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2007年6月22日 (金)

平成18年(わ)第182号の「わ」は我々団の「わ」か

6_29chirashi_8  20日(水)正午前、公園のベンチで昼寝した際、あんまり天気が良いので、ここはひとつ腹にも少し日光浴させてやるかと、Tシャツをまくり上げた…ために日焼けした腹が、その夕方から、ひりひり熱を持ち始め、なんかたいへんなことになった。いわゆる火傷(やけど)だな。
 そのせいか、夜、やたらぐっすり眠れる(笑)。

 起きて当ブログのアクセス解析を見たら、21日(木)のアクセス数が、通常平日比300~400くらい多かった。
 「外山恒一のウェブサイト ファシズムへの誘惑」に、当ブログへのリンクが載ったせいだった。
 やっぱ、外山さんの事件は、注目されてるんだ。そりゃそだよね。

 そのサイトに、さっそく傍聴記。お~。
 けっこう詳細に書いてくれてる。ありがたい。

 「平成18年(わ)第182号」とある。
 「わ」は、「我々団」の「わ」であるっ!
 つーのはウソで、「わ」は、地裁の刑事の公判請求事件の記録符号
 鹿児島地検が鹿児島地裁に起訴(公判請求)し、つまり起訴状を提出し、書記官が受理して、起訴状原本の受理印に、事件番号を記入した、そこにある「わ」なのだ。

 「平成18年(む)第199号」も、「虫々団」の「む」ではない。
 虫々団って聞いたことないし。
 「む」は、地裁の刑事の雑事件の記録符号だそうだ。
 こっちが、勾留理由開示の事件番号ってわけだ。

 「警備3人」とあるのは、21日現在、外山さんが勾留されている場所が、警察留置場の場合、留置管理課の警察官、拘置所の場合は、法務省の刑務官だ。
 東京の裁判所で見ている限りでは、腰縄の色は、
  ・留置場 = しゃれた青
  ・拘置所 = 濃いグレー
 である。手錠の色は、あれ、忘れた…。警察は黒だっけ。
 起訴後の勾留が決まって拘置所へ移送、ということもある。

 裁判官は、起訴後も外山さんを勾留すると決めたようだ。
 以下は、刑事訴訟法(刑訴法)60条1項。

 裁判所は、被告人が罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由がある場合で、左の各号の一にあたるときは、これを勾留することができる。

 被告人が定まつた住居を有しないとき。
 被告人が罪証を隠滅すると疑うに足りる相当な理由があるとき。
 被告人が逃亡し又は逃亡すると疑うに足りる相当な理由があるとき。
 前各号に当たらなくとも被告人を勾留したいと検察官が言うとき。  
 ごめん、「四」は私のウソです(笑)。60条1項は、3号までしかありません。
 でも、少なくとも外山さんからすれば、「四」だと思えたんじゃなかろうか。
 これはねぇ、万々が一にも罪証隠滅、逃亡のおそれがあるかもしれないかもしれないかも、と思える要素が空想的、妄想的にでもほんのちらっとでもあったら勾留する、という刑事裁判の大原則の1つに、ごく普通にしたがったのだと、一般的には言えるんだろうと思う。
 だいたい、こんな反国家的に見える被告人の求めに応じて、勾留の請求を退ける(検察官のメンツをつぶす)なんて、普通できないでしょ。 

 60条3項は、こう定めてる。

 三十万円(刑法 、暴力行為等処罰に関する法律(大正十五年法律第六十号)及び経済関係罰則の整備に関する法律(昭和十九年法律第四号)の罪以外の罪については、当分の間、二万円)以下の罰金、拘留又は科料に当たる事件については、被告人が定まつた住居を有しない場合に限り、第一項の規定を適用する。

 外山さんの起訴事実のうち、スピード違反の罰則は「6月以下の懲役又は10万円以下の罰金」であり、罰金より刑罰として重い懲役刑の選択肢があるので、「30万円以下の罰金に当たる事件」とはいえず、だから、「被告人が定まつた住居を有しない場合に限り」とはいかないわけだ。

 「わ」のほうの判決は、「外山恒一さん交通違反で逮捕」でも触れたように、
「被告人を罰金1万5000円(※最悪2万円)に処する」
 となり、そして、
「未決勾留期間の1日を金5000円に換算し、その刑に満つるまで算入する」
 となるんじゃないかな。
 つまり、罰金を財布から出す必要はない、ってことに。
 いくら服役前科があるにしても、元が反則金の事件だから、ねぇ、と私は想像するんだけど。
 あ…鹿児島も5000円換算かどうかは知らないっす。

※ 裁判員制度になれば、こんな勾留は認められない、と思ったら大まちがいっすよ。
 そもそも裁判員裁判は、勾留理由開示も道路交通法違反も扱わないし。
 裁判員制度ってのは、自民党が突然言い出した「司法改革」なるもの(たぶんアメリカの要請)を、「国民のためにやるんですよ」と見せるための目玉、目くらましであって、ちょっと良さげに見える瞬間はあっても、全体としては「日本をぶっ壊す」ことなるはず。
 詳しくは、今発売中の『ドライバー』の「覆面パトは二度サイレンを鳴らす」をご参照ください。

※ 07年7月13日追記  上記傍聴記の事件番号が「平成18年」となってるのは、「平成19年」の誤記じゃない?

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