反則金保険に金融庁がストップ?
昨日午前2時58分の送信で、反則金保険のことを書いたところ、その日の朝日新聞朝刊に、反則金保険の大きな記事(以下はその一部)。
駐禁摘発強化の矢先 交通違反保険ストップ 金融庁
2006年06月15日17時32分
「反則金補償保険」は、もう認めません――。金融庁は、交通違反の反則金を補償する名目で販売している「保険」について、4月に改正された保険業法(公序良俗規定)に抵触する疑いがあるとして、一部の業者に対し指導を始めた。今月から始まった駐車違反取り締まりの民間委託に伴って摘発が強化された影響で、加入者が急増している矢先に待ったをかけた格好だ。
記事は、こうも報じている。やっぱそうだったんだ。
駐車禁止取り締まりの民間委託が始まった今月から、申し込みが急増。神奈川県内のある加盟店には、初日の1日だけで通常の10倍以上の約300件の申し込みがあったという。
念のためにまた書いとくと、今月から始まった駐車禁止取締りでは、自分の車で自分で違反して「確認標章」(新しいステッカー)を取付けられた運転者は、次の2つから1つを選べる。
(1)「私が違反しました」と正直に警察へ出頭し、違反キップを切られて「反則金」の納付書を交付される。当然、違反点数がつく。
(2)出頭せず知らん顔していると、早ければ5日くらいで、「放置違反金」(反則金と同額)の仮の納付書が郵送されてくる。それを払えば一件落着。違反キップを切られないのだから当然、違反点数はつかない。
反則金保険(厳密には保険じゃないのかもしれないが)のサイトを見ると、新しい「放置違反金」もカバーするとは、一言も書いてない。
そうとは知らずに申し込んだ人が、けっこういるんじゃないか。
写真は、千葉県の国道16号、横浜から193㎞地点の、Nシステム。
1車線を筐体1つでカバーする、最新型だ。
上記新聞を読んでから、そんなのをチェックしに、浜島望さんとドライブしてきたのだよぅ。
付近のコンビナートで煙突が燃えていた…。
昨日は15日、五十日(ごとび)のせいか、あちこち大渋滞。
出庫から帰庫までの8時間のうち、5時間半くらいは、渋滞のなかでぼーっとしてたと思う。
違法駐車が原因の渋滞は、1カ所もなかったと思う。
信号が何度変わってもぜんぜん進まない大渋滞があり、何事かと思ったら、右折直後の踏切が開くのを待つ右折車が延々並び、街道の流れをせき止めているのだった。バカ野郎ぉっ!!
疲れ果てて帰宅。カギを車に閉じこめてしまった…。
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