捕まればアウトとわかってる違反をなぜ…
11月30日(木) その2
東京地裁・第1刑事部、408号法廷(水野智幸裁判官)で、10時から道路交通法違反の新件。
を10時20分から傍聴。
被告人は身柄(拘置所)。
情状証人(女性。母?)の尋問をやっているところだった。
続いて被告人質問。
50㎞/h超過のスピード違反や信号無視など、点数の累積で免許取消処分となったが、自宅は、交通の便がなく“辺境の地”で、通勤のため自分の車を運転し続け、無免許で捕まって今年9月に略式で罰金20万円の支払命令を受け、それを払うか払わないかのうちに本件無免許で捕まって(端緒は信号無視)現行犯逮捕された、という事件らしかった。
通勤や仕事のためにどうしても車が必要なのに、なぜスピード違反や信号無視を重ねたのかと、検察官はしつこく尋ねた。
被告人の答は、はっきりしなかった。
捕まったらアウトの違反をして、捕まってからあわてる…。
私のところへもそういうご相談はひっきりなしだ…。
求刑は懲役6月。次回判決。
執行猶予は間違いないだろうが、責任ある立場について頑張っていたらしい仕事は、すでにクビになったそうだ。これからどうしていくのだろう…。
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なんでこれが交通違反なの!?―警察は教えない126の基礎知識 著者:今井 亮一 |
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