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2006年6月の43件の記事

2006年6月30日 (金)

大阪の委託契約は13カ月って…?

 大阪府警の、8つの確認事務の委託契約書・仕様書を、ようやくゲットしたyo。
 担当の方、ありがとうございました。

 大阪は、単価契約。
 いちばん「予定数量」が多いのは、曽根崎、天満、大淀署の管内で、3署あわせて「8520ユニット・日」。
 「基本委託単価」は、「金3万3915円/ユニット・日」(税込)。
 かけ算すると、約2億8896万円か。
 この契約は、財団法人大阪府交通安全協会
 石川県(アイビックス北陸)のは、2万6250円(税込)だから、そこだけみると安協がえらく高い。

 大阪で2番目に「予定数量」が多いのは、南、東署の管内で、「8354ユニット・日」。
 「基本委託単価」は、「金3万1741円/ユニット・日」(税込)。
 かけ算すると、約2億6516万円。
 ここは「株式会社日経サービス」がとってる。 
 駐車監視員を「随時募集」とサイトにはある。 

 おやっ? と思うのは、大阪の確認事務の契約は、今年6月1日から来年6月30日までとなっていること。
 13カ月? なんでそんな妙な契約にしたんだろ。
 5月31日までにするつもりが、間違えた? って今井君じゃあるまいし、ねえ(笑)。

Dsc00507_4  ※ 写真は礼田計さん。名古屋の駐車監視員だそうだ。ヘルメットが、なんか格好いいよぅ。

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 今日は1週間ぶりに、有酸素散歩1時間以上。
 暑くて暑くて。スーパーへ入り、「炭酸のは甘いやつばっかりだなぁ。せっかくひーひー散歩したのに、そんなの飲んだらカロリーが…」と悩んでたら、伊藤園の「ナチュラル・スパークリング」なるものを見つけた。
 買った、飲んだ。これはいーかもしんない!
 ただ、「果汁0.1%」って何? 500ccに対し0.5ccの果汁が入ってるってこと?

2006年6月29日 (木)

オービス誤作動の原因は?

 暑っ! たまには缶飲料を。でも、炭酸のはみんな甘いやつばかり。うーん。やっぱ冷水器で水を飲むか…。
 とか裁判所の自販機の前で悩んでたら、隣の公衆電話で年配男性が、国家公務員法違反事件の判決主文を誰かに伝えていた。
 罰金10万円、執行猶予2年、訴訟費用負担…。
 へえ、罰金刑の執行猶予は珍しい。
 しかも猶予はたった2年。実質無罪…いや、逮捕は正当とのお墨付きを与えた、という意味のほうが大きいんじゃないか。

 5階の冷水器で水を飲んでから15時10分。東京簡裁・刑事2室2係(関口政利裁判官)で、オービスⅢLj事件の第3回公判。
 第1回は5月9日
 第2回は5月25日。警察官の証人尋問だったが、私はパーク24主催のセミナーを聴きに行ってパス。

 第3回は、東京航空計器の、定期点検を行った社員を証人尋問。
 まずは、オオクボトモタカ社員。
 背が高く、グレーのダブルのスーツにブルーのシャツ。ちなみに今日の私は靴以外全身ユニクロ(笑)。

 1988年4月に入社し、5月から2005年3月まで品証サービス部で、全国のオービスの定期点検(年2回)を、「だいたい150回前後」やってきたという。
 全国を旅して回る仕事だよ。いいなぁ。
 証言の要旨は、「機械の難しいことはわからないが、点検はちゃんとやった。全項目“良”だった」。

 続いて、スギオサム社員(スギかスミかよく聴き取れない)。
 この人は、半袖ワイシャツの右後ろがズボンからだいぶハミ出してる。
 1988年11月入社で、2001年から約5年間、定期点検を、「100から120回程度」やってきたという。
 証言の要旨は同じ。

 2人とも、1992年の大阪高裁のオービス無罪判決を「ご存知か」と弁護人(国選)から問われ、「いいえ」と答えていた。
 ま、同社によるとあれは「誤判」だそうだから…。
 タコグラフの記録という動かぬ証拠があって無罪とされたものは誤判で、そういう証拠がなくて(ないのが普通だが)有罪とされたものは正しい判決、てことか…。

 結局、マニュアルにしたがって点検したら正常だったと口で語るだけ。
 有罪判決を書きやすくする以外に、なんの意味もないんじゃないの?
 弁護人、被告人が、いくらあーだこーだと誤測定の可能性を挙げてみたところで、
「6.9m間で速度を測定し、その速度で撮影位置(小さな白線あり)へ差しかかるまでの時間を計算して、タイマーを作動させる。もしも本当は測定値より遅い速度なら、撮影位置のずっと手前で撮影されるはず。本件写真は、ちょうど撮影位置で撮影されており、したがって測定値は正しかったのだ」
 との論法に必ず負ける。

 私は、誤測定の原因は、こういうことではないかと思っている。
 たとえば、被告人の主張が80㎞/hで、測定値が120㎞/hという場合…。
 オービスはすべての車を測定するところ、
1、測定は80㎞/hだった
2、ところが、どこかで120㎞/hという信号が生じた
3、それにもとづいて、撮影信号が出され、表示部に120㎞/hと表示された
4、タイマーは、測定値どおり80㎞/hで作動した
 というふうなことも起こり得るんじゃないか。

 レーダ式の場合、さらに、何か関係ない電波を拾って、120㎞/hと表示して撮影し、そのときたまたま写真内に、80㎞/hで走ってる車が撮影された…ということもあるんじゃないか。
 じつは、「汚名を着たまま墓へ行けない」事件の写真は、被告人車両の位置がおかしいのだ。

 そういった現象も起こり得るんじゃないか、と提起したうえで、
「本件測定における測定値(とされる記号)が絶対に正しいといえるだけの客観的なデータをまず出せ。それを、博士号を持つ科学者に検討してもらう」
 とか、そういう方向へいかないことには、どうにもならないんじゃないか。

 2人の尋問が終わり、弁護人が言った。
「技術のことがほんとによくわかった方に質問したい」
 関口さんが検察官に言った。
「検討してみてください」

 私は、さいたま地裁・川越支部での、大槻義彦教授の証言を思い出した。
三菱には学位を持ったエンジニアがいるんだから、その人たちが証言すべきだ。それをしないのは、責任あるハイテク企業としていささか疑問だ
 東京航空計器にも「学位を持ったエンジニア」がいるはず。
 さあ、検察官はどうするのか。
 面白い展開になってきたぞ。 
 私は傍聴席を見渡した。
 じつはこの日、傍聴人がやたら多かったのだ。途中まで別の法廷の検察官も傍聴していた。
 そして傍聴席には、森成昭治課長もいた。
 私は森成さんと目が合い、お互いニッコリ笑った。

 ところが、「詳しい人がいるので打ち合わせる」と検察官が直ちに期日を打ち合わせたのは、森成さんだった。
 あ~れ~っ!!
 まあね、裁判所にとっては森成さんが「測定の専門家」なんであって、こうなるに決まっているのだ。妙な期待をする私がお馬鹿さんね、ちう話なのだ…。

 だから次回、上記タイマーのことや、0.5秒のこと、1.5%のこと、等々語られることになる。

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2006年6月28日 (水)

駐車監視員──辞めたい仕事?

 <<駐車違反:悩める民間監視員「憎まれたくない」が本音>>と毎日新聞。

 記事中に、<<5月末現在の合格者は全国で1万7095人。会社員やフリーターなど職種はさまざまで、警察OBは769人(4・5%)>>とある。
 大阪府の、修了考査と認定考査の合格者に対する、認定考査だけの合格者の割合は、7.5%。だいぶ高いといえる。うむぅ。

 記事中に、<<既に4人が「向いていない」と監視員を辞めた>>とある。
 「財団法人東京都交通局協力会」が委託契約をとったのは、警視庁城東署のみの管内。
 契約額は5083万1550円(税込)と低く、履行期間中に確保しておくべき駐車監視員の数は「15名以上」、「1日において活動するユニットは最大で6」とされている。
 その規模で、もう4人が実際辞めたってことは…。
 辞めたがっている人は、もっといるかもしれないし…。
 なるほど、6月以降も駐車監視員の募集があるのは、やっぱそんなわけなのか…。

 <<民間駐車監視員:渋滞は緩和 「許可証」申請相次ぐ--警察庁まとめ>>とも毎日新聞。

 警察庁は、「新制度は素晴らしい」としたい立場だから、都合の良いデータだけ引いている可能性は否定できないけれども、事実、全体に放置車両が激減しているとすれば、そうとう困ったことになるんじゃないか。

「交通利権を崩壊させるため、また、現行の交通規制が如何におかしいかはっきりさせるため、みんなで一切交通違反をヤメよう。順法闘争だ!」
 というのを考えたことがあるが、その順法闘争が実現しちゃうことになる。

 これまでは、順法闘争でダメージを受けるのは──国民の生活を除けば──交通利権だけですんだが、新制度では、都道府県が委託費でダメージを被ることになる。

 ま、そのうち、
「あれーっ? なんだよ、捕まっても(黄色いステッカーを貼りつけられても)ほんとに出頭しなくていーんだ。放置違反金とかいうのさえ払えば、ほんとに点数がつかないんだ。俺、免停ギリギリで焦ってたのに、ラッキー!」
「使用制限命令とかって激軽だし、要するに公道は、運が悪けりゃ駐車料金まとめ払いの、お手軽・激安駐車場じゃーん!」
 という認識が広まり、警察庁も都道府県もほっと胸をなで下ろすんだろう、とは思うが、それはいつごろになるのか。

 なるべく早くそうならないと、年度末が近づくにつれ、予定件数を取り締まろう(少しでも予定件数に近づけよう)とムリをし、運転者との深刻なトラブルが起こるのではないか。心配だよぅ。

 「辞めたい仕事」で「蹴りたい背中」を連想した人、いる? いないよなぁ。

蹴りたい背中 Book 蹴りたい背中

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2006年6月27日 (火)

大阪府警の修了考査と認定考査

 大阪府警から電話あり。
 先日開示請求した文書は(開示決定を経ずに)提供できるので、郵送の手続きについて…と。

  写しの交付に要する費用 1620円
  郵送料 580円

 これを、定額小為替のほうが低料金のため、1700円分の定額小為替と500円分の切手で、とのこと。
 おぉう、なんという配慮。これがいちばん(または2番目に)ありがたいのだ。
 大阪府警、えらいっ!
 ※ こういうところは他にもある。そっちにも十分感謝しております。

 ついでに、修了考査認定考査の人数を教えてもらった。

 駐車監視員資格者講習 受講者 3025人
           修了考査 受験者 2993人
           修了考査 合格者 2155人
                   合格率  72.0%

           認定考査 受験者  259人
                   合格者  175人
                                    合格率  67.6%

  これが、大阪府では交通安全協会が確認事務の委託契約を1つとってることと関係するのかどうか、もう少し調べてみないと。

 ちなみに、警察OBは、駐車監視員や統括責任者や代行者にならなくても、「支援要員」といったっけ、それに「再雇用」されて確認事務を行う、という道があるんじゃないか。
 先日、京王線つつじが丘の駅前で、女性警察官と、見慣れぬ格好のおじさん(駐車監視員の制服ではない)とのチームが、べつに迷惑にならない駐車に対し、確認事務を行っていた。あのおじさんが、再雇用の人じゃないのかな。警視庁は交通巡視員を採用してないそうだし。

 そのチームは、女性警察官が携帯端末を使っており、確認標章は印字で、2つの時間の差は3分だった。

 全国の運転者諸兄よ、
・確認標章(新しいステッカー)は、手書きか印字か
・2つの時間差は何分か
・取扱者は「確認機関」の者か(つまり駐車監視員か警察官か)
・放置違反金の納付書は何日後にどんな郵便で送られてきたか
・どんな場所に何分駐車して取り締まられたのか
 といった情報を、どしどしお寄せいただきたい。
 他人にはどーでもいいような情報が、マニアには興味深く、そういう情報の積み重ねから見えてくるものがあるのだ。ふり返ればもう四半世紀近く、そういうことを積み重ねてきたのだよぅ。

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2006年6月26日 (月)

パソコン不調…

 やられたぁっ!!

 「新しい駐車違反取締りに納得いかないとき、どんな手が?」というタイトルで、けっこう長い記事を書き、「確認」ボタンを押したところ、妙な画面が出て、記事がぜんぶ消えてしまった。

 ここんとこ、どうもパソコンの調子が妙なんだよなぁ。
 リンクをクリックしても、リンク先が開かないとか、右クリックしても反応しないとか。
 再起動すると直り、じつは記事を書く前に再起動していたのだが、こんなことに…。

 もぉーう、疲れた、腹へった。
 ご相談等の対応に戻るです。
 26日だけで9件のメールをいただいてるんで…(泣)。

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2006年6月25日 (日)

レッカー移動も直ちに?

 新しい駐禁取締り(放置駐車違反に対する取り締まり。「確認事務」)を受けた、とのご相談、ご報告がぽつぽつ入ってきている。たいへんありがたい。
 ありがとうございます!

