オービス精度検査のテープスイッチは1回分3万2800円
金曜に警視庁で、文書2件の開示を受けてきた。
1、「自動速度取締機外1種の保守委託年間契約」の委託契約書
東京航空計器の電子式のオービス(ⅢLk)の点検の契約書で最新のものを、と請求したらこれが出てきた。
「外1種」とは何なのか。
「信号無視違反自動取締機」なんだねえ。
これ、東京にもあったとは、スクープ?
いや、前から知ってたような気もする。週プレで読んだ? うーん、わからん。
環状八号線の外回りにあるんだそうだ。
どこだろ。
次はその契約書(仕様書を含む)と取扱説明書を開示請求しよう。
こうやってどんどん広がるから、きりがなく、カネもかかるのだ。
契約金額は、ぜんぶで2646万円。
端末装置と中央装置では、またオービスと信号無視オービスとでは違うだろうけれども、全16カ所で年2回点検だそうだから、ま、単純に割り算すると、1回の点検が82万6875円。
高いのか、安いのか。
「税金の使途に節約なし」との一般原則にしたがえば、高いんだろうけど。
2、「自動速度測定装置(オービスⅢL)修理」の請書
東京航空計器のフィルム式のオービスの点検の契約書で最新のものを、と請求したらこれが出てきた。
何かの修理のときに点検も行ったと、そういうことらしい。
金額が低いときは「請書」という形になる、そういうことらしい。
この契約金額は、77万7000円。
これは中央自動車道の上りのオービスⅢ。LhかLjかは不明。
「工種(品名)」の欄に、「精度検査材料費」とある。
精度検査とは、路面にテープスイッチを貼りつけ、その測定値とオービスの測定値を比較するもの。
ただし、写真に焼き付けられた測定値(とされる数字、記号)との比較ではない。
オービスの唯一と言っていい証拠は、写真上のそれなのに。
しかも、1日の通行台数が1万台の道路でも、2万台の道路でも、そういうことは一切かまわず、被試験車両(そこをたまたま通過する一般車両)の台数は、100台とか15台。
信じられない! あり得ない「精度検査」だ…とは、警察も検察も裁判所も、ほとんどの被告人も弁護人も、気づくことさえないようだ。信じられない!
んで、テープスイッチは1本1万6400円とある。
2本貼りつけて、その間の通過時間から速度を計算するので、3万2800円。
へえ、そうなんだ。
15台で使い切りだったら、もったいないと思わない?
その開示を受けてから、9月までのレッカー移動件数を開示請求してきた。
その整理番号が、333番。
おめでとうございます!
ピーポ君人形をもらったよ。うそだけど。
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