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2006年9月10日 (日)

そんなときだけ 特効薬を 観客席から 求めても

 ところで、 「飲酒・ひき逃げ」に厳罰を、という動きが出てきている。

 酒気帯びの罰金が02年6月1日、上限5万円から30万円に引き上げられ、その後、
「検査拒否の罰金が5万円のままでは、拒否したほうが安上がりだ。これはマズイ」
 ということで、そっちも30万円に引き上げられた。
 危険運転致死傷罪(最高刑懲役20年)を設けて厳罰化したけれども、逃げて酒を醒ませば業務上過致死傷(同5年)ですみやすい、だから、ひき逃げ(道路交通法72条。のうち救護義務違反は最高刑懲役5年)の厳罰化を、という主旨かと思われる。
 それはわからないじゃない。
 だが…。

 私にはどうも、北風をぴゅーぴゅー吹きつけて旅人のマントをはぎ取ろうとしている、かのように見える。酒を飲んで運転する者に、ぽかぽか太陽を、などと言うつもりは毛頭ないけれどもさ。

「まぁ、いいだろう。捕まらなきゃいいさ。大丈夫。気をつけて運転するから」
 そんな者は、いくらでもいるのだ
 人を死傷させ、しかし危険運転致死傷罪の最高刑を思い出して逃げる(または怖くて逃げてから思い出す)ような者は、ひき逃げも厳罰化になった(なる)と知れば、きっと、最後まで逃げ切ろうとするだろう。
 翌朝、自首、というケースが激減するのではないか。
 ひき逃げ事件(人身)の検挙率は、どんどん下がって04年は26.3%。
 さらにがくんと下がるのではないか。
 ※ 「死亡・重傷」に限っての検挙率は56.3%(04年)。

 車はぴかぴかで便利で快適で格好いいが、一瞬で凶器に変わる
 2tもの重さに速度が加わるのだから、凶器にならないはずがない。
 素面(しらふ)でも事故は起こる。
 そんなものを、酒を飲んで運転するなど論外、なのだ。

 …なのだが、運転する者自身は上述のとおりだし、その周囲の、酒を飲ませたりいっしょに飲んだりする友人、家族、親戚、同僚、同業者、何かの仲間、飲食店主、店員、また運転者が酒気を帯びているとわかっていて同乗する者の意識が、運転する者自身よりずっと低いというか甘いというか、そういう社会のまま、とびきり悲惨な事故(事件)が起こって大きく報道されると、世間は観客席から特効薬を性急に求める…この構造では、まったくどうにもならんだろ、と私は思う。 
 
 ※ 誤解のないよう言っておくが(ってどんな誤解かな?)、私も昔(30年近く前)は、「俺は運転うまいし注意するから大丈夫さ」と思って、毎夜のように原付バイクを飲酒運転してた。

 ※ タイトルを都々逸(どどいつ)にしてみたの、わかった?

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 ※ 速報! 秋田のオービス事件、検察側が上告趣意書を出したそうだ!

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