 「確認事務実施要綱」には、
「6 放置駐車違反以外の駐車違反の取扱い等確認以外の事務」
 というのがあり、そこにこうある。

(3) 駐車監視員は、マニュアルに定められた基準・方法に従い、以下のような場合、警察へ通報すること。
 ア レッカー移動を実施する必要のある悪質、危険性、迷惑性の高い放置車両を発見した場合
 イ 交通事故その他の事件・事故を発見した場合
 ウ その他警察署長が指示した場合

 このレッカー、どうも、「確認事務」と同様、
「違反を見つけたら(またはステッカーを貼ったら?)直ちに」
 というやり方で行うのかな? と思わせる情報が複数入ってきている。

 ところで、レッカー移動された車を「速やかに引き取る旨」の「告知」をされるのは、「当該車両の使用者」なのだ(道路交通法51条7項)。違反者ではないのだ。
「レッカーされたら違反した者が出頭して、違反キップを切られるのだ」
 と思い込んでる人が多いが、そうではないのだ。
「私は使用者です。車検証で確認してください。使用者として速やかに引き取りにきました」
 法律上は、これでいいのである。

 え? 「あなたが違反したのか」と尋ねられたら?
 従来は、警察は、出頭してきた者が違反者だときりきり確認して(ときに決めつけて)、さくさく違反キップを切った。
 が、新制度では、そんなことをする必要がない。
 「使用者」に「放置違反金」を払わせて終わることもできるのだ。
 だから、「あなたが違反したのか」と、もしも尋ねても、従来のような執拗さはないんじゃないか。
 出頭してきた使用者が、
「お答えする必要ございません」
 と言えば、それ以上は追及しないんじゃないか。
 内心、こう思う警察官もいるはず…。
「あ~、自分が違反者だと名乗るから、こっちも違反キップを切らなきゃいけない。そしたら、この人には違反点数がつく。正直者は損をする。可哀想に…」

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2006年6月24日 (土)

スクープ!! 今年度の取締り予定件数!!

 「スクープ!!」とか言っちゃったけど、どうなんだろ。
 ま、たぶん、まだ誰も発表してないんじゃないかな、という見込みでひとつ。

P1000989  大阪府の「放置違反金関係様式の作成、配送及び封入封かん業務」の委託契約書。
 ここに、「発送文書作成予定枚数一覧表」というのがある。
 基本的には、3日たっても違反者が警察に出頭しない場合、放置違反金の仮納付の納付書と、弁明通知書が郵送される。
 委託契約書に、「納付書(仮納付) 」の予定枚数は54万6000枚とある。
 同じく「弁明通知書」の予定枚数も54万6000枚。
 「封入封緘作業予定件数(予定発送件数)」のうち、「弁明通知書関係」は54万6000件。
 ※ 納付命令書の見本

 ここから、
大阪府警は、今年、54万6000件を取り締まるつもりなんだ!」
 とみるのは早計だ。なーんて今井クンにしてはよく気がついたね(笑)。

 だぁって、駐車違反(正確には駐停車違反車両のうち「放置車両」)を取り締まったあと、上記のような事務作業が生じるのは、違反者が警察に出頭しない場合、なのだ。

 その割合は、従来は2割か3割くらいだったそうだが、新制度スタート以降は7割くらい、という数字が04年の国会答弁にあった。
 出頭せずに「放置違反金」を払えば、違反歴とならず点数もつかないんだから、不出頭者はもっと多くなるんじゃないか、とも思えるのだが、ま、7割ということで計算してみよう。

 取締り件数 × 0.7 = 54万6000
 取締り件数 = 78万

 78万件かぁ!
 8割で計算してみると、68万2500件。

 05年の大阪府警の駐禁取締り件数は、26万8840件。
 これには、「放置」でない駐停車違反も含まれる。
 手元に04年のデータしかないのだが、それによると、04年の駐禁取締り26万6727件のうち、約98%に当たる26万1265件が、「放置」に対するものだ(「法定放置駐車 駐停車」「指定放置駐車 駐停車」「法定放置駐車 駐車」「「指定放置駐車 駐車」)。
 この割合を、05年にも当てはめると、05年の「放置」の取締りは、ま、四捨五入して(だいぶ繰り下げて)26万件つーことになる。

 それで、だ。
 新制度は6月1日からスタートしたんだよね。
 委託契約は、06年6月1日から07年3月31日まで、となっている。

 手元に東京(警視庁)の月別の取締り件数がある。
 月によってけっこう違う。12月と1月は、他の月より少なかったりする。
 でもまあ、単純に、上記26万件を12で割って10掛けると、だいぶ繰り上げて約22万件。

 つーことは?
 大阪は、6月1日から10か月間に、前年の3倍以上の取締りをやるつもりなのか!?

 いや、この「取締り件数」にはトリックがある。
 従来は、ステッカーを貼ってから、運転者が素直に出頭するなどで違反キップを切れたものを、取締り件数といっていたのだ。取締り件数は、ステッカーの貼りつけ件数より少ない。
 ところが、新制度では、ステッカー(「確認標章」)を貼ったら、要するに必ずカネを取る。ステッカー=取締り、といえる。
 だから、ステッカーの貼りつけ、という面からみると…ということは、考慮されていいだろう。

 加えて、委託契約書の「予定枚数(件数)」は、あくまで契約書における「予定」の数だ。
 若干多めに見積もっている、ということもあるかもしれない。

 それに、過去には、反則金が予算どおりに集まらなかったこともある
 なんせ新制度は、とんでもなく新しい制度だから、かなり「予定」どおりにいかない可能性はある。

 …といろいろ総合しても、やっぱ!! 警察は、ものすごい数の駐禁取締りをやるつもりでいるんだな、とは間違いなくいえるよね!!
 もしも駐車監視員の働きが悪ければ、警察官がカバーしようとするだろう。
 警察官は、ステッカーを手書きすることもあるようだし、駐車監視員も警察官も、重点地域・路線なんて関係なくじゃんじゃんばりばりやることが予想される。

 やっぱ、トラブルが増えるんだろうねぇ。
 トラブルを防ぐには、どうすればいいか。
 第一には、1分でも早くステッカーを貼りつけ、違反者と遭遇しないようにすること。
 第二には、どんどん公務執行妨害で逮捕し、実名報道させ、公判請求してさらに報道させる…。

 そうやってるうち、運転者たちも慣れてくるはず。
 あきらめが蔓延するというか、
「何度捕まっても違反点数はつかないし、半年間に3回までなら使用制限命令もない。公道は、『運が悪けりゃ駐車料金まとめ払いの有料駐車場』と思えば、ま、いーじゃん」
 というのが、一般の共通認識となったとき、新制度は、ニュー駐禁ビジネスは、都道府県に赤字の負担をかけることなく、うまく運営できていくようになるのだろう。

 来年度の取締り(確認事務)の委託契約はどんと増やす予定だそうだから、今年度中に、いや年末までには、なんとか落ち着かせたいはず。
 さてさて、どうなるのか。

 ※ 東京の予定件数も、だいたい試算できるです。神奈川、石川、愛知は、7月中頃になるかな。その他は、現在とても手が回らなくて…。ご相談等の未対応が、まだまだありまして…。はすぎてだいぶ楽になったとはいえ。

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2006年6月23日 (金)

大規模・激安パーキング それは公道

 じつは、6月21日の夜、有楽町で、「あり得なーい!!!」ってことがあったのだが、それはさておき…。

<<ベストパーキング賞の募集開始…優良駐車場はどこだ>>
<<グッドパーキング制度を創設…優良駐車場はここだ>>
 とレスポンス。

 どっちもかなわない、大規模・激安パーキングがある。
 それは公道だ。

 料金の収受システムは、
1、巡回中の監視員または警察官が黄色いステッカーを貼りつける
2、その5日後くらいに、お車の持ち主の方へ納付書を郵送
3、その納付書により、お近くの銀行か郵便局でお振り込みいただく
 という形になっております。
 ステッカーの貼り付けは、迷惑性や、駐車の理由、駐車時間の長短には関係なく、公平に行います。

 金額は、お客様の運次第。
 普通車で「駐車禁止場所」の場合、
   1回駐車して1回払えば、1回あたり1万5000円
 ですが、
   30回駐車して1回払えば、1回あたり500円
   50回駐車して1回払えば、1回あたり300円
   100回駐車して1回払えば、1回あたり150円
   300回駐車して1回払えば、1回あたり50円   
 となっております。
 なるべくお安くご利用いただけるよう、監視員の巡回には制限を設けております。たとえば、渋谷、原宿、代々木警察署の管内においては、1日に活動できる最大ユニット数は26とする、というふうに。

 料金さえお支払いいただければ、どなたの違反歴ともならず、違反点数もありません。ゴールド免許のまま当駐車場をご利用いただけます。

 ただし、ご利用(つまりお支払い)は、半年間に3回までとするようお願い申し上げます。
 半年間に4回ご利用(つまりお支払い)いただいた場合、そのお車に対し20日間の使用制限命令を行います。

 公道に駐車するのが、やはり一番便利。どうぞふるってご利用ください。

 必要不可欠な「規制の見直し」を、申し訳程度にしか行わず、つまり、「違法駐車」とされる車があふれる状態を維持したまま、とにかくカネを簡便に徴収できるシステム…。ニュー駐禁ビジネス…。
 公道をちょっと風変わりな駐車場にした、と考えるとわかりやすいのでは?

<<駐車違反監視員制度を見直しへ---イギリス>>
 ともレスポンス。

 現在、イギリスでは、3200万人のドライバーが、年間10億ポンド(2000億円)もの駐車違反の罰金を支払っている。

 って、すごすぎない?
 記事がいう「罰金」は、ペナルティ的なカネ、バッキンのことなんだろう、という話はおいといて、日本の免許人口は約7900万人。すべての違反の反則金と罰金を足しても、2000億円にはぜんぜん届かない。
 イギリスがそれだけ捕まえられるってのは、取り締まる側がえげつないとかいうこと以上に、運転者のほうがぜんぜん駐車違反を自粛しないってことでしょ。
 捕まっても捕まってもカネを払い、また違反する、日本と同じ…いや日本よりすごいじゃん。
 どうなってんだろう。
 Satoshi ANDOさんに尋ねてみようか。
 ってそういえばイギリス滞在が長かった方がご近所にたしか何世帯か…。

<<「逮捕第1号」&捕まった人たちが続々証言! 新・駐禁取締り「警察の汚い手口を暴く」>>
 と『週刊プレイボーイ』今週号。
 これも面白いよ。

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2006年6月22日 (木)

1交機の警察官2人を証人尋問

6月21日(水)

 826号法廷のオービス事件を途中で抜け、15時20分から、東京簡裁・刑事1室3係(堀内信明裁判官)534号法廷。
 「初めて遭遇、酒気帯び検査拒否!」の第2回公判。
 被告人を現行犯逮捕した第1交通機動隊の、巡査と巡査部長を証人尋問。

 こうした証言の前には、そうとうしっかり準備するそうだが、警察内部で当たり前と思って、あるいは気がつかなくて、細部を突きつめてない部分、を突っ込むと、2人の証言に食い違いが出たり、矛盾や変遷が生じたり、ということが(一般に)起こってくるんだろうなぁ、と思えた。

 一方、オービス事件では、警察官は、装置に付属する部品のような役割しか果たしていないし、メーカー社員は慣れているし、そもそも測定値が信頼できるという客観的な裏付けとなるデータが一切ないのだから、警察官やメーカー社員を証人尋問しても、とくに意味はないと思う。
 メーカー社員は営利企業の業務として証言していること、客観的な裏付けとなるデータは一切ないこと、などを突っ込む尋問を除いては。

 今日のこの検査拒否の公判、傍聴席に珍しい方がいた(簡裁の道交法違反を私と礼田計さんと事件の関係者以外が傍聴することは希有)。
 それは、警視庁に23年間勤務して円満退職した、黒木昭雄さんだった。
 7月末に、渾身の小説が出版されるそうだ。うぉう。

 17時12分、閉廷。そして…!!!

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営利企業の業務としての証言

6月21日(水)

 軽い風邪なのか、喉が少し痛くて、いつもは飲んですぐ寝る市販の風邪薬、を飲んで出かけたら(久しぶりに靴以外全身ユニクロ)、やたら体が重くてだるくて眠くて…。

 13時30分から、東京簡裁・刑事1室1係(松本弘裁判官)826号法廷で、

【場   所】 首都高 3号線 下り 世田谷区駒沢1-5
【日  時】 2005年10月16日 午前8時10分頃
【装   置】 東京航空計器 オービスⅢ (LhかLj)
【測定値】 118㎞/h 制限速度60㎞/hを58㎞/h超過
【被告人】 30代 会社員  
【弁護人】 国選 (若めの女性)
【主   張】 「58㎞/hオーバーは絶対あり得ない。警察からハガキが届いたとき、超過20㎞/h未満か以上かどっちだろうと思った。当時の速度は80㎞/h前後で間違いない」

 この事件の第2回公判。
 東京航空計器の森成昭治課長を証人尋問。
 こういう証人出廷の回数は、
「およそ、今日で50に近いくらい」
 だそうだ。
 そのほか検察官からの主尋問は、例によって例のとおり、何の裏付けもないセールストークをさせるだけ。ま、オービスとはそういうものなんだから、しょーがないよね。

 弁護人からの反対尋問は、こう始まった。
弁「きょうは業務として出廷したのか」
証「はい」
弁「お仕事で?」
証「はい」
 営利企業の業務としての証言であること、ここを確認しておくのは大事だと思う。

 14時55分、あとは礼田計さんにお任せし、私は534号法廷へ…。

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警察庁 電子申請・届出システム

 6月20日(火)のつづき。

 13時30分すぎ、虎ノ門付近の歩道橋上で、某ニュース番組のインタビューを受ける。

 霞が関へ戻り、農林水産省地下第3食堂で、夕食カレー250円。
 を食ってから警視庁へ。
 6件(だったかな?)日曜夕方、郵送した開示請求書の、一部補正。

 警察庁へ寄り、1件開示請求。
 ついでに交通事故統計年報の一部を10数年分コピー。
 『警察學論集』に、「罰金刑の新設等のための刑事法の整備についての法制審議会答申」という記事があり、コピー。

 今年4月1日から、警察庁の開示請求がインターネットでできるようになってたんだね。
 しかも、1件300円 → 200円 へと値引きになるんだそうだ。
 そのためには何かインストールすべきものがあり、それを、空のCDRを持参または郵送して、まずCDRに入れてもらう、とそういう手順になってるらしい。

 17時になり、新宿ロフトプラスワンへ。
 ビールを飲みながら打ち合わせ。
 あんまり寝てなかったので、30分ほど仮眠。
 そして19時30分から、裁判傍聴のイベント。
 出演は、霞っ子クラブのみなさん、阿曽山大噴火さん、礼田計さん、それから“麻原裁判”をぜんぶ(8年間で257回)傍聴したという法廷画家・染谷栄さんなど。
 いや~、濃い内容でした!

