痴漢で前科6犯 服役3回
9月4日(火) その2
名誉毀損の判決を傍聴したのち、13時30分から423号法廷(伊藤敏孝裁判官)で、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反の新件。
被告人(身柄。拘置所)は、きれいな坊主頭の、どっちかといえば普通にマジメ風。イメージ的にね。
証言台の前に立つとき、姿勢がよく、掌に薄いお椀をつくるようにして、指先がピッと伸びてた。あっ、これは…。
と思ったらそうだった。服役前科が3犯あるのだった。
前科6犯のうち、5犯が電車内での痴漢行為、1犯がバス内での痴漢行為。
4回目が懲役10月、執行猶予3年で、のちにその猶予は取り消され、5回目が懲役9(?)月の実刑、6回目が懲役1年の実刑なのだった。まだ30歳なのに。
前刑出所後、間もなく職を得て、路線バスで通勤し、その車内で、手の甲を女性の体に当てて感触を楽しむようになり、今年6月、14歳の女生徒のスカートの中へ手を入れて触り、7月の朝、知らずに同じ女生徒を触り、その女生徒により現行犯逮捕(私人逮捕)されたのだという。
なぜまたやったのか、本件で服役後(執行猶予がつくとはさすがに誰も考えてない)、どうやって再犯を防止するのか、そこに時間が割かれた。私の傍聴ノートで約7ページ分。考えさせられたよ。
求刑は懲役1年10月。
14時14分閉廷。
再び手錠・腰縄をつけられ奥のドアから去る被告人を、両親と思しき男女が立ったまま見送っていた。父親のほうは相当腹立たしいように見えた…。
今週の東京簡裁の開廷表をチェックし、地下でかけそば大盛り280円を食べ、一服し、今日のメインの道路交通法違反へ…。
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