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2007年2月の28件の記事

2007年2月28日 (水)

国際運転免許証は郵送も違反だよ

 よ~やく3本の締切り原稿が終わり、有酸素散歩約1時間。
 先日、たった1日の傍聴メモでインクが切れた「ハイテックCコレト」の、インク芯(ブルー。0.4mm)を2本買う。
 軽くて書きやすくて良いのだが、こうもインクの減りが早いのでは、ねぇ…。
 ペンのインクの減りを気にしないでいい生活がしたい。←ってアンタ、どんな生活しとんねん(笑)

 当ブログ記事に関して、ご意見、ご質問等いくつもいただいてる。
 1つは、松崎しげるさんの無免許、について。
 「郵送」の件については、2月5日のデイリースポーツの記事のなかに、こう書かれている。

 松崎は調べに対し「更新した国際免許を米国から郵送してもらい、それで大丈夫だと思っていた」と話していたという。

 ワイドショーのほうは知らないが、他の記事(読み媒体)では、「郵送」について触れてるのは、これくらいなのかな。
 「…と話していたという」とあるところからして、松崎さんが記者会見で述べたのではなく、警察からの発表かリークか、だったんだろうか。

 「郵送」の件が本当だとすると、お便りをくれた方がおっしゃるとおり、02年6月1日前(ぜん)でも違反なのだ。
 すなわち、国際運転免許証(および日本語の翻訳文つきの、特定の国の外国運転免許証)での運転は、日本に上陸してから(かつその免許証が有効な期間における)1年間、なのだ。

 そのことは『執務資料道路交通法解説13-2訂版』にも載ってる。

 ここにいう「一年間」は「本邦に上陸した日」が起算日になるので、本邦に上陸してから一年六月になる者が、自国から国際運転免許証等を郵送してもらつたとしても、その国際運転免許証等は有効な国際運転免許証等とはいえないので、それを所持して自動車を運転しても無免許運転になると解される。 

 だけども、報道ではそのことについてはあんまり言及がなかったんだろうか。
 報道は、「歌手の松崎しげるが国際免許証で無免許!」、これだけで十分。
 そういう報道の視聴者・読者には、小難しいことを言っても、無意味どころか逆効果。
 かえって視聴者・読者が離れてしまうだけ。
 というのが大きな理由だったんじゃないのかなぁ。
 加えて、郵送の件は、めくじらたてるほどのことじゃない、と見なされたのかも。

 いや、国際運転免許証について定めた道路交通法107条の2は、めっちゃめちゃややこしくて、一読してわかる人はほとんど皆無だろうって条文だし、芸能班には『執務資料…』なんてあるはずもなく、よくわかんないことは突っ込まなかった、てこともあるのかも。
 ま、ごちゃごちゃ想像しててもしょーがないけどね。

 あと、自力HPのFAQ「時効は何年?」について、引用条文が違うぞ、とのご意見もいただいてる。
 刑法が改定されたのは私も知ってたんだが、交通違反にはとりあえず関係ないし、02年7月23日更新と(今回の更新前においては目次ページにだが)明記してたので、まいっか、と日々の忙しさのなかずるずる更新を先延ばししておったのであります。
 今日、更新した。
 ご意見をもらわなければ、もっと先延ばししていた可能性、大いにあり(汗)。
 ありがとうございました。

 ほか、もろもろのご意見、ご質問に、ほとんどお答えしてない。申し訳ない。
 今夜から明日にかけて、だーっとお返事できれば、と思うのだが…。

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2007年2月26日 (月)

フェラーリで239キロ 罰金12万円?

「早く家に帰りたかったから」時速239キロで走行、逮捕 - フランス
【ラン/フランス 24日 AFP】北部ピカルディ(Picardy)地方の都市ラン(Laon)で24日、ある男性がスピード違反で逮捕された。法定速度の約2倍のスピードで車を走らせた理由について、彼は「早く家に帰りたかったから」と供述している。
 フェラーリを運転していた男は35歳のイタリア人。警察に発見された際のスピードは時速239キロメートル。これは法定速度の約2倍にあたる。750ユーロ(約12万円)の罰金を払い、免許証を没収されたこの男性は3月に裁判所に出頭することととなった。調べに対し、高速で運転していた理由について「早く家に帰りたかったから」と供述している。

 とAFP(上掲記事はその一部)。
 AFPって、エーシアンフレンチプレス?

 私の興味を惹くのは、どういう方法で測定したのか(※)、もさることながら、
「750ユーロ(約12万円)の罰金を払い、免許証を没収されたこの男性は3月に裁判所に出頭することととなった」
 という部分。

※ 以前日本でAFP記事に近い速度の違反を検挙したときは、たしか、超高速でよく走ってる車をなんとか検挙しようと、これこれの方法で測定して公判に耐えられるか等、検察庁と協議して、ネズミ捕り(可搬式)で検挙したんだっけ。
※ ちなみに、オービスⅢLkの測定可能上限は240㎞/h。

 日本だと、こんなのもう完全に罰金ではすまない。
 公判請求されて懲役求刑は確実。
 フェラーリは直ちに売却処分して、贖罪寄付して、家族が証人出廷して監督を約束し、今回に限りどうか執行猶予のご判決を…となるところだ。

 AFP記事は、運転者は罰金を払ったあとで裁判所へ出頭するという。
 払ったのは、罰金(刑事罰)なのか?
 裁判所への出頭は、刑事罰に関して? 免許証に関して?
 フランスにも「交通違反バカ一代」がいて、そのへん解説してるんだろうか。

「世界交通違反学会主催の第1回世界交通違反バカ一代大会が東京で開催され、世界各国から交通違反マニアが集いました」
 なーんて、ないよね(笑)。

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2007年2月25日 (日)

渋谷パルコのそばで駐車監視員大活躍

 土曜日、国賠ネット第18回交流集会(渋谷勤労福祉会館)へ。
 沖縄密約事件(外務省機密漏洩事件)、すごい事件だったんだねぇ。
 アメリカが日本にカネを払ったように見せかけて、じつはそのカネは日本が出していた、国家による国民ダマシ、偽証、背任…とんでもない話なのに、「密かに情を通じて」という語だけで、記者のスキャンダルで終わってしまった…。
 昔の日本人はバカ?
 いやぁ、現代ならもっと簡単にそっちへ流れるんじゃね?

P1010310  終わって外へ出ると、渋谷パルコのそばで駐車監視員がお仕事中。
 3ユニットで、バイクにばんばん確認標章を取り付けてた。
 もう入れ食いって感じ。おお~!
 私はばんばん撮影。
 そのうち、運転者(ライダー)が戻ってきた。
 さすがパルコのそばに駐車するだけある、というのか、おしゃれな素敵な娘さんだった。
 ちょっと声をかけてみた。

わたし 「これ(確認標章の取付は)どういうことかご存知ですか」
娘さん 「さぁ、警察、行かなきゃいけないんですか」
わたし 「そ、それはご本人の自由なんですが…」

P1010301 ・違反者として反則金を払うか、バイクの持ち主として放置違反金を払うか、どっちかで違反は処理される。
・後者で処理が終わると、誰にも違反点数はつかない。

 という制度のポイントのみ、2人の娘さんに説明したが、お2人とも、なんかきょとんとした感じだった。
 なにこのオヤジ? と思ったんだろう、きっと。
 ともあれ、新制度について、まだまだ何も知らない人が少なくないんだなぁ、と私は思ったよぅ。

 ばんばん撮影してると、今度は監視員から声をかけられた。

監視員 「撮らないでください」
わたし 「えっ、撮っちゃダメなんですか?」
監視員 「顔は撮らないください」
わたし 「そうなんですか、なぜ?」
監視員 「公務の妨害になりますので」
わたし 「えっ、そうなんですか、へぇ、それって渋谷署の見解なんですか?」
監視員 「(無視)」

P1010302  うむ。こんなオヤジは無視するのが正解だと私も思うです(笑)。

 それから、若くして亡くなった古い友人の追悼の飲み会へ、菊を2本買って。
 古い写真を見せてもらった。
 たぶん30歳前半の頃の私は、痩せてて、当たり前だけど、若い!
 あの美青年(言わせてくれ)が、こんなオヤジになっちゃうとは。
 中途で退座し、別の親睦会へ。そして、よせばいいのに2次会へ。
 翌日、家人全員から、ひどく叱られ…。

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2007年2月23日 (金)

職人たちの功労

 予定どおり週刊誌原稿を送信できた。
 あ~脳がグリコーゲンを消費した~。
 月曜朝までにあと1本書けば終わり。
 じゃなくてすぐに連載原稿の締切りだ。2月は短くて困るよもぉ。
 と言ってたらさっきの送信原稿に直しが入った…。

 2月17日の記事の冒頭部分に対して、『警察官の現場―ノンキャリ警察官という生き方』の著者の犀川博正さんからメールをいただいた。
 ご承諾を得て以下に一部を引く。

「警察学校の幹部養成課程では、センターラインの引き方を変えただけで年間の事故件数を何分の1にしたなど、具体的な事例の説明を受けたことがあります」

「道路の構造、信号のサイクルなどに工夫を加えて、起こる事故を半数にした人たち、そういう職人たちの〝功績〟が評価されないことに問題があると、私は言いたいわけです。優れた道路設計・都市計画、センターラインの引き方など、そういう人の生命を未然に防いだ功労者がどれだけいるのか…」

 そう、それっスよ!
 人間は不注意な生き物。
 不注意でも人の死傷に至らない環境が大事。
 ガードレールとか歩車分離信号とか。
 しかしそれだけでは足りない。限界がある。
 やはり人間の注意に頼らねばならない部分がある。
 そしたら、注意を強いられる、注意せざるを得ない、否応なく注意を喚起させられる環境が大事。
 そこを工夫し頑張ってる「功労者」がいるはずなのだ。

 悲惨な事故が起これば世間は注目する(そして「厳罰化を!」と叫ぶ)が、事故を未然に防ぐ環境づくりの努力には、まったく or ほとんどまったく、光が当てられてないのではないか。

 98年10月21日発出の「警察庁丁規発第91号」を改定して通達された「法定外表示等の設置指針」により、道路をいろいろいじれるようになった。『月刊交通』06年12月号でいろいろ紹介されてる。

 近年、死亡事故がぐんぐん減り、人身事故発生件数のほうも右肩上がりのカーブにようやくストップがかかったのは、もしかしたらそのへんも影響しているのかもしれない。

 こうした問題を含め、自動車メーカーが、一社で、あるいは複数社で、交通専門の情報バラエティみたいな番組をやると、事故はさらに劇的に減るんじゃないか。
 そんなの待っててもしょーがないので、私のほうで少し動いてみようか。

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2007年2月22日 (木)

湾岸線・市川のオービスⅢLj撤去

2月21日(水)11時~

 千葉へ行く前に、ちらっと新件を傍聴していこうか。
 11時から、東京地裁・刑事6部(河田泰常裁判官)432号法廷。
 でも、ちらっとですむはずがないのだ。結局最後まで傍聴してしまった。
 06年6月に酒気帯び(0.57mg? 略式罰金25万円)で運送会社を退職し、息子の紹介で息子が勤務する運送会社に就職したが、同年11月、本件酒気帯び(0.4mg)。
 直ちに判決。懲役5月執行猶予3年。訴訟費用は発生せず。てことは私選弁護人か。
 11時59分閉廷。

          ★

 急ぎ警視庁へ。1件開示を受ける。
 外へ出れば12時15分頃。げっ!
 千葉地裁のオービス事件は13時30分。ぎりぎりじゃん!