 こうして御生誕52周年記念の1日は終わったのであった。

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2006年6月21日 (水)

重要な部分で矛盾、変遷があり

 6月20日(火)

 御生誕52周年記念日。
 『オートバイ』から頼まれた短い原稿を仕上げて送信し、13時10分から東京簡裁・刑事2室2係(関口政利裁判官)728号法廷で、

【場   所】 首都高 中央環状線 外回り 足立区足立2-39
【日  時】 2005年6月18日 午前3時52分頃
【装   置】 東京航空計器 オービスⅢLj
【測定値】 123㎞/h 制限速度60㎞/hを63㎞/h超過
【被告人】 60歳 会社員 濃紺のダブルのスーツ 
【弁護人】 国選(細い女性)
【主   張】 「アクセルに足を載せ2000回転、110㎞/hを少し割るくらいで走っていた。オービスが光った瞬間のメータもそのとおり。同乗の妻も見ている」

 この事件の第3回公判。
 判決。
 オービスの信頼性については、メーカーの説明(裏付けとなる客観的データなし)を説明どおりに引用し、被告人の供述については「重要な部分で矛盾、変遷があり、信用できない」として、求刑どおり罰金8万円。訴訟費用は負担させない。
 ま、ごくごく普通の判決だ。

 測定・撮影当時なにがあったか真実は知らないが、被告人の供述・説明というものは、「オービスは正しい。よって無実との説明はウソである。ウソの説明には矛盾、変遷があるもの」という前提で、徹底的にネガティブに検討されるのだ、ということを被告人には当然の前提として肝に銘じておいてほしい、と思う。

 終わって裁判所前から某テレビ番組スタッフの車に乗り…。

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2006年6月20日 (火)

ロフプラで裁判傍聴イベント

 本日夜、新宿ロフトプラスワン(ネイキッドのほうじゃないよ)で、また裁判傍聴のイベント。
 出演は、霞っ子クラブのみなさん、阿曽山大噴火さん、礼田計さん、それから“麻原裁判”をぜんぶ(8年間で257回)傍聴したという法廷画家・染谷栄さんなど。
 午後6時半入廷、7時半入廷開廷。

 ちっと忙しくて今回はここまで。

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2006年6月19日 (月)

駐車監視員への公務執行妨害で4人目の逮捕

 6月1日に新制度がスタートして、早4件目の逮捕報道。
 どんどん逮捕して実名報道し、「駐車監視員に逆らったらヤバイぞ」とのムードをつくろうとしているようにも見える。
 というか、最初にナメられたら、取り返すのがキツイんで、ナメられないようガンガンやろうってことなのかな。

駐車監視員を脅し逮捕 広島、公務執行妨害で (共同通信)

 広島東署は18日、取り締まり中の民間の駐車監視員を脅したとして、公務執行妨害の疑いで広島市南区段原、電気工事業大谷博之容疑者(45)を逮捕した。

 調べでは、大谷容疑者は9日午後3時ごろ、男性監視員(43)から、同区比治山町の会社前に駐車していた車を移動するよう言われたことに腹を立て「何しとるんなら、しごうするど(何しているんだ、ひどい目に遭わせるぞ)」と脅した疑い。

 大谷容疑者はこう言うと、車のハザードランプを点灯させて事務所に戻った。監視員はおびえて駐車違反の確認標章を取り付けられなかったという。

 同容疑者は「トラブルはあったが、脅してはいない」と容疑を否認している。

[ 2006年6月18日11時51分 ]

 「脅した」「脅してない」の水掛け論になったとき、警察官vs一般人だと、それだけでもう警察官の勝ち(裁判官は警察に軍配を上げてくれる)なのだが、監視員(民間)vs一般人だと、裁判官もちょっと戸惑うかもしれない。
 1ユニットは2人以上1組というのは、そういうことも若干関係したのかな。

 公務執行妨害(公妨)の刑罰が「懲役又は禁錮」だけなら、脅したかどうか微妙だなんてケースは、検察官は不起訴にするだろう。
 公判になった場合、警察官ならウソをつき切れても、民間の監視員では証言が転々としかねない、という問題もあるだろうし。
 新制度が導入されてから、公妨の送致件数が激増したが、かなりの割合が不起訴になってるよ、なんてことでは困る。
 脅したかどうか微妙なものは、逮捕しにくい…。

 しかし、罰金刑の選択肢があれば、
「脅してないと言い張れば、正式裁判だぞ。カネも時間もかかる。懲役刑もあり得るぞ。が、認めれば、すぐに略式で、罰金ですましてやる。どうするね?」
 という“脅し”が使える。
 せっかく公務執行妨害で逮捕したものに、しっかり刑罰を食らわせ、前科者(ぜんかしゃ)にすることができる。
 脅したかどうか微妙なものも、どんどん逮捕できる…。

 公妨に罰金刑の選択肢を設けた人は、ほんと頭いい、と思う。
 その刑法改正案が国会に提出されたとき、どんな審議があったのか、政府委員はいったいどんな趣旨説明をしたのか、あとで議事録を見てみよう。

なんでこれが交通違反なの!?―警察は教えない126の基礎知識 Book なんでこれが交通違反なの!?―警察は教えない126の基礎知識

著者:今井 亮一
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2006年6月18日 (日)

必要最小限の規制となるよう…

 警察庁の交通局長が
 「各地方機関の長 各都道府県警察の長 殿
  参考送付先 庁内各局部課長 各附属機関の長」
 として06年1月24日に発出した
 「更なる駐車規制の見直しの実施について
 という通達は、なぜ「更なる」なのか。

 04年1月15日
 つまり今回の新制度を盛り込んだ法案が国会へ提出された年に
 「きめ細かな駐車規制の実施について
 という、同じような通達がすでに発出されているからだ。

 こんなものは、
 いわゆる「42.8.1通達」(00年12月に廃止)のような、
 警察庁のアリバイづくりの通達にすぎないのだろうと思う
 と私はコメントし続けてきたわけだが、
 しかし、読めば読むほど、すごい通達だ。
 04年1月15日発出のほうには、たとえば、
 「基本的な考え方」として、こんなことが書かれている(太字は今井)。

 駐車規制は、交通の安全と円滑の確保という道路交通法の目的を達成するため有効な手段であるが、物流や交通参加者の利便に対して大きな影響を与えるものであることから、必要最小限の規制となるよう時間的・場所的に対象範囲をきめ細かく設定して実施しなければならない。

 えーっ!?
 警察庁が本気でそう考えているなら、
 迷惑のない場所に短時間、
 配達や子ども・老人の送迎のためなどで駐車する人たちが困るとか、
 駐車監視員が理不尽にも恨みをかうとか、
 そんなこと起こりっこないわけじゃん。
 いかにアリバイづくりのためとはいえ、言ってる内容がすごすぎ!

 そう考えてふり返ると、「42.8.1通達」の内容もまた、すごすぎだよね。

 交通指導取締りにあたつては、いわゆる点数主義に堕した検挙のための検挙あるいは取締りやすいものだけを取締る安易な取締りに陥ることを避けるとともに、危険性の少ない軽微な違反に対しては、警告による指導を積極的に行うこととし、ことさら身を隠して取締りを行つたり、予防または制止すべきにもかかわらず、これを黙認してのち検挙したりすることのないよう留意すること。

「取締りはこういうふうに行いますから、反則金制度を導入しても大丈夫です」
 とやって反則金制度を導入し、当初2桁と見込んだ反則金納付額(徴収額といったほうがいいかもしれない)を、たちまち1千億円の大台にのせたわけだ(その後、1件当たりの反則金額を1.5倍に値上げし、年間納付額は800~900億円に落ち着いた)。

 そして今回、
「規制はこういうふうに見直しますから、放置違反金制度と民間委託を導入しても大丈夫です」
 ときたわけだ。

 新制度は、要するに「外見が違反なら直ちに必ずカネを徴収する」というものであり、そのためには、何を「違反」とするのか、交通の安全と円滑の観点から、そして駐車需要(つまり国民の生活)の観点から、「必要最小限の規制となるよう時間的・場所的に対象範囲をきめ細かく設定して実施しなければならない」のだ。

 ところが、報じられるところを見ると、どうもそういうことは出てこない。
「違反は違反。違反はいけない。規則は守れ」
 というところで思考停止して、
「そもそもの規制がおかしいんじゃないか」
 というところへは誰も立ち入らず、そうして、
「困った。とにかく困った」
「2人乗車でしのごう。配送拠点を設けよう」
「駐車監視員が憎い」
 と、言ってみれば見当違いのことを、ごちゃごちゃやってるように私には思える。

「こういう目的の(職種の)駐車は違反でなくなるよう、特別に配慮して許可してください」
 という動きもあるようだが、ナンだソレと私は思う。
 どういう目的(職種)だろうと、迷惑駐車は迷惑なのである。
 迷惑のない、国民の生活上必要な駐車を、通達に真っ向反して「違反」としているという、そこに目を向けず、
「警察様、私どもの違反にだけお目こぼしのご許可を」
 とお願いするかのような、そんなことでどーすんだ、と私は思う。

 思考停止…。
 そういえば、「行政制裁金」(つまり反則金の手続きを廃止して放置違反金1本にするもの)について私が最初に批判の記事を書いたのは、94年1月14日の『週刊金曜日』だった。
 タイトルは、
「警察に逆らえなくなる日」
 最初の小見出しはこうだった。
「大いなる思考停止」

 うーん、交通違反専門のマニアが、偉そうなこと言っちゃったよ。
 でも、突っ込んでいくと、そういうところへたどり着いちゃうんだよなぁ。
 さ、ここで一曲お聴きください。
 たどり着いたら、ああ、ここもやっぱり~、どしゃ降りさぁ~。 

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2006年6月17日 (土)

公益法人への天下りを規制すれば…

6月16日(金)

 木曜、Nシステム踏査から疲れて果てて帰り、キーを閉じこめてしまった。
 金曜、スペアキーを探したが、見つからない。
 いよいよ進退窮まった。さーどうする。
 しょーがないからJAFに入会し、明日にでも「キーを閉じこめました」と電話するか。

 ところが、びっくりするじゃないか。
 結局、JAFに入会することなく、タダでカギ屋さんに来てもらうことができたんだねえ。
 1~2時間で到着し、約3秒で解錠してくれたよ。
 なんてこった。
 1円もかからず、女房殿、大喜び。
※ しっかし、車の錠って、ああもちょろいものなのか。うちの車だけがボロなの? しくしく…。

 このサービス、自走不能のときは50㎞までレッカー無料とか、いろいろあるそうだ。
 こんなサービスを利用できる立場に数年前から自分がいたとは、知らんかった。
 諸君、知ってた?

 ところで、「確認事務」(新しい駐禁取締り)は、駐車監視員だけでなく警察官も行う(交通巡視員も)。
 駐車監視員は、携帯端末などを使い、「確認標章」(新しいステッカー)を携帯プリンタでプリントアウトする。

「でもそれは、民間がやるから慎重を期すというふうなことであって、警察官がやる場合は、デジカメなど使わず、確認標章は手書きするってこともあるんじゃないかと思います」
 という推測をこれまで述べてきたが、当たりだったようだ。
 「確認標章」には、携帯プリンタ用のロール紙タイプのものと、手書き用のものとがあるという。

 警察官が全員、手書きかどうかはわからないが、手書きの場合は、「駐車監視員」よりだいぶ速い可能性があるね。

公益法人への天下り規制、対象を全職員に 政府
2006年06月13日19時58分

 政府は、新たな天下り対策として、公益法人への再就職を制限する対象を、これまでの「課長以上と退職後10年未満の職員」から「職員すべて」に広げることを決めた。中馬行革担当相が近く小泉首相に報告する。

 政府は96年の閣議決定で、所管する官庁出身者が就任できる公益法人理事の数を「現在いる理事の3分の1以下」としたが、「出身者」を「課長以上と退職後10年未満の職員」と解釈してきた。これに対し、小泉首相は7日の参院決算委員会で「課長補佐以下にも適用するようにしなきゃいかん」と発言していた。

 と朝日新聞(上掲は記事の一部)。
 こういう流れのなかで、交通利権の構造改革はあるわけか…。

 いくら制限、制限といったって、退職者を減らすわけにはいかない、どころか“団塊世代”がこれから10年くらい、毎年大量に退職を迎える。
 公益法人が制限されるなら、一般企業を縄張りに囲い込む、一般企業に(警察と委託契約を結ぶ)ニュービジネスを与える…やっぱ、そういう方向にならざるを得ないよねぇ。

 だけど、退職者をあんまり散らすと、一般の水になじみ、“警察の呪縛”のようなものが薄れ、裏ガネとか警察内部の問題を語りだす者も出かねないんじゃないか。
 そうすると、民間に散った退職者の結束を固めることが必要になってくるはず…。
 大酒を飲む会になるのか…。
 元警察官ならみんな酒好きってこともないわけで、そしたら、元警視庁警部補・犀川博正さんが現職時代につくったという「チーズケーキクラブ」、いよいよ復活か!

