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2007年4月22日 (日)

それでもボクは(すりを)やってない!

 3月15日の「あぁ情けない ウソばっかり!」で書いた窃盗未遂の否認事件。
 東京簡裁の判決は、懲役1年4月、未決30日算入、執行猶予3年、訴訟費用負担。
 被告人が東京高裁へ控訴したそうだ。
 この事件、映画『それでもボクはやってない』と同様、目撃者が重要なポイントになっているようだ。

 2006年(平成18年)6月23日(金)、
 赤羽駅9時47分発、埼京線、新木場行き電車の、
 最後尾車両の4番目(いちばん後ろ)のドアへ、
 反対側の大宮方面行きホームから、
 男性(当時28歳。白のTシャツに青いジーンズ)が駆込み乗車した。

 その2~3秒後に、その男性を追いかけるように、
「すりだ~!」
 と声が聞こえた。
 駆込み乗車した男性が、後ろを振り返ると、3人の男性(じつは私服刑事)
   ・白またはクリーム色のシャツに、メガネの、太った中年
   ・上下紺のスーツに、メガネ、背は低め(すり捜査は1年目?)
   ・上下紺のスーツ、ネクタイなし、背はかなり高い(同1週間目?)が
「すりだ~!」
 と叫びながら乗ってきた。
 そして刑事の1人が、駆込み乗車した男性に、いきなり手錠をかけた…。
※ 検察官の起訴事実は、駆込み乗車したその新木場行き電車内での、すりの未遂。

 という状況を、ほんの少しでも目撃した方、
「ホームを走る3人組を見たよ」
「その電車に私、乗ってたみたいよ」
「そういえば、あいつがそれらしいことを言ってたよ」
 という方、おいででしたら、私宛てご連絡ください。

 東京簡裁の判決言渡しで、関口裁判官はこう述べていた。
「もしそうなら(被告人が言うような状況が事実あったなら)、近くにいた乗客から抗議の声があがっておかしくない。(目撃者を)あとでインターネットで探したというが、それであるなら、なぜそのとき(逮捕されたとき)声を出さなかったのか。不自然、不合理である…」

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 ところで、警察官もいろいろ。ムチャなことをやる人物もいる。
 かなーり無理な取締りが行われ、容疑は重くて普通は不起訴は困難と思えるのに、運転者はあっさり不起訴となり、その後、偶然たまたま、その警察官が左遷されたのを知った…という、相当程度信用できるご報告をいただいてる。

 今回、被告人(判決によれば「車掌室のそばに乗るのが好き」。鉄道マニア?)を逮捕した警察官の名は「ウチダミツノリ」。
 被告人の主張が本当なら、このウチダミツノリ警察官の扱い事件は、他の警察官に比べて否認が突出して多いとか、もしかしたらそんなことがあるかもしれない。
 もしそうなら、東京簡裁・地裁の法廷へ、よく…といっても年にせいぜい数回だろうと思うけど…証人出廷してるかもしれない。
 オービスのメーカー社員は、すっごくよく証人出廷し、私とはもう顔なじみだ。
 オービス担当の警察官も、メーカー社員ほどではないが、よく証人出廷する。あ~、この人また来たよ、と。

 そんなわけで、傍聴マニア諸君、もしも、ウチダミツノリ警察官が証人出廷した公判を傍聴したことあるなら、また、すりの否認事件を傍聴したことあるなら、それもご連絡いただければ幸いです。

※ 今回のこの記事は、そのまま転載OKですぅ。

※ 07年5月20日追記  その後、情報をいただき(ありがとうございました!)、ウチダミツノリ警察官(警部補)の相勤警察官が現行犯逮捕した事件(やはり電車内でのスリ未遂)について、真っ向争われている裁判を傍聴することができました。レポートはこちらに。

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