 ところが丸の内線のホームへ行くと、いま電車が出たところ。
 東京駅で総武線のホームへ行くと、15分待ち!
 千葉駅からモノレールで時間を短縮、と思ったら13時31分発。
 あーっ! くそっ!

 しかし、イライラ罵ってると運が逃げる。
 ここはすっぱり、検察官による主尋問はあきらめよう。
 千葉銀座の商店街を、安い昼食とれる店でも探しながらぶらぶら歩こう。

P1010284  と気分転換したら、あら~、駐車監視員を発見、久しぶりに見る~。
 喜んで写真撮ってたら、パーチケ担当のオジサンたちが、駐車監視員に軽く挨拶してから、パーチケの発給機のフタを開いて料金集め。わお、なんてラッキー。珍しい写真を撮れたよぅ。

 しかーも! 千葉地裁に着いて開廷表を見たら、オービス事件は14時10分から。
 助かった~。やっぱ、どうにもならんことはすっぱりあきらめ、のんびり気分でいると、良いことあるね。これは真理だね。
※ 手帳にも14時10分と書いてあり、単に自分がマヌケだという説もあり(笑)。
※ なんで13時30分と思い込んぢゃったのか。その時刻からなぜか東京簡裁で、コアマガジンを被告人とする「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」違反の新件があり、それがだいぶ気になってたものと思われる。

          ★

 千葉地裁は建て替え中で、プレハブの庁舎。
 早めに303号法廷(千葉地裁・刑事第3部。山田直之裁判官)に入り、業過致死を傍聴。
 被告人質問の最中だった。
 後ろ姿や声は20代?と思える細い女性。

 傍聴席に遺族。妻らしき女性が被害者の遺影を持ち、娘らしき女性が激しく嗚咽している…。
 事件はどうも、右折する際、二輪車に衝突し、電柱に激突。二輪車の運転者(被害者)を車と電柱の間にはさんで死亡させた…というものらしかった。
 被告人(15㎞/hで進行?)が被害者を見つけた位置から衝突地点まで0.6m、そこから電柱で止まるまで5.3m。しかし被告人は、被害者を見つけてすぐブレーキを踏んだと言い続けており、だったらそこまで被告人車両は壊れるか? 被害者が死亡するか? という不可解な事件なのだった。もちろん、コンマ何mで位置関係を特定する実況見分の問題もあるだろうし、人は自分に都合の良い記憶を無意識のうちにつくったりもするものだろうが、とにかく遺族感情は最悪なのだった。

裁判官「あなた、ほんとにブレーキかけたんですか?」
被告人「…ブレーキの利きが…甘かった…」
裁判官「しかしあなたの車、左前部がすごく壊れてる。結局、覚えてないんじゃないですか? だいたい何で電柱にぶつかってるんですか。あなた自身、よく思い出してもらわないと。被害者は亡くなって、何も言えないんですから。明かにおかしい話をしてるようだと、ご遺族は到底納得できないですよ」
被告人「記憶の部分はお話ししたと思ってます…」
裁判官「理屈に合わないようなこと言ってたら、到底納得できませんよ。きょうはもういいです」
 被告人席へ戻る被告人の顔は、やつれて40代のよう…。

 次回は3月9日(金)16時40分から、遺族の意見陳述と論告。

          ★

 28分遅れて、オービスⅢLjの否認事件の公判。東京航空計器・産業事業部・生産品証部、森成昭治さんの証人尋問。
 立会い検察官は、かつれつもスタイルも良く、頭も良さそうで、女子アナ風。
 とくに靴がおしゃれ。
 オービスについて相当勉強してきたようで、簡明的確な主尋問。
 弁護人は、脳卒中(脳出血または脳梗塞)をやったようで、片足が少し不自由。言葉も自由とはいえない。のにやたら早口なもんだから、速記(反訳?)の人が困った顔でもう。
 しかしこの弁護人もだいぶ勉強してきたようで、私のほうもたいへん勉強になったス。
 まーた森成さんか、聞き飽きたよ、などと言わず傍聴を重ねると、いろんなことが見えてくる。「オービス裁判の手引」を、さらにグレードアップさせよう。

 首都高湾岸線・東行き下り・市川付近のこのオービスⅢLjは、つい最近撤去されたんだってね。フィルム式から電子式への更新らしい。
 それから、どうも聞えた限りでは、Lvも電子式らしい。てことは、柱上型で電子式がLk、自立型(道端に佇立するタイプ)で電子式がLvってこと? あとでちゃんと調べとこう。
 フィルム式はLjまでで、これはもう生産を終えてるそうだ。

 次回は3月7日(水)13時20分から。論告・弁論と被告人の最終陳述。

 せっかく千葉まで出てきたのだからと、黒木昭雄さんに電話。酒。
 帰り、反対方向の電車に乗ってしまい…。

臨界点 Book 臨界点

著者:黒木 昭雄
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225カ所のTがNに接続

2月21日(水)10時~

 東京地裁・民事第24部合議B係(裁判官は誰だっけ。メモし忘れた)627号法廷で、第2次Nシステム訴訟の第1回口頭弁論。

 11人の原告の、私も1人。
 久しぶりに、柵のあっち側の席に座ってみようと思ったのだが、他の原告に譲る。私はまた今度にしよう。

 被告・国の指定代理人の、上のほうのお2人は、似たような禿げ方。昔、『ヤングマガジン』で若禿げの主人公のマンガがあったでしょ。あれを思い出した。なんか親近感を覚えたよぅ(泣)。
 お2人、風呂を出るとき頭に冷水をかける、ということを続けてみては? 私はそれを1年続けているが、2週間くらいで髪が黒々ごわごわしてきたし、ふと気づけば、不毛地帯と思われた額部分に1本、黒い毛がひょろりと生えたっス。冷水により血行が良くなるらしいっス。

 んなこたどーでもよくて(ごめんね)、05年度末までに、

・国が整備したNシステムは680式
・都道府県警察が地方費で整備したNシステムは245式(国が経費の一部を補助しているものを含む)
・旅行時間計測システムは999カ所
・そのうち225カ所はNシステムに接続されている

 と答弁書にあるんだよねえ。
 へえ~、そこまでは認めるんだ。て感じ。

 被告・国は、何か調査するため2カ月くらい要するとのことで、次回は4月18日10時に。
 何を調査するの? 楽しみ。
 10時03分閉廷。
 さーて、久々に千葉地裁へ行こうか…。

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2007年2月20日 (火)

酒気帯び0.4mg バイクのエンジンさえかけてない?

 ずぅっと原稿を書いてたのだよぅ。
 3つめの締切りは金曜日まで延してもらい、2つめの締切りを、行数が合わないまま急ぎ送信し、裁判所へ。

 14時から東京簡裁・刑事1室2係(横川保廣裁判官)826号法廷で、道路交通法違反の新件。
 と思ったら14時10分からだった。

 そこでちょうど14時からの、東京高裁・第12刑事部(長岡哲次・小川正明・片山隆夫裁判官。この片山さんて宮崎学さんに22%くらい似てない?)715号法廷で、道路交通法違反の控訴審判決。
 被告人は在宅で、黒いスーツ。
 1分ほど遅れて法廷へ来た。
 なんかどこか緊迫感がない感じ。個性だろうか。
 ま、公訴棄却かな。
 と思ったら、原判決破棄、懲役3月。
 99年に酒気帯びで懲役の執行猶予判決を受け、06年5月2日に酒気帯びで罰金の略式命令を受け、同月17日に免許取消となり、同月30日の本件無免許。
 原判決(静岡のどこか?)は懲役4月。
 その後、両親に犯行と前科を打ち明けて反省を深め、当審で父親が監督を約束し、日弁連の交通事故相談センターに20万円を贖罪寄付するなどしたので、現時点においては、原審の刑期はいささか重きに過ぎ、これを破棄しなければ著しく正義に反するので破棄し、改めて懲役3月とした、原審および当審における訴訟費用は負担させない、と。

 14時07分閉廷。
 急ぎ826号法廷へ。

 826号法廷へ入ると、検察官の冒頭陳述が終わるところだった。
 あれ!? やっぱり14時からだったの?
 違った。5分ほど早めに始まっていたのだった。カンベンしてよもぉ。

 被告人は在宅で、黒く長めの髪。
 淡い紫のタートルネックの、セーターのようなトレーナーのような。
 ズボンは、あれはなんていうの、鳶(とび)の人の、下へ向かってやたら広がり、足首できゅっと締めた(でも締めたところは広がりのために見えない)ズボン。白。
 足下はサンダル。

 原動機自転車小型特殊(道路交通法上は普通自動二輪車)での酒気帯び。
 0.4mg。
 しかし、乙3号証の検面調書(検察官面前調書)には、「スクータのエンジンをかけた覚えはない。運転した覚えはない」とあるのだという。
 はは~。運転してないのにバイクのそばにいたのを酒気帯びだとして捕まった、というやつか。以前にも同じような事件が東京簡裁で審理されたな。
 ただ、本件は、どうも、警察官ではなく目撃者とモメ、目撃者らが110番通報したらしい。いったい何があったんだろう。

 次回は証人(傍聴席から聞いた限りでは、目撃者)を尋問。
 裁判所のほうは4月でないと時間がとれず、しかし検察官(新江正治さん)は異動期を挟むのでと、4月17日に。 
 新江さん、もしかして移動しちゃうの? 寂しいな~。
 14時25分閉廷。

 急ぎ仕事場へ帰り、行数を調整しつつ推敲。
 この原稿、じつは『なんでこれが交通違反なの!?―警察は教えない126の基礎知識』の増刷(3刷目)にあたってのものだったのだが、データを最新のものにちょろっと直すだけでなく、さらに最新の情報も入れ、駐禁の部分を全部差し替え、今年の通常国会へ提出される道路交通法改定法案にも言及しまくったもんだから、もはや増刷とはいえず改訂版になってしまいそうで、いや~、どうなるんだか。ま~、疲れたよ。
 さて、あと1つは週刊誌原稿…。

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 ココログのアクセス解析のリンク元に、こんなのを発見。
  http://blogger.blog360.jp/518068
 なんだこれ? 誰がこんなページを? 自動的に作成されるのか?
 私が登録した? え~? 記憶にあるような、ないような、ないような…。
 しかしまぁ、便利といえば便利…。

2007年2月17日 (土)

免許証の提示義務 あらゆる場合に?