警察官の現場―ノンキャリ警察官という生き方 Book 警察官の現場―ノンキャリ警察官という生き方

著者:犀川 博正
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2006年6月16日 (金)

罰金、反則金、放置違反金の違い

駐車違反の反則金、ネット払いを――イーバンク銀と埼玉県   

 イーバンク銀行は6月1日から、埼玉県と提携し、同県内で駐車違反をした場合の反則金納付を取り扱う。インターネット専業銀行で反則金を払えるようにするのは初めて。パソコンや携帯電話を使って支払いを簡単にし、収納率を高めたい自治体の需要を吸収する。今後、提携する自治体を拡大していく。

 イーバンクは5月からネット専業銀行として初めて、電子納税システムのマルチペイメントネットワーク(ペイジー)への接続を開始。埼玉県と佐賀県への税金の支払いを可能にしており、今回もこのシステムを利用する。

[6月1日/日本経済新聞 朝刊]  ※太字は今井

 「マルチペイメントネットワーク」を(利用できる場合は)利用できるのは、「放置違反金」のはず。
 大手メディアでも、「罰金」「反則金」「放置違反金」といった交通違反のペナルティを──単にペナルティ全般を「罰金(バッキン)」と総称するといったことを超えて──混同しているらしいことはある。
 これも、それか。
 いや、もしかして「反則金」も電子納付の対象にしようという動きが始まっているのか。

 念のため埼玉県警に電話してみた。
 やはり、 「反則金」は誤りで、電子納付できるのは「放置違反金」のみ、日本経済新聞には訂正を求め、後日訂正されたはず、とのことだった。

 以下、念のため確認しておこう。

罰金
 死刑、懲役、禁錮などと並ぶ刑罰(刑事罰)。必ず裁判を経て科される。
 普通は「略式」という簡略な手続きによって払うことになるため、「裁判を受けた」という認識はないだろうが、略式も裁判は裁判、罰金は罰金。前科1犯になる。
 違反の迷惑性などで争いがある人は(罰金刑の裁判が確定する前に)検察官、裁判官に対しその旨、主張・立証できる。
 刑が確定しても納付しない者に対しては、労役場留置という自由刑に切り替えて執行することができる。その留置期間は、通常は1日5000円換算で計算する。
 罰金は国庫に入り、一般財源となる。

反則金
 1968年7月1日から導入された。
 「警察が大量に取り締まってくる交通違反のために、いちいち裁判などやってられない。運転者のほうが納得してコレを払うなら、裁判がどうこういう手続きから外そう」という性質の制裁金。
 当然、納付は任意。納付しない場合は、刑事手続きの扱いになる。
 反則金は、いったん国庫に入ったのち、標識や信号機など交通安全施設の設置・管理に用いるための「交通安全対策特別交付金」として、総務省から都道府県・市町村に交付される。

「放置違反金」
 2006年6月1日から導入された。
 「確認標章」(「放置車両」に対する新しいステッカー)を取付けられ、その翌日から30日以内に違反者が、①反則金を納付する、③公訴を提起される、③家裁の審判に付される、のどれにも当たらない場合、ステッカーを取付けられたその車両の、車検証上の使用者に課されるペナルティ。反則金と同額。
 「じつは使用者ではなかった」といった弁明が認容されない限り、納付は義務。納付しなければ、車検の更新ができなかったり、年利14.5%の延滞金付きで差し押さえを食らったりする。
 放置違反金は都道府県の収入となる(道路交通法51条18項)。

 以上も、大ざっぱな説明ではあるのだが。

 エロ系のトラックバックが多くてうるさくて、面倒なので「トラックバックを受けつけない」を選択することとしました。

 さぁ、車のスペアキーを探さねば…。

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反則金保険に金融庁がストップ?

 昨日午前2時58分の送信で、反則金保険のことを書いたところ、その日の朝日新聞朝刊に、反則金保険の大きな記事(以下はその一部)。

駐禁摘発強化の矢先 交通違反保険ストップ 金融庁
2006年06月15日17時32分
 「反則金補償保険」は、もう認めません――。金融庁は、交通違反の反則金を補償する名目で販売している「保険」について、4月に改正された保険業法(公序良俗規定)に抵触する疑いがあるとして、一部の業者に対し指導を始めた。今月から始まった駐車違反取り締まりの民間委託に伴って摘発が強化された影響で、加入者が急増している矢先に待ったをかけた格好だ。

 記事は、こうも報じている。やっぱそうだったんだ。

 駐車禁止取り締まりの民間委託が始まった今月から、申し込みが急増。神奈川県内のある加盟店には、初日の1日だけで通常の10倍以上の約300件の申し込みがあったという。

 念のためにまた書いとくと、今月から始まった駐車禁止取締りでは、自分の車で自分で違反して「確認標章」(新しいステッカー)を取付けられた運転者は、次の2つから1つを選べる。

(1)「私が違反しました」と正直に警察へ出頭し、違反キップを切られて「反則金」の納付書を交付される。当然、違反点数がつく。

(2)出頭せず知らん顔していると、早ければ5日くらいで、「放置違反金」(反則金と同額)の仮の納付書が郵送されてくる。それを払えば一件落着。違反キップを切られないのだから当然、違反点数はつかない。

P1000970  反則金保険(厳密には保険じゃないのかもしれないが)のサイトを見ると、新しい「放置違反金」もカバーするとは、一言も書いてない。
 そうとは知らずに申し込んだ人が、けっこういるんじゃないか。

 写真は、千葉県の国道16号、横浜から193㎞地点の、Nシステム。
 1車線を筐体1つでカバーする、最新型だ。
 上記新聞を読んでから、そんなのをチェックしに、浜島望さんとドライブしてきたのだよぅ。
 付近のコンビナートで煙突が燃えていた…。

警察がひた隠す 電子検問システムを暴く Book 警察がひた隠す 電子検問システムを暴く

著者:浜島 望
販売元:技術と人間
Amazon.co.jpで詳細を確認する

P1000958  昨日は15日、五十日(ごとび)のせいか、あちこち大渋滞。
 出庫から帰庫までの8時間のうち、5時間半くらいは、渋滞のなかでぼーっとしてたと思う。
 違法駐車が原因の渋滞は、1カ所もなかったと思う。
 信号が何度変わってもぜんぜん進まない大渋滞があり、何事かと思ったら、右折直後の踏切が開くのを待つ右折車が延々並び、街道の流れをせき止めているのだった。バカ野郎ぉっ!!

 疲れ果てて帰宅。カギを車に閉じこめてしまった…。

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2006年6月15日 (木)

反則金保険では放置違反金は保障されない

 2日連続で有酸素散歩1時間以上。
 ついでに庭の草むしりも。
 足がガクガクしてしまった。

 夕方、餃子の皮を買ってこいと命じられ、スーパーへ。
 普段150円くらいの、TAKARAの焼酎ハイボールが、4本セットで300円!! 
 2セット買ってうきうき戻ったら、最低5セット買うものよ普通は、と叱られた。
 約3時間後にもう一度行ったら、すでに完売だった。嗚呼。

 などと悲喜こもごものなか(笑)、この間ためていたご相談等に終日対応。
 いや、これは、たいへんだ。やってもやっても終わらない。
 「ご相談等の方へお願い」無視が散見されるのはともかく、新手のスパムかどうか判断に迷うメールもあり…。

 などというのは、いつものこと。
 それより何より、6月1日以降の駐禁取締りで、興味深いご相談をいただいている。
 事実とすれば、警察はそうとうえげつないことをやってるようだ…。

 ところで、当ブログに、反則金保険のサイトからのトラックバックがだいぶきてる。
 サイトを開いてみると、「反則金」の保険であり、「放置違反金」の保険ではないようだ。
 そりゃそうだろう。
 「放置違反金」は、「カネさえ払えば点数はつかないし、半年間に3回までなら使用制限命令もない(※)」という、いってみれば「どうぞどんどん違反してください。カネください」というもの。
 ※ 私はこれまで「2回」だと勘違いしていたが、ほんとうは「3回」だったのだ。使用制限命令は4回目でくるのだ。

 しかし、「反則金」と「放置違反金」の区別がつかず、
「6月1日から駐禁取締りが厳しくなったんだってよ。こりゃあ、保険があるなら入っとくほうが良さそうだ」
 となる人も、けっこういるんじゃないか。
 そうして、あとで、
「払うのは反則金で、放置違反金は払わない? そんなの詐欺だ!」
 といったトラブルも生じるんじゃないか。

 トラブルといえば、駐車監視員への公務執行妨害での逮捕者第2号が出たという。
「容疑者は母親を迎えに来ており」
 と記事にある。
 容疑者は55歳だという。55歳の息子の母親は、何歳だろう…。
 それにしても、「監視員の手にかみついた」って…。
 これも発表記事だろうから、真実はわからないが、「かみつき」では済まないトラブルが今後どんどん起こることを予感させる…。
 あ、だから公務執行妨害に罰金刑の選択肢を設けたんだっけ。
 何件か殺傷事件が起こったら、国民の憤怒(55歳の噛みつきに似た憤怒)を不安を煽って、何かまた治安法を持ち出すんだろうか。

 どこどこまでも国家のやり放題…。
 だが、そういう方向へ進むのは当たり前であって、「進むのはおかしい。不正義だ」とか偉そうに(つまり、たいていの新聞の社説のように)言うほうがバカだと、これまた偉そうで申し訳ないが、言っておきたい。
 もう寝る!
 いつも早寝して、これくらいの時刻に起きてるのに、今日は寝る。
 こんな生活、良くないよね。

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2006年6月14日 (水)

民間委託 その後どう落ち着いていくか…

P1000902_4  さて、だいぶ落ち着いてきた。
 1日千数百から2千数百だった当ブログのアクセス数も、千を切るようになった。
 13日(火)は、久しぶりに有酸素散歩を約1時間することができた。
 今週は東京簡裁に道路交通法違反の公判がないそうなので、ものすごく時間が豊富にある感じがする。

 駐車違反取締りの民間委託、これから何を見ていくか。

・駐車監視員の確認事務(新しい取締り)の手際の変化
 初日はひどかったが、だんだんと、確認標章(新しいステッカー)の取付けまでに5分かからないユニットも出てくるんじゃないか。

・直ちに見境なくか、温情事務か
 初日に私が渋谷で見たのは、「放置車両」と確認できたらどんな車も直ちに確認事務を開始する、というやり方だった。ところが、配達の車は直ちに開始しない、なんて話も聞えてくる。
 駐車監視員は現場で、何か法定外の要素で“選別”するかどうか。
 そのほか、地道に現場を見ていれば、何か発見があるんだろうと思う。

・路上駐車の変化
 6月1日に路上駐車が激減し、それ以降も激減したままの場所。若干戻ってきた場所。以前のとおりに戻った場所…。いろいろあると思う。どこがどう、何が理由で変わらないのか、変わるのか。

・駐車場の駐車台数の変化
 今回の“駐禁特需”に乗ろうと駐車場をつくり、初日あたりは良かったが、そのうち…という駐車場もあるんじゃないか。 

 外から見えることとしては、そんなことかな。
 6月10日の記事にあるように、「日時」の時刻と「確認開始時刻」、ちゃんと記されてるのか、それも見てみたいよね。

 ところで、落ち着いてくると、アレをやってみたい気持ちがむらむら沸いてくる(これを昔の人は「小人閑居して不善を為す」と言ったんだろうか)。

 私が自分で、思いがけず不幸にも新しい取締りを受けてしまい…。
 ってそんなバレバレのウソはヤメとこう(笑)。
 正直に言おう。
 はい、私、やっぱ自分で捕まってみたいです。
 こういうことは、自分で試してみないと。
 駐車監視員が巡回してるのを見て、その先に(もちろん迷惑性のない場所ですyo)わざと駐車し、自分の車に新しいステッカーが取付けられるところを、わくわくどきどきしながら(星飛雄馬を見守る姉のように)物陰から見守り…。
 でもな~、近ごろは車で都心へ行くことが、めっきりなくなって…。

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2006年6月13日 (火)

駐車規制の見直し 交通局長も言ってたよ!!

