萩原健一さん オービスⅢLkで37キロ超過
今日は横浜地裁へ、日本無線のレーダ事件を傍聴に行ってきたのだが、帰るとこんなニュースが。以下は9月11日付け読売新聞。
萩原健一さん速度違反…60キロ制限の国道1号を97キロ
俳優の萩原健一(本名・敬三)さん(57)が、東京都大田区内の国道で乗用車を運転中にスピード違反をしたとして、警視庁池上署に道交法違反(速度超過)の疑いで摘発されていたことがわかった。
調べによると、萩原さんは先月10日午後0時30分ごろ、大田区南馬込1の国道1号で乗用車を運転中、制限速度を37キロ上回る時速97キロで走行した疑い。
現場に設置された速度違反自動取締装置(オービス)でスピード違反が発覚、萩原さん本人が今月6日に同署に出頭した。今後、簡易裁判所での略式裁判が開かれる見通し。萩原さんは当時、横浜の自宅に戻る途中で、「仕事の打ち合わせがあったので急いでいた」と話しているという。
国道1号、大田区南馬込のオービス?
さっそく礼田計さんに尋ねたら、東京航空計器のオービスⅢLkとのこと。
3車線のうち、2車線をカバーしているらしい。
わりと最近設置されたようだ。
※ 礼田計さんは『ミスターバイク』で連載を始めたそうだよ。
オービスⅢLkは、ループコイル式で電子式。
オービスマップでは「LH」と呼ばれてるやつだ。
※ 画像は、他の場所のLk。府中刑務所へ向かう途中の、東八道路下り。
これと、三菱電機のRS-2000(オービスマップでは「新H」または「H」)は、すべての通過車両を測定しようとし、測定可能範囲の通過車両をすべて測定し、何時台に何十キロ台の通過車両が何台あったか、データを取っている。
国道1号、大田区南馬込付近なら、平日、土日祝日の昼間、夜間、あるいは盆休みの時期の、実勢速度はどれくらいなのか、めちゃめちゃ飛ばすやつはどれくらいいるのか、ばっちりわかるようになっている。
わかって、うわぁ、こういう具合なら、こういうところに気をつけなきゃとか、こういう安全施設が必要だとか、対策を考えることができる。
蕎麦らしい、もとえ素晴らしい装置なのである。
ところが! そのデータ(集計表)を開示請求すると、肝心の部分が真っ黒墨塗り。
コピー機のトナーを無駄遣いすんなよ! なのである。
それで先日、非開示処分を取り消してよ、との申立をした。
が、東京都情報公開審査会のほうは、オービスの場所を特定されると、飛ばすヤツが、その場所でだけ減速するから、というお考えらしい。
その件で、急ぎ意見書を書かねばならない。
ブログを書いてる場合じゃないのだ。
と言いつつ、もすこし(笑)。
上掲の記事中、
「今後、簡易裁判所での略式裁判が開かれる見通し」
とあるのは、勘違いを誘うんじゃないか。
略式の裁判手続きは、「開く」に相当することを、何もしない。
萩原さんの場合、混乱を避けるため、いわゆる交通裁判所ではなく、もっと静かな区検察庁で処理されるのかもしれないが、それでも何も開かない。
萩原さんは、法廷に立つこともないし、裁判官に会うこともない。
私はよく知らないんだが、もしかして萩原さんは、執行猶予中だとか?
仮にそうであっても、37キロ超過程度のスピード違反の罰金では、執行猶予取消しになどならないはずだ。
ちなみに、一般道での37キロ超過の罰金の相場は、7万円ね。6万円になることはあっても、8万円はちょっと考えにくい。
それにしても、真昼の国道1号で97キロって、わりとぶっ飛ばしたほうじゃないの?
盆休みの時期で、道路が空いてたんだろうか。
ま、とりあえずそんなことで。
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改訂新版 なんでこれが交通違反なの!?―警察では教えない126の基礎知識 著者:今井 亮一 |
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