定期点検時のオービス写真を出せと被告人
『週刊東洋経済』の記事を徹夜で書いて送信し、へろへろの状態で裁判所へ。
10時から、東京簡裁・刑事2室2係(関口政利裁判官)728号法廷。
首都高中央環状線内回り、足立1-29のオービスⅢLj事件、の第4回公判。
この事件、第1回は5月9日。
第2回は5月25日で、警察官を証人尋問。私はパーク21のセミナーを選択して傍聴はパス。
第3回は6月29日で、東京航空計器の定期点検担当、オオクボトモタカ社員とスギオサム社員を証人尋問。
今日、第4回は、前回「オービスに詳しい人」と言われた、森成昭治社員を証人尋問。
森成さんの所属は、7月10日付けで、産業持病部もとえ産業事業部・品証サービス部から、産業事業部・生産品勝負もとえ生産品証部に変わったそうだ。徹也疲れか、ごめんなさい。
部の仕事内容は変わらず、オービスⅢの設置、点検及び保守等の業務。
11時18分まで、検察官による主尋問。私なんぞからすれば、もう聴き飽きた、わかりきった内容だ。
会社にとってこうした証言も業務の一部だそうで、森成さんはもう50回ほど証言してるのに、その説明の仕方、なんとかならんかいな! えぇい、俺が代わりに証言したるわぃ! と何度思ったことか。
まぁね、マニア的には、「へえ、それはたぶん初めて聞くなぁ」というところも一部あったわけだが、しかし全体的には決まり切ったセールストーク。自社製品の優秀さをアピールするパンフレットの内容を、社員が口頭で(つっかえつっかえ)説明してるようなもの。
弁護人のほうは(良さそうな人なんだけども)、例によってオービスの基本的機能をほとんど知らず、判決で軽~く一蹴されそうな点ばかり突っ込もうとしてる…。
どの事件もどの事件も、だいたいこのくり返し。やんなっちゃう。って、すんません、徹夜明けでへろへろだと文句が多くなるよぅ(笑)。
ただ、被告人本人が、良い突っ込みをした。
年2回の定期点検で、ループコイルと同じ6.9m感覚でテープスイッチを路面に貼りつけ、そのテープスイッチによる測定値(偶然そこを通過した任意の一般車両の測定値。台数は100台だったり15台だったり)と、オービスによる測定値とを比較し、オービスによる測定値のほうがマイナス2.5%の範囲内にあれば異常なしとする、という総合精度試験、これをやってるというんだが、なんと、被告人がこう尋ねたんである。
「そのときのオービスの測定値は、オービスのフィルムに写っているのか?」
「その写真はすべて会社にあるのか? 法廷に出せるか?」 ※Lj までフィルム式。Lk から電子式。
森成社員は、こう答えた。
「当然、フィルムに写っている。写真はすべて警察に提出している」
次回、検察官は、その写真があれば提出すると述べた。
ええっ? 定期点検の際、撮影機能は停止させてるんじゃなかったの? あのあと、撮影することにしたのっ?
なんにしても、そんなもの検察官が出すとは思えない。
「写真は、定期点検成績書の総合精度試験という項目の、『良』という判定、これが正しいかどうか確認するための参考資料にすぎず、確認を終え次第、廃棄している」
「『良』という判定が正しいことを確認しているので、写真を提出する必要はない」
とかなんとか、とにかくそんな写真は出てこないんじゃないかな。
もしも出てきたら、オドロキだ。他の裁判へも影響する。
証言を終えた森成社員は、またいつもように、書記官から茶封筒を受け取った。
業務の一部として法廷へ証言にきて、その旅費日当を裁判所(国)に請求して受け取るのである。その旅費日当は、有罪になれば、多くの場合、被告人が国(検察庁)から徴収されるのである。
東京航空計器、おそるべし。って三菱電機もそうなんだけど。
« スケボーの交通違反 | トップページ | 主文、被告人は無罪 »
「オービス(オービスⅢ)」カテゴリの記事
- 詐欺で懲役3年、仮釈放されオービス80超過(2026.09.11)
- れいわ山本太郎氏のオービス69キロ超過、もしや…(2026.07.04)
- 自称左官業72歳が北陸道で190キロ! TKKの半固定式!(2026.06.04)
- 芸能関係の事件を1日に3件傍聴した(2025.12.20)
- 刑務所を出て、無施錠の家やクルマを探して徘徊(2025.11.10)

