試験問題研究会
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18+2ポイントで知る新しい駐車取締り―放置違反金制度と違法駐車取締り関係事務の民間委託制度 Book 18+2ポイントで知る新しい駐車取締り―放置違反金制度と違法駐車取締り関係事務の民間委託制度

著者:駐車取締実務研究会
販売元:東京法令出版
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食品の裏側―みんな大好きな食品添加物 Book 食品の裏側―みんな大好きな食品添加物

著者:安部 司
販売元:東洋経済新報社
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 この3冊を注文した。で、こうなった。

小計:  ¥ 4,000
代引手数料:  ¥ 248
配送料・手数料:   ¥ 0 
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購入価格合計:  ¥ 4,248
消費税:  ¥ 212
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この注文の合計:   ¥ 4,460

 さあ、これがアフィリエイトの報酬合計に、どう反映されるのか。楽しみだよ。…ranking
 今の「…ranking」っての、人気blogランキング総合1位の「エンタメSCOOP」のやり方をマネました。

 さて直ちに『ラジオライフ』の連載原稿にかかろう。
 あと、単発の依頼原稿が5月8日までに長短あわせて7本かな?
 9日まで東京簡裁の道路交通法違反の開廷がないから、助かるですよ。

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