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2007年2月 9日 (金)

大阪の駐車監視員 痴漢で逮捕

駐車監視員、出勤途中に痴漢 大阪・南海本線
 8日午前8時15分ごろ、大阪府内を走る南海本線関西空港発難波行き空港急行の車内で、男が高校3年の女子生徒(18)のスカートの中に手を入れ、下半身を触った。男は難波駅に到着した際に女子生徒に取り押さえられ、駆けつけた南署員が強制わいせつの現行犯で逮捕した。
 逮捕されたのは、泉大津市■■町、駐車監視員、■■■■容疑者(61)。
 調べでは、■■容疑者は人材派遣会社の嘱託社員。同社から東署管内の駐車監視員に派遣されており、この日も勤務に向かう途中だった。容疑を認めているという。

 と産経新聞(■部分は記事では実名)。
 駐車監視員が痴漢で逮捕…史上初の記事というか事件というか警察発表だ。
 新しい制度なんだから、史上初もナニもない、のかもしれないが、私としては何だか感慨深いものがある。私自身も駐車監視員資格者講習を受けて考査に合格し、資格者証を持っている立場だから、だろうか。
 犬が人を咬んでもニュースにならない。
 人が犬を咬めばニュースになる。
 「駐車監視員が痴漢で逮捕」は、人が犬を咬むことに含まれるようになったのか、なんて…。

 東署管内の「確認事務」(新しい駐禁取締り)の委託契約は、南署管内と併せ、「大阪府南警察署他確認事務等業務委託契約書」として結ばれている。

 単価契約で、基本委託単価は、3万1741円/ユニット・日。
 「ユニット・日」とは、2人以上1組の駐車監視員が1日に活動する単位だ。
 契約期間は、締結日(06年2月18日)から07年6月30日まで。
 履行期間は、06年6月1日から07年6月30日まで。
 予定数量は、8354ユニット・日。
 その内訳は、南署管内が、12ユニット×390日=4680ユニット・日。
 東署管内が、11ユニット×334日=3674ユニット・日。
 履行期間中の休日は、南署管内は06年12月30日から07年1月3日まで、一方、東署管内はその5日間に加えて「及び週1日」となってる。
 この差はどこから来るんだろう。
 私は大阪のこと、あんまり知らないが、南署管内と東署管内とでは、「週1日」の休日を設けることに影響するような事情があるんだろうか。

 以上の契約は、大阪府警本部長と、株式会社日経サービスとの間で結ばれている。
 同社のHPにもあるように、同社は都島署他(都島署、城東署、鶴見署、旭署)の契約も取ってる。
 今回の痴漢事件は、来年度の契約に影響するか。
 さぁねぇ、事件は確認事務の履行中のことじゃないとはいえ、しかし出勤途中のことであり、駐車監視員のイメージダウンの宣伝になったことは確かだろうわけで、有名人を検挙すると点数が良い(無名人の検挙より成績になる)という警察の考え方からすると、来年度の入札の評価点に影響がある…かもしれないよね。

 あと、被疑者が「人材派遣会社の嘱託社員」だったということについて。
 委託契約書によると、駐車監視員は「受託者の雇用する正規雇用者(労働契約に期間の定めのない労働者)」でなければならないんだけど、「ただし、駐車監視員の職務に従事させる駐車監視員総数の半数を超えない範囲内において」、「本契約の履行期間が終了するまでの期間以上」働くことになっている「その他の雇用者」「他の法人からの出向労働者」「派遣労働者」でもいいことになっているのだ。

 どのタイプの雇用であっても、受託者は駐車監視員に対し、仕事をさせる前に、「20時間以上の研修」を、費用は受託者負担でやらねばならない。
 パートさんや派遣さんに、そんな長時間の講習をちゃんと受けさせているのかな、という気はするけれども…。

 これはマニア的な憶測になるが、もしかして、パートや派遣に対する講習はテキトーなことが多く、本件痴漢容疑事件をきっかけに、警察は日経サービスの研修状況を調べることになり、同社もテキトーだったことが発覚、契約違反で…なんてね。そのとき、同社に天下ってる警察OBの力量が問われる…なんてね。

 ところで!
 本件報道の事実関係はぜんぜん知らないが、それとは別に、今発売中の週プレに、
<<チカン当たり屋、チカン美人局、チカン詐欺……。エロい誘いに乗ったが最後、待つのは地獄! 狙われたらアウト! 【痴漢ビジネス】の怖い罠>>
 という記事。小見出しは、こうだ。
<<女子高生軍団の「チカンde小遣い稼ぎ」>>
<<家出娘を利用した「チカン美人局」>>
<<数人の女詐欺師による「あるあるチカンねつ造」>>
<<触らせて裁判に持ち込む「チカン当たり屋」>>

 こうした犯罪が成り立つのは、警察・検察・裁判所の体質(というかバックアップ!)があるから、といえる。怖いよね。
 書き忘れてしまったが、週プレの前の号には、警察官の大量退職時代は大量採用時代でもあることを指摘する、良い記事があった。
 週プレ、頑張ってるね。

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