裁判員制度はいらない!大運動
4月26日(木)15時~
弁護士会館で、「裁判員制度はいらない!大運動」の発足記者会見があった。
私も呼びかけ人の1人。
6月29日(金)18時から四谷区民ホールで大集会。みんな来てね。
『官僚とメディア』(魚住昭・角川oneテーマ21)。
この、読みやすくてチョー面白く内容濃い本の、「第8章 最高裁が手を染めた『27億円の癒着』」に、タウンミーティングの「ヤラセ」「サクラ」のことが詳しく出てくる。
冤罪をなくすため司法をどう改革すればいいか、昔からさんざん言われてきたのに、どうにもならず、そうこうするうち自民党が突然「司法改革を!」と言いだし、大金をかけ「ヤラセ」や「サクラ」を使って世論を誘導する、そんなものが国民のためであるはずがない、という言い方は大いにできるよね。
被告人も必死でしょうが、裁く裁判官も精神的プレッシャーは大きいのです。読者の皆さんも、少し考えてみてください。「俺はやってない!」と言い続ける被告人の面前で、「犯人は君だ!」と決め付け、刑務所に何年入れという判決を言い渡す光景を。
(中略)
真実は一つです。しかし、それを正確につかむのは、やってみると大変むずかしい。神ならぬ身の裁判官がこれをやる制度が、今の裁判制度なのです。今の裁判官は、全員希望して裁判官になった人ばかりです。志願した末の職でもこの苦悩を思えば、何らかの事情で、志願していない人がこの苦労を押し付けられたとしたら、とても耐えられるものではないでしょう。
「いや、俺は耐えられる。頑張る」
という人もいるだろう。
「汝裁くなかれ」
と教えられた宗教者もいるだろう。
誰にも等しく裁きを強制し(国家が強制的に動員し)、逆らう者には罰を科す、それが裁判員制度だ。
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