「汚名を着たまま墓へ行けない!」事件 とうとう判決
13時10分から、東京簡裁・刑事1室3係534号法廷(堀内信明裁判官)で、いわゆるオービス事件、「汚名を着たまま墓へ行けない!」事件(第1回公判は05年6月17日)の、とうとう判決。
【場 所】 甲州街道下り世田谷区給田
【日 時】 2004年2月23日 午後2時15分頃
【装 置】 三菱電機 RS-2000 (俗称・新Hシステム)
【測定値】 90㎞/h 制限速度50㎞/hを40㎞/h超過
【被告人】 78歳 白髪ポニーテール 東京府の大久保村生まれ
【弁護人】 国選
【主 張】 道路右側のエッソのGSが混んでいたので入らず、第2通行帯から第1通行帯へ車線変更し、オービスの下を通って信号待ち、発進して間もなくのファミレス・ジョナサンに入った。90㎞/hなどまったく出していないし、出せない。昼間の甲州街道で90㎞/hなどきちがい沙汰。車線変更の途中なので、写真には車が切れて写っている。顔がだいぶ不鮮明。
もしかして無罪か!?
とはこの事件は思えなかった。
堀内さんは、だ~いぶていねいにやってくれたのだが、弁護人、被告人のほうが残念ながら迷走しすぎた、まとまりが悪すぎた、と思う。
求刑どおり罰金8万円。
訴訟費用中、警察官、三菱の菅井宗一社員、カナデン(点検会社)の社員に支給した部分は被告人の負担とする。合計1万3000円ほどだそうだ。
国選弁護人の費用は不負担…。
堀内さんは、半分は負担させようかと思ったそうだ。
でも、これは全額負担させないほうが良いと私も思う。
警察官の尋問が行われたのは05年7月22日。
当時は警視庁の警察官は、私が見る限り、旅費・日当を請求・受領していた。
その後、「それは税金の二重取りじゃないか」という趣旨で私がごちゃごちゃ動き始め、たしか06年の夏頃からだったか、警察官証人が証言後に旅費・日当の茶封筒を受け取るシーンは見られなくなった。
本件における警察官証人分、どういう扱いになるんだろうか。ま、被告人が払えば終わりとはいえ。
言渡しは30分ほどかかった。
被告人は淡々としているように見えたが、腹の中では何を思ったか、聞くのは後日とし、私は急ぎ横浜地裁へ…。
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