酒気帯び検査を拒否したのは警察官のほう?
ぎりぎりまで原稿を書いて、裁判所へ。
5月17日、第1回公判。「初めて遭遇、酒気帯び検査拒否!」。
6月21日、第2回公判。「1交機の警察官2人を証人尋問」。
8月9日、第3回公判。「酒気帯び検査拒否 仰天の展開!!」。
9月20日、第4回公判。「論理矛盾で有罪の理由を拾わせる」。
の15時30分から第5回公判。論告、弁論。
注目の求刑は、罰金20万円。
普通車での酒気帯びの相場は20万円だから、その検査拒否も20万円なのかな。
「訴訟費用を全額負担させるのが相当と思料します」
と検察官。堀内信明裁判官が言った。
「この事件は訴訟費用は発生していないですよ」
弁護人は私選だし、警察官証人は2人とも旅費・日当を請求していないのだ。
たいした間違いじゃないので、その部分だけ訂正することになった。
今年のだいたい春頃か初夏頃まで、警視庁の警察官らは、旅費・日当または旅費のみを、当たり前に請求・受領していた。
オービスの製造販売会社の社員は、法廷証言も業務のうちと言いながら、当たり前に旅費・日当を請求・受領し続けている。どんな会社じゃい。
で、本来、論告(つまり検察官の最終意見)と弁論(つまり弁護人の最終意見)とを同じ期日にやっちゃうのは、いかがなものか、とくにこういう否認事件では、といえることもあり、もう1期日設けて、補充の弁論を行うことになった。
締切りが押してるので、他の事件には脇目もふらず、早々帰る。
この事件、被告人が酒気帯び検査を拒否したのではなく、警察官が拒否したと、客観的にはそう解するほかないように思うんだけど、詳細はまたあとで。締切り、押してるので…。
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