酒気帯び0.4mg バイクのエンジンさえかけてない?
ずぅっと原稿を書いてたのだよぅ。
3つめの締切りは金曜日まで延してもらい、2つめの締切りを、行数が合わないまま急ぎ送信し、裁判所へ。
14時から東京簡裁・刑事1室2係(横川保廣裁判官)826号法廷で、道路交通法違反の新件。
と思ったら14時10分からだった。
そこでちょうど14時からの、東京高裁・第12刑事部(長岡哲次・小川正明・片山隆夫裁判官。この片山さんて宮崎学さんに22%くらい似てない?)715号法廷で、道路交通法違反の控訴審判決。
被告人は在宅で、黒いスーツ。
1分ほど遅れて法廷へ来た。
なんかどこか緊迫感がない感じ。個性だろうか。
ま、公訴棄却かな。
と思ったら、原判決破棄、懲役3月。
99年に酒気帯びで懲役の執行猶予判決を受け、06年5月2日に酒気帯びで罰金の略式命令を受け、同月17日に免許取消となり、同月30日の本件無免許。
原判決(静岡のどこか?)は懲役4月。
その後、両親に犯行と前科を打ち明けて反省を深め、当審で父親が監督を約束し、日弁連の交通事故相談センターに20万円を贖罪寄付するなどしたので、現時点においては、原審の刑期はいささか重きに過ぎ、これを破棄しなければ著しく正義に反するので破棄し、改めて懲役3月とした、原審および当審における訴訟費用は負担させない、と。
14時07分閉廷。
急ぎ826号法廷へ。
826号法廷へ入ると、検察官の冒頭陳述が終わるところだった。
あれ!? やっぱり14時からだったの?
違った。5分ほど早めに始まっていたのだった。カンベンしてよもぉ。
被告人は在宅で、黒く長めの髪。
淡い紫のタートルネックの、セーターのようなトレーナーのような。
ズボンは、あれはなんていうの、鳶(とび)の人の、下へ向かってやたら広がり、足首できゅっと締めた(でも締めたところは広がりのために見えない)ズボン。白。
足下はサンダル。
原動機自転車小型特殊(道路交通法上は普通自動二輪車)での酒気帯び。
0.4mg。
しかし、乙3号証の検面調書(検察官面前調書)には、「スクータのエンジンをかけた覚えはない。運転した覚えはない」とあるのだという。
はは~。運転してないのにバイクのそばにいたのを酒気帯びだとして捕まった、というやつか。以前にも同じような事件が東京簡裁で審理されたな。
ただ、本件は、どうも、警察官ではなく目撃者とモメ、目撃者らが110番通報したらしい。いったい何があったんだろう。
次回は証人(傍聴席から聞いた限りでは、目撃者)を尋問。
裁判所のほうは4月でないと時間がとれず、しかし検察官(新江正治さん)は異動期を挟むのでと、4月17日に。
新江さん、もしかして移動しちゃうの? 寂しいな~。
14時25分閉廷。
急ぎ仕事場へ帰り、行数を調整しつつ推敲。
この原稿、じつは『なんでこれが交通違反なの!?―警察は教えない126の基礎知識』の増刷(3刷目)にあたってのものだったのだが、データを最新のものにちょろっと直すだけでなく、さらに最新の情報も入れ、駐禁の部分を全部差し替え、今年の通常国会へ提出される道路交通法改定法案にも言及しまくったもんだから、もはや増刷とはいえず改訂版になってしまいそうで、いや~、どうなるんだか。ま~、疲れたよ。
さて、あと1つは週刊誌原稿…。
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なんだこれ? 誰がこんなページを? 自動的に作成されるのか?
私が登録した? え~? 記憶にあるような、ないような、ないような…。
しかしまぁ、便利といえば便利…。
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