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2007年1月 9日 (火)

無免許ひき逃げのオリックス投手 続報

 「無免許ひき逃げのオリックス前川投手 どうなる?」という記事を、朝日新聞の報道をもとに長々書いたあと、「自動車ニュース&コラム」というメルマガの配信を受けた。
 それによると、スポーツ新聞では、かなーり詳しく報道されてるんだね。
 いくつかの記事には、加害車両とされるものの写真も載ってる。

前川 無免許ひき逃げで無期限謹慎」スポニチ
オリックス前川を無免許ひき逃げで逮捕!無期限謹慎、解雇は必至」サンスポ
逮捕オリックス前川!無免許ひき逃げ」スポーツ報知
オリックス・前川逮捕 無免許ひき逃げで」中日スポーツ

 02年に免許取消処分を受けてからも、自家用車(高級外車?)を保有し続けて、常習的に無免許運転をくり返し、マスコミが待ち受ける場所へも運転して乗りつけていたとすれば、犯情は相当悪質だわねぇ。

 しかし、公判請求(懲役求刑)されたとしても、公判請求されるのが初めてなら(当然執行猶予中でもないなら)、本人および周囲(家族、友人、球団)の出方によっては、執行猶予はアリではないかと、多くの裁判を傍聴してきて思う。
 くり返しになるが、その「ベンツRV車」は直ちに売却等処分するほうがいいと思う。

          ★

 事故の量刑等の参考にと、当ブログ読者氏から、「交通死亡事故」というメルマガを紹介してもらった。
 ありがとうございます。いや~、そんなのがあるとは知らんかったス。

 その1月8日の記事中に、検察官宛ての上申書について、
「だって助かりたいから書く訳だから、思い切り自分に都合のいいように書くよ」
 とある。
 そりゃもう、わからない話じゃなく、どう書こうと自由なんだが、あんまりウソっぽいこと書くと、慣れた検察官はすぐ見破っちゃうんじゃないかな。
 私だって、膨大な数のご相談等を受けてると、「もしかしてウソ?」と感じることはときどきある。
 私以上に、検察官は、疑いの目で読む(聞く)だろう。

 そして、本当はウソであっても、そこに書いたことは、書類上は本心として(扱われるときは)扱われる。
 次に何かやったとき、
「あそこまで反省を誓っておきながら、またこんなことをやるとは、社会内での更生にはまったく期待できない! 当法廷での反省の誓いも、まったく信用できない!」
 とされ、長めの実刑を食らうことになるかも。
「前回の裁判で、何を誓ったか(どんな上申書を提出したか)、覚えてる? あなたねえ、前回の公判調書を見ると、こんなこと誓ってるよ、覚えてないのっ(驚)」
 と、若い検察官からぼろくそに突っ込まれる、そんなシーンを見かけるよ。

          ★

 メルマガ「自動車ニュース&コラム」から、もひとつ。

トラック助手席の積載物、集中摘発へ…大阪府警
 助手席に家庭用テレビや遮光カーテンなどを取り付けた大型トラックの死亡事故が大阪府内で相次いでいる問題で、府警は、全国で初めてこうした行為について道路交通法違反(乗車積載方法違反)容疑での集中摘発に乗り出す方針を固めた。従来、現行の法律や規則では取り締まることができないとされてきたが、警察庁が昨年末、運転者の視界を妨げる積載を禁じた同法の規定の適用が可能とする判断を示し、対処が可能となった。
 道交法55条2項は「車両の運転者は、運転者の視野やハンドル操作などを妨げるような乗車をさせ、または積載をして車両を運転してはならない」と規定。実務上、同項は荷台に人を乗せての走行や自転車の2人乗りなどに適用されてきたが、同庁は深刻な実情を重視、家財道具やカーテン類も同項の積載物に該当すると、新たな判断を示した。
 違反した場合、運転者は反則金7000円などの行政処分が科される。

 と読売新聞(上掲記事はその一部)。

 現在、つかだいぶ何年も前から、大型車の助手席側に、本来の窓以外にぽこぽこと“窓部分”があるでしょ。
 あれはねぇ、昔、大型車の左折巻込み事故が頻発し、自転車の母子が死亡するという、とりわけ悲惨な事故があったことから、市民団体の尽力もあり、ああいう“窓部分”が設けられることになったのだ。
 視界を増やすミラーや、前後輪の間の、アンダーバーといったっけ(違ったらごめん)あの巻込み防止用の柵のような装着物も、その頃できたのだ。
 そのことは『事故と心理―なぜ事故に好かれてしまうのか』(中公新書)で言及されてるし、東京弁護士会の高山俊吉弁護士や、桜丘法律事務所の浜島望さんが詳しい。

 その“窓部分”を家財道具などで塞ぎ、本来の窓までカーテンで塞ぐとは…。

 ところで、記事にある55条2項の捉え方というか運用、なーんか妙な印象を受ける。
 厳密には、ははぁ、こういうことかな、とは思えるのだが、それを解説すると、またまたものすごーく長くなりそう(笑)。やめとくです。
 ま、道路交通法55条をご参照ください。

(乗車又は積載の方法)
第五十五条  車両の運転者は、当該車両の乗車のために設備された場所以外の場所に乗車させ、又は乗車若しくは積載のために設備された場所以外の場所に積載して車両を運転してはならない。ただし、もつぱら貨物を運搬する構造の自動車(以下次条及び第五十七条において「貨物自動車」という。)で貨物を積載しているものにあつては、当該貨物を看守するため必要な最小限度の人員をその荷台に乗車させて運転することができる。
2  車両の運転者は、運転者の視野若しくはハンドルその他の装置の操作を妨げ、後写鏡の効用を失わせ、車両の安定を害し、又は外部から当該車両の方向指示器、車両の番号標、制動灯、尾灯若しくは後部反射器を確認することができないこととなるような乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない。
3  車両に乗車する者は、当該車両の運転者が前二項の規定に違反することとなるような方法で乗車をしてはならない。
   (罰則 第一項及び第二項については第百二十条第一項第十号、第百二十三条 第三項については第百二十一条第一項第六号)

 それよか、記事中の、
「違反した場合、運転者は反則金7000円などの行政処分が科される」
 というのは、ヤメてほしい。

 「科される」は「課される」の誤記かな、てのはどうでもよくて、「など」は違反点数のことをいうんだろうけれども、反則金も、違反点数も、「行政処分」ではないのだ。

 反則金は、行政上のペナルティといえるが、納付は任意。
 「行政処分」ではないので、行政不服審査法に基づく不服申立(審査請求または異議申立)はできない。
 違反点数は、警察が勝手に内部的に登録してるだけであり、それ自体では運転者に何ら法律作用としての不利益はない、というのが警察の見解だ。同様に不服申立の対象にはならない。

 なのに、
「反則金を納付した。(反則金納付という)行政処分を受けた。不服申立をしたい」
「×年にスピード違反で行政処分を受けたことがある(よく聞けば点数が登録されただけ)」
 といったご相談がけっこうあって、困るんです。

 え? 新聞は、広く一般の老若男女が読むんだから、あれでいいのだ、お前のはどうでもいいようなマニアックな話だ?
 そ、そうかもしれないけど、うぇーん、哀しいよぅ。

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