 被害者・遺族の手厚いケア、同様の事故が二度と起こらないようにするための、事故の原因究明と対処、という方向へではなく、「飲酒事故に厳罰化を!」とばかり盛り上がる。

 それは、なんかこう、「悪い奴を見つけて罵れ、ぶっ叩け」と熱狂しがちな時代(一億総正義ぶりっ子の時代とでもとりあえずネーミングしとこうか。だめ?)にマッチするし、行政府(ないし支配層?)的にもいろんな意味で都合が良いんだろう。

 今年の通常国会に、その厳罰化をがしがし盛り込んだ、刑法と道路交通法の改定法案が提出されることになった。
 保坂展人議員(の事務所)によると、衆議院の法務委員会へは、道交法は2月下旬に、刑法は3月上旬に提出される予定だそうだ。
 刑法の改定法案については、共謀罪といっしょに提出されるかどうかで、その後の審議のスケジュールがだいぶ違ってくる可能性があるそうだ。

 それで、だ。
 道交法の改定法案は、じつはいろんなことが盛り込まれ、しかし目玉になる点しか報じられない(ないし、目玉になる点ばかり大きく報じられる)ということがよくあるわけだが、今回もまさにそうかも。

 たぶんマスコミでは(まったくまたはほとんど)報じられないだろうことを1つ挙げると、運転免許証の提示、これ、「警察官が必要と認めた場合に提示を求めることができる」というふうになるんだね。
 その理由づけも、はは~、なるほど、そうくるかぁ、そうだろうなぁ、って感じで、マニア的には非常に興味深い。感慨深い。

 さーて火曜までに締切り3本…。

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2007年2月15日 (木)

運転は他人を殺しかねない本質的に危険な行為

 昨日の記事に関して、警察署の交通課にも勤務し多くの「死体」を見てきたという元警察官氏から、メールをいただいた。
「運転は他人を殺しかねない本質的に危険な行為」
 なのだと。
 そのとおりだと思う。
 車のCMからは、そんなことはまったく伝わってこないけれども…。

 注意しているつもりでも、事故は起こる。だから「事故」というのだ。
 起こってしまったら、もう取り返しがつかない。
 我々にできるのは何か。
 被害者・遺族のケアをあつくすること。
 そして、同様の事故が二度と起こらないようにすること、原因を究明し、手を打つこと、ではないのか。

 しかし世間は、「加害者に厳罰を!」と騒ぐ。
 騒いで終わる。忘れる。
 忘れたころに、またとびきり悲惨な事故が起こり、「厳罰化を!」と騒ぐ。
 そのくり返し。
 いずれ最高刑は死刑になりそう…。

 本質的に、間違ってる、と私は思う。
 こんな調子だと、そのうち、「×国をぶっつぶせ! ×教徒を殲滅しろ!」という方向へ、どどっと流れるんじゃないか、とも思う。

 気づけば来週火曜までに締切り3本。だいじょぶか!?
 よしっ! これから直ちに、寝よう…。

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2007年2月14日 (水)

青信号の横断歩道を横断中に

 午前中、太田哲也さんの事務所へお邪魔する。
 太田さんとは初対面。
 頭の良さそうな、落ち着いた感じの方だった。

Book もう迷わない!知識ゼロからのクルマ選び―THE BEST CAR SELECTION

著者:太田 哲也
販売元:幻冬舎
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 13時15分から、東京地裁・第1刑事部(水野智幸裁判官)408号法廷で、業務上過失致死の判決。
 木場5丁目の、信号がある交差点を、大型貨物自動車で右折する際、右折方向出口の横断歩道を青信号にしたがって前方左方から右方へ横断する女性(64歳)に直前まで気づかず、漫然15㎞/hの速度で進行、自車右前部を衝突させて転倒させ、右前輪で轢過(れきか)、頭蓋内および骨盤内臓器損傷で死亡させたのだという。

 こういう事故の裁判を、もう何件傍聴したろう。
 こういうのを傍聴するたびに、厳罰化がいったいどれほど抑止力になるのかと…。
 いや、厳罰化は事故の抑止などもともと狙ってないのか…。

 交通違反による罰金前科1、前歴1。
 しかし、自ら救急車を手配し、被害者を抱きかかえて救急車を待ったこと、翌日家族に土下座して謝罪したこと、和解が成立し、2900万円を払った(?)こと、被害者の夫が寛大な処分をとの上申書を出していること、免許は2年間の取消となり、退職を余技なくされたことなどから…。

 主文は、禁錮2年、執行猶予3年、訴訟費用負担。

 続いて13時30分から同じ法廷で、2月1日に傍聴した道路交通法違反(無免許)・有印私文書偽造同行使、の判決。
 懲役1年6月、執行猶予3年、交通事件原票の偽造部分を没収、訴訟費用負担。
 部下の氏名を騙らなければ、略式による罰金ですんだのに…。

 今日はこれでオシマイ。とっと帰る。
 朝3時から起きてるともう眠くてたまんねっス。
 って警視庁へ行く約束、忘れたよぅ!

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2007年2月13日 (火)

最新型Nシステムに続々更新?

P1000959  いちばん最初のNシステム(警察の国民監視システム)は、正面から見て長方形の、巨大な箱型だった。
 やがて、どんどん進化し、小さな筐体(きょうたい)が3つのもの、4つのもの、2つのものなど、いろんなタイプが現れた。
 そうして、ここ1~2年だったかな、最初のタイプ、巨大な箱形のものが、新しいタイプに更新されていった。
 もう全部、更新されたのかな。

P1000961  それで、だ。
 複数の筐体もののうち初期のものが、最新型(と思われるタイプ)に更新され始めている、との情報が入ってきた。私は未確認だけども。
 とくに東京都内の、環状八号線で、その更新が始まっているらしい。
 世田谷区の、小田急線の高架のちょい北側のNシステムは、最近更新されたらしい。

 最新型(と思われるタイプ)は、この記事の画像の、1筒型のものらしい。
 画像と同じ1筒型のN端末を見つけたら、ぜひご連絡ください。

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2007年2月12日 (月)

オービスを追いつめろ!(1)

070212_1   2月12日現在で、東京航空計器のオービスⅢLh~Lkと三菱電機のRS-2000をあわせ、154件のオービス事件を傍聴してきた。
 そのなかには真っ向否認で争う事件もたくさんある。

 裁判官も検察官も傍聴人も同じ法廷へ、次々と新しい被告人(と弁護人)がやってきて、同じやり方で、みな手もなくヒネられ、退場していく。
 10歩進んで無罪を勝ち取れるとすれば、みな、ゼロの状態から1歩か2歩進んで有罪で終わってる、といえるか。

 “観察”はこのくらいにして、いや、まだまだ続けるけれども、そろそろ“行動”に出ようかと思う。
 せめて5歩か6歩は進んでもらえるよう、お手伝いしていこうかと思う。
 手始めに、情報公開で得た資料の一部の、そのまた一部を公開する。

070212_2  最初の画像は、私の手元にある資料の一部の、いわばメニュー。
 こういうものを、行政文書の開示請求によりゲットすることができる。

070212_3  次の画像は、オービスⅢの「原理と取扱要領」という文書(表紙を除いて11ページ)の一部。

 これ若しくはこれと同じようなものが「原理説明資料」として、法廷へ出てくる。

 070212 メーカー社員が言う基本的な機能等は、ここに書かれている。
 画像、2ページ目の④にある、「撮影条件」とは、

(1) 前の車がストップループを抜けてから0.5秒以上経過していること。

070212_6 (2) 3つの信号出力が、スタートループ→コントロールループ→ストップループの順であること。

(3) 070212_7スタートループからコントロールループまでの通過時間と、コントロールループからストップループまでの通過時間との差が、約1.5%を超えていないこと。

(4) 測定した車の速度が、設定速度(セット速度)以上であること。通常、赤キップ(非反則行為)の違反を撮影するようになっている。

(5) ストロボ電圧や、ループの発振周波数などに異常がないこと。

 これらの「撮影条件」を満たした場合、ストロボを発光させて撮影する、とメーカー社員は言う。

070212_8  オービス事件で重要なのは、2ページ目の⑤だ。
 つまり、スタートループからストップループまでの通過時間をもとに、ストップループから40mほど先の撮影地点(小さな白線がある)へ到達するまでの時間を計算し、タイマーを作動させ、車がちょうど撮影地点に到達したときに撮影する、というもの。
 この機能を理由に、
「実速度より速く測定したなら(実速度が測定値より遅ければ)、車は撮影地点の手前で撮影されるはず。本件写真では車は撮影ポイントで撮影されている。したがって測定は正しく行われたのだ」
 とされてしまうのである。

 しかし…。

 え~、本日はここまで。
 もっと基本的なことは『なんでこれが交通違反なの!?―警察は教えない126の基礎知識』を読んどいてね。 

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2007年2月11日 (日)

証人と被告人が公判中に会話!

2月9日(金)15時30分~

 15時30分から、道路交通法違反の新件と審理あり。
 さぁどうする。
 礼田計さんは新件のほうへ傍聴に行き、私は審理へ。

 東京地裁・第13刑事部(佐藤晋一郎裁判官)423号法廷。
 やっぱ否認じゃなかった。
 通常なら1回で結審、次回判決となるものが、単に時間がかかってるだけのようだった。

 検察官は、エキゾチックな顔立ちの、ファッション雑誌のモデル風。
 被告人(在宅)は、シロアリ駆除など床下関係の仕事で、借金あり。約7カ月ぶりに仕事が入り、荷物を積んで車で行く必要があったが、運転してくれる者がおらず、無免許なのに自分で運転。尾灯(制動灯?)が切れているとしてパトカーから停止させられそうになり、無免許・無保険・無車検の発覚をおそれ、3kmにわたって逃走。渋滞に巻き込まれて捕まった…らしい。
 尾灯の件は、警察のウソかもしれない。
 どうも、職務質問や追尾を正当化するために、「尾灯が点灯しないのを認めたので…」と言う場合があるんじゃないか、と思われる。

 交通違反の前科が10件あるそうで、無免許の前科は過去に3回。
 3回目は公判請求され、懲役5月、執行猶予3年。
 本件(4回目)はその猶予期間中の無免許。
「保護観察を受けながら社会内での更生を…」
 と弁護人はいちおう弁論したが、これはもう実刑は免れないのでは?

 無免許運転は全部で4回しかしたことがなく、4回すべて捕まったのだそうだ。
 モデル風の検察官は、
「過去に3回、無免許運転をして、3回とも捕まったなら、無免許運転すれば100%捕まることになる。それでも今回、無免許運転したのは、なぜか」
 と突っ込んでいた。そりゃそうだよね~。
 16時10分閉廷。
 次回判決は、2月21日(水)10時。
 えっ、同日同時刻から、第2次Nシステム訴訟の第1回口頭弁論があるのに…。

 このあと、どこかの法廷の、道路交通法違反をちらり傍聴。
 単独だけど合議の広い法廷で、どういうわけか傍聴人が多数いた。
 被告人(在宅)は、20代前半か。えらく格好いい男性で、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキャプテン・ジャック・スパローにちょと似てた。
 被告人の父親の証人尋問をやっており、裁判官が、
「今後のこと(もう二度と運転しないことなど)について、息子さんと話しましたか。じゃ、ここで話してください、息子さんと」
 旨言ったのには、ぽかーんとなってしまった。
 証人尋問において、証人と被告人が会話するなんて、手続き上、あり得ない!
 証人と被告人はお互い、裁判官を前に、傍聴人が注目するなかで、緊張・困惑してしまったのか、一言二言ぼそっと言葉を発するだけで終わったが。
 まぁ、珍しいシーンを目撃してしまった。
 起訴事実は自動二輪での酒気帯びらしかった。

 被告人質問が始まったところで私は退廷。
 東京地裁と東京簡裁の、来週の開廷表をチェック。
 警視庁へ寄ってから、弁護士会館へ。
 喫煙室で、元裁判官氏とばったり。
「あなた、こんなとこへも来てるの(笑)」
「いや~、裁判員制度に反対する会議がありまして」
「裁判員制度はね~、国が宣伝すればするほど、国民は不安になるんだよ」
 などと談笑。
 さっき目撃した、証人と被告人の会話のことから始まり、裁判官の訴訟指揮の機微をいろいろ教わった。こういう話、楽しくてしょーがないっス。

 18時から20時すぎまで、「裁判員制度はいらない!大運動」の会議、というか世話人会。私も呼びかけ人になってしまった。
 弁護士さんたちは、私よりずっと忙しいだろうに、積極的にバリバリ動くんだねぇ。私も、もすこし動いてみようかな、という気分になったよ。
 ただ、午前4時起きだったので、30分ほど居眠りしちゃった…ダメじゃん!

