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2007年7月 9日 (月)

正確性を保つため検査は1回だけ!?

 7月6日(金)に傍聴した、すっげぇ裁判(警察官証人尋問)、また後日とか言ってると忘れちゃいそうなので、ここで簡記しとくです。

 0.15以上か未満かで、運転者にとっては天と地ほどの違いがあるのだ。
 しかし、酒気帯び検査は──毎度毎度言うけれども──方法について何も知らない運転者に対し、警察官が一方的に1回だけ行う。運転者が「おかしい。もう1回やってくれ」と言っても、いったん0.15ミリグラム以上が出たら、警察官は絶対に応じない。
 医師である運転者が、「血液検査なら再鑑定もできるので、血液で検査してくれ」と乞うたが、警察官は頑として応じず、検査拒否で逮捕してしまった、という事件も以前あった

 と、6月15日の酒気帯び否認事件を傍聴して書いた。
 その事件の第2回公判が7月6日にあり、検査をした警察官が証言したわけ。
 検査器は、印字式のDPA-7型。
 警察官は若く(巡査?)、最初はだいぶ緊張してたようだった。

 検査値は0.5mg。そんなに出るはずがないと被告人は否認している。
 現場で、もう1回測ってくれと求めたそうだ。

弁護人 「再検査は絶対許さないという取り決めでもあるんですか?」
警察官 「それはもう、もう1回はやらないです。器械の正確性を保つためです。もう1回測ることはできません。器械の正確性を保つため、2回の検査はできません」

060905_dpa7  どがーん!! ずごーん!!
 法廷内は全員ずっこけ、悶絶。
 若い警察官だけが、「どしたの?」という表情でキョロキョロしてた。
 というのはウソで、法廷内は平穏そのもの。
 だーれも、
「検査を1回しか行わないことで、なぜ装置の正確性が保たれるんですか? 複数回検査を行って、中間値、平均値を取るとか、最低値を取るとかすれば、検査の信頼性は確保できると、普通は考えるかと思うんですが、1回しか検査を行わないことで正確性が保たれるとは、ちょっと理解しにくいんですけど、そこのところ、もう少しご説明願えますか?」
 とは突っ込まないのだった。

 証言の趣旨はもう、測る毎に検査値は違い、器械の正確性が問題になるため、正確性を保つために1回だけなのだ、ということとしか考えられない。
 じつに正直な警察官である。
 つか、そのように先輩方から教わってるだけなんだろうけど。
 何ら疑問を感じず、さらっと証言してしまえるところが、すごいっ。

 東京簡裁の道路交通法違反を全件傍聴してやる!
 と裁判所へ通い詰めるようになってもう5年くらいか、すっげぇのを傍聴したよぅ!
 これが傍聴の醍醐味。たまらんですね!

 お知らせが遅くなったが、本日14時30分から東京高裁で、「それでもボクは(すりを)やってない!」事件の控訴審第1回がある。
 例のウチダミツノリ警部補の「1人現認」の検挙による否認事件だ。
 これも、現認の正確性を保つため1人で現認する、って?

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