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2006年10月24日 (火)

無実の証拠があるのは極めて例外的で特殊なケースだから…

 13時30分から、東京簡裁・刑事2室2係(関口政利裁判官)728号法廷で、首都高中央環状線内回り、足立1-29のオービスⅢLj事件、の第6回公判。

 まず、検察官による論告・求刑。
 メーカー社員によればオービスは絶対だ…。
 撮影ポイントで撮影されているから誤測定はないのだ…。
 被告人の主張を担保するものは全くないばかりか、信用性がない…。
 というのは、いつもと同じなのだが、今回、非常に面白いことを言ってた。

 平成4年(1992年)9月の、大阪高裁のオービス無罪判決(確定)について。
 あれは、オービスの正確性一般についてのものではなく、たまたま運行記録計(タコグラフ)というものがあったために、無罪となったのであって、極めて例外的、特殊な例だから、本件とは関係ない、というのである。

 うわーお!
 つまり、こういうことか。
 酒1合(180cc)400円の飲み屋がある。
 みな、1合というなら1合なのだろうと、なんとなく信じている。
 怪しいなと思っても、文句を言う者は滅多にいない。
 文句を言っても、「間違いない! 1合だ!」と店主が言い張るので、みなあきらめる。
 ある日、たまたまメスシリンダーを持った客が来た。
 メスシリンダーで測ったら、150ccしか入ってなかった。
 それで、その客は、代金を返してもらった。
 店主は苦い顔。
 しかーし! その事実は、店が唱う1合の信頼性、を左右するものではない。
 たまたま客がメスシリンダーを持っていたという、極めて例外的、特殊なケースにすぎない。
 店は、いつも間違いなく1合180ccの酒を売っている。
 今回売ったのも間違いなく1合だ。
 なぜなら店主がそう言い張るから…。

 今日はこれ1件だけ傍聴にわざわざ出てきたのだが、いや~、面白い論法を聞けて満足した。
 ※ 断っとくが、この検察官は私は好き。それはべつに揺らがない。不思議?

 求刑は罰金9万円。
 首都高での超過60㎞/h台の相場だ。

 弁護人による最終弁論に、こんなふうな部分があった。

 検察官の立証は不十分である。
 被告人が有罪というためには、公訴事実が合理的な疑いなく立証される必要があるところ、
①ループが正常に作動したか、
②ループからオービス本体への伝達に誤りはなかったか、
③伝達された情報により速度が間違いなく演算されたか、
④演算された速度が間違いなく写真に焼き付けられたか、
 以上①~④の立証が尽くされているとは到底いえない…。

 そうなのである。そのとおりなのである。
 しかし…。最初からそのことだけを争点にして、他のことは一切主張しなきゃよかったのに…と私は思うのだ。

 農林水産省地下で、大もり210円。
 これは、もりそばの大盛り、という意味ね。

 展示室は、今週は「木づかい運動」。
 今日は磁石のクリップをもらったよ。

 Banner_02_2 人気blogランキング ← 現在、「生活・文化」の「自動車」のジャンルに登録してるんだが、これでいいんだろうか、と悩んでる。当ブログは、そのジャンル内では、あまりに異質なような。だったらどのジャンルがふさわしいのか。「社会・経済」の、「法律・法学」は見当違いのようだし、「社会・経済ニュース」も違うようだし、「全般」がまあまあなじむかな、と思うんだがどうでしょう…。

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