裁判員制度はいらない Book 裁判員制度はいらない

著者:高山 俊吉
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 自民党が、なんで突然「司法改革」だなどと言い出したのか。
 やっぱ、アメリカの「年次改革要望書」のせいらしい
 アメリカのグローバル化(つまり世界支配というかアメリカに都合のいい世界づくり)のため、日本の司法(たぶん特に民事)をいじる必要があり、それを国民参加(裁判員制度)で良さげに見せようとしてるだけだから、密室での自白の強要とか、無罪の証拠を検察が隠すこととか、そっち方面はぜんぜん「改革」されないんだろう。こういうのを、スジが通ってる、理にかなってる、というんだろうか。 

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2007年2月10日 (土)

オービス取締り件数 激減!

2月9日(金)13時35分~15時30分

 警視庁で「自速機取締結果」の開示を受ける。
 06年は12月末までで6611件。
 05年は同9039件だから、激減である!!
 こぉれはちょっと異常なんじゃない? うむぅ…。

 確認事務(新しい駐禁取締り)の、07年度の契約書の06年決定分、を開示する準備がようやく整ったとのことで、全件開示請求。

 それから法務省へ。
 国賠(国家賠償請求訴訟)って、年間どれくらいあるのか、指定代理人弁護士にどれくらい払ってるのか、ふと知りたくなって。
 東京都の分については、一部調べたことがあるんだけど、国はどうなのかと。

 法務省のHPの、「白書・統計」というページに「訟務関係」というのがあって、「訟務事件数」と「訟務事件の取扱状況」というのがアップされてるんだね。

 「本訴事件」(「訴えをもって提起された事件で判決手続により処理されるもの」)のなかに、「民事事件」「行政事件」「税務事件」があって、いわゆる国賠は「民事事件」に当たる、のかな。

 指定代理人弁護士に支払った金額がわかるか、調べてもらうことにして、裁判所へ戻る…。

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誤作動を誤作動として認識するシステムになってない…のだけれど

2月9日(金)13時10分~

 13時10分から、東京簡裁・刑事1室3係(堀内信明裁判官)534号法廷。
 06年10月6日が第1回公判だったオービス事件

【場   所】 首都高5号線下り 豊島区南池袋2-41 5.95kp
【日  時】 2005年4月24日 午後0時17分頃
【装   置】 三菱電機 RS-2000
【測定値】 121㎞/h 制限速度60㎞/hを61㎞/h超過
【被告人】 60歳 身なりが良く、背筋が伸びた感じ  
【弁護人】 あり
【主   張】 「121㎞/hで走行した事実はございません。ちょうど抜いてきた車のせいで生じた誤動作の類と確信しております。自分では、流れに乗っておりましたんで、70か80ぐらいじゃないかと推測しております」

 の第5回公判。判決。

 求刑通り罰金9万円。
 訴訟費用のうち、三菱電機の菅井宗一社員が請求して支給を受けた分のみ被告人負担。6千円くらいだそうだ。

 それにしても、堀内さんの今日の言渡しは、いつに増して聴き取りにくかった。
 要するに、菅井社員自身、法廷で、オービス誤作動の可能性は絶無ではない、誤作動を誤作動として認識するシステムになっていない(!!!)と証言しているが、被告人が言うような誤作動が起こったと認めるに足るものはない、こうなると、然るべき法律を適用して主文の刑を言い渡すしかない、という趣旨か。
 仙台高裁秋田支部の公訴棄却判決のことにも触れていた。

 私が長く見てきたところによれば、堀内さんはオービスの怪しさをはっきり認識しており、しかし個々の事件では有罪判決を言い渡さざるを得ないことに、苦渋を感じているのではないかと思われる。
 だから、他の自白事件のときに比べて、聴き取りにくいしゃべりになったのか。
 はたまた私の耳が悪くなったのか。
 ここんとこ寝不足が続き、有酸素散歩も3週間くらいサボってるしなぁ。
 これ絶対、体に悪い。痛風発作の予感もある。

 一方、被告人の着席姿勢は(後ろから見て)じつに堂々としていた。
 かつてビッグコミック・スピリッツで約半年間連載させてもらった『交通被告人 前へ!!』(漫画はウヒョ助。現・塚脇永久。原作が私)の判決シーンを思い出させた。

 13時35分閉廷。

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2007年2月 9日 (金)

大阪の駐車監視員 痴漢で逮捕

駐車監視員、出勤途中に痴漢 大阪・南海本線
 8日午前8時15分ごろ、大阪府内を走る南海本線関西空港発難波行き空港急行の車内で、男が高校3年の女子生徒(18)のスカートの中に手を入れ、下半身を触った。男は難波駅に到着した際に女子生徒に取り押さえられ、駆けつけた南署員が強制わいせつの現行犯で逮捕した。
 逮捕されたのは、泉大津市■■町、駐車監視員、■■■■容疑者(61)。
 調べでは、■■容疑者は人材派遣会社の嘱託社員。同社から東署管内の駐車監視員に派遣されており、この日も勤務に向かう途中だった。容疑を認めているという。

 と産経新聞(■部分は記事では実名)。
 駐車監視員が痴漢で逮捕…史上初の記事というか事件というか警察発表だ。
 新しい制度なんだから、史上初もナニもない、のかもしれないが、私としては何だか感慨深いものがある。私自身も駐車監視員資格者講習を受けて考査に合格し、資格者証を持っている立場だから、だろうか。
 犬が人を咬んでもニュースにならない。
 人が犬を咬めばニュースになる。
 「駐車監視員が痴漢で逮捕」は、人が犬を咬むことに含まれるようになったのか、なんて…。

 東署管内の「確認事務」(新しい駐禁取締り)の委託契約は、南署管内と併せ、「大阪府南警察署他確認事務等業務委託契約書」として結ばれている。

 単価契約で、基本委託単価は、3万1741円/ユニット・日。
 「ユニット・日」とは、2人以上1組の駐車監視員が1日に活動する単位だ。
 契約期間は、締結日(06年2月18日)から07年6月30日まで。
 履行期間は、06年6月1日から07年6月30日まで。
 予定数量は、8354ユニット・日。
 その内訳は、南署管内が、12ユニット×390日=4680ユニット・日。
 東署管内が、11ユニット×334日=3674ユニット・日。
 履行期間中の休日は、南署管内は06年12月30日から07年1月3日まで、一方、東署管内はその5日間に加えて「及び週1日」となってる。
 この差はどこから来るんだろう。
 私は大阪のこと、あんまり知らないが、南署管内と東署管内とでは、「週1日」の休日を設けることに影響するような事情があるんだろうか。

 以上の契約は、大阪府警本部長と、株式会社日経サービスとの間で結ばれている。
 同社のHPにもあるように、同社は都島署他(都島署、城東署、鶴見署、旭署)の契約も取ってる。
 今回の痴漢事件は、来年度の契約に影響するか。
 さぁねぇ、事件は確認事務の履行中のことじゃないとはいえ、しかし出勤途中のことであり、駐車監視員のイメージダウンの宣伝になったことは確かだろうわけで、有名人を検挙すると点数が良い(無名人の検挙より成績になる)という警察の考え方からすると、来年度の入札の評価点に影響がある…かもしれないよね。

 あと、被疑者が「人材派遣会社の嘱託社員」だったということについて。
 委託契約書によると、駐車監視員は「受託者の雇用する正規雇用者(労働契約に期間の定めのない労働者)」でなければならないんだけど、「ただし、駐車監視員の職務に従事させる駐車監視員総数の半数を超えない範囲内において」、「本契約の履行期間が終了するまでの期間以上」働くことになっている「その他の雇用者」「他の法人からの出向労働者」「派遣労働者」でもいいことになっているのだ。

 どのタイプの雇用であっても、受託者は駐車監視員に対し、仕事をさせる前に、「20時間以上の研修」を、費用は受託者負担でやらねばならない。
 パートさんや派遣さんに、そんな長時間の講習をちゃんと受けさせているのかな、という気はするけれども…。

 これはマニア的な憶測になるが、もしかして、パートや派遣に対する講習はテキトーなことが多く、本件痴漢容疑事件をきっかけに、警察は日経サービスの研修状況を調べることになり、同社もテキトーだったことが発覚、契約違反で…なんてね。そのとき、同社に天下ってる警察OBの力量が問われる…なんてね。

 ところで!
 本件報道の事実関係はぜんぜん知らないが、それとは別に、今発売中の週プレに、
<<チカン当たり屋、チカン美人局、チカン詐欺……。エロい誘いに乗ったが最後、待つのは地獄! 狙われたらアウト! 【痴漢ビジネス】の怖い罠>>
 という記事。小見出しは、こうだ。
<<女子高生軍団の「チカンde小遣い稼ぎ」>>
<<家出娘を利用した「チカン美人局」>>
<<数人の女詐欺師による「あるあるチカンねつ造」>>
<<触らせて裁判に持ち込む「チカン当たり屋」>>

 こうした犯罪が成り立つのは、警察・検察・裁判所の体質(というかバックアップ!)があるから、といえる。怖いよね。
 書き忘れてしまったが、週プレの前の号には、警察官の大量退職時代は大量採用時代でもあることを指摘する、良い記事があった。
 週プレ、頑張ってるね。

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2007年2月 8日 (木)

松崎しげるさんの無免許

松崎しげる不満「無免許」警察の通達なかった
警察に対して不満をぶちまけた松崎しげる
 昨年11月2日に効力のない国際運転免許証で車を運転し、バイクの男性にけがをさせ、今月2日付で警視庁世田谷署に道路交通法違反と業務上過失傷害の疑いで書類送検された歌手の松崎しげる(本名・茂幸、57)が6日、札幌市内のホテルで会見。「法のペナルティーは受けるが無免許運転の指摘はおかしい」と語り「気持ちの整理がつくまで今後の芸能活動を自粛する」と発表した。
 けがをさせた被害者に対し平謝りの姿勢を示す松崎だが、「無免許」とし書類送検した警察に対しては不満も。松崎は89年に米国で国際運転免許を取得。その後、ロスかハワイで毎年、免許を更新してきた。02年に日本の道交法が変わり発行元の国に3か月以上滞在しなければ効力を認めないという現行規定の通達は「一度もなかった」という。今後、警察署に出頭することがあれば「もう一度話し合いたい。免許は家族のために日本で取得する」と断言した。

 とスポーツ報知(上掲は記事の一部)。

 この問題を詳しく知りたい方は、まずは『月刊交通』2003年7月号の「特集 運転免許行政の国際化」を読むといいです。
 同誌は、大きさも厚さも『交通の教則』とおんなじくらいで(しかし表紙以外カラーじゃない)、書き手はほとんど警察職員なのに、820円もする。一般人は私みたいなマニアしか読まないので高いのかしら(笑)。

 上掲記事には少し誤りがあるんじゃないかな。
 同誌の記事には、こうある。
「なお、この3月の期間については、当該、国際運転免許証発給国にのみ滞在していることを要するものではなく、出国先は数か国に及んでもかまわない」
 つまり、出国から入国までの間に、とにかく3カ月の期間をおけ、ということ。