 迷惑のない場所に短時間駐車して、配達や買物、子どもやお年寄りの送り迎えなどの用を足す。そうやって日々の生活や仕事は、成り立ってきたのだ。
 もしも、「規制は規制。1分でも取り締まる」というなら、そもそもの規制がよほど合理的でなければならない。迷惑性や、日々の生活や仕事がどうであろうと、どこもかしこも一律1分でも禁止、ではダメだ。
 もちろん、どんな理由だろうと、短時間だろうと、迷惑駐車は論外だが、迷惑のない、10分なり30分なりの駐車は、違反ではない、とすべきだ。そうすれば、一瞬にして、違法駐車なるものは激減してしまう。取り締まるなら、残った迷惑駐車だけを取り締まればいいのだ。

 という趣旨のことを、どこでもくり返し私は言ってきた。
 が、気のせいか、どうも、相手にあまり伝わらないようなものを感じてきた。
 私が言ってるのはつまり、現行の規制をひっくり返してしまうことであり、現実性のない、マニアの面白アイデア風に聞えるのだろうか。うーん。

 という思いを抱えてきたのだが──私はどうも気づくのが遅れるな──なんと、同じ趣旨のことを警察庁交通局長が言っとるやん!!
 すなわち、「更なる駐車規制の見直しの実施について」という短い通達。

 「交通の安全と円滑」と「駐車の必要性」の調和に配慮しつつ、駐車需要を優先させるべき対象又は時間帯若しくは道路の区間の有無について再度検討し、見直しをすべき駐車規制がある場合には地域住民等の理解を得て、駐車規制を解除し又は緩和するなど、更なる駐車規制の見直しを実施し、より良好な駐車秩序の確立を図るとともに、個々の駐車規制の内容について交通管理者としての説明責任が果たせるよう万全を期されたい。

 やっぱりなぁ、こういう前提のもとでないと、
「とにかく1分でも取り締まる! 『交通の安全と円滑』(つまり迷惑性)の観点から、あるいはその駐車の『必要性』(つまり動機)の観点から、の不服は言わせない(言ってもどうせムダ)。必ずカネを取る!」
 という制度は、ムリがあるっつーか、持ち込めないんだよなぁ。
 このへん、法律の専門家に語ってほしいと思う。

 しかーし!!
 そんな「駐車規制の見直し」を行っては、一瞬で「違法駐車」が激減してしまう。
 残る迷惑駐車だけ取り締まるのでは、検挙率は何十%のレベルになってしまう可能性がある。取締りに「違反の抑止力」が生じて、迷惑駐車すら激減してしまう可能性がある。

P1000951  交通利権、駐禁商法、駐禁ビジネスといったものは、「違反があふれる状態」を維持しておかねば成り立たない。
 この通達も、反則金制度スタートのとき発出された、いわゆる「42.8.1通達」(00年12月に廃止)のような、警察庁のアリバイづくりの通達にすぎないのだろうと思う。

 写真は「42.8.1通達」の一部。反則金制度という、とんでもない制度を導入するときの通達なので、けっこう長いのよ。
 これ、一部でもこうやって写しがネットに出るのは初めてなのかな?
 ピンボケ(または手ぶれ?)でごめんね。撮影者自身がボケとるから? うぅ。

P1000949

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P1000950

使用制限命令に至る回数 お詫びと訂正!!

 12日(月)、ちょうど痛風(高尿酸血症)の薬が切れたので、ついでに自治体の健康検診もと、自転車で病院へ。

 待ち時間が長くなりそうなので、『月刊交通』臨時増刊号『わかりやすい道路交通法の改正要点<政令・府令・規則編>』を持ち。
 警察庁、警視庁のHP、『駐車監視員資格者必携』や『18+2ポイントで知る新しい駐車取締り』などさんざん見てきたが、ま、別の冊子で改めてしみじみ確認するのもいいか、と。

 ベンチで読んでいて、「あれ? 誤植?」となった。

 公安委員会は、車両の使用者に対し放置違反金の納付命令をした場合において、当該使用者が、放置車両確認標章が取り付けられた日の前六月以内に、三回以上、その車両が原因となった納付命令を受けたことがあるときに、使用制限命令を行うことができることとされました。

 「…れた日の前×月(年)以内に…」という場合の「前」は、「ぜん」と読む。
 違反点数も、過去の違反から順々に点数を重ねていくのではなく(考え方としてはそのほうがわかりやすいといえるけれども)、ある違反で取締りを受けた時点で、前3年以内をふり返って、前歴の回数と累積点数とから処分の基準を決めるのだ。

 で、「確認標章が取り付けられた日の前六月以内に、三回以上」ってことは、使用制限命令は4回目で行われるってことじゃないか。
 3回目のはず。おかしい。念のため、道路交通法施行令26条の8を確認してみた。

 …により標章が取り付けられた車両の使用者に対し納付命令をした場合において、当該使用者が、当該標章が取り付けられた日前六月以内に、次の表一の上欄に掲げる前歴の回数の区分に応じそれぞれ同表の下欄に定める納付命令の回数以上…

 「表一」とは、要するにこういう表だ。もっと詳しい表は、この通達の3ページにある。

2回以上 1回 なし 前歴の回数
1回 2回 3回 納付命令の回数

 ええっ!? ぎょっ!?
 私はずっと「3回目」と言ってきたが、間違ってたのか!? つか間違ってたのだ!!
 実際、福岡県警のHPでは、ずばりこう説明されている。
http://www.police.pref.fukuoka.jp/index.php?type=article&mode=articleView&articleid=1791&categoryid=101

 なぜ私は間違ったのか。
 もっとも一般的といえる、駐車禁止場所における放置駐車違反、の違反点数は2点。3回で6点。行政処分の前歴がない場合の処分は6点から。3回目で30日免停の基準に達する…。
 そのことから、使用制限命令のほうも3回目、と頭に入ってしまったようだ。「日前(ひぜん)」はどこかへすっ飛んでしまったようだ。

 やっちゃった~。もうあちこちで、「車両の使用制限命令というのがあるが、それは運転免許の行政処分に比べれば格段に軽い」という理由として、「使用制限は、放置違反金の納付命令が半年間(正確には6カ月と1日間)に3回で20日間。半年に2回まではセーフ」と書き、言ってきたよ。うわ~。
 お詫びして訂正します。
 「使用制限は、放置違反金の納付命令が半年間(正確には6カ月と1日間)に4回で20日間半年に3回まではセーフ」です(以下の「さらに追記!!」を参照!!!)。
 自力HPのほうの「駐車違反(放置車両)の取締り 放置車両と民間委託」という記事は、そこんとこ訂正したうえで、全体に更新しておきました。

 …だけど、使用制限は、私が間違って言ってきた以上に軽かったわけだ。
 警察は、なぜ4回目としたのだろう。なぜ3回までセーフとしたのだろう。
 半年間に4回も捕まるなんて、よっぽどのバカじゃないの? 今井ほどではない? うぅ。

 「半年に3回まではセーフ(カネさえ払えばいい)」って、「放置違反金」なら違反点数がないこととあわせ、それじゃもうほんとに、「道路はあんたの駐車場。料金まとめ払いの駐車場。3回までは遠慮なく払ってくださいね」と言ってるようなもんじゃないか…。

 違法駐車が激減したら、巨大なニュー駐禁ビジネスは成り立たなくなる、違法駐車があふれる状態を維持し、末永く地道に取締り続けていくしかない、のか…。

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 追記: 改正前、道路交通法51条の4は、「放置車両に係る指示」についての規定だったが、これは「放置違反金」についての規定に変更され、同75条の2の表から「放置行為」が除かれた。つまり、車両の使用者に対するこれまでの「指示」や「命令」はなくなり、75条の2、2項の「使用制限命令」に1本化されたわけね。

 さらに追記!!: 「6カ月間」というのは、確認標章が取付けられ、その標章に基づいて放置違反金の納付命令が行われることとなった場合において、その標章の取付日を「基準日」とし、その基準日の前6カ月、です。したがって、「放置違反金の納付命令が半年間(正確には6カ月と1日間)に4回で」という表現は、誤りです。申し訳ない!
 標章取付日から放置違反金の納付命令日まで、一概には言えませんが、早ければ1週間かからずに仮納付書(と弁明通知書)が郵送される(仮納付があれば公示による納付命令が行われる)ことから、まぁ、「約半年間」ということは言えるでしょうか。 

2006年6月12日 (月)

駐車監視員をなぜ今頃募集?

 テレビ朝日の「スーパーモーニング」に5分間ほど生出演させてもらい、さっきハイヤーで帰宅したところ。

 昨日の打ち合わせで、「こんなのありますよ」と話したら、スタッフがすぐに紀伊國屋書店で買ってきてくれた。早っ。

Book 携帯用 確認の手引き

著者:駐車監視員能力向上委員会
販売元:東京法令出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 約9cm×13.5cmのポケットサイズで、177ページ+メモ欄数ページ。
 買った人は、「こんなので1575円かよっ!!」と、たまげるだろう。
 一般の人が書店で見て買うとは到底思えない。
 どこかがかなりの部数を買い上げると予定されてる、とみるのが妥当だろう。
 鞄に入れて、裁判所への往復に読み込もうかな。
 こんなのをしみじみ楽しんで読める私って…。

P1000948  昨日、面白いものを発見した。
 当ブログ、アクセス数が増えるとともに、エロサイトのトラックバックが大量にきて、メンドウだからもうヤメようかと思ってたんだが、昨日、なんかハローワークのトラックバックがきたのね。
 なんで? しかし、礼田計さんから、ハローワークで駐車監視員の募集があるとの情報を得ていたので、もしやと思い、探してみたのね。で、
  https://www.hellowork.go.jp/kensaku/servlet/kensaku?pageid=001
 このページから「詳細条件入力」のページへ行き、「フリーワード」の窓に「駐車監視員」と入力して「検索開始」ボタンを押したら、あらまあ、いっぱい出ましたがな、駐車監視員の募集が。

 給料がずいぶん違う。福井県は14万7000円。
 6月に入ってから募集してるのが4件もある。なぜ?

 さぁて、今日は病院へ行って、散歩して、ご相談等にガッツリ対応して、情報公開の請求を…ってそんなに欲張っても無理だよぅ。

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2006年6月11日 (日)

石田純一さん、駐禁取締り民間委託に異議!?

 『ザッカー』の依頼原稿を送信。
 新制度のことをと頼まれ、新制度でいちばん損をするのは誰か、マンガ原作風に描く。我ながら、すごく面白く書けた。

 さて、これでもう、指定の締切りをすぎた原稿はない。晴れ晴れ~。

 昼過ぎ、某テレビ局へ。
 そして某有名商店街へ。
 1日は違法駐車は皆無だったそうだが、そんなこと信じられないくらい、違法駐車(と警察がつくった法律ではされる駐車)でぎっしりだった。5月末と何も変わらない。あら~。

 夜、「あんたが言ってたあれ、バッグに入ってるから、コピー、石田純一の、女性セブンの」と女房殿。

 『女性セブン』の、<<石田純一(52) 銀座で駐禁ステッカーにオレの意見>>という見開き2ページの記事だった。
 これだよ! 当ブログで「某有名タレント氏が…」と言ってたのは、これのことなんだよ!

 記事によると、石田さんは6月1日午後、「東京・銀座4丁目交差点付近」に「マセラッティ・クワトロポルテ」を路上駐車して駐車監視員から確認標章を取り付けられそうになり、「スイマセーン!」とあわてて戻ってセーフだったという。
 そして後日、こんな「持論を展開」したそうだ。

 取り締まり重点区とか強弱をつけているようですが、正直いって、もっと実質でやらないと。全部が違法駐車っていうのはおかしいですよ。(駐車禁止エリアでも人の)邪魔にならないところなら駐車OKにして、それ以外は1分でもダメってしなきゃ。だから、都内全域を違法駐車にすることがおかしくて、停車してもいいところもちゃんと作って、それ以外は停車しちゃダメってすべき。新制度は実質的じゃないってことです。

 おお~、「停車」の定義など補足すべき点はあるにしても、私が常々言い続けてきたこととまったく同趣旨じゃん!

 お茶の間の人たちは、「自分が違反したことを棚に上げ、何言ってるんだ!」とバッシングに走りそうなのに、そんなこと言っちゃうとは。無邪気というか、自分の気持ちに素直というか、物事の根幹をズバリ言い当てるというか、はは~、そういうところがモテるんだろうかと、私ゃつい守備範囲外のことまで想像しちゃいましたよ。

 いや~、これは驚き。これからテレビで石田さんを見るとき、見方がちょっと違ってきそう…ってテレビはほとんど見てないんだけどもさ。申し訳ない…。

 人気blogランキングの話。
 ふと思いついて、「総合ランキング」を見てみた。 
 以前見たとき、1000位にも届かなかったが、今はどうかな、と。
 そしたらなんと、23時32分現在、692位
 これってどうも、25万4607ブログの中でのことらしい。へえ! ありがたいことです!

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なんでこれが交通違反なの!?―警察は教えない126の基礎知識 Book なんでこれが交通違反なの!?―警察は教えない126の基礎知識

著者:今井 亮一
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2006年6月10日 (土)

新駐禁ステッカーまで3分!?

2008年9月25日 追記  ヤフーの「知恵袋」からこの記事へおいでの方へ。
http://ko-tu-ihan.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_cffc.html ← この記事のほうもご参照ください。 今井亮一

      sun cloud rain snow thunder typhoon mist sprinkle

P1000929_edited この写真を見ておくれよ。
 ※ デジカメで撮影した写真の一部を切り取ってアップする技を覚えたよ。えへへ~。しっかし、カメラは小さくても600万(500万だっけ?)画素だと、細かい文字も拡大して読めるんだのぉ。近眼で老眼の肉眼よりずっと高性能。驚きだ。

 これは6月1日、渋谷署管内の明治通りで、BMWに貼りつけられた確認標章(新しいステッカー)なのね。

 普通に読むと、確認事務は3分で行われたように見える。

 だが、ずっと見ていた人(テレビか雑誌の人)は「20分くらい」と言ってたかどうか、忘れたが、3分では到底なかった。

・「確認開始時刻」とは、放置車両であると確認した時刻、ではない。
・「日時」は、確認標章をプリントアウトした時刻ではない。

 上記どちらか、または両方が成り立つことになるのか?
 あるいは、駐車監視員は入力すべき時刻を誤ったとか?
 誤ったとすれば、故意にデタラメな時刻を入力することもできることになる…。
 うむぅ…。

 当ブログの読者諸氏よ、道端のバイクや車に「確認標章」が貼られてるのを見たら、「日時」と「確認開始時刻」をチェックしてみよう。
 もしかしたら、新しい発見ができるかも。

 あと、「確認標章」とか、そのあとの「弁明通知書」とか放置違反金の仮納付書(の領収証書部分)とか、そういうの、捨てるなら私におくれ~! 捨てるなんて、もったいない!
 私なら、んもう表も裏もなめるように念入りに見て、大事に大事にコレクションしときますから。同じ書類が何枚あってもいいの。微妙な差異に、あるいは差異がないことに、マニアは何か見出すのです。わはは。

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 放置違反金を払えば犯人隠避は成立しない、それが本当なら、レンタカー業者はだいぶ楽になる…どころか新たな商売になったりして? という話はまた今度。
 元警視庁警部補・犀川博正さんの傾聴すべきお話についてもまた今度。
 反則金保険のこともまた今度。
 ネタがありすぎて。しかし時間がなくて(泣)。

  

2006年6月 9日 (金)

4億件取り締まって反則金2兆5千万円!

