死刑における法務大臣の役割
昨日はTBSの「ぴんぽん!」に、恥ずかしながら生出演させていただいてきたよ。
CMやVTRが流れる間に、麻木久仁子さん(美人だ~)、大谷昭宏さん(ご無沙汰です)とちょっと雑談(打ち合わせ的な意味もあるんだろうと思う)をしたり。
昔、私は、緊張して顔が引きつって、そういうとき笑顔をつくれなかったもんだが、今は、ま、普通に笑顔はできる(と思う、たぶん)けれども、まだまだ喉が渇くんだよね~。
並んだ3人の後ろの小机に置かれた、ストロー入りの小さいペットボトル(お茶)を、私ばっかりひんぱんにチューチューしちゃったよぅ。とほほ。
総合司会の福澤朗さんを真横から見つつ、この人はプロフェッショナルだな~と感動。
東名高速での1999年の、酒酔い大型トラックの追突(激突)による幼児2人死亡事件の日は、1997年にダンプにひき逃げされた片山隼くんの命日だった、という話を私は少しさせてもらったのだが、話したあとで、それは11月28日であることを言えばよかった、と後悔した。すんません。
★
始まる前に楽屋で、大谷さんから聞いたのだが、法務大臣は死刑執行のハンコを押す前に、裁判記録を精読することになってるんだそうだ。
やっぱ、国家が人の命を奪うのは尋常のことではなく、有罪判決が確定したら自動的に殺せばいいってもんじゃ到底ないと、制度の側もわかってるわけだ。
そうすると…。
たとえば、明確な殺意をもって衆人環視のなか殺人を犯して現行犯逮捕され、自白もしている、というものは裁判記録は短く、わかりやすいので、法務大臣は安心して早めに死刑執行のハンコを押す…。
一方、裁判所は有罪を確定させたけれども、被告人は真っ向否認しており、検察の立証は怪しいというものは、その後、真犯人が現れたりするのを待って、大臣はなかなかハンコを押さない…。
そういう“安全装置”がいちおう設けられてるのか?
なるほど、無罪の証拠を検察が隠したために死刑判決が確定したことがあった国であり、無罪の証拠を検察が隠すのは現在も合法である以上、その程度の安全装置は当然に必要だろう。
いや、ややこしい事件は普通、裁判記録が膨大になるので、大臣はなかなか読み切れないだけだったりして…。
いやいや、ほんとのところ、大臣は裁判記録をいちいち読む(読める)んだろうか…。
とかごちゃごちゃ考えちゃいました。
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