 パスポートにより出入国のその期間が3カ月間あることがわかれば、その国際免許証は有効。
 3カ月間ないことがわかれば、無免許運転に当たるとされる。
 無免許運転は、1年以下の懲役又は30万円以下の罰金。
 違反点数はイッパツで19点。
 免許がないんだから取消処分にはならないが、後日免許を取得しようすると「拒否処分」の対象とされる。

 02年6月1日から、突然そんなことになったのだ。
 02年6月1日から、酒気帯びや無免許の罰則が強化され、「同乗者も罰金30万円。5人乗ってれば合計150万円!」というデマが流れたりもした。
 けど、この「3カ月」のことは、だーれも知らなかったんじゃないかな。

 そんなので処罰されたら、かなわん?
 そりゃそうだ、そんなので普通は処罰されない。
 普通は不起訴になるだろう。起訴されても、刑の減軽が期待できる。

刑法第三十八条  罪を犯す意思がない行為は、罰しない。ただし、法律に特別の規定がある場合は、この限りでない。
 重い罪に当たるべき行為をしたのに、行為の時にその重い罪に当たることとなる事実を知らなかった者は、その重い罪によって処断することはできない。
 法律を知らなかったとしても、そのことによって、罪を犯す意思がなかったとすることはできない。ただし、情状により、その刑を減軽することができる。

 こんな無免許を検察は起訴しないだろう普通は。
 島田陽子さんも過去に同様の無免許とされたが、不起訴になった。

 行政処分のほうも、「意見の聴取」を経て、「拒否処分」ではなく「保留処分」(国内免許がある人の停止処分に相当する処分)になるんじゃないかな。あるいは、処分猶予か。
 上掲報道を見る限り、「芸能活動を自粛する」ようなことでは、まったくないと私は思う。

 しかし、いちおう法律上、松崎さんは無免許運転に当たるので、警察は検挙・送検できる。
 世間は、検挙・送検されたらもうオシマイ、と思うのかもしれないが、日本はそういうバカげた制度をとってない。
 警察が検挙・送検した後、「処罰すべきか」を検察がまず判断し、検察が「処罰すべき」と思ったら起訴し、裁判所が「処罰すべきか」「すべきとしてどれくらいの罰が適当か」を判断する、そういうシステムになってる。

 ただ、「略式」という裁判手続きがあってねぇ、これは「中身には関係なく、外形的な争いようのない事実だけでもって罰の重さを決め、処罰しちゃいましょ」というものなのだが、よく知らない人は(つまりたいがいの人は)、「いちおう裁判なんだから中身も検討してくれるんだろ。俺は無罪か相当寛大な刑になるはずだ」とか勝手に思って、「略式でお願いします」という書面に署名・押印しちゃう。

 松崎さんはどうするんだろ。
 ともあれ、警察としては、上記「3カ月」のことをただで大々的に宣伝できたわけだ。 

 ところで、なぜ「3カ月」なのか。
 これは、要するに、国際免許証での運転をしにくくして、日本の免許証を取得させるために「3カ月」という期間を設けた、というほかないでしょ。
 日本の免許証取得にかかる費用は、世界一高いとか言われる。
 全日本指定自動車教習所協会連合会は、警察の天下り先だ。
 免許証の取得や更新の事務は、都道府県の交通安全協会に独占委託されている。
 試験場内の食堂も、安協の経営じゃないかな。
 脅威のベストセラー『交通の教則』の発行は全日本安協が独占している。
 警察の縄張りへ落ちるカネを確保したいから「3カ月」という期間を設けた、とだけは断言しないけれども、そういう側面は確かにあるんじゃないのかな。

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ベゲタミンで昏睡強盗

2月7日(水)その2

 10時05分頃から、東京地裁・第15刑事部(三好幹夫・鈴木雄輔・佐藤智彦裁判官)419号法廷に入り、昏睡強盗の判決を傍聴。

 この事件、だいぶ長く争われてた。
 事件番号は「平成17年刑(わ)…」だもんね。
 被告人の氏名がちょっと変わってるので、「あー、今日もやってるのか」と、何度も開廷表を見てた。霞っ子クラブの毒人参さんの傍聴記「★女の昏睡強盗★表情が変わらない被告人」「女昏睡強盗☆証人、タクシー運転手キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!」も読んでた。
 しかし私は交通違反バカ一代。傍聴せずにきた。
 でも今日で終わりだからと、傍聴席に座ってみたのだ。

 主文の言渡しは終わり、裁判所の事実認定を裁判長が朗読しているところだった。
 被告人(若めの女性。身柄。拘置所)は、毒人参さんのイラストに似てた。
 弁護人も、毒人参さんの表現のとおりだったよ。
 裁判所が認定した事実は、一部拾い書きしたノートと記憶によれば、概略こんなところか。違ってるところもあるかもしれない。

 友人の女性の、「バブリーに見える」腕時計に被告人は興味を示し、クラブへ行くときそれを着けてくるよう言った。クラブで、コラーゲンの錠剤だ、私はいつも飲んでると、ベゲタミンを女性に飲ませた。女性は酒は強いほうだが、シャンパンを少し飲んだところ、急に意識が混濁(こんだく)乃至(ないし)喪失した。意識が戻ったのは自宅ベッド。タクシーで帰宅したことすら記憶になかった。
 女性は、腕時計がないことに気づき、被告人に尋ねた。被告人は知らないと言った。しかし女性は、被告人の応答ぶりから、被告人が絶対怪しいと思い、警察に届けた。捜査の手が入るまで被告人はその腕時計を手元に持っていた。被告人が盗み取ったことが強く推認される。
 被告人は「被害者が腕時計を差し出して預かった」と言うが、あとで女性から問われて「知らない」と言っており、被告人の弁解は不自然きわまりない。しかし他方、300万円で示談することになっており、200万円(?)は支払い済みであること、前科前歴がまったくないことなど、被告人に有利な事情もあるので…。

 被告人は、被告人席に座ってじーっと俯き(うつむき)、ときどき瞬き(まばたき)していた。
 主文は、懲役3年、未決300日算入、執行猶予4年、と聴き取れた。

「長い間、裁判やってきましたけどね、心してこの執行猶予期間を…」
 と三好裁判長が言うと、被告人は素直そうにいちいちうなづき、最後に、
「ありがとうございました」
 と礼儀正しく頭を下げた。
 真っ向から争ってたんじゃないの?
 なのに300万円で示談ってのも妙な話…。
 途中で主張を変えたのかしら。
 10時27分閉廷。

 この事件、漫画家の三代目仙之助さんがずっと傍聴してたそうだ。
 仙之助さんとは、前にいっしょにお仕事させてもらったことがある。またよろしくお願いします~。

お笑い裁判傍聴記 Book お笑い裁判傍聴記

著者:木附 千晶,菊池 美香,三代目仙之助
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 ところで、以下は刑法より抜粋。

(強盗)
第二百三十六条  暴行又は脅迫を用いて他人の財物を強取した者は、強盗の罪とし、五年以上の有期懲役に処する。
2  前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。

(昏酔強盗)
第二百三十九条  人を昏酔させてその財物を盗取した者は、強盗として論ずる。

 「論ずる」って?
 執行猶予は、3年以下の場合にしか付かない。

(執行猶予)
第二十五条  次に掲げる者が三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金の言渡しを受けたときは、情状により、裁判が確定した日から一年以上五年以下の期間、その執行を猶予することができる。
一  前に禁錮以上の刑に処せられたことがない者
二  前に禁錮以上の刑に処せられたことがあっても、その執行を終わった日又はその執行の免除を得た日から五年以内に禁錮以上の刑に処せられたことがない者
2  前に禁錮以上の刑に処せられたことがあってもその執行を猶予された者が一年以下の懲役又は禁錮の言渡しを受け、情状に特に酌量すべきものがあるときも、前項と同様とする。ただし、次条第一項の規定により保護観察に付せられ、その期間内に更に罪を犯した者については、この限りでない。

 強盗は「五年以上」だから執行猶予が付かない。
 だけれども、昏睡強盗は「論ずる」なので、論じた結果、懲役3年とし、執行猶予を付したのか…。 →本記事末尾の追記を

 それにしても、ベゲタミン
 その薬剤の名称、前にもどこかで聞いたぞ。
 留置場か拘置所で、ヘンな薬を飲まされ、人事不省になってしまった…というふうな話だっけ。
 今回の判決によると、相当強い睡眠誘導剤らしい。
 ベゲタミン、ベゲタミン、ベゲ、ゲタ、ミン…。と呟いてみる…。

 1階で民事の開廷表を見ると、運転免許の行政処分についての取消請求等の訴訟が午後に2件、地裁第2民事部と第38民事部であった。
 1件の事件番号は「平成17年(行ウ)…」。
 取締りの警察官を証人尋問するなど、そうとう激しく争った、んだろうか。
 それにしても長すぎるのでは?
 次回期日をあとで調べることにして、早々帰る。
 仕事場でやるべきことが、溜まりに溜まってるので…。

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 追記 刑裁はうすのヤスさんからメールでアドバイスいただいた。昏睡強盗が懲役3年とされたのは、刑法66条の「酌量減軽」によったのではないかと。んなことができるの? 
 と『刑法総論[改訂版]』(福田平・大塚仁編。青林書院。3500円+税)を見てみた。「犯罪の具体的情状に照らして、法定刑または処断刑の最下限でもなお重すぎる場合に、これによって刑を減軽しうるわけである」とあった。なるほど~、最下限の5年でも重すぎるので、66条により、執行猶予を付すことができるレベルまで減軽したっつーことですか。おぉ。ヤスさん、ありがとうございましたっ。

2007年2月 7日 (水)

青信号=安全 ではないのだ

 10時から東京地裁409号法廷で、1月24日(水)11時から傍聴した業過致死の判決。

「…被害者にはまったく落ち度がなく、遺族が受けた精神的な苦痛には計り知れないものがある…したがって刑責を軽く見ることはできない。しかし他方、被告人は事実を素直に認め、慰謝の措置に努めており、被害感情もやわらいでいることがうかがえる。被告人には前科前歴がない。そこでこれらの事情を考慮したうえで、主文の刑とした」

 主文は、懲役2年6月、執行猶予4年。
 裁判の詳細は、2月20日発売の『ドライバー』、私の連載「覆面パトは2度サイレンを鳴らす」に。

 人を1人殺しても、それは殺したくて殺したのではまったくない…。
 犯罪傾向があるわけではない、ごく普通の生活者なので…。
 というのが、業過の自白事件についての、現在の刑事裁判の考え方と思われる。

 これが良いのか悪いのか、良くないのか悪くないのか。
 意見さまざま、かつ、ケースバイケースなんだろう。

 なんにせよ、私のほうでひとつ言っておきたいことがある。
 とくに都会で暮らすとき、家(自宅や事務所)の戸締まりをしなくても、だからソク泥棒に入られる、ってことはない。
 ないけれども、戸締まりするでしょ。カギをかけるでしょ。
 なぜ?
 カギをかけなきゃ、いつ泥棒に入られるかわからない、危ない、からでしょ。
「俺は合法に真っ当に生活してるんだから、泥棒が悪い。窃盗を厳罰化しろ。死刑にしろ」
 とは言わないでしょ。

 では、
「俺は青信号の横断歩道を横断してたんだから、何ら落ち度はない。加害者(事故を起こした運転者)が悪い。厳罰に処せ」
 と言うのはどうなのか。
 法律上、それは正しいんだろう。
 だから、加害者が十分な保険に入っていれば(保険会社が出し渋りしなければ)、あるいは、加害者に十分な資力があれば、相応の賠償が為される。
 しかし、カネで生命・健康は戻らないのだ。
 突き詰めれば、加害者の処罰などどうだっていい、賠償もどうだっていい、のではないか。
 最も求められるのは、そもそも事故が起こらないこと、のはず。

