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2007年3月16日 (金)

テレ朝社員が駐車監視員に暴行と

テレ朝社員、駐車監視員に暴行 取り締まりに抗議し逮捕
 テレビ朝日報道局映像センターの男性社員(47)が駐車違反の摘発に腹を立て、駐車監視員の取り締まり活動を妨害したとして、警視庁麻布署に公務執行妨害の現行犯で逮捕されていたことが15日、わかった。男性はすでに釈放されている。
 調べでは、男性は今月11日午前11時25分ごろ、東京都港区麻布十番の路上に止めてあった自分の乗用車に、駐車違反のステッカーが張られているのを発見。近くで取り締まり中の駐車監視員の男性(48)に駆け寄って、帽子を引っ張って体を揺すったり腕をつかむなどして抗議したところを取り押さえられた。監視員にけがはなかった。男性は「何で自分だけが取り締まりを受けるのか」などと話していたという。

 と産経新聞。
 この人は、ニュー駐禁取締りについて、よく理解してなかったか、何か誤解してたんではないだろうか。

 ニュー駐禁取締りは、違反の迷惑性や動機などには関係なく、千台に1台か1万台に1台か、それくらいの割合で、言ってしまえば運の悪い者(の車)にステッカーを貼り、とにかくカネを徴収し、新しい巨大な委託事業を創設した、そういうものなのだ。

「アナタ、何だかんだと良さげなこと言うけど、結局、目的はあたしのカラダなんでしょ?」
 みたいな、ミもフタもないけれどもズバリ本質を射抜く言い方をすれば、結局、目的はカネであり、委託事業の創設なのだ。
 駐車監視員は、ニュー駐禁ビジネスの末端の兵隊として、粛々とステッカー(確認標章)を貼りつけていく、それが仕事なのだ。違反の迷惑性や動機や公平性などを考えることは、駐車監視員には許されていないのだ。

 そこをしっかり踏まえれば、駐車監視員に突っかかるなんて、なかったろうに。
 残念なことだ。
 ま、ビジネスの側にとっては、
「駐車監視員に逆らうと、逮捕だぞ」
 と、タダで全国に宣伝できて、良かったね…かな。

 ところで、上掲記事は「15日、わかった」としているが、どうやって「わかった」んだろうか。
 時事通信の記事だと、
「警視庁麻布署は15日までに、公務執行妨害の現行犯で…を逮捕した」
 となってる。
 「…日までに逮捕する」という日本語が、よくわからない。現行犯逮捕じゃなかったの?

 時事通信はさらに、
「送検後、14日に釈放された」
 とも書いてる。
 不服を引っ込めて略式に応じたので釈放したのか、それとも、証拠隠滅、逃亡のおそれがないので釈放し、在宅のままこれから処理するんだろうか…。

Photo_4  この人が、取締りに対してまだ不服がある場合、テレビ朝日は、
「然るべき法律手続きに従って然るべき者の判断をあおぎなさい。それはあなたの自由だ
 と言うのか、それとも、苦虫噛みつぶした顔で、
違反は違反だ。会社に迷惑をかけるな!」
 と言うのか、あるいは…。

 ま、こういう報道を見るとマニアは即座にそんなことをごちゃごちゃ思うんです。
 それにしても麻布十番…。って、まだごちゃごちゃ言うのか? もういいよっ!

 画像は、拙著『なんでこれが交通違反なの!?』の改訂新版。近日発売。
 ニュー駐禁取締りはどういうものか、何が変わったのか、しっかり書いた単行本は本邦初?

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