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2006年11月22日 (水)

オービスⅢ事件の判決2件

11月21日(火)

 13時15分から、東京簡裁・刑事2室2係(関口政利裁判官)728号法廷で、首都高中央環状線内回り、足立1-29のオービスⅢLj事件、の判決。

 求刑どおり罰金9万円。
 訴訟費用のうち、オオクボトモタダ、スギオサム、モリナリショウジ(森成昭治)に支給した分は被告人の負担とする。

 本件は、被告人が不要と言ってるのに裁判所が職権で国選弁護人をつけた事件。
 その弁護人の費用は、不負担だった。
 警察官証人が1人出廷したが、警察官は旅費日当を請求しなかったということだろう。最近、警視庁は請求しない方針に改めたようだ。

 オオクボ、スギ、モリナリ(森成)の3人は、オービスの製造販売メーカー・東京航空計器の社員。
 彼らは、業務で証人出廷(※)しながら、必ず旅費日当を請求して受領するのである。どんな会社やねん! と私はもう何年言い続けてきたのか。あ~。
 ※ その証言は、自社製品の優秀さを口先で語るだけ。営業マンのセールストークと何ら変わらない。

 判決理由は、いつものとおり、とくにどうということはなかった。
 ただ、判決の言渡しが9分強かかった。長い。
 東京簡裁の裁判官たちは、ていねいに判決しようとしている、という傾向がみられる。

 それから私は、都内の某警察署(に勾留されている被疑者)へ面会と差入れに。
 これまで3回、マンガ単行本を3冊ずつ差入れたので、今日は近くの古書店で活字本を買って…と思ったらそれは古書店じゃなかった。げえっ。新刊本を買うカネ持ってねーよ。
 しょーがないので、警察署受付にあったパンフレットを3冊差入れる。そういうのをしみじみ読むのも一興だろうと。

 被疑者は元気そうだった。
 前に接見した弁護士さんが、
「彼は若いのに偉いねぇ。普通、逮捕・勾留されると落ち着かなくなるものだが、彼はゆったり落ち着いてる。頭も良さそうだ」
 と言ってたが、まさにそのとおり。
 私ごときがごちゃごちゃ言わなくても、しっかりバランス良く考えてる。
 それでもやっぱり面会に行くほうが気が晴れるだろうと、行くわけだ。

 しっかし、小さな穴が互い違いに2重になったあのアクリルガラス越しに話してると、なーんかくらくら目眩(めまい)がしてくるのは、私だけ?

 霞ヶ関に戻り、農林水産省地下・職員第4食堂で、大もり210円。
 を食って警視庁へ。
 驚愕のスクープ情報をゲット!
 それは別記事に。

 16時50分から、東京簡裁・刑事2室1係(櫻井廣美裁判官)534号法廷で、11月9日に第1回を傍聴したオービス事件(59㎞/h超過)の判決。

 緊急避難とも誤想避難とも認められないと、求刑どおり罰金8万円。
 これも言渡しに10分ほどかかった。

 それから付近の飲食店で、某週刊誌の記者氏と面談。
 隣のテーブルのおじさんたちが珍しい酒を飲んでるので、じーっと見てたら、一杯ご馳走してくれたよ。
 40度だというが、芳醇でまろやかな焼酎。旨かったぁ!

 それから別の防臭監視もとえ某週刊誌の編集部へ。
 待望の資料の山とご対面…。

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