 ならば、どうすればいいのか。
 私は常々いろいろ提案してきたし、警察の(現場の)ほうもいろいろ考えているようだけれども、やっぱり、おおもとの交通行政が(というかたぶんどの行政も)利権システムの維持・拡大が実質的第一義である以上(と私は思うんだが)、なかなか目に見えては変わらない。
 おそらくは、セダンが衰退してミニバンやファミリカーが主流となったことの影響がひとつ大きくあるのだろう、事故死者は激減しているが、事故自体はそうは減っていない。重い後遺障害を引きずるケースがどれくらいあるのか、あまり聞えてこない。

 そんななかで、とくに歩行者のほうとしては、

「青信号だから安全ってことはない。漫然運転の車がいつ突っ込んでくるか知れない」
「路側帯(ガードレールもなく白線で区画されただけの部分)を歩いていると、いつ車に突っ込まれるかわからない」
「交差点での事故は多い。交差点でぼーっと信号待ちしてると、事故った車が突っ込んでくるかも」

 という意識が、最低限必要なんじゃないか…。

 最高裁事務総局からもらった資料によると、業過致死の(業過傷害も)判決の圧倒的多数は執行猶予付きだ。
 これを「許せない!」とする考え方もあるだろう。
 確かなのは、加害者を実刑に処しても、その刑期を長くしても、亡くなった人は二度と戻らないことと、そして、同じような事故を防ぐためにはあんまり効果はないだろうこと、と私は思うのだが。

 10時2分閉廷。
 さて今日はこれで帰ろうか。
 傍聴は、欲張ってるときりがない。3分のために往復2時間かけたのかよ、とか言ってると、他のことが何にもできなくなっちゃう。

 …いや、でも、待て待て、同じく10時から419号法廷で昏睡強盗の判決があるぞ。
 長く争われてたやつだ。
 ちらっと見ていこっかな…。

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追尾式速度取締り要領84ページ

070207_9 070207_8  うっしっし~。と、思わずオヤジ風に喜びたくなっちゃう。
 「高速道路における追尾式速度取締り要領」、ようやくゲットできましたよぅ。

 これ、「警察大学校研究科第512期(都市交通管理課程)」の6人の生徒さん、といっても6つの都県警察の全員警部が、なんつーか研究発表みたいな形で作成した文書であり、警察庁としての現場への指示等の類ではぜんぜんないそうだが、いや~、墨塗り部分もまぁまぁあるものの、面白そうっ!
 鞄に入れて、裁判所への電車の行き帰りに読もっかな。
 84ページもあって重いけど。

 私自身は追尾式では捕まったことはないが、全国の運転者の方々からいたいだ追尾式に関するご相談等は7冊のファイルになってる。
 東京簡裁で以前、追尾式の真っ向否認事件をじっくり傍聴した。取締りを行った警察官の証言を逐一メモした(その一部は拙著『なんでこれが交通違反なの!?―警察は教えない126の基礎知識』に書いた)。
 手元に、追尾式の判決の写しがいくつもある。
 そのほかさまざまデータがある。
 それらに加えて今回の文書を読むと、「追尾式取締り評論家」になれる?

 いや、そんなことより、「オービス事件の手引」を研究発表するのが急務かと…。

 画像は当該文書の目次。
 どですかー、目次だけでも面白そでしょー。
 そんなので喜びまくるのはお前だけだ? ふんっ。

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オービスⅢLk中央装置の操作方法

2月6日(火)15時10分~

 13時30分から横浜地裁で、レーダ否認事件の第2回公判。
 礼田計さんからのご報告等によると、測定現認係と現場責任者の証人尋問だったそうだ。
 交通事件で有名な高山俊吉弁護士も来ていたという。
 レーダ事件の歴史に残る争いになるか。
 次回は2月27日(火)15時から。

070207  私は断腸の思いでそっちはパスし、東京簡裁へ。
 15時10分から728号法廷で、12月19日に第1回公判があったオービス否認事件(首都高・湾岸線・東行き・羽田空港3-3。オービスⅢLk。57㎞/h超過)の、第2回公判。

 立会い検察官は、いつもおしゃれな田口照子さん。
 だから私も、ビロード(?)のスーツで出かけたよぅ。うふふ。

 警視庁・高速道路交通警察隊・事件係・ヨクシ(抑止?)担当の警察官2人を証人尋問。
 1人目は、アラキカオル(?)さん。階級は不明。
 2人目は、マナベフミオ(?)さん。階級は不明。

 ま、要するに、現場のオービス端末から高速隊(と略すらしい)の中央装置へ伝送され、光ディスク(磁気ディスクとも言ってたなぁ。言い間違い? 両方あるの?)に蓄えられたデータを、アラキさんが抽出、モニターに映った写真の顔部分と車両ナンバー部分にマウスを当て、それぞれの拡大写真を測定記録写真の右下部分に載せるようにする。かつ、別のコンピュータに車両ナンバーをキーボードで打ち込むと、直ちに車両の所有者・使用者が判明し、さらに操作すると、その情報も含めた速度違反認知カードがプリントアウトされる。データ等に間違い(記載ミス)がないことをマナベさんが確認し、呼出に応じて出頭した違反者をマナベさんが取調べる(交通切符処理を行う等する)、とまぁそんな感じかなと聴き取れた。

070207_1  画像は、東京航空計器の「速度違反自動取締装置 中央装置 取扱説明書」の目次と、本文の一部。

 いま気がついたんだけど、この文書に、「Lk,Lv」ってある…。
 本件オービスはLk。「Lv」って何さ!
 中央装置のことをいうのか?
 次々文書をゲットするばかりで、じっくり読み込むことをあんまりしてないのが、バレたよぅ。

 さて、弁護人は普通、装置や操作の詳細についてあれこれ尋ね、「写真を(とくにデータ部分の測定値を)改ざんして被告人を罪に陥れた可能性があるんじゃないか」という趣旨のことを尋ねがちなんだが、本件の若い弁護人は、ごちゃごちゃ言わず、簡潔だった。
 写真・データの抽出および測定記録写真・速度違反認知カードの作成が、しっかり為されていることには、べつに疑義を挟まず、こう尋ねた。

070207_2 弁護人 「現場のオービスで測定された速度と、中央装置のデータと、これが一致していることは、どのように検証、検査されているのですか?」
警察官 「あくまでも自動取締り装置ですので、送られてきたデータしか私たちは…。あくまで私たちは、この自動装置から写真を抽出するだけです」

 私としては、簡潔に核心を突いた、良い尋問だったと思う。

 次回は、東京航空計器の、点検を行った社員2人、ムトウケンイチロウさんとクボサトシさんの尋問だ。
 クボさんの尋問は何度か傍聴したことがある。ムトウさんは、私は初めてじゃないかな。楽しみ~。

 16時02分閉廷。
 今日の傍聴はこれ1件のみ。
 警察庁へ…。

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2007年2月 6日 (火)

76歳 無免許で道に迷い…

2月5日(月)15時00分~

 警視庁で2件開示を受ける。
 1件は、所属別・月別の「確認標章」(新しい駐禁ステッカー)取付件数。
 これと「確認事務」(新しい駐禁取締り)の契約書または入札結果と照らし合わせると、各業者の取締り件数が、そして、前年同期の取締り件数(警察官だけによる件数)と照らし合わせると、どの業者がどれくらい頑張ったか、わかるわけだ。
 来年の警視庁管内の委託契約をぜんぶ外したコアズの、取締り件数に興味津々。
 コアズは他に比べて少ないんじゃないかって?
 いや、張り切りすぎてトラブルが多かった可能性もある。
 ま、そんなことが見てとれるほど件数に差はないのかもしんないけど。

 14時30分から東京地裁432号法廷で道路交通法違反の新件…と思ったら、ないじゃん!
 近くの10くらいの法廷にも、ない。
 流れたのか、私のメモミスなのか…。

 しかしおかげで、昼食をとる時間ができた。ある意味ラッキー。
 農林水産省地下の第4食堂(そば食堂)で、かけそば大盛り210円に、殻付き小海老入りかき揚げ100円。うま~。

 裁判所へ戻る途中、国賠ネットの土屋代表にばったり。
 いっしょに裁判所へ。

 15時から東京地裁・第18刑事部(福崎伸一郎裁判官。箱崎伸一郎さんじゃないよ)で、道路交通法違反の審理!
 私が見てきた限り、東京簡裁とは逆に東京地裁の道交法違反はほとんどすべて自白事件。開廷表は「新件」か「判決」のみ。
 「審理」はチョー珍しいのだ。

 14時55分頃に法廷に入ると、被告人質問をやっていた。あれ? どゆこと?
 前の詐欺・恐喝未遂の審理が長引いてるのだった。
 被告人(身柄。拘置所)は、ジェリー藤尾さんを彷彿とさせる、ちょっと日本人離れした良い男。
 ときどき傍聴席の2人の女性をふり返り、まさにジェリー藤尾さんのような表情でニカーッと笑いかけてた。

 さて、だいぶ遅れて15時17分から、道交法。
 年寄り風の冬のブレザーを着た高齢男性が、よろよろと証言台のところの椅子へ。
 こっちも被告人質問だった。
 被告人(在宅)は76歳!

 勧められて白内障の手術をしたら、すごくよく見えるようになってうれしく、知人から車を借り、近くにある妻の両親の墓へ(妻と?)墓参りに行った。んで、せっかく出てきたのだからと、前にテレビで見た鴨川シーワールドへ行くことにした。しかし道に迷い、どこかとんでもないところへ行ってしまった。日も暮れかかり、山の中で、どっちへ行こうかと困ってるうち、つい信号無視をした。そこを警察官から止められ、無免許が発覚。

 窃盗で執行猶予中に、無免許で捕まり、再度の執行猶予判決(懲役5月猶予4年)。
 その執行猶予中の、本件無免許…。
 要するにそういう事件らしい。
 これまでに5度の執行猶予判決を受けているのだという。

 検察官2人のうち、裁判官に近いほうは若い男性で、見るからに育ちが良さそう。
 もう1人は若めの女性で、いかにもナマイキそう(←よくいるタイプ。法廷の外ではそうでもないんだろうけど)。
 その検察官からの詰問に対する、被告人の供述が、まぁ、なんともかんとも、土屋さんといっしょに吹き出しそうなった。

 しかし、ヒヤヒヤもした。
 被告人は心臓ほか体の各部が非常に悪いんだそうで、急にうつむいて動かなくなってしまうと、もう心配で心配で。裁判官も司法修習生も、じーっと被告人を見てた。
 否認事件ではなかったが、いや~、なんともかんとも。

 検察官との吹き出しそうなやり取りなど、書き出したのだが、書きながらあまりに面白くて、やっぱ『ラジオライフ』に書こうかと、削除した。ごめんね。私もいちおう物書きだから。面白い原稿を書いて稿料を稼がないと、裁判所へ通えないから。

 求刑は懲役6月。
 閉廷後すぐ病院へ行き、翌日入院し、手術するんだという。 
 次回判決だが、出廷できるんだろうか。心配。

 念のため言っとくと、高齢ゆえの認知・判断・動作の能力の衰えから、事故を起こし、罪もない人の生命・生活をめちゃめちゃにしてしまうこともあるわけだ。
 この被告人の、運転時におけるそれら能力がどうだったか、わからないけれども、とにかく事故を起こさなくて良かったよね。

