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2006年12月26日 (火)

駐車監視員の目標は1日5枚? 3枚?

 あら~、東部ログもとえ当ブログ、連続3日も休んでしまった。
 忙しかったのだよぅ。
 途中、ブログ記事を2本続けてアップした夢をみた。
 それで気が済んだ…こともあるかもしれない。

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 順位は、他のブログとの相対関係のなかで決まるとはいえ、当ブログの週間INが多かったのも事実ではないか。ぽちっと押してくれた方、ありがとございました~。

 駐車監視員は、1日何件、確認標章(新しい駐禁ステッカー)を取り付ければ(つまり取り締まれば)いいのか。
 そんなことを、大ざっぱにちぃと考えてみるっちゃろたい。

061224 たとえば今年度の、愛宕、三田、高輪、麻布、赤坂、東京水上署の管内の委託契約は、「株式会社コアズ東京事業本部」との間で、4億2380万1000円で結ばれている。
 契約期間中の駐車監視員の活動は、

   日勤帯 5911ユニット×日
   夜間帯 2672ユニット×日
   深夜帯   748ユニット×日

 合計すると、9331ユニット×日。
 「ユニット×日」とは、2人以上1組の駐車監視員が1日に活動する単位だ。
 時間帯によって給料は違うようだが、強引に割り算しちゃう。

  4億2380万1000円 ÷ 9331ユニット×日 = 約4万5516円

 東京都は、1ユニットの駐車監視員の1日の活動に対し、4万5千余円を払うってこと。
 コアズのほうは、その日活動する駐車監視員にだけ給料を払えばいいってもんじゃなく、余分の駐車監視員を抱えたり、統括責任者やその代行者を雇ったり、駐車監視員が朝礼をしたり昼食をとったりする事務所を設けたり、いろいろ出費がある。
 が、そういうのもひっくるめて、東京都は1ユニットの駐車監視員の1日活動に対し、4万5千余円を払うって形なわけだ。

 4万5千円と聞いてピンとくる方は、違反常習者かマニアだ(笑)。
 最も一般的だろう普通車の放置駐車違反の放置違反金は、1万5000円。
 4万5千円は、1万5千円の3倍。
 だから、1日3枚のステッカーを貼って回ればいい?

 いや、そうはいかないはず。
 放置違反金は、ダイレクトに東京都の収入になる。
 業者(コアズ)への委託費は、東京都が支出する。
 1日3枚のステッカーを貼ったのでは、確認事務の委託の収支が釣り合うだけだ。

 東京都は、新しい駐禁取締りの制度を運用するために、他にも支出がある。
 放置違反金の徴収に関するいろんな事務を、民間(東京都の場合は「株式会社ミウラ東京支店」と「トッパンフォームズ株式会社」と「株式会社みずほ銀行」)に委託している。
 携帯端末などのリース費(これは「三菱電機クレジット株式会社」)もある。
 駐車監視員のワッペンや徽章などは、東京都のほうで用意する。
 これらは確認事務の委託費に比べれば、大した額ではないけれども。

 大きいのは、反則金の目減り分だ。
 駐車違反から生じるカネ(ペナルティ)の大半が、放置違反金になってしまうと、その分、反則金の収入が減る。
 反則金は、いったん国庫に入ってから、「交通安全対策特別交付金」として総務省から都道府県、市町村に交付され、信号や標識など交通安全施設の設置・管理に充てられる。

 都内で納付された反則金の額と、交付金になって都へ交付される額。
 これは同じじゃないけど、ま、同じとして考えよう。

 確認標章を貼られたあと、大ざっぱにいえば、
   運転者が反則金を払う
   使用者が放置違反金を払う
 どっちかになる。
 警察庁による6カ月間のまとめに、
   運転者責任 28.2%
   使用者責任 71.8%
 とある。
 つまり、反則金の収入が、72%も減るわけだ。
「減っちゃったので、交通安全施設の設置・管理の支出を72%減らします」
 とはできないだろう。
 減った分をどうする?
 そりゃあ、放置違反金の収入から充てるしかないだろう。

 警察庁がまとめたのは、全国の割合。
 東京都の6~8月の平均は、おおよそ、運転者責任が86%。
 この割合で計算してみると、1日3枚の確認標章を貼れば、

   4万5千円 × 86% = 3万8700円

 この金額は、放置違反金の収入であると同時に、反則金の目減り分でもある。

   3万8700円 + 3万8700円 = 7万7400円
   7万7400円 ÷ 1万5千円 = 5.16

 というわけで、コアズの駐車監視員は1日6枚くらいの確認標章を貼らないと困る…。
 いや、駐禁取締りは駐車監視員だけが行うわけではない。
 国会答弁によれば、駐車監視員の取締りは8割ほど、とされていた。

   5.16 × 8割 = 4.13

 駐車監視員が貼ればいいのは、5枚くらい…かな。

 ただ、ここでひとつ重大な問題がある。
 それは、以上の導き方および計算が合ってるか、つーことですな(笑)。
 他にも入れるべき要素があるんだが、これ以上ややこしくなると私の脳から煙が出ちゃう。ま、大ざっぱに、ということでご理解ください。

 そんで、ここまでお読みいただいといて恐縮なんですが、今年度の交付金(全国)の予算は、放置違反金のせいでだいぶ減るかと思ったら、逆に増えてるのね。
 駐禁以外の違反をばしばし取り締まろう、てことなんだろう。
 目標どおりに取り締まれるか、わかんないけども。
 でもまぁ、だから、反則金の目減り分を気にする必要はあんまりなくて、駐車監視員は1日3枚ちょい貼ればいいのかもしれない。

 5枚くらい…。3枚ちょい…。
 この数字、駐車監視員の方々の日々の実感と照らし合わせて、どうでしょね。 

 3日も休んで、久しぶりに記事を書いたと思ったら、だらだら長い? バカ野郎?
 お、お怒りはごもっとも。

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