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2007年4月19日 (木)

時速10キロで自転車に気づかず

4月18日(水)13時30分~

 東京地裁・刑事13部(佐藤晋一郎裁判官)802号法廷で、業務上過失致死の新件。
 書記官は、どこがそうなのか、よくわかんないけど、どうも少し、霞っ子クラブの毒人参さんに似てるような。

 被告人は在宅。66歳。
 06年11月18日午後3時40分頃、息子の仕事を手伝うため普通貨物自動車(三菱キャンター)を運転中、新堀2丁目2番先交差点で、右折方向出口の横断歩道を青信号にしたがって左方から右方へ横断する自転車があったのに、道路遠方を望見し、漫然10㎞/hで進行、被害者(88歳)を自転車もろとも転倒させ、脳挫傷の傷害を負わせた。被害者は同月9日午後11時37分、病院で死亡…。

 業過致死の裁判では、たいてい被告人は、「事故以来運転していない」「もう二度と運転しない」と言う。
 被害者の息子の調書には、「できることなら(被告人には)運転してほしくない」とあるそうだ。
 しかしこの被告人は、運転免許の行政処分はまだで、仕事の手伝いのためときどき運転している、免許を取れるようになったら仕事の手伝いのため運転したい、と言うのだった。
 検察官から突っ込まれ、「生きるために仕方ないんです!」と答えるのだった。
 年金はないのだそうだ。

 途中、私の斜め後ろの傍聴人が、鼾(いびき)をかき始め、長く続いた。
 佐藤裁判官が、「真ん中の人…」と壇上から声をかけた。
 鼾かいて居眠りしてる人には、それじゃあ気づかないんでは? と思ったらソク気づいて、「…すみません」と。

 被告人は、ぶつかって初めて被害者に気づいたのだという。
 ぶつかるまでまったく気づかなかったのだという。
 情状証人として証言した息子によれば、被告人(父親)の運転はすごく慎重派で、他の人よりはるかに慎重でスピードも出さないのだという。
 10㎞/hで、前を見て運転して、左方から来る自転車の被害者に、なぜ気づかないのか。
 右折した先の遠方を望見していたから、と調書にあるそうで、被告人も法廷でそう言うのだが…。
 私としては、右折した先に、何か格別注意をひくものでもあったのか? という点が気になるのだけれど、そんな話にはならなかった。

 遺族は、示談のことは第1回公判が終わってから考える、と言っていたそうで、続行。次回、示談の進展が判明してから論告・求刑ということで、14時11分閉廷。

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