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映画とおんなじ痴漢裁判

2月5日(月)13時30分~

 東京高裁・第7刑事部(植村立郎・村山浩昭・伊東顕裁判官)717号法廷で、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反の判決。

 法廷に入ると、主文の言渡しが始まるところだった。
 司法記者クラブの記者らしき傍聴人が数人いた。
 てことは、被告人が著名人か、または真っ向否認でかつ無罪の可能性がある事件なのだな…。

「主文。本件控訴を棄却する…」
 その瞬間、傍聴席の、乳児を抱えた若い女性が「はあーっ!」と、絞り出すような大きな息を吐いた。被告人の妻のようだ。

 06年6月13日8時11分頃のJR横浜線での、17歳の女子高生に対する痴漢事件。
 原判決は懲役4月(求刑懲役6月)。
 訴訟手続きの法令違反、事実誤認、量刑不当、を理由に控訴した事件だった。

 被告人と女子高生の言い分は真っ向から対立してるんだという。
 驚いたことに、「犯人はもう上(階段上?)に上がったんじゃないか」旨、現場で言ったサラリーマン風の男性がいたんだという。
 しかし植村裁判官は、その男性について、
「影響を及ぼすような存在とは認められない」
 と切って捨てた。
 さっきの女性がまた「はあーっ!」と絞り出すように息を吐いた。鼻水をすすっていた。
 被告人(在宅)は、固く目を閉じ、奥歯をぎりぎり噛みしめているよう。顔面が紅潮しているように見える。

 取調べの前に出来上がっていて、訂正を求めたがどうしても応じてもらえず、「明日検事のところで訂正してもらえばいい」と言われて署名・押印した調書があるらしいのだが、その調書の信用性についての被告人側の主張を、植村裁判官は、原審での法廷供述と「同趣旨」だし、訂正を求めて容(い)れられた調書もあるのだから訂正してもらえないはずがないのだと、退けた。
 妻がまた「はあーっ!」と。
 その絶望と怒りと憔悴は、端(はた)から見ても凄まじく、倒れて死んでしまうのではないか、とさえ思えた。

 ほか棄却判決の論法は、周防正行監督の話題作『それでもボクはやってない』と、まーさーに! おんなじに聞えた。
 これは、道路交通法違反事件の問題点とあわせ、『ドライバー』に書こうか…。

Banner_02_2 人気blogランキング ← 「週間OUT」(左のサイトから当ブログへのリンクをクリックした数と思われる)が、一時期に比べてどんどん減ってきたです♪

 えっと、今月末頃発売の雑誌の、私の連載原稿は、以下のとおり。

ザッカー』  「オービスの取締りが減ってるって本当?」と「IC免許証にチップに違反歴や前科は入る?」の2本立て。前者については、全国のオービス設置数と1基あたりの平均取締り件数も書いたよ。

ドライバー』  一瞬の不注意による交通事故で人を殺した運転者、を裁く裁判のリアルレポート。

『ラジオライフ』  尋常でない仕方で発覚した、長距離大型トラックの常習酒気帯び運転。

2007年2月 5日 (月)

ワイシャツのえりから悪魔の触手が這い上がり

2月5日(月)13時15分~

 午前1時すぎに起きて原稿書き。
 9時頃仕上げたってことは、すでに8時間労働したわけだ。
 少し仮眠して裁判所へ。

 13時15分から東京地裁・第6刑事部(白坂裕之裁判官)415号法廷(のはずがその近くの別の法廷)で、道路交通法違反の判決。

 被告人は在宅。ダブルの黒スーツに白ワイシャツ、濃紺のネクタイ。若い。
 眉がきりり。少し剃ってる?
 鼻がすかっと高く、プロ野球のダルビッシュ選手を若干連想させる面立ち。
 俳優のようなイイ男。

 傍聴席に、やはり鼻が高い若い女性。妹か姉なのだろうか。
 それと、母親らしき女性。
 2人とも、見た感じなんとなくお金持ちそう。

 13時13分、裁判官が登壇。
「被告人、前へ」
 被告人席から立ち上がった被告人は、えらく背が高かった。
 そして、寝不足の私は一瞬ぎょっとなった。
 何かの映画のシーンが思い浮かび、ぞくっとなった。
 ワイシャツの襟元から、悪魔の黒い触手が這い上がってる!?
 いや、あれは、い…刺青!?

「主文。被告人を懲役6月に処する。ただし、この裁判が確定した日から3年間、その執行を猶予する。訴訟費用は被告人の負担とする」

 昨年秋の、遠方の友人の結婚式に参加するための、無免許・無車検・無保険と、その約1カ月後の、交際相手の女性に会いに行くための、無免許・無車検・無保険。
 無免許の罰金前科1犯。
「犯情は良くなく、刑責を軽くみることはできない。しかしながら一方、当法廷で反省を述べていること、犯行車両は廃車したこと、親族が監督を誓っていること、公判請求されるのは初めてであることなど、被告人に有利な事情も認められるので、これらを総合勘案して主文のとおりの刑にしました。執行猶予の意味について説明しておきます…」

 402号法廷へ走る。
 13時20分から公務執行妨害の判決だ。もしかしたら駐車監視員への公妨かも。
 違った。
 公園の管理者の顔面を殴ったとかで、懲役1年執行猶予3年。

 414号法廷へ走…ったような気もするのだが、もう忘れた。
 「交通違反バカ一代」の私が傍聴すべき事件は、次は14時30分から。
 それまでどうしよう。
 1階の高裁の開廷表に、13時30分から717号法廷で公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反の判決とあった。
 ま、たぶん電車内の痴漢だろ。
 あと2分か。
 なんとなく周防正行監督の『それでもボクはやってない』を思い出し、エレベータで7階へ…。
 そしたらなんと、まーさーに、それボクと同じシーンがくり広げられていたのだった!

Banner_02_2 人気blogランキング ← クリックするとそのシーンが読めます。ってウソ♪

2007年2月 4日 (日)

追尾式取締りのストップメータ取扱書

 えー、締切り原稿のほうは、予定を数日すぎ、催促のメールもいただきつつ、順調に進行しております。月曜からまた傍聴三昧したいので、それまでに仕上げるつもりでおります。

 ご相談等のメール、私信のメールについては、急ぎのご相談等を除いて、ものすごく返信が遅れております。そういえば年賀状、今年は1通も出してないしお返事もしてない!

 当ブログの記事に対するご意見、ご感想、ご質問をときどきいただいております。ありがとうございます。
 その一部に、ちらっとここでコメントしますね。

 1月29日に傍聴した、公務執行妨害・傷害の判決
 公妨に罰金刑の選択肢が設けられたのは06年5月末頃で、本件犯行はそれ以前(懲役刑のみだった時期)であり、求刑は懲役刑なのに、判決は罰金刑とは、どうなってんだ? との趣旨のご感想。
 私も同様に思ってましたが、せっかくメールをいただいたので、ちょっと調べてみました。
 すると、刑法6条「犯罪後の法律によって刑の変更があったときは、その軽いものによる。」というのがあるんですね。これにより罰金刑となったんでしょうね。

 自分1人だと、「ま、いいや」と日々が過ぎ去ってしまうんですが、メールをいただくと、ちょっとは調べてみようという気持ちになる、ありがたいです。

070204  画像は、マンガでいうところのサービスカット(ストーリィ展開に関係なく出現するお色気水着姿のイラスト)に相当…するかな(笑)。

 そのような装置を用いて、追尾式の取締りを行うときの要領、「高速道路における追尾式速度取締り要領(警察庁交通局作成)」を、昨年11月に開示請求したところ、「(文書が)大量であり、かつ、開示・不開示の審査に時間を要することから」延長になっていた決定(一部開示の決定)が、ようやく出ました。
 来週、文書を取りに行きます。
 何が出るかな? 何が出るかな? 楽しみだ~。

 第2次Nシステム訴訟の、第1回の期日が決まりました。
 2月21日(水)10時00分。東京地裁・第24民事部、627号法廷です。
 事件番号は「平成19年(ワ)781号」。

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 あっ!! 当ブログを始めたのは06年2月4日。
 1年が経過しましたねぇ。
 07年2月4日8時00分現在のアクセスカウンタは、22万672。おぉ~。
 自力HPのほうは、01年8月14日スタート、約5年半で、93万6638。年平均約17万。
 ま、引き続きよろしくお願い申し上げます。

2007年2月 3日 (土)

暴走なんて道理も何もわかってないガキのやることだ!

2月2日(金)13時20分~

 13時20分から、東京簡裁・刑事1室1係(松本弘裁判官)826号法廷で、建造物侵入の判決。
 被告人(身柄。拘置所? 中年の小柄なオジサン)は、板橋区志村のパラッツォとかいう店へ06年11月13日の午後(?)2時37分頃、遊技用メダルを換金目的で盗むために、自己の体内に電子機器を密かに装着して侵入したのだという。
 自己の体内に電子機器を装着…って私の聴き違い?
 あるいは、そんな方法があるんだろか。私は知らんです。
 窃盗前科が3件あるけれども、受刑したことはなく、いちばん新しいので13年前ということもあり、判決は懲役1年6月、執行猶予4年。5年? 「ぉねん」としか聞えず…。

         ★

 続いて13時25分から、1月26日に傍聴した田園都市線内での窃盗(スリ)の判決。
 求刑懲役3年のところ、懲役2年、未決30日算入。
 累犯前科があるそうで、これはもう控訴してもムダだろう。
 お父さんは(夫は)刑務所へ行くことになるのだ…。

         ★

 急ぎ7階へ走る。
 13時30分から、東京地裁・第19刑事部(角田正「糸巳」裁判官←「紀」の「己」が「巳」)716号法廷で、危険運転致傷の判決。
 被告人は、見た感じ50代くらいの、スーツのおじさん(在宅)。

 13時02分。もう主要な部分は終わっちゃっなと思ったら、弁論再開で書証の提出か何かあったようで、再度終結、言渡しは13時40分からとなった。ラッキー!
 ところが、いったん外へ出てさっきの826号法廷の開廷表をチェックして13時39分に戻ると、もう言渡しが始まっていた。がーん!

 …対向車線に進出し、トラックに衝突、7日間の頸椎捻挫、挫傷の傷害を負わせた。飲酒したアルコールの影響で意識朦朧(もうろう)の状態だった。事故から1時間半後の飲酒検査の結果は0.7mg。常軌を逸したものである。交通違反を含む少なからぬ罰金前科がある。しかしながら、示談が成立していること、逮捕・勾留で約1カ月間、身柄を拘束されていることなどを考慮し、今回に限り、懲役1年6月、執行猶予5年。

         ★

 斜め向かいの717号法廷(東京高裁・第7刑事部。植村立郎・片山浩昭・伊東顕裁判官。あれ? 今日は荒川英明さんは?)で、13時30分から業務上過失傷害の第1回。
 もう13時50分頃なのに、まだやってる。
 ちらっと傍聴してみる。
 被告人質問をやっていた。
 否認なのだった。

被告人「(目撃証人の調書に?)運転者がトラックから降りて携帯電話で話したとありますが、私は携帯を使用しておりません。通話記録を調べてもらえばわかりますが、検察は調べてくれません」
弁護人「検察はすぐ調べられる。私らは調べられません。検察は隠蔽しとるんですかね」
被告人「そのように思います」
 本件における事実はどうか知らないが、有罪に都合の悪い証拠を検察が隠すのは日本においては合法なのだ。そういうのをそのままに(またはもっと悪くして)、裁判員制度は始まるのだ。
弁護人「目の(色覚異常の)検査をしたんですか?」
被告人「はい、警察は(信号灯火の)赤と青を錯覚したというので」
弁護人「今どきそんな警察官、いるんですかね。取調べの様子は録音してありますか? 取調べは、ガラス張りで通行人から見える場所で行われましたか?」
 ありゃりゃ、言いたいことはわかるが、変わった質問だ~。
 次回期日を決め、14時01分閉廷。

          ★

 地裁の広報で、見逃した判決の主文を調べてもらうなどしつつ、来週の開廷表をチェック。
 地裁の道路交通法違反に「審理」を発見。
 珍しい! もしかして否認か?

