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2006年7月20日 (木)

1分でも違反から12時間までOKへ

 7月12日、警察庁交通局から「新たな駐車対策法制の施行状況について」が発表されてる。
 7月5日発表のやつより、もう少し詳しい情報だ。

 6月中の「確認標章」の取付件数(つまり取締り件数)は、15万4125件(1日当たり5138件)。
 そのうち「告知件数」は、3万2503件。約21%。
 「告知」とは、反則告知のこと。つまり違反者に違反キップ(青キップ)を切った件数。
 国会では7割くらいと見込まれていた。
 もちろん、6月29日、30日に「確認標章」を取付けられて7月1日、2日に出頭、という人もいるんだろうけど、それを含めても、見込みより少ないような。
 けど、それでも、出頭しなきゃ違反点数がないことを思えば、だいぶ多いというべきじゃないのか。

 新制度のことをぜんぜん知らず、
「駐禁でステッカーつけられたよ。警察に出頭しなきゃ」
 となった運転者…。
 それと、レッカー移動されて、車を引き取りに行くのは違反者でなくていいことを知らずに、出頭して、
「あなたが違反したのかって? そうだよ、俺だよ」
 と自白した運転者…。
 そういう人がまだまだ多いんじゃないか。

 この「…施行状況について」の、都道府県別のデータを、現在開示請求中。
 これから毎月、取っていきたい。
 めんどくせー。でもまぁ、電子申請だと100円値引きなのは助かるよ。もちろん、「行政の情報は税金で集めたもの。国民に開示するのに手数料を取るとは、けしからん」という論はあるけどさ。

 「…施行状況について」の、「駐車規制の見直し状況」。
 10.8%。
 05年12月末までの数字は6.71%だったから、見直しは進んだことになる。

060720_1  ただ、05年12月末までのを見ると、山形県の44.17%、佐賀県の26.72%、秋田県の22.73%など、地方が平均を押し上げてる。
 東京都は1.07%だ。 

 見直しには「規制の解除」と「規制の緩和」がある。
 具体的に、どんな場所をどんな理由で「解除」「緩和」したのか。
 先日、警察庁で、「駐車規制の見直し具体的事例集」(06年2月、4月)をコピーしてきた。

 見直した現場のカラー写真つきで、たとえばこんな「解説」が載ってる。

 道路幅員が広く通過交通も少ないが、公園に駐車場の設置がなく、学校行事開催日や土日、休日の公園利用者の駐車需要があることから、終日駐車禁止規制を全面解除した。

 私は思うんだよ。
 新制度の話が出て突然、道路幅員が広くなったり、通過交通が少なくなったり、駐車需要が生じたりしたわけじゃないでしょ。
 もともと終日駐車禁止にしとく必要なんぞなかったわけでしょ。
 ところが禁止にしとくから、取締りのおいしい猟場(漁場)になる一方で、運転者たちの遵法意識は損なわれ、警察に恨みを抱く人も出てくる…てことになってたわけだ。

 加えて、「全面解除」ってことは、「1分でも違反」から、「12時間(日没から日出までにあっては8時間)未満なら駐車OK」へと変えたってこと。
 車で通禁して朝8時30分に駐車し、夜8時29分まで、置きっぱなしでもOKなわけだ。
 いかにも極端。 

 ともあれ、やっぱり、あの通達をまったく空文にしとくわけには、いかないんだろう。
 しかし、ほんとうに通達のとおりにしてしまっては、ニュー駐禁ビジネスは成り立たない。
 どこまで見直しできるのか。
「通過交通が増えたから」
 といった理由で、規制を戻すこともあり得るんじゃないか、場合によっては。
 そんなふうに私は見てます。

 ところで、警察庁へアドバイス。
 駐車監視員に対する恨みや憎しみ、怒りを軽減して、新制度をうまく運用していくためには、
「監視員、お手柄! コンビニ強盗犯にタックル!」
「監視員の通報で事件が早期解決!」
「監視員の“目”に市民感謝!」
 といったニュースがあるといいよね。
 って私が言うまでもないか。

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