オービス製造販売者の言い分を鵜呑みにしても、これで有罪は無理だろ!
4月17日(火)15時10分~
06年12月19日 第1回公判 「またも湾岸東行き羽田のオービス否認事件」。
07年2月6日 第2回公判 「オービスⅢLk中央装置の操作方法」。
の第3回公判。
裁判官は、関口政利さんから、石井清弘さんに交替。
検察官は、田口照子さんから、今井重夫さんに交替。
前の「住居侵入・窃盗」がだいぶ長引いた。
傍聴人多数。阿曽山大噴火さんまでいた。なんで。
被告人(在宅)は、えらく顔色の悪い、背の高い年配男性。肝硬変だという。
弁論の一部をちらっと聴いたところによれば、自分とこのマンションで、保管してある各部屋の鍵を悪用、窃盗をくり返したらしい。被害者が防犯ビデオの映像をマスコミに提供し、連日放送されたらしい。へ~、そんなことがあったんだ。私ゃぜんぜん知らなかった。
15時19分から、東京航空計器の点検担当の2人の社員を証人尋問。
ムトウケンイチロウさんと、クボサトシさん。
傍聴席には、森成昭治さんが来てた。
おなじみの顔ぶれを見ると、私はどうも、親しい戦友のような気がして、にっこりご挨拶しちゃうのだよぅ。
首都高・湾岸線・羽田のこのオービスは、03年3月24日の設置で、本件の前後の定期点検は、04年7月13日(ムトウさんが担当)と、05年1月27日(クボさんが担当)。
検察官はムトウさんとクボさんに、まったく同じこと(しかも私はすでに聞き飽きてること)を尋問するもんだから、もぉ~やんなっちゃった。
しかーし!
そんななかにも、新しい発見があるんだねえ。
だからマニアはヤメられない、止まらない(笑)。
細かなことは、作成中の「オービス裁判の手引」に反映させるとして、今回の感想の中心。
それは、
「業務で証言しといてその旅費日当を国に請求して受け取るような、えげつない(と私は思うのね)営利企業の社員の証言を、そのまま鵜呑みにしたとしても、おいおい、これでは有罪にできないだろ!」
ということ。
そして、もひとつ、この石井清弘裁判官、オービス事件の根幹は、「被告人車両の速度」が「写真に焼きつけられた測定値」でいいのかという点であることに(※)、どういうわけだか、気づいてるように、なんとなく見えた!
オービス事件を初めて扱う裁判官だから、オービスの根幹を純な目で射抜けたのか。
私のブログとか、読んでくれてたのか。
それはわからないが、「おおっ!」という気がしたよ。
※ 定期点検では、写真に焼きつけられた測定値をぜんぜん問題にしてないのだ。そんな定期点検の成績書を測定値の信頼性の立証とすること自体、信じられないでしょ。
ドライブレコーダとか発達してくると、いずれ、オービス無謬神話は完全に崩壊する可能性がある。後世の人たちは言うのではないか。
「メーカーは営利企業だからしょーがない。検察は役人だからしょーがない。だけど、裁判所は、なんでそんなアホみたいなものをもとに、有罪にし続けてきたの!? どう考えたって信じられない!! あり得ねー!!」
そのとき、ムトウさん、クボさん、森成さんは、三菱電機の菅井宗一さんも、責任をかぶせられ尻尾切り、生け贄の火あぶりにされる可能性がある。
自殺しないで、私のとこへ来てね。一杯ご馳走しますから。これはマジっすよ。
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