 『ラジオライフ』の、連載とは別の原稿を書くために、ちょっと計算してみた。

 1968年7月1日に「反則金」の制度がスタートしてから、2005年末までに、シートベルト違反(1986年秋から義務化)を含めて、累積おおよそ4億件の取締りを行ってきたんだね。
 「地球を×周…」という表現があるが、日本の全国民を1人3回ちょい取り締まってきたことになる。たいしたもんだ。

 集めた反則金の累計は、おおよそ2兆5千億円。へえ~~~~~。
 集めも集めたり、払いも払ったり…。

P1000945  反則金は、「交通安全対策特別交付金」として都道府県、市町村に交付され、標識や信号機等々交通安全施設の設置管理に使われることになっている。
 おそらくはそれが功を奏した面が大きかったのだろう、1970年に1万6765人だった事故死者は(合掌)ぐんぐん減り、1979年には8466人にまで半減している。
 その後、漸増し、ここ数年、激減、という状況だ。

 「放置違反金」はどうなるか。
 放置違反金は、いったん都道府県の会計に入り、
・取締りの委託費
・放置違反金の徴収に係る委託費
・携帯端末等の資器材等の費用
・反則金(交付金)の減少分の穴埋め
 などに、まずは出ていく。
 会計からの、そういう新たな支出が生まれるってことね。

 余れば、都道府県の新たな収入になる。
「治安悪化のおり、警察予算を増やしたい」という要求は、通りやすいかも。
 まあ、どうなるのか、今後の都道府県の会計には注目だわね。

 あ~、なんかPCの調子が悪くなってきた。
 いったん電源を切って、ついでに仮眠しますんで…。

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人が乗ってなければ点数がない不公平

客待ち運転手18人に反則切符 大阪・曽根崎署
2006年06月08日21時31分
 大阪府警曽根崎署は8日、駐停車禁止の交差点周辺で客待ちをしていたタクシーの一斉取り締まりを実施し、運転手18人に反則切符を切った。運転手が乗っているタクシーは駐車監視員による取り締まりの対象外。ドライバーから「不公平だ」という声が寄せられたため、同署が警察官による取り締まりに踏み切った。

 道路交通法は、交差点から5メートル以内を駐停車禁止場所としており、車内に運転できる人がいても車を止めただけで違法になる。同署の一斉取り締まりは8日午前10時半から2時間半、監視員が主に活動する駐車違反取り締まりの重点路線のJR大阪駅北側など交差点計8カ所で実施した。

 同署管内では、計18人の監視員が連日活動している。同署には「一般車はちょっと車を離れただけで違反になるのに、なぜ交差点で止まっているタクシーは取り締まりの対象にならないのか」と苦情があったという。

 と朝日新聞。これって、
「俺らを取り締まるんなら、あいつらも取り締まれ」
 という声に警察が応えた、という記事にしか見えないのだが…。

 タクシー運転手さんたちは言うだろう。
「お前らが受けるのは新しい取締り(確認事務)だから、点数がねーじゃん。こっちは、人が乗ってるから確認事務の対象にならず、違反キップを切られて違反歴となり、違反点数がつくんだ。不公平だ!」

 そこで、警察庁は言い出す。
「そうしたさまざまな不公平をなくすため、放置違反金1本に絞りましょう。運転者責任はもう問わず、使用者責任だけにしましょう」

 すると、こんな批判が出てくる。
「点数をなくしたら、違反の抑止力がなくなる!」

 そこで、放置違反金を値上げするか、新たな名目の点数を導入するか、またはその両方でくる…というシナリオが大いにアリかも。
 わざと批判を呼んで、望む制度を持ち出してくる、という手法はすでにあったのだから

 ちなみに曾根崎署管内の確認事務の委託契約は、交通安全協会が取ってるそうだ。

 さて、警察庁が「新たな駐車対策法制の施行状況について(6月1日から5日間)」というのを発表したね。

 国会では、取締り(または標章取付)件数は2倍と言われてたわけだから、まだまだ少ない。
 少ないけれども(この発表によれば)、路上駐車も渋滞長もかなり減っている。素晴らしい。
 ならば、予定どおり2倍になったら、路上駐車はほとんど一掃?

 いや~、そんなことをしたら、委託費(来年度はどんと契約が増える)と、反則金収入(つまり交付金額)の減少とで、都道府県は大赤字だ。
 同時に、国民の日々の生活の多くは成り立たなくなる。車の売れ行きにも影響するかも。
 路上駐車なくなり国滅ぶ…。
 国破れて山河在り。俺五十にして頭髪薄し…。←オヤジはこういうこと言いたがるんだよなあ(笑)。

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2006年6月 8日 (木)

もう信号も信じられないのか…

 7日(水)昼過ぎにフジテレビ「スーパーニュース」のスタッフ氏から聞き、しかし同ニュースを見ることができず、夜になってネットで検索しても見つからず、「ええっ? 私は騙されたの? お台場のフジテレビで待っていたのは詐欺師? でも、なんのために?」との思いが0.5秒くらいずつ断続的に何回か湧き上がってはいたのだが、そんなバカなこと、あるわきゃないよね。
 ようやく報道を見つけた。

交通トラブル:信号機故障、4キロ渋滞 出勤時の国道6号など混乱 /茨城
 ◇県警本部の装置故障

 7日午前6時半ごろ、ひたちなか市東大島4の市道交差点の通行人から「色が切り替わるはずの信号機が点滅している」と110番があった。水戸市の幹線道路などでトラブルが相次いだが、原因は県警本部(同市笠原町)にある信号機の制御装置の故障と判明。同10時ごろ復旧した。

 と毎日新聞(上掲は一部)。
 聞いたところによると、MPU(?)とかいうのを交換したら直ったんだそうだ。
 信号って、「信号が赤であること以外に、止まる理由がない(止まっても何の意味もない)」というのがときどきある。交通の安全・円滑について信号管理者が独特の考え方をしているか、または、施行令1条の2に規定された必要な管理を怠っているか…なのだろうか。
 しかし、そういうこと抜きにいえば、普通は当たり前に信じてるわけだ、信号を。信じて、大方の人は信号の灯火に従ってるわけだ。
 その信号の制御装置が故障しちゃったら、たいへんなことになりかねない。

 P1000296 交差点の歩道の端で、信号機だけぼーっと見て待ち、青になったのだけを見てさっさと車道へ踏み出す人は多いが、それ、絶対ヤメとくほうがいいですよ。
 信号が故障してなくても、信号の変わり目はとくに人間が故障してる(赤信号無視で突っ込んでくる)ことは十分にあり得るんだから。

 信号もエレベータも、当たり前に信じていたものが、信じられなくなっている…って絶対どこかの社説が言っていそう。
 ※ 写真は茨城の件とは関係ありません。

 あと、某有名タレント氏が、確認標章(新しいステッカー)を取付けられたという話は、まだ見つからない。どうなってんだろう…。

 確認標章を取付けられたというご相談、ご報告は、すでにちらほら入ってきている。
 すぐにも返信して、詳しいお話をうかがいたいのだが、急ぎの締切りがあと2本あるうえ、テレビ等からいろいろ問い合わせ等あるうえ、この間の激多忙でためていたご相談等に(新件を優先して)順次対応していかねばならず、気持ちばかり焦る…。

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被告人が傍聴人を法廷で脅迫!?

6月7日(水)

 15時10分から、東京簡裁・刑事1室1係(松本弘裁判官)826号法廷で、道路交通法違反の新件。

【場   所】 練馬区旭町1-22 笹目通り内回り
【日  時】 2005年10月16日 午後10時27分頃
【装   置】 東京航空計器のオービスⅢLk (伝送式)
【測定値】 95㎞/h 制限速度50㎞/hを45㎞/h超過
【被告人】 20代 
【弁護人】 国選
【主   張】 自白 (←否認)

 数分前に法廷に入った私は、珍しいというか、普通信じられない光景を目にした。
 被告人が被告人席で足を組み、携帯電話を耳に当てて、車雑誌のグラビアをめくっていたのだ。
 ええっ!? 先に傍聴席にいた礼田計さんと、私は顔を見合わせた。

 やがて被告人は携帯電話で話しだし、弁護人にたしなめられて外へ出た。
 15時10分になっても戻らず、弁護人が呼びに行った。

 3月29日付けの起訴状が、届いてない(受け取ってない)という。
「俺、家に帰ってないんで、ほとんど」

 さあ、どうするのか。
 このあと、傍聴慣れしてる者にとっては、なのかもしれないとはいえ、信じられないことが次々と起こり、どこからどこまで仰天の公判だった。
 あまりのことに、くすりと笑った礼田計さんの、その音を被告人は聞き逃さず、礼田計さんに言うのだった。
「なに笑ってんだよ」
「誰だよ」
「いい加減にしないと、殴るからな」
 法廷で脅迫?

 検察官は被告人質問を放棄…。
 この公判ないし被告人のことは、裁判所、検察官で話題になるのかな。
 ちなみ、礼田計さんを殴ると、あとが非常にやっかいなことになるかと思います。

 せめて、判決は別期日とするとか、訴訟費用を負担させるとか、あるのかとちらり思ったが、さすがに本件でそれはあまりに恣意的ということなのか、10分ほど休廷して判決。求刑どおり罰金8万円。訴訟費用は負担させず。

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2006年6月 7日 (水)

無免許で懲役実刑2件

 フジテレビ(理由は別記事で後述?)からハイヤーで裁判所へ。

 14時30分からの、東京地裁・第9刑事部(村瀬均裁判官)404号法廷に、ぎりぎり間に合った。
 被告人(身柄。拘置所)は、だいぶお年寄りなのか…いや、もしかしたらそうでもなさそう…とにかく足が悪いようで松葉杖。
 松葉杖のときは、片手錠なんだね。へえ!
 しかし、被告人の顔に見覚えなし。
 手帳に記載があるので、急ぎハイヤーで傍聴に来たのだが、礼田計さんかトコさんか阿曽山大噴火さんから聞いてメモしたものと思われ。

 判決。
 97年9月(マジ? 聞き間違い?)と06年3月の無免許で、懲役6月、未決算入30日。実刑である。
「まあ、残念だけど、これだけ無免許をくり返しては…。もう二度と(無免許では)車に乗らないように。今度乗ったらそのたびに刑務所へ行くことになるから」
 と、ドスのきいた声で村瀬さん。
 訴訟費用については言及せず。国選だそうだ。

          **********

 14時50分から、東京地裁・第18刑事部(中山典子裁判官)519号法廷で、道路交通法違反の判決。

 被告人(在宅)は若い。せいぜい30歳くらいか。ラフな格好。
 02年に速度違反で、04年に2件の酒気帯びで、それぞれ罰金刑。
 04年7月に、覚せい剤で懲役1年執行猶予3年。
 05年9月に本件無免許運転

 こういうのはどうなんだろう。
 覚せい剤とは罪種が異なるし、交通違反も無免許は始めてなのだから、場合によっては無免許は罰金刑ですみ、執行猶予は裁量的取消の対象となり、ぎりぎりセーフ…ということも、あり得ないではないんじゃないか、まあ、よっぽど酌むべき事情があれば。そしてそれは、起訴されてからでは遅いだろうが。つまり検察調べの段階で、「今回は特別、略式ですませてやろうか」という心証を検察官に持たせなければ、ってこと。

 判決は、懲役3月。これも実刑だ。
 覚せい剤の懲役1年とあわせて服役することになる。
 弁護人は、道交法違反でよく見る、例の年配弁護士。本件も国選だろう。
 これも訴訟費用の言及なし。
 
 終わって廊下へ出て、
「(刑務所へ行く手続きは)待ってればいいんです。こっちから何かする必要はない。控訴しても、執行猶予がつくとか、ひっくり返ることはまずない。じゃ、これで」
 と弁護士は去って行った。

 そこへ、被告人のカノジョらしきミニスカートの若い女性がきて、少し言葉を交わしてから、言った。
「げえ~、なにそれ、さいてぇ~、いつからぁ?」
 モーニング娘。系の可愛い女性だったが…。

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公務執行妨害で罰金第一号か

 反則金制度は1968年7月1日にスタートし、同年8月6日の朝日新聞に、「反則金拒否した男逮捕 全国で第一号」という記事が載った。
 念のため言っておくと、反則金の納付は任意。刑事手続きに移行したのちの出頭を拒否し、刑事訴訟法199条1項による通常逮捕、となったわけね。

 それから38年がすぎ、2006年6月1日にスタートした放置違反金・民間委託制度でも、逮捕「第一号」が出たという。
http://www.sankei.co.jp/news/060606/sha058.htm
http://www.asahi.com/national/update/0606/TKY200606060357.html
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_06/t2006060636.html

 そしたらこの人、5月末に施行された改正刑法により、全国初の、公務執行妨害(刑法95条)で罰金の略式命令を受ける人、になるのだろうか。
 もしも略式に応じなければ…?
 逮捕第一号を不起訴で終わらせるとは考えにくい。
 検察は公判請求(それって国策起訴?)するんじゃないか。
 そしたら、東京簡裁か東京地裁へ出てくる。
 7月、8月、地裁の開廷表も念のためチェックするか…。

 でもなあ、わざわざ罰金刑を設けたのは、
「裁判には正式と略式がある。略式はきょうすぐ終わる。が、正式はたいへんだぞぉ。カネも時間もかかる。もともと公妨は懲役又は禁錮だったんだ。正式だと刑務所行きになる可能性もないじゃない。で、どうするね?」
 と親切に説得する意味もあったはず。
 しかも、逮捕して身柄を拘束したうえでの略式の勧めなら、抜群に効果的。
 普通は略式に応じるだろうねえ。

 ところで、未確認だが、某有名タレント氏が銀座で確認標章(新しいステッカー)を取付けられてレッカー移動されそうになり、レッカーは免れたものの、「規制のほうがおかしい」という趣旨のコメントをしたとか?

