「汚名を着たまま墓へ行けない」事件 第9回公判
8月18日(金)
15時30分から、東京簡裁刑事1室3係534号法廷(堀内信明裁判官)で、いわゆるオービス事件、「汚名を着たまま墓へ行けない!」事件の第9回公判。
【場 所】 甲州街道下り世田谷区給田
【日 時】 2004年2月23日(月) 午後2時15分頃
【装 置】 三菱電機 RS-2000 (俗称・新Hシステム)
【測定値】 90㎞/h 制限速度50㎞/hを40㎞/h超過
【被告人】 78歳 白髪ポニーテール 東京府の大久保村生まれ
【弁護人】 国選
【主 張】 道路右側のエッソのGSが混んでいたので入らず、第2通行帯から第1通行帯へ車線変更し、オービスの下を通って信号待ち、発進して間もなくのファミレス・ジョナサンに入った。90㎞/hなどまったく出していないし、出せない。昼間の甲州街道で90㎞/hなどきちがい沙汰。車線変更の途中なので、写真には車が切れて写っている。顔がだいぶ不鮮明。
前回(第8回)は2月24日。この間、期日外で打ち合わせを重ねていたようだ。
今回は、現場付近での走行経路について、被告人が精密な図面をつくったので、それに関して被告人質問を小一時間。
「しんぼく」という言葉が何度も出てきて、いったい何のことかわからなかったところ、堀内さんが「どう書くんですか」と尋ねた。
「真北(まきた)」だと被告人。真北かよっ! 被告人は、ずっと建築・設計に携わってきたそうで、真北を「しんぼく」と読むのは当たり前らしい。
終わって警視庁へ。
7月分のレッカー移動件数がわかる文書と、渋谷署の確認事務のマニュアルを開示請求。
じつは、次の月曜発売の『FLASH』(光文社)で、石川県警から公開してもらったマニュアルの、違反者と駐車監視員との想定問答集について、記事を書くことになっている。つか、もう徹夜で書いた。
そのとき、ジャーナリスト・小谷洋之さんから、警視庁の同じマニュアルを一部見せてもらった。
石川県警のと警視庁のとは、マニュアル自体は、文字詰めと、そしてなぜか「違反者等」と「運転者等」という表現が1カ所違う以外は、まったく同じだった。
んが、石川県警から公開された想定問答集の部分は、警視庁が小谷さんに開示したマニュアルでは、全部墨塗りだった(他にも警視庁だけ墨塗りの部分あり)。
そんなわけで、全体を確認しておこうと、私も開示請求したわけ、遅れ馳せながら。
※ 「公開」と「開示」とあるのは誤記ではないよ。ま、どっちも同じようなものだが。
それから、来週の東京簡裁刑事の開廷予定(金曜17時すぎでないと見られないのだ)を確認しようと、裁判所へ。
途中の歩道で某裁判官氏とばったり。
「下駄…ですかぁ」
「ええ、夏ですから」
「裁判所、入れる?」
「昔はスリッパに履き替えさせられたんですが、最近はそうでも…」
「ほう…」
などと。ちなみに私は、カラコロ音をたてないよう、だいぶ気を遣ってる。足もとを見なければ、私が下駄履きとは誰も気づかないはずだ、うむ。
簡裁刑事の訟廷庶務へ行く途中、さっきのオービス事件の被告人、弁護人とばったり。閉廷後、また堀内さんと打ち合わせしていたようだ。
車で来ている被告人(私とは帰る方向が同じ)に、思い切って同乗をお願いしてみた。
驚いた。78歳とは到底思えない、安心感のある、スムーズで着実な運転だった。しかも、道をよくご存知で…。
兵庫、京都、滋賀、福井、富山、長野、静岡の各府県警へ、駐禁取り締まりの民間委託関係と、Tシステムの設置場所について開示請求、の文書をつくり封筒詰め。今回はシステマチクに進行した。切手代は計560円。
だけど、このあとにかかるカネと時間が、たいへんなんだよなぁ…。
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