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« 自動車運転過失致死の初公判を傍聴できず! | トップページ | 名古屋高裁オービス判決 迫る! »

2007年8月28日 (火)

ゴミ屋敷、騒音おばさん、の次は火炎ビンおじさん?

 10時から、公務執行妨害・道路交通法違反…。
 駐車監視員への公妨? いや、違うだろ。
 手続き的に、駐車違反が道交法違反としてくっつくとは考えにくい。
 職質を振りきろうと、パトカーに当て逃げして、報告義務違反(道交法72条1項後段)?
 いや~、公妨で逮捕されてから、酒気帯びか無免許が発覚とか、そういうんじゃないの?
 とにかく交通違反は私の守備範囲。いちおう傍聴しとくか…。

 と出かけたら違った。
 それは別の日の午後で、今日10時00分からのは、占有離脱物横領・強制わいせつ(の新件)だった。あ~、またかよ~。

 東京地裁・刑事3部(波床昌則裁判官)522号法廷。
 検察官は、奥岡直子さんというのかな、小顔で細くて背が高い人。
 隣の席の修習生らしき女性は、誰か女優かグラビアアイドルに似てた。
 弁護人は、ときどき見る、口元がグレゴリー・ペック風のお年寄り。補聴器。
 10時頃、傍聴人がどやどや入ってきた。傍聴席は40数席。だいぶ埋まった。女子学生風が多かった。

 被告人(身柄。拘置所)は、30代の鳶(とび)職。
 今年6月、板橋のほうで、路上に無施錠で置いてあった自転車(前日に盗難届けが出されているもの。3000円相当)を欲しいままに自己のものとし、3日後だっけ、21時30分頃、その自転車でうろうろしてるとき、制服姿の女の子(15歳。塾帰り)を発見、少しイライラしていたので、エッチなことをして脅かしてやろうと漠然と考え、ついて行き、マンション入口の集合郵便受けのところで、スカートの中へ手を入れ、「焼きつけるぞ」とタバコの火を腕に近づけ、短パンのようなものの上からお尻をつかみ続けたが、女の子がたまたまやってきた女性に助けを求め、被告人は走って逃げ…。
 家族とは音信不通。窃盗の前科1犯。
 求刑は懲役2年。次回判決。

         ★

 11時から、刑事16部(白石篤史裁判官)419号法廷で、火炎びんの使用等の処罰に関する法律違反、の新件。
 419は、裁判員制度用の法廷。椅子の色も床の色も違う。鮮やか。
 そこそこレアめの罪名なのに、開廷5分前の傍聴人は、私を含め3人。
 がらがらもいいとこ。
 だったら昨日の自動車運転過失致死は、なんだよ! ←まだグズってるよ(笑)。

 この法廷は、今回初めて気づいたけど(つい最近そうなったのか?)、廊下側が検察官の席で、奥の、身柄の被告人が出てくるドアのほうが弁護人の席なんだね。
 なんでわざわざそんなふうにしたの?
 検察官は、ずっとそこに座って次々と事件を扱うことがあるけれども、弁護人は事件ごとに入れ替わるのが普通。奥が弁護人席じゃ、不便なのに。
 これはアレか? 「検察官が向かって左、弁護人は向かって右」と決まりきったもんだと思い込んでる人がいて、なんでもかんでも大衆にわかりやすけりゃいい、という裁判員制度の法廷だから、無理に「検=左、弁=右」としちゃったのかしら…。
 というか、「検=左、弁=右」って原則がいちおうあるんだっけ?

 迷彩服を着てモデルガンを持ち歩くなどしたことから近隣住民から疎まれ、疎外感を感じていた被告人(53歳。身柄。拘置所)が、今年6月、昼間から公園で飲酒し、帰宅してからも飲酒し、ストーブに残っていた灯油をリキュールのビンに730ミリリットル入れ、ハサミでタオルを切ってビンの口につめて火炎瓶をつくり、俺の存在をアピールしよう、うっぷんを晴らそうと思って外へ出て、火事になっては迷惑をかけるので、幅5メートルの道路の交差点中央に投げたところ、ビンは割れたが灯油には引火せず、付近住民から「何やってんだ!」と言われ、タオルの火を足で踏み消し、逃げた…という事件。
 ゴミ屋敷、騒音おばさん、の次は火炎ビンおじさん? とか思ってしまった。

 警察のほうで、被告人の指示にしたがって同じ火炎ビンをつくり、燃焼実験をしたが、その際も灯油には火が広がらなかったそうだ。そんなもんなんだ…。

 検察官によれば、簡易鑑定の結果、被告人は妄想型統合失調症で、かつアルコール依存症だという。
 しかし第三者に害が及ばないよう交差点中央へ火炎瓶を投げたことや、「何やってんだ」と言われて火を踏み消したことなどから責任能力は認められる…。が、心神耗弱の状態ではあった、と。

 被告人質問をやる前に、精神鑑定をやるかどうか、検察官が開示しない「精神衛生診断書」をどう扱うか、そのへんでごちゃごちゃし、次回へ続行。
 私は11時45分から高裁のほうで、8月14日が第1回だった無免許の判決を傍聴したいので、これはありがたい。
 ところが、弁護人がお年寄りで、白石さんもテキパキ急ぐほうじゃないから、のったりのったり、なかなか次回期日が決まらない。
 もうダメだ! 壁の時計で11時43分、私はガバッと立ち上がり、法廷を飛び出した。
 急ぎ高裁715号法廷へ。
 ドアを開けようとすると、被告人と弁護人が出てきた。
 もう終わったのだ。こっちは数分早めに始めたらしい。なんてこった。

 これで霞が関は終わり。
 いったん帰宅して、公民館のプールへ。
 10往復泳ぎ、近くの立ち食いで、きつねそば大盛り370円。
 公園のベンチで、30~40分ごろんと昼寝。
 やっぱ焦ってもロクなこたぁない。のんびりしなきゃね~(笑)。

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