 私は現場を知らないが、場合によっては、レッカーは違法、タレント氏のコメントはまったく正しいといえるかも。
 もしそうなら、そして芸能マスコミがタレント氏を面白がって叩くなら、私はタレント氏を応援するぞぃ…なーんて、かえって迷惑かしら?

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説明の一貫性

6月6日(火)

 10時から、東京簡裁・刑事2室2係(関口政利裁判官)728号法廷で、首都高・中央環状線外回り・足立区足立2-39の東京航空計器・オービスⅢLj事件の第2回公判。

 測定・撮影は05年6月18日。
 そして同年7月11日の員面(司法警察員面前調書)と、8月9日の検面(検察官面前調書)と、8月26日の検面と、第1回公判での陳述と、今回の陳述…。どれも微妙にまたは大きく違う…。
 この記事を読んどいてくれよ、と痛感。

 終結して次回判決。
 否認なのに、弁護人は──書面には書いてあったのかもしれないが──「被告人は無罪である」と言わなかったし、被告人は最後に「きちっとした形で私は罰金を払いたい」と言うし、何なんだよ、という感じ。まあ、どうしてそうなるか、よく分かる気はするのだけれど。

060606_175601  まず日比谷公園の松本楼で、それから農林水産省地下の第3食堂へ移動して、『財界展望』の取材を受ける。

 第3食堂のこの酢の物、350円か400円だっけ。
 鯖、こはだ、たこ、いか、えび、わかめ。素晴らしい!
 ま、もうちょい酢がきついのが私は好みなのだが。

 渋谷でNシステムの会議。
 近くの安いファミレスへ流れ、私だけ赤ワイン1本飲んぢゃう。おいおいっ。

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 順位は、「日記・雑談(その他)」のジャンルで75位。
 「日記・雑談」のジャンルで24位。
 たまげたよぅ。ありがとございますぅ。

シンプルな根幹だけを突くのがベストでは?

6月6日(火)

 10時から、東京簡裁刑事1室2係(横川保廣裁判官)826号法廷で、道路交通法違反の新件。

 10分ほど前に控え室で、被告人と弁護人が話してた。
「本件に固有の誤作動があったと立証できなければ無罪は出ない。そんな立証はできない。そもそもオービスは怪しいでは、裁判官は無罪判決を書かない。警察は何をやってるんだ、ということになるので」
 という趣旨のことを弁護人が話してた。

【場   所】 首都高 5号線 上り 板橋区高島平5-12
【日  時】 2004年3月1日 午後8時48分頃
【装   置】 東京航空計器のオービスⅢ。
【測定値】 117㎞/h 制限速度60㎞/hを57㎞/h超過
【被告人】 約50歳 
【弁護人】 国選 (つんつん髪。若い)
【主   張】 自白 (←否認)

 公判廷で述べられた否認の理由は、要旨次のようなことだった。
「ストロボには気づかなかった。当時何㎞/hだったか、まったく覚えていない。普段はそこを80~90㎞/hで走る」

 これはまさに、秋田の事件と同じだ。オービスの種類と超過速度は違うけれども。
 やっぱり私は、
「測定値が正しいことの客観的な裏付けとなるデータが一切ない」
 だけで押すのがベスト、ごちゃごちゃ言わずシンプルな根幹だけを突くのがベスト、との思いがどんどん強まるばかりだ。

 検察官も弁護人も書面を用意しておらず、口頭で論告、弁論。
 8分間休廷して判決。求刑どおり罰金8万円。
 10時33分閉廷。

 それから私は、いったん帰宅したのだ。
 財布を忘れたし、『ザッカー』の原稿を仕上げてしまおうと。

 ちなみに今月下旬発売の3誌の連載原稿は…。
 『ザッカー』 新しい駐禁取締り、どういう場合なら助かる?
 『ドライバー』 6月1日の“お祭り”レポート。
 『ラジオライフ』 無免許の被告人は某有名政治団体のメンバー(けっこう幹部?)。

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2006年6月 6日 (火)

カネさえ払えば犯人隠避も合法化される?

 新制度では、

(1)違反者として出頭して違反キップを切られ、反則金を納付することもできる。
(2)違反者が出頭しないとか、出頭しても反則金を払わないとかいう場合、車の持ち主が「放置違反金」を払わざるを得ないことになる。

 (2)を選べば、だれにも違反点数がつかない。
 そこで、車を友人などに貸した場合、こんなことが起こり得る。

「俺、点数がヤバくてさ、警察に出頭したくねーんだ。お前、持ち主の立場で放置違反金を払っといてくれよ。もちろんカネは俺が出すし、一杯ご馳走するからさ」

 これで持ち主が放置違反金を払った場合、刑法の「犯人隠避」になるのではないか。
 5月中頃に、警視庁に尋ねたところ、「微妙…」とのことだった。

 きょう、警視庁に確認したところ──新制度についてのさまざまな問い合わせが殺到してたいへんだそうだ──放置違反金で終わるのは正当な処理であり、まったく問題ないとのこと。
 ほんとかいな? と思って何度も確認したが、まったく問題ないとのこと。
 とりあえず、本当ということで信じておこう。

 しかし、どうもおかしな制度だと思わない?
 犯人隠避をも合法化する新制度なの?
 違反者責任の追及がもちろん第一と、言ってなかったっけ?
 うーん…。

 さて、また裁判所へ戻ろう。
 さっき、裁判所から戻り、『ザッカー』の締切り原稿を仕上げて送信したとこなのだ。

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人気blogランキング にっ、25位!?

 びっくり仰天!
 人気blogランキング、「日記・雑談(その他)」のジャンル(←これをクリックすると当ブログに10ポイント入るです)で、なんと25位に入った!
 こぢんまりしたジャンルとはいえ、謙遜じゃなくて本気で絶対無理と思っていたので、もう信じられないっす! ぽちっと押してくれた方々は、そんなたいへん(どこがたいへんだという説は有力としても)なことになるとは、露思わなかったもしれんですが。

 あー、びっくりしたー。
 でも、いくらなんでも、どう考えたって、これが限界だと思うです。
 この思い出を抱いて、私は私はあなたから、旅立つーのですぅー。 ← しっかし、この歌詞は秀逸と思わないか。男からすれば身勝手な女かもしれないが、女ってそんなもんだろ。そこが可愛いんだろ。

 愛だの恋だのは、もう遠いことだと思うので、そんなふうに美しく思えるのかもしれませんね。
 …あれ? なんかしゃれたこと言っちゃったか俺、げへへ~。

2006年6月 5日 (月)

民間委託の落札基準と駐禁レッカー予定台数

 書類をデジカメで撮ってアップする、という技を覚えた。
 技でもダジャレでも、覚えたら嬉しがって使いまくる、というオヤジの習性にしたがい、またもアップするよん。

 そういえば昔、ミニコミ新聞「月刊交通違反」をやってたころ、情報公開でゲットした面白文書をどんどん載せていきたいとか言ってたんだよね。

P1000936_1  右は、確認事務(新しい取り締まり)の決定基準。
 細かい文字、拡大すると読めるかな?

 しっかし、だよ。駐車監視員の役割は「委託されて違反を確認するだけ」で、迷惑性などには関係なく「放置車両」の要件を満たしてさえいれば見境なくステッカーを付けてまわるなら、要求されるのは“ロボット性”。守秘義務違反等あれば、直ちに契約を打ち切って違約金を取り、厳しく処罰すればいいのだ。こんなうるさい「評価」は不要ではないのかしらん。

P1000942  右は、以前の駐禁レッカーの契約書にあった「予定台数」。
 こうやって予定台数を決めて警察と契約し、ミニパトとチームを組んでレッカー移動していたのだ。

 確認事務の委託契約書にも、もしかしたらステッカー貼りつけの予定枚数なんてのが載ってたりして? いや、なんぼなんでも、まさか…。と思っていたが、やっぱり載ってなかった。
 載ってないだけで、予定台数はあるはずだ。これまでの警察のやり方からして、ないはずがないと思う。

 ちなみに2006年度の駐禁レッカーの委託契約書(もちろん署長移動)を取ってみたところ、予定台数がきれいさっぱり消えてたね。
 やっぱ、あれはどう見たってノルマだからか。
 そんなノルマを載せてた時代もあった、昔は正直で良かったねえ、と語られる日がくるのか…。

 さあ、締切り原稿、あとわずかだ。担当の方、イラストやデザインの方、すんません、もうちょっと待ってね。
 島根県警の方、遅れて申し訳ありませんでした。開示手数料、本日振り込みました。
 三井住友銀行の方、てっきりみずほ銀行と間違えて振り込みに行き、「だーかーらぁ、みずほならOKって、ここに書いてあるじゃないですか」などと文句を言い、申し訳ありませんでした~。

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深いところで緊張・消耗したか…

 やっぱり、相当疲れたようだ。
 TVカメラやラジオのマイクを前にしても、ちぃとも緊張しなくなったなぁ、変われば変わるもんだなぁ、と思ってたが、やっぱり深いところで緊張・消耗してたんだろう、肉体的にも、ほとんど寝てなかったし。

 土曜、日曜、眠くて眠くてたまらない。体が重~くて、締切り原稿が進まない。
 これは、いかん!
 日曜午後、有酸素散歩1時間以上。
 筋肉ポンプで血液を循環させようと。

 夜、スーパーで、カレイの塩焼きと、酢豚と、あぶり焼きチキンを、4割引きで買ったよぅ。
 これで一杯やりながら、明け方まで原稿を書こう。

 昨日の記事「霞が関の思うつぼ」に、90年、93年、94年の新聞記事をデジカメで撮影して載せたよ。こういう写真があるとないとでは、ずいぶん記事の印象が違うでしょ。

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※ この記事、6月4日(日)の24時数分前に送信したのだが、送信になぜか数分間かかり、6月5日0時00分のアップとなった。

2006年6月 3日 (土)

霞が関の思うつぼ

「確認標章(新しいステッカー)を貼られても、知らん顔して出頭せず、車の持ち主の立場で放置違反金を払えば、違反点数はつかない」

 と最初に言ったのは、私なのかな。
「本当なんですか? 間違いないんですか?」
 とテレビのスタッフから、よく言われた。
「警察はそうは発表してませんが、点数は違反者に付されるんです。持ち主は違反者じゃありません。違反キップも切られてません。だから点数はつかないんです。つけようがないんです」
 と説明してきた。

Q7 放置違反金の納付命令を受けた車両の使用者には、運転免許の違反点数は付加されないのですか。

A7 放置違反金の納付命令は、車両の使用者の運行管理業務に着目してその責任を追及するものであるため、運転免許の違反点数は付加されません。

 これが、警察からの最初の発表かもしれない。
 ※ 警察庁のHPでは現在「6月2日掲載」となってるが、初出はもうちょい前だったと記憶する。

 そして、最近になってようやく、
「正直に出頭した者には点数がついて、不正直に知らん顔の者には点数がつかない。不公平だ!」
 という声(いわゆる世論)が大きくなってきたような気がする。

 それで、だ。
 改めてはっきり言っておきたい。
 「不公平だ!」とだけ騒いでると、霞が関(警察庁の有能な官僚諸氏)の思うつぼだぞ、と。

P1000937_12  これから、声の大きないわゆる知識人や学者や弁護士にも「不公平だ!」と言わせ、
「先生おっしゃることは、ごもっとも。わかりました。では、反則金のほうは外しましょう。放置違反金1本でいきましょう」
 とする、それが霞が関のシナリオだろうと私は推理するのだ。

 交通違反を「非犯罪化」して(つまり、個々の違反の悪質・迷惑性などについて検察官、裁判官にタッチさせなくして)、警察官または××監視員が「違反だ」と確認したが最期、必ずカネを徴収できる…そういうシステムで徴収するカネを「行政制裁金」という。
 「行政制裁金」制度にしたいと、警察は、90年、93年、94年に大きく発表してきた。
 すぐにも国会へ法案が出るような話だった。
 ところが難航した。
 なぜか。
 やっぱ、いきなり「行政制裁金」へ転換するのは、法律的に難しかったんだろう。
P1000938_3  そこで今回、「反則金」と「放置違反金」と2本立てで出してきた。
 「放置違反金」自体は「行政制裁金」といえるが、「反則金」と2本立てでは、まったく不完全だ。
 まずは不完全で不公平な(当然に批判を浴びる)形で出し、存分に批判を湧き上がらせたうえで、「反則金」を切り捨てる、完全な形(「行政制裁金」)へスライドさせる。
 そうして、駐車だけなく他の違反も、「行政制裁金」の対象とする。いずれ事故へも広げる。
 それが、霞が関のシナリオだろうと私は推理するのだ。

