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2007年4月25日 (水)

横浜地裁でレーダ事件 第5回公判

4月24日(火)15時~

 霞っ子クラブのユキさんが、これで傍聴にハマったという事件(東京地裁)、今日が判決だった。そういえば私も06年1月19日、第48回公判を傍聴したっけ。
 あとでユキさんの傍聴記を読ませてもらうことにして…。

Photo_7  私は今日は横浜地裁へ。
 15時から、刑事2部(竹下雄裁判官)401号法廷で、道路交通法違反の第5回公判。
 レーダ式(日本無線のJMA-230)のネズミ捕りによる、31km/h超過
 測定値と違法性と両方争ってる事件。
※ 画像は礼田計さんより。マニア垂涎の貴重な写真。

 日本無線のヨシナガアキオ社員の、反対尋問の続き。
 東京航空計器のモリナリショウジさんと、三菱電機のスガイソウイチさんは、ある意味似てるんだが、ヨシナガさんは、その両氏とちょっと違うタイプか。言葉を選んで慎重に答えようとする。

 ヨシナガ証人が中央の証言台(発言台と呼ぶ裁判官もいるよね)のところに座り、左に弁護人、右に検察官、正面に裁判官、という位置関係。…そして背後に私(笑)。

 弁護人、検察官、裁判官、3人とも若い。
 いや、若いといっても30歳代か40歳前後なんだろう。
 それを若いという私が、すっかりオヤジ? いやーん。

 この尋問で、特筆すべきは、弁護人(主任弁護人)が、非常によく勉強してきてるらしかったこと。
「測定機の機能や測定原理について、法廷でメーカー社員に尋ねて教わってるようではダメじゃん。そんなこと、十分に知ったうえで、尋問しなければ」
 と思うことがよくあるんだが、この弁護人は違ったよねぇ。
 しかも、元気がいい! 声がはっきり大きい!
 検察官から「異議!」と言われても、ばしっと反論するし。

 オービス事件は、純粋に機械装置の作動の信頼性の問題になるわけだが、レーダ事件はそれに加えて、警察官による設置の仕方や、被告人車両の斜行が問題になる。
※ 斜行については、『改訂新版 なんでこれが交通違反なの!?―警察では教えない126の基礎知識』のQ018をご参照ください。

 31㎞/h超過ってことは、ごくわずかな誤差の可能性が認められれば、秋田のオービス事件(32㎞/h超過)と同じ「公訴棄却」という結果になり得る。
※ 超過30㎞/h未満なら、反則手続きを経なければ(反則金納付の機会を与えなければ)ならない。反則手続きを経ずに裁判をやれば、起訴自体が違法とされる。

 もしかしたら…。
 いやいや、そんな簡単なもんではないだろうけど、この事件は要注目だ。
 16時02分閉廷。
 次回5月29日(火)15時から、実況見分調書を作成した警察官の証人尋問。
 次々回6月29日(金)15時から。

 ところで、23日の最高裁のオービス判決
 検察が上告したのに、「被告人から上告の申立てがあったので…」となってることについて、どうなるのか、山下幸夫弁護士に聞いてみた。
 じつは23日、最高裁判決(15時30分)の2時間前、東京地裁・民事43部で、警察官証人の旅費・日当に関する「不当利得返還等」の第4回口頭弁論があり、そのとき山下さんにお会いしてたので、つい気軽に。ってごめんなさい。

 誰が上告したかは、判決の理由そのものではないので、最高裁判決が無効になるとか、そういうことはないと思う、とのこと。
 「更正決定」というものをして、直すことができるんだそうだ。

※ 「不当利得返還等」は、合議体(裁判官3人)で審理することになり、次回は6月8日(金)13時15分。全国の警察官証人出廷に影響する事件だから、最初から合議でおかしくなかったよねぇ。

P1010590  あそうそう、23日、最高裁判決のあと、南門付近で、Fさんにばったり遭った。昔のご相談者で、懐かしいTINの初期メンバーだ。当時とほとんど変わってないのにびっくり。偶然ばったりって、あるんだねぇ。思わず握手しちゃったよぅ。
※ 右の画像は、判決後、被告人にインタビューする報道陣。 

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 秋田放送のニュース
 http://www.akita-abs.co.jp/realtime_akita/asx/07042301.asx
 本件オービスのアップを見ると、「アンテナの左にストロボ、右にカメラ。普通のいわゆるHか」と見えるのだが、引いた絵をよく見てほしい。
 アンテナの左にカメラ、そのさらに左にストロボ、でワンセットになってる。
 どういうわけか、配置が違うんだね。
 カメラのそばに、小さな筐体がある。これがこの最新型(RS-2000B型)の特徴なのだ。
 小さな筐体は何か。またの機会に。

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