罰金25万円 満つるまで算入
11月14日(火) その1
11時40分から、東京簡裁・刑事2室1係・534号法廷で、11月9日(木)の2件目の酒気帯びの判決。
10分ほど前に法廷に入ると、前の窃盗(?)の被告人質問を、まだやってた。
検察官の質問は次回まわしになった。
そんなこと珍しい。否認なの?
その事件の検察官は2人。
裁判官に近いほうが、開廷表に名前が出ない人。
見習いつーことなのかな。ずいぶん前からお顔は見ている。
ま、仮に“研鑽検察官”と呼んでおこう。
もう1人は、濱田立さん。
この人は開廷表に名前が出る人。
ただし今年は1室3係が担当のはず。今日は付き添いで2室1係へ来てる、つーこと?
その窃盗(?)が終わり、研鑽検察官と濱田さんは傍聴席へ。
そして、空いた検察官席へ、これも前からお顔はよく見てる、もう1人の“研鑽検察官”が。
付き添い役は、いない。
はりゃ?
廊下の開廷表を見たら、なんと、新しい検察官の氏名が。
三浦隆之さん。
うーむ、どっちの人が三浦さんなのか、たぶんいま席に着いた人なのかな、とは思うがわからない。ま、そのうちわかってくるだろう。
と、東京簡裁へ通い詰めてる者以外には全くどうでもいい話。
さて、酒気帯びの判決。
罰金25万円、満つるまで算入。訴訟費用は負担させない。
つまり、罰金25万円の刑に処すけれども、未決勾留期間のうち1日を5000円に換算して、25万円に満つるまで算入する…。罰金はもう払わなくていいよ、払えない場合の労役場留置(体刑での罰金刑執行)を未決のうちにやっちゃったのと同じだよ、ということだ。
ところで、前回(第1回公判)はあわただしかったので、あまり気にならなかったが、この国選弁護人、独特のおしゃれ。
ワイシャツのえりが立って、先っちょだけ外側へ折り返されてる、そういうのがあるでしょ。あれに、ネクタイをしめてるのだ。
そして、ちょっと丸みを帯びたソフト帽。渋い金縁のメガネ。
顔立ちが、昔の文士、って感じ。
ずばり、大正ロマン!
これ読んで、「あ~、あいつのことか」と思った弁護士さん、いるよね、きっと。
被告人の身柄は警察留置場だったので、もう手錠・腰縄をかけられることはなく、傍聴席のほうから外へ。
廊下で被告人と、大正ロマンの弁護士さんが話しているのが聞こえた。
弁護士は、「こんな判決は初めて」と言っていた。
私は密かに思った。ふふふ~、東京簡裁ではよくあるんですよ、私ゃこの3~4年、東京簡裁の道路交通法違反を(たぶん)全件傍聴してますから。
被告人「今日はまるっきり1銭も持ってない。係官の方に370円借りて(留置場へ)帰らないといけない」
弁護士「えーっ? 係官て誰?」
そんな2人を廊下に残し、私は急ぎ警視庁へ向かったのであった。
警視庁で、8月、9月の所属別違反別取締り件数の一覧表、の開示を受ける。
そして12時ちょい過ぎ、満席直前の農林水産省地下・第5職員食堂で、きょうは豚生姜焼き定食(半食)410円。
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