 「行政制裁金」ってのは何か。
 わかりやすく言うなら、免許停止などの行政処分と同じだ。
 行政処分は、
「警察が現認した以上、違反は事実なのだ。第三者のチェックは必要ない。個々の違反の中身には関係なく、違反名に応じて警察が決めた点数をつけ、警察が決めた基準に達したら、警察が処分を執行する。処分が不当だと思うなら、処分を執行されてから、裁判でもなんでも自分で勝手にやりなさい。警察は絶対に負けない。処分期間を短縮してほしかったら、警察の天下り法人が行う講習を受けなさい」
 というシステムだ。
P1000939  駐車違反はともかく、速度違反、信号無視、一時不停止など動的な違反については、冤罪もあり得る。
 現在、とくにスピード違反では、「測定値の速度を出してない!」と訴える者が多く、しかし不起訴になっても、警察は点数を抹消せず、処分を強要するのが普通だ。
 ※ 私が知る限り、90年以前は、不起訴→点数抹消という運用が普通だったが、「行政制裁金」の目論見が発表されて間もなく、「不起訴は関係ない。点数は抹消しない」という運用に変わり始めた。

 個々の違反の中身、悪質・迷惑性を抜きに、そもそも「現行の交通ルールはこれでいいのか?」という根本的な(いちばん大事な)検討を抜きに、とにかくカネを集める、警察の縄張り内で動くカネを爆発的に巨額にする、そういう流れになっていくのだ。

 点数のことは、たしかに不公平だけれど、「不公平だ」とだけ騒ぐのは、霞が関の思うつぼってこと、心に留めておいてほしい。

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新制度は結局カネかよ

 昨日(金曜)は、2つのテレビ番組の撮影のみ。
 今日は、なーんにも予定なし。平和だ~。静かだ~。
 嵐は、嵐のようにやってきて、嵐のように去っていった…。

 ご相談等に対応しつつ、締切り原稿を書かねば。
 来週は、しばし休んでいた情報公開請求をあれこれやろう。

意外に少なかった駐禁車両、監視員取り締まり965件

 駐車違反取り締まりの民間委託がスタートした1日、駐車監視員による取り締まり件数は全国で965件だったことが、警察庁のまとめでわかった。

 警察官による取り締まりを含めると4744件で、昨年の1日当たりの平均取り締まり件数(約5700件)を約1000件下回った。同庁では「新制度が周知され、放置車両が減少した」と分析している。

 監視員による取り締まり件数を都道府県別でみると、東京(181件)、大阪(168件)、神奈川(105件)、愛知(81件)、千葉(68件)――の順で多かった。一方、岩手、静岡、島根、沖縄の4県では1件もなかった。
(2006年6月2日21時56分  読売新聞)

 1日5700件? 5700件×365日=約208万件。これは標章取付け件数のことをいってるのだな。
 6月1日からの標章(「確認標章」)、これを取り付けられると、ペナルティ(主に反則金または放置違反金)の支払を免れられない。よって、確認標章の取付けは取締りと呼べる。
 が、5月末までの標章(いわゆるワッカやステッカー)は、車の「所有者又は使用者」に対して、車の移動等を告知するためのもの。5月末までの標章の取付けは、取り締まりとは到底いえない。ま、そうとは知らずに「違反しました。すみません」と出頭していた運転者が多かったわけだが。

 ともあれ、1日の取締り(確認標章の取付け)件数が4744件で、うち駐車監視員によるものが965件(約2割)。つまり、警察官によるものは、駐車監視員によるものの5倍。
 この割合をそのままあてはめるなら、警視庁管内の確認標章の取付け件数は905件。昨年の標章取付け件数は、ま、1087件だったと、すごく大ざっぱだけど計算できる。
 これを2倍に増やしたいわけだから、警視庁管内の目標は、1日2174件。多めにみても3000件は超えないだろう。

 一方、東京23区内の「瞬間違法駐車台数」は、おおよそ10万台。
 10万台に対し、多くても3000枚の確認標章を取り付けるのが目標…?
 3%って、少なすぎ?
 いやいや待て待て。
 先日のセミナーで日本大学理工学部の藤井敬宏さんは、5~10分間の駐車が60%と言っていた。
 (財)東京都道路整備保全公社によると、「30分未満の駐車が平日で75%、休日で68%であり、違法路上駐車の多くは、30分未満の短時間駐車」だそうだ。
 駐車監視員が働く9時間の間、30分に1台が入れ替わるとすれば、瞬間違法駐車台数はおおよそ180万台? 確認標章の取付け率、つまり検挙率は、0,16%?

 しかも、車に人が乗ってれば確認標章の取付けは行わない。
 6月1日に現場を見た限りでは、人が乗ってる車に対し、移動を促すことさえない。完全に素通り。
 路上駐車を一掃して1車線確保しようということでは、まったくないのだ。

P1000934_12  だが、人が乗ってないとみるや、直ちに確認事務を始める。
 6月2日には新宿で、原付バイクを取り締まってるのを見たよ。

 礼田計さんからもらった、ハローワークの「求人票」。「助手(急募!)」「専用車の助手席に座っての営業同行業務です」「改正道路交通法に備えたお仕事ですので、力仕事ではありません」「時給1000円」とある。
 そんなカネを払える業者は、捕まらない。
 でも、確認標章を取付けられないというだけで、駐車違反には違いない。「違法だけど捕まらない状態」を確保するために、カネを払って人を雇う…。
 雇えない零細業者は、捕まる…。

 上記「求人票」は、派遣業者のもの。
 同じく礼田計さんからもらった別の「求人票」では、落札してない業者が駐車監視員を募集している。落札業者の委託契約書を見ると、「他法人からの出向労働者又は派遣労働者」もいいことになっている。

 結局こうしてみると、新制度は、カネ(放置違反金)を集めるための、警察の縄張りに新しい事業を興すためのものでしかないのでは?

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2006年6月 2日 (金)

駐車監視員が可哀想…

 6月1日のこと、だいぶ大きく報道されたね。
 テレビをよく観てる方は、「今井の奴、ずっと同じネクタイだぞ!」と気づいたはず。わはは。

P1000902_3  6月1日、駐車監視員を追いかけての感想は、「お粗末!」「お見事!」の2つだ。

 「お粗末!」は、手際の悪さというか準備不足。
 テレビやスチルのカメラに追い回されて緊張、という面もあるのだろうが、どうも携帯端末自体にいろいろ問題がありそう。練習不足もありそう。
 携帯端末が不調で焦ると、注意が散漫になり、思わぬ受傷事故が、ということもあり得るんじゃないか。

 こんな状態でなぜスタートさせたのか、不思議な気がした。
 初めてのイベントの準備について、イベントが行われてから批判するのは簡単、ではあるけれども、それにしても、という感じ。
 なんか駐車監視員がマヌケに見える。
 でも、悪いのは、携帯端末をつくった側、契約した側、駐車監視員の研修を行った側のはず。
 駐車監視員が可哀想に感じたよぅ。

 「お見事!」は、見境がないこと。
 車内に人がいる車には目もくれず、宅配だろうがダスキンだろうが工事だろうが、銀行の前でハザード点けてるタクシーだろうが、車内に人がいないと見るや、直ちに確認事務(新しい取締り)を始めるんだね。
 そこはお見事だった。 

 しかーし!
 あんな、交通量がそう多くなく、2車線のうち歩道寄りの車線の一部に路上駐車の列があっても、とくに迷惑とはいえない道路で、その路上駐車の列を一掃するのではなく、人が乗ってない車だけを狙って、配達等の仕事や用事の人をイジメてると、恨みをかうんじゃないの?

 紙に書かれた法律(この場合では交通規制。ルール)は、それ自体では、あらゆるケースに対して公平・公正であることは不可能だろう。
 法律の目的(この場合では、交通の安全・円滑、事故防止。もっといえば公共の福祉)に沿って運用し、取り締まられた側(処罰されそうになった側)は、不服があれば、処罰をどうすべきか、取り締まった者以外の者(検察官・裁判官)に判断してもらえる、そういう手続きを保障しておかねばならない。

 もしも、そういう手続きを省き、ルールどおりに杓子定規に取り締まって、強制的にカネを徴収しよう(処罰しよう)とするなら、ルール自体が、そうとう合理的でなければならない。
 もちろん、完全に合理的であるのは無理だろう。
「善良な人も、少しは処罰されてしまう」
「悪質な人も、少しは逃れてしまう」
 どっちかにならざるを得ない。
 後者を選択するのが適当だろう。

 具体的には、迷惑性の低い場所では、10分なり30分なり60分なりまでの駐車は合法とする、それがいちばん手っ取り早いだろう。
 そうすれば、「違法駐車」の大半は、一瞬にして消えるだろう。
 合理的なルールのもとで違法駐車とされるもの=迷惑駐車、としたうえで、見境なくビシビシ取り締まっていくなら、駐車監視員さんは恨まれるどころか「頑張ってね」ってことになるはず。

 ところが、ルールは(ごく一部の例外を除いて)これまでのまま、しかも、上記「そういう手続き」はまだ残されているものの、苦労して不起訴になっても、点数は付されてゴールド免許でなくなり、なんと、「反則金の納付がない。公訴を提起されてない」という理由で、車の持ち主の立場で「放置違反金」を徴収されてしまうという、驚くべきシステムにしておいて、「取り締まりを民間委託します。時間長短を問わずビシビシ取り締まります」では、これはもう、ただカネを集めたかった、警察の縄張り内の委託事業を爆発的に増やしたかった、でしかないではないか。
 どうしても、目立つ制服を着た駐車監視員が恨まれることになる。
 いまに、事件が起きるんじゃないか。
 駐車監視員が可哀想だ。
 「こんな仕事だったのか」と、辞める駐車監視員も出てくるかも。
 だから、コアズは5月29日になっても「お祝い金10万円」で駐車監視員を募集するのか(募集広告は礼田計さんからもらった)。

 以上、『ドライバー』の連載原稿の下書きでした。
 さあ、そろそろ原稿計4本を書かねば…。

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2006年6月 1日 (木)

長い1日が終わった…

 6月1日、長い1日が、始まりの1日が、終わった。
 夜、帰宅して言われた。「あんた痩せたわね」と。
 午前5時50分に迎えのハイヤーに乗り…午前8時頃、渋谷署向かいの富士そばできつねうどんを食っただけ…で1日中動き回ったから。

 テレビ、ラジオ、新聞、雑誌の方々にここでお詫びしておきます。ほんとご迷惑おかけしました。

 あと、駐車監視員の方々の弁護も。だって、同じ資格者証を持つ者として、なんか可哀想に思えるもん。
 …という話はあとにして、とにかく今夜はもう寝ます~。
 

交通利権の構造改革!!

 今回の民間委託騒動に、安協(交通安全協会)の名がほとんど出てこない。
 これからどかんと巻き返しをはかるのか、それとも交通利権の構造改革か。

 と言い続けてきたが…。
 私はどうも、いつも一歩遅れるな。
 今朝、久しぶりに警察庁のホームページを見たら、
交通安全協会の会費徴収方法に係る適正化について
 という通達が出とるやん!

 驚くべきは、別添の閣議決定!
 パーメ・パーチケの管理について、あろうことか! 言うに事欠いて!
 こんな閣議決定が出るってことは、警察庁もその気だってことだろ。

 長年、交通行政=安協利権といっても過言じゃなかったのだが、いやはや、そうですかあ!
 やっぱり交通利権の構造改革だったのだ!
 もちろん、これからどかんと巻き返しをはかる線は消えたわけじゃないけども。
 星君、俺は今猛烈に感動している! ですよ。

 さあ、ぽちっと押して出かけようっ! →  Banner_02_2人気blogランキング 

6月1日 新制度スタート!!

 さあ! とうとう今日から、新制度が始まる、幕を開ける、スタートする!
 この歳になって、てるてる坊主を吊るすのか俺は…。と仕事場の窓辺を数日前から見上げていたが、タクシーの運転手さんによると、どうやら、カラッと晴れた好天気になるらしい。ラッキー!

 もしかして、日本で、私ほど、ある意味わくわくしてる者はいないかもしれない。

 遠く思うのは、1968年7月1日にスタートした「反則金」制度だ。
 あまり時間がないので詳しく書けないが、当時の新聞報道を見ると、最高裁長官でさえ、批判的なコメントをしている。国会の議事録からは、法律的にはウルトラC(古っ)的なものだったことがうかがえる。「反則金」制度の誕生は、交通社会を根っこから揺るがす、大きな制度変革だったのだ。

 68年8月6日の朝日新聞に、「反則金拒否した男逮捕 全国で第一号」という記事がある。
 「40キロ制限のところを14キロもオーバーして走っていた」として反則告知されたが、測定値を否認してキップの受領を拒否し、その後の任意出頭に応じなかったので逮捕されたのだという…。

 それから38年を経て、「放置違反金」制度が出てきた。反則金と2本立てで。
 この制度は、「行政制裁金」制度への第一歩となるはず。
 その行政制裁金制度を、私は『週刊金曜日』94年1月14日号(たぶんそれが初めてだったと思う)から批判し続けてきた。

 とうとう出てきたのか、こんな形で。
 とうとう始まるのか、こうやって。
 反則金制度のときは、私は14歳のアホな中学生だったが、今は51歳の(相変わらずアホな)オヤジだ。
 物書きとしてデビューしてからまる22年間、交通違反を専門に取材・執筆してきた者として、この瞬間を、どきどきわくわくしつつ、まったり味わえる、それは、そこそこ健康だからこそだ、人間、やっぱ健康が大事だよ。ってなんの話だ。疲れて興奮してるのだよぅ。

 今日は早朝から、信じられないくらい、ものすごいスケジュールになってる。
 過労で死ぬかもしれない。
 いや、そんなことを言う奴に限ってぐずぐず生き延びるのだ、という説を信じて、信じて、もう寝る!
 ああ、わくわくどきどきするよぅ!

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