岐阜県へ日帰り旅行
11月15日(水)
朝8時台のラッシュの電車に乗り、東京駅から東海道新幹線に乗り、岐阜県へ。
岐阜県地方自治大学校の、「若者の政策提案促進事業の実施団体と県関係各課等との意見交換会」というのへ、「専門家等」としてお招きを受けて。
学生さんたちが、交通事故について研究して、政策提案する、というふうな企画らしい。
それはなかなか良いことなんじゃない?
提言によって、あるいは研究がきっかけになって、事故が減ったら素晴らしいじゃないか。
仮にそうならなくても、研究に関わった学生さんたちは、交通者としての意識が確実に高くなるだろう。
岐阜県警のHPは、交通事故の統計がだいぶ充実しているようだ。
「死亡事故を起こした飲酒運転当事者(平成13年~18年9月末)の、飲酒の動機・場所」
なんてのもある。
動機のトップは「飲みたくて」。
当たり前っちゃ当たり前だけど、こうやってデータで確認できると、感じ方が違うよね。
交通部の管理監から、この本が面白いよと教えてもらった。
知の休日―退屈な時間をどう遊ぶか 著者:五木 寛之 |
五木寛之さんは、だいぶんに車好きなんだそうだ。
純喫茶ローレンスへは高校の頃に何度か行ったが、五木さんの本は私はまだ読んでないような。
じつはこの日、東京簡裁で道路交通法違反の新件が2件あったのだ。
礼田計さんが傍聴。報告をいただいた。
1件は、種痘公もとえ首都高・湾岸線・羽田のオービスⅢLk(電子式)、56㎞/h超過。
写真がボケぎみだと被告人は言い、検察官は、免許証の写真と比較しての鑑定書(?)まで出したという。
ええっ? 別の事件で警察官証人が、ボケた写真を見たことなど一度もないと、きっぱり証言していたが…?
もう1件は、首都高・9号線・木場のオービスⅢLj、55㎞/h超過。
警察、検察による機械の説明が不十分で、公判になってしまった、という事件らしい。
結局、説明しようとすれば最終的には、
「機械が絶対に信頼できる根拠は?」
「メーカー社員が絶対だと言ってるから」
ということにならざるを得ず、それじゃあ誰だって納得しないので、最初から説明せず、
「文句があるなら裁判だ」
と警察、検察は言い、多くの被告人は、あきらめて略式に応じてしまい、一部、略式に応じなかったケースについては、裁判所は要するに、
「メーカー社員が絶対だと言ってるので有罪」
とやり、運転者はもうあきらめざるを得ない…。
そういうシステムになってると、大ざっぱに言えるんじゃないかな。
いつまで続けるのか、そんなことを。
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