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2006年7月 4日 (火)

15日間の駐禁取締り  じつは3割増

 ふう。ようやく3本の連載原稿をすべて送信した。
 『ザッカー』は、「結局何分で違反になるのか。ステッカーを貼りつけ始めた瞬間に車へ戻ったらセーフか。ステッカーを貼ったあとデジカメで撮影した時点でアウトなのか?」と「6月1日から駐禁レッカーはどうなるのか」。
 『ラジオライフ』は、被告人が礼田計さんを脅迫したオービス事件。
 『ドライバー』は、新しい駐禁取締りに納得できないときどうしたらいいのか。
 以下は、その『ドライバー』原稿の、行数が足りなくて、かつ本筋から外れるので、省いた部分…に少し加筆。

 6月1日から15日間の、「放置車両確認標章」(つまり新しいステッカー)の取り付け件数が発表された

 全国で「80,681件(1日当たり約5,379件)」。
 「昨年中の1日当たり放置駐車違反標章取付け件数 約5,700件
 だそうだ。

 なーんだ、昨年より少ないのか。
 という印象を与える。
 だが、そうじゃない。

 5月末以前のステッカー、「放置駐車違反標章」は、
「違法駐車だから移動せよ。移動したら警察に申告せよ」
 と命じるためのもの。
 大半の人は勘違いして、
「すみません、私が違反しました」
 と出頭し、違反キップを切られていたわけだが、<<ステッカーの取付け=取締り>>ではなかった。

 一方、6月1日からの新しいステッカー(「放置車両確認標章」)は違う。
 これを取り付けられると、翌日から30日以内に、違反者が違反キップを切られて、
①反則金を払う
②公訴を提起される(起訴される)
③家庭裁判所の審判に付される
 この3つのどれかにならない限り、車の持ち主(車検証上の使用者)に対し、「放置違反金」という新しいペナルティの納付命令がいく。
 したがって、<<ステッカーの取付け=取締り>>、といえる。

 05年の放置駐車の取締りは、警察庁のホームページでも公表されているとおり、駐停禁、駐禁あわせて約151万件。
 1日当たり約4127件

 つまり、6月1日から15日間の取り締まりは、じつは昨年より3割ほど多いのである。

 同じ警察庁発表に、
「うち駐車監視員 22,405件(27.8%)」
 ともある。

 これはぜーんぜん少ない。
 国会(04年4月8日衆院内閣委員会)の答弁では、いちおう「仮に」ではあるが、
「全体の標章の八割は民間委託された駐車監視員が取り付けると。二割ほど一一〇番対応のことがございますので警察官が取り付けることもあろうと思います」
 という見込みが出てきている。

 なのに、駐車監視員が27.8%って、少なすぎ。
 結局、警察官が頑張っているわけで、あんまり人員の合理化になってないじゃん。

 これから、予定件数(国会答弁によれば「2倍程度」)へと近づけるには、駐車監視員がもうしゃかりきにステッカーを貼りまくらないといけない。
 だが、いちばん大事な施策、規制の見直しがほとんど行われてない状態でそれをやれば、「拳で腕を押した」「叩いた」どころのトラブルじゃ済まなくなるはず。
 駐車監視員の良心も、そうとうの痛みを覚えるはず。
 痛みを覚える人は続々と辞めていき、もともと良心などない者が駐車監視員として活動するようになれば…。
 ってそんな単純なもんでもないだろうと思うけどもさ。

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