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2007年8月26日 (日)

行政処分逃れの意外なウラワザが?

8月24日(金)

 前の窃盗が押して、道路交通法違反の新件は10時39分から始まった。

【場   所】 首都高・都心環状線・外回り・港区芝2-2
【日  時】 2007年8(?)月6日 午前3時18分分頃
【装   置】 東京航空計器 オービスⅢLj (ループコイル式でフィルム式)
【測定値】 120㎞/h 制限速度50㎞/hを70㎞/h超過
【被告人】 30代 会社員 
【弁護人】 たぶん国選
【認  否】 「(起訴状記載の)事実はありました」

 前科なし。違反前歴7件。
 普通は略式ですむ。なぜ公判請求されたのか。
 捜査段階では、
「90キロくらいで走っていた。120キロは出ていなかった」
 と否認していたのだという。
 オービス裁判の基本パターンの1つだ。

 真実はどうなのか。
 認否で、
「事実はありました」
 のあと、
「そのほかに何か話したいこと、あるの?」
 と岩垂正起裁判官から尋ねられ、
「いえ…ここでは…」
 と、なんだか含みを残す言い方をしていた。
 じつは無実なのに、面倒臭くなって自白に転じた…のかもしれない。

 弁護人の被告人質問は、チョー簡単。2分ほど。
 検察官は、行政処分にこだわってた。
 被告人は、本件による取消処分を受けておらず、手配中となっているうえ、以前、事故で欠格2年の取消処分の対象となり、免許を失効させてから、6カ月以内に再取得…つーことをしてたんだという。
 結果、失効期間を除いた510日の保留処分となり、その満期の1カ月ほど前に「聴聞」を受け、30日停止となり、講習を受け、新免許証を交付されたんだという。
 はあ? 私はそう聴き取ってノートに書いたんだが、ホントか?
 説明はややこしいので省くが、もし本当なら、意外なウラワザ(といってもいい合法的な結果)があることになる…。ホントか?
 拙著『なんでこれが交通違反なの!?』のQ101のケースといい、点数と行政処分の制度は、無理に増築を重ねたインチキ温泉旅館のように、奥のほうへ入っていくと、何がなんだか、わからなくなる…。

 岩垂裁判官の被告人質問が、いちばん長かった。
「あなたにとって、いちばん大事なものは何ですか?」
 出た~! 岩垂さんはときどき、突然これをぶつけるんだよね~。
 ほか、味わいのある被告人質問だった。やっぱ岩垂さんは良いな~。

 …しかし。
 あのオービス設置場所は、知らず知らずに120キロも出せる場所じゃないはず。
 90キロくらいで走ってるつもりで120キロ出てたって、無理があるんじゃない?
 もちろん、被告人の行政処分への対応からして、とにかくペナルティを逃れたいだけ(だからウソで「90キロくらいだった」と捜査段階で言ってただけ)だったんだろうと、十分に疑えるけれど、もしかして、本当に測定値は誤っていたのかもしれない。
 そう疑うのにも、十分な理由がある。
 オービスが信頼できるという客観的な裏付けは、何らないのだから。
 もしも、オービスが誤測定(誤表示)していたなら、岩垂さんの被告人質問の間、被告人は腹の中で何を思っていたか…。そう考えると、哀しい…。

 求刑は相場通り、罰金10万円。来週判決。11時17分。

 それが終わる頃、阿曽山大噴火さんが傍聴席に。
 えっ? 次の事件は、注目なの?
 そうじゃないらしい。
 次は窃盗の新件。うーん。
 そうこうするうち、その窃盗の被告人は、耳が全く聞えないらしいことがわかってきた。
 ものすごくお爺ちゃん? かと思ったら、そうじゃなかった。
 うーん。私は某事件のことで某研究機関へ急ぎ行くことになってるんだが、どんな内容か、ちょっと数分だけ傍聴していくか…。
 と思ってるうち、12時15分まで傍聴し続けてしまった。やばっ。
 だぁって、だーいぶ珍しい事件、というか被告人なんだもの。
 いやぁ、こんなのは初めて傍聴したよ。窃盗は侮(あなど)れない。
 いろんな人物がいて、いろんな人生があるのだ!
 阿曽山さんが、たぶんどこかでレポートするだろう。
 私も、じつは、早ければ今年末頃…ってこれはまだ内緒にしとこう。

 電車と車で移動し、18時頃まで某研究機関に。
 もう疲れて疲れて、21時頃に寝ちゃったよぅ。

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裁判員制度はいらない!大運動 

 25日(土)は、久しぶりに麻布十番納涼祭りへ。
 都営大江戸線が、やけに混んでると思ったら、ほとんどみんなそのお客だった。
 19時半頃からピークになり、身動きできなくなるよ、と聞いていたが、ほんと、朝の通勤電車のよう。
 昔はここまでではなかったように記憶する。
 やっぱ、都営大江戸線の麻布十番駅ができた、影響なんだろうか。

 付近の飲食店が出してる店と、通常の縁日にみられる香具師の店とが混在。
 どうせ買うなら前者で、と思う人がやはり多いらしく、香具師のほうは、所場代ばかり高くてぜんぜん売れねーよ、とボヤいたりしてるらしい。
 それでも、なんせこの人出だから…。
 私が見た限りでは、香具師の人たちは、ものすごく愛想が良かった。
 麻布十番には、そっち方面の親分が住んでるんだっけ? そんなことも関係あるんだろうか。

 今日が最終日。16時頃には行くほうがいいと思うよ。
 帰りのキップ売り場は延々長蛇の列になるから、往復のキップを買って、ね。 

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