地裁刑事3部で鈴木検察官に遭遇!
8月23日(水) その4
1階ロビーでトコさんと会い、しばし歓談していたら、14時をまわった。
14時20分から道路交通法違反がある。それだけ傍聴して今日は帰ろうか…。
14時30分から(20分はメモ間違い)、東京地裁・刑事3部(河合健司裁判官)520号法廷で、道路交通法違反の新件。
はりゃ? 関係人控室(待合室だっけ?)に、例の弁護士がいて、40歳代らしき背広の男性と話してる。
例の弁護士とは、道路交通法の在宅事件の国選弁護人をよくやってる、だいぶ高齢(といっても60歳代くらいか)の弁護士だ。
案の定、その2人が被告人と弁護人で、そしてなんと、立会い検察官は、あの鈴木健一さんだった!
「刑事3部(正確には第3刑事部)の開廷表に、鈴木健一さんという名があった。今井さんのブログに出てくる区検の鈴木さんと同姓同名だ。まさかご本人?」
という旨のメールを、メールを見る限りでは知らない方からいただいており、「まさかねぇ」と思ってたんだが、まさにご本人だった!
事件は、首都高5号線上り、高島平付近のオービスⅢによる86㎞/h超過。
直ちに判決。
相場どおり懲役3月執行猶予3年。
それが終わって喫煙室へ行くと、ある元裁判官(最近弁護士登録)にばったり。
今日は窃盗の国選弁護に来たのだという。
区検の副検事が地裁の公判立会いをやることもある、鈴木さんは非常に優秀だ(同感!)、人間は人物だ、等々のお話を聞かせてもらった。
東京区検が4月以降、道路交通法違反の公判請求を1件もしてないらしいことについても尋ねてみた。
大きな事件があると、区検の検察官も駆り出され、通常の仕事の手が回らなくなることがあるんだよ、今年はライブドア事件とかあったから、そのせいではないか、オウム事件のときは…等々のお話を聞かせてもらった。
やっぱ、“内部の人”の話は面白い!
“内部の人”からすれば、ごく普通のことなのかもしれないが、外側から興味津々ウォッチングしてるマニアには、「へえ! ほぉう! うわぁ!」なのです。
非常に勉強になりました。
86㎞/h超過の事件自体も含め、このへんのこと、雑誌でもうちょい詳しく書くですよ!
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なんでこれが交通違反なの!?―警察は教えない126の基礎知識 著者:今井 亮一 |
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