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2006年9月 1日 (金)

寺澤オービス事件 控訴審が始まる!

 さて、ジャーナリスト寺澤有さんを被告人とする「寺澤オービス事件」について。
 ネットから過去の記事を拾っておこう。

 06年5月2日 検察官を追いつめると求刑が重くなる?

 06年4月25日 「寺澤オービス事件」とうとう判決!

 06年3月25日 初めて「RS-2000」が敗れた日

 06年2月16日 「RS-2000」(三菱電機)裁判が結審

 06年2月9日 川越支部と東京簡裁で三菱RS-2000事件を傍聴

 06年1月3・10日 寺澤裁判もいよいよクライマックス

 05年12月6日 ※大槻義彦教授のブログ

 05年11月29日 ※大槻義彦教授のブログ

 04年5月5日 無人式自動速度取締り機は「えせ計測器」!!

 04年4月20日 寺澤裁判第17回。大槻教授、証人として登場し、新Hを一刀両断!

 03年1月31日 《ESPIO!》 大槻教授VS三菱電機

 その控訴審第1回公判が、9月6日(水)10時30分から東京高裁717号法廷で行われるそうだ。
 717号法廷を水曜に使うのは、高裁第7刑事部
 うわ! 荒川英明さんがいる部じゃないか!

 昔、千葉地裁で、荒川さんが裁判官のオービス事件(東京航空計器のオービスⅢLh)を傍聴したことがある。
 非常に高圧的で、被告人は怒っていた。私もムカついた。弁護人は「あの人は特別ですからねぇ」とか言っていた。

 その後、04年に、横浜地裁小田原支部のオービス事件(三菱RS-2000)を傍聴に行ったところ、壇上に荒川さんがいて驚いた。
 ムカつくところも若干あるのだが、非常にていねいで熱心な印象だった。たしかに有能な人物ではあるんだと思う。なんか好きになりそうになった。

 そして昨年2月、東京簡裁から東京高裁へ上がったオービスⅢLj事件を傍聴したら、荒川さんが壇上にいた。私と目があった(今井と意識してのことではなかったかもしれないが)。

 その荒川さんの部へ、寺澤オービス事件が配点されるとは!
 ワタシ的には運命的なものを感じるよぅ。
 寺澤さんはきっと、仙台高裁秋田支部の控訴棄却事件(三菱RS-2000B)を踏まえて争うのだろう。
 荒川さんは陪席裁判官だけども、さてどう応じるのか。
 普通の職業裁判官とはちょっと違う感じの、ムカつく部分はあるけれども有能そうな人だけに、期待できるような気がするよぅ!

 そういえば秋田支部の事件、検察が上告しており、この秋には上告趣意書が出るはず。
 東京簡裁では、たぶん元名古屋高裁の堀内信明裁判官のもとで、「汚名を着たまま墓へ行けない!」事件(三菱RS-2000)が進行中だし、ドキドキするよぅ!!

 こういう前代未聞の特異な状況なので、東京区検は今年4月以降、道路交通法違反(ほとんどがオービス事件)の公判請求を躊躇している、というのは考えすぎかなぁ…。

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