 地裁の道路交通法は、なぜか自白事件ばっか。1回目か2回目で判決となる。開廷表は「新件」か「判決」。「審理」は滅多にないのだ。

 ここで自分のノートを見て気づいた。
 昨日、東京簡裁で道路交通法違反の新件を見逃したがな!
 ノートに書き、手帳に書かなかったのだ!
 私が往復2時間、700円かけて日々裁判所へ通ってる最大の理由は、「東京簡裁の道路交通法違反事件を全件傍聴」なのに、昨日は裁判所へ来てたのに、げえーっ!
 1回で判決まで終わってたら、もう判決主文だけしかわかんないよ!
 あわてて簡裁で確認すると、ラッキーにも、続行になっていた。ほっ。
 今後は二度とこのような失敗を犯さないことを、この場で誓います。
 って自白事件の被告人のようなセリフが浮かんでくる…。

          ★

 14時30分から、東京地裁・第11刑事部(小池勝雅裁判官)405号法廷で、道路交通法違反の新件。
 被告人は身柄(拘置所)。25歳。
 共同危険行為(68条)。旧車会(會?)の暴走行為の事件だった。
 よくしゃべる被告人で、そこは私なんぞにはたいへん参考になったのだが、言い訳だらけの、口先だけの軽い反省に見えるのか、小池裁判官(新宿思い出横町きくやのオヤジさんにちらっと似てる)が攻めるのなんの。
「暴走なんて、道理も何もわかってないガキのやることだ。20歳すぎてなんでやるんだよ!」
「そんなこと聞ーてないよ! 世の中甘くみたらね、そのしっぺ返しは必ずくるんだよ!」
 などと。
 求刑は懲役1年6月。次回判決。
 さぁ~、帰って原稿書かねば…。

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2007年2月 2日 (金)

ペンギン式起立の被告人

2月1日(木)9時55分~

 9時55分から東京簡裁534号法廷で、1月25日に傍聴したオービス(三菱RS-200)事件の判決。
 これはもう主文も理由も、競輪(やったことねっす)でいえば鉄板だけども、マニアを自称する以上、それでも出かけなければならないのだ。眠くてたまらなくても。

 求刑どおり罰金9万円。訴訟費用は不負担。

          ★

 それから5階の廊下を北へ走り、途中の非常階段を4階へ駆け下り、4階の廊下をさらに北へ走り…。

 10時から、東京地裁・第1刑事部(水野智幸裁判官)408号法廷で、道路交通法違反・有印私文書偽造同行使の新件。
 2分遅れて入ると、冒頭陳述(BOW★CHING)が始まるところだった。

 検察官は若めの女性。
 弁護人も、若めの細い女性で、ばさばさだけども格好良い髪。鼻筋とおって色白。
 被告人(在宅)は、なんと25歳で株式会社の代表取締役。ぴっちりした黒いスーツに、先っちょが尖って上に反った黒靴。斜め後ろから見た顔の感じは、モンキッキーさん風。

 06年2月、無免許で普通乗用自動車を運転中、44㎞/h超過で白バイに捕まり(これが道路交通法違反)、あわてて部下(平取締役)に電話して生年月日と本籍を聞く等し、部下になりすまして違反キップを切られ(交通事件原票の供述書欄に署名。これが有印私文書偽造・同行使)、その後、警察から怪しまれたと知るや、正直に出頭して自白した…という事件。

 その種のなりすましは少なくないようで、警察のほうもチェックするんだろうねぇ。
 求刑は懲役1年6月、事件原票の偽造部分を没収。
 次回判決。
 10時47分閉廷。

          ★

 東京高裁の開廷表を見ると、11時から第6刑事部(池田修・吉井隆平・坂口裕俊裁判官)718号法廷で、強制わいせつの判決。
 ちょうど時間が良いので、傍聴してみることに。

 傍聴席は、若い男女でほとんど一杯。
 とくに若い女性が多かった。
 色情系は人気あるなぁ。

 被告人は、一見テキ屋風の中年男性。身柄(拘置所)。
 控訴の趣意は量刑不当。
 判決は控訴棄却。未決40日算入。訴訟費用不負担。

 飲酒酩酊した被告人は、深夜、帰宅途中の若い女性に背後から近づき、逃げようとした女性を押し倒し、「俺のオンナになれ」などと言いながら、乳房をわしづかみにし、陰部を撫でるなどした、大胆かつ悪質な犯行なのだという。
 女性が、口を塞がれていた手にかみつき、大声を上げたので、被告人は逃げたのだという。
「被告人の脇をすり抜けようとしたとき、いっしょに倒れてしまい、むらむらして」
 などと不自然・不合理な弁解をしていることもあり、前科は2件の略式罰金しかなく、正式裁判は初めてとはいえ、執行猶予を付する事案とは思えず…と池田裁判官。
 11時06分閉廷。

          ★

 廊下の向かい側の720号法廷(第2刑事部。安廣文夫・山田敏彦・前澤久美子裁判官)の開廷表を見ると、11時10分から、公務執行妨害・傷害の第1回。
 せっかくなのでそれも傍聴。

 控訴審の第1回は、傍聴席からは事件の内容がほとんどわからない。
 控訴の趣意は量刑不当、公務執行妨害は警察官に対するもので、傷害は別の女性に対するものらしい、くらいしかわからなかった。

 ただ、被告人(身柄。拘置所)の服が、あれは囚人服というのだろうか、非常に感じの良いグレーの上下で、人定質問で起立するとき、両手をなぜか体の横、20度くらいに開いて指先を伸ばし、すっくと胸を張って規律正しい感じで応答したのが、印象に残った。
 ちょっとペンギンをイメージさせるのだが、コミカルというより気持ちよかった。

裁判官「とくに被告人に聞くことは? (被告人質問の請求は?)」
弁護人「重ねて聞くこともございませんので」
裁判官「それでは、あとは裁判所が判断することになりますので…」
 次回判決。
 11時15分頃閉廷。

 さて、次は、13時30分から業務上過失致死傷の新件、14時30分から道路交通法違反の新件が…。
 しかし待て待て、締切り原稿をほったらかして傍聴三昧ではマズイだろ…。
 ちらっと警察庁へ寄り、国土交通省できつねそば大盛り280円を食って帰る。

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2007年2月 1日 (木)

スピードを上げずに追突されるほうがいい

1月31日(水)16時00分~

 傍聴したい事件が、朝一と夕方だと、困るんだよねぇ。
 ま、間にぶらぶらいろんな事件を傍聴するのもいいんだけど。
 と笑ってたが、今日がその困る日だった。
 連載原稿の締切りが押してるのに…。

 そこで、9時50分からの東京地裁407号法廷の、町の電気店の哀しい無免許(空気感染症)、の判決は泣く泣くパス。
 そして16時00分から、東京簡裁728号法廷で、12月22日15時10分から傍聴した首都高のオービス事件(56㎞/h超過)の、第2回公判。
 じつはこれもパスしようかと思ったんだが、いや~、行ってよかった!

 始まって早々、裁判官が言った。
期日間(きじつかん)整理手続きの結果をケンシュツいたします」
 ケンシュツって、顕出? そんなの初めて聞いたよ。
 で、書記官がしゃべり始めた。
 書記官って、初めてでうろうろしてる在宅の被告人に対し「そちら(被告人席)におかけください」と言うか、裁判官が法律手続きをすっ飛ばしてしまったときや、次回期日を決めるとき、裁判官に何やらひそひそ言うか、だいたいそんなことでしか法廷では口を開かない。
 なのに、期日間整理手続き(※)で決まったことを、要旨記載の調書を棒読みするように、述べるというか、告知したのだ。
 本件測定&撮影から1分以内に後続車両が写った写真は、そういうものは存在しなかったと検察官が言い、弁護人は証拠請求を撤回したとか、弁護人請求の謝罪文の提出に検察官は同意したとか…。

※ つまり法廷外でごちゃごちゃ決めてしまうこと。裁判員制度だ、国民の参加だと言いながら、どんどん国民の目が届かないところで大事なことが決まってしまうようになる、そんなふうに私は位置づけてるが…。

 その「謝罪文」の要旨を、聞いてびっくり。
 被告人は今回、深夜の首都高で、車線変更するときにはだいぶ遠くにいたはずの後続車がパッシングをくり返しながら猛然と迫ってきたのに恐怖を感じ、思わずアクセルを踏んだ、その直後、オービスに撮影された、と緊急避難を主張しているのだが、なんと以前、同様にパッシングされ、後続車の運転者(ら?)から殴る蹴るの暴行を受けたことがあり、そのときの加害者の謝罪文なのだという。へえ~、そんなことがあったんだぁ!

 16時05分から被告人質問。
 この内容も非常に興味深く、私の傍聴メモは全部で12ページにもなったよぅ。
 ペンのインクもだいぶ減った。
 今使ってる、すごく書きやすい水性ボールペンは、インクの減りが早いんだよね。

 被告人の供述を、一部拾おう。
「警察からは、オービスの前であおってスピードを出させることはあると聞いた」
 はは~、やっぱ警察のほうも、そんなことはわかってるらしい。
「取調べの検事さん(検察官事務取扱検察事務官)が、スピードを上げずにぶつかった(追突された)ほうがいいと…。でも、僕としては事故がないほうが良かったんじゃないかと…」
 それは警察官や検察官がよく言うセリフだ。
 相変わらずそんなこと言って、略式に応じさせようとしてるんだな~。

 あと、例によって検察官(公判立会い検察官)と裁判官は、後続車との距離は何mだったのか、しつこく尋ねた。
 多くの被告人は、しつこく尋ねられるとつい、
「1mくらいかな…。いや、3mくらい…」
 とか具体的な数字を口にしてしまう。
 捜査段階でも、距離のことはしつこく尋ねられる。
 そうして、
「距離についての被告人の供述には変遷があり、そのような後続車があったこと自体、信用できない」
 とされてしまうのだ。

 ところが今回の被告人(46歳、会社経営、在宅)は、どうしても具体的な距離を言わなかった。
 しかも、法廷供述は一貫していて迫真性があった。

 さーて、これはどうなるのか。
 いつものように、
「そのような後続車があったという証拠がない。仮にそのような後続車があったとしても、法廷で(裁判官室)で落ち着いて考えれば、スピードを上げる以外に方法があった。スピード違反は危険である」
 との論法で有罪(本件の相場は罰金8万円)とされてしまうのか。
 肝は、56㎞/h超過という点かも。
「追突を避けるためだったとしても、10~15㎞/h超過の状態から、56㎞/h超過まで加速する必要はない。不自然である」
 と。

 17時閉廷。
 次回は論告。弁論もいっしょに行うのか?

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