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2007年11月 9日 (金)

被告人の妻はずっと泣いていた

 東京簡裁の826号法廷(今日は岩垂正起裁判官)で…。
   9時50分から、窃盗未遂の判決。
   11時15分から、窃盗未遂の新件。
   13時30分から、児ポ法違反(被告人:コアマガジン)の判決。
 …があったのだが行かず、15時からの窃盗未遂(スリ未遂)の、第7回公判。

 今日が第7回だというのは、ゴトウ巡査の証人尋問が第2回、ウチダミツノリ警部補の尋問が第4回と5回だった、というところからわかった。
 だから、この事件、私が初めて傍聴したのは、第3回公判(ゴトウ巡査の補充の尋問からスタート)だったのだ。

 木村昇一検察官による論告が、約1時間。
 仙台行き(オービス差戻し審の傍聴)の疲れがまだ抜けておらず、普通なら絶対居眠りするはずのところ、なんとぜんぶ真剣に聞けた。木村さんは良いねぇ。つくづく良い。地裁の公判立会いの若い検察官たちより、何倍も良い。ってすんません、傍聴人はこんな偉そうなこと言いたがるもんでして(笑)。
 求刑は懲役1年6月(の実刑)。
 セキネ(と聞えた)弁護人による弁論は、約20分間。
 論告に比べれば短いものの(要約したのかな?)、十分に対抗し得るものと聞こえた。
 というのも、警察官たちと被告人の、それぞれの供述の、どっちが信用できるか、私は記録を精読してないから、大ざっぱな印象しか言えないが、ま、どっちもどっちと聞くことができるとしても、だ、最初から否認事件なのに、駅のホームの監視カメラの録画を捜査しようとさえしてないとか、警察側に怪しいところがあり過ぎるのだ。誤って検挙して、否認されて強引に事件をつくり上げたんじゃないかと思えるフシが、ありすぎるのだ。もちろん、弁護人はそういったところをガンガン突いてた。

 岩垂正起裁判官は、ずっと目を閉じていた。
 壇上に、口から(終わりのほうは鼻から)上の顔が見えている、そんな感じ。
 初めて岩垂さんを見る人は、「寝てる!」と思うだろうけど、あの人はあれで素晴らしく覚醒してるのだ。

 そして、傍聴席の端で、被告人の妻(ちょっとサトエリさんに似てる。大荷物を持って懸命に頑張ってた)が、ほとんどずっと、わっと泣き出すのを堪えてるというのか、顔を赤くして、鼻水をすすっていた。涙も見えていた。
 岩垂さんは、あの塞がったような目で、しっかり見ていたはずだ。そして、涙などには関係なく、法と良心だけに従って判決するはずだ。なぜ私はそう思うのか、今の段階であんまりあれこれ言うのは、やっぱ控えておくです。
 次回判決。これほどドキドキする事件は、滅多にないよ!

 今回の傍聴人は、私のほかに、被告人の妻と、阿曽山大噴火さんと、この事件を私に教えてくれた傍聴マニアの人と、あまり見かけない人(当ブログを読んでくれてるという。ありがとございますぅ)と、検察か警察の人と思われる黒いスーツの女性と、ときどき見かける作業服風の人。
 この作業服風の人が、閉廷後…。
 それも書かないでおこう。書かないことは、いっぱいあるのよ。

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 きょうは、これ1件でオシマイ。
 1階で、某氏(彼も相当の“達人”)と歓談。
 発信者情報開示、つまりネットの匿名の誹謗中傷者を特定する情報を開示しろ、という民事の裁判が最近ずいぶんあるそうだ。特定の原告(企業)による裁判が目立ったり、とか。ネットで何か起こってるんだろうか。
 こういう動きは、ドッと加速する可能性がある。匿名の誹謗中傷者たちは、今後ヤバイかも。
 ジャーナリスト・津田哲也さんを被告とする裁判(民事)の弁論が12日(月)にあると教えてもらい、あとでネットで検索してみたら、津田さん本人も告知してた。

※ その某氏に伝言。コアマガジンの判決は、罰金350万円だったそうだよ。労役場留置は、1日いくら換算だったんだろうね。

※ 窃盗未遂(スリ未遂)がデッチ上げなら、木村さんはデッチ上げに手を貸してることになるわけだが、木村さんに対する私の印象・評価は変わらない。これは矛盾してると思われるかもしれないが、私のなかでは矛盾しない。人間は、善悪・正邪だけで二分できるものではないのだ。

※ 6日(火)だったか、東京簡裁で、道路整備特別措置法違反の第1回公判があった。私は仙台にいて傍聴できなかったが、フリーウェイクラブ関連の事件ではないかと思われる。もしも、東京での事件を東京区検が(被疑者が略式に応じなかったので)公判請求したなら、今後、同じ罪名の事件が続々東京簡裁へ出てくる可能性がある。何言ってるか、わかんない? ごめんよぅ。でもこれ聞く人が聞けば大ニュースのはず。

※11月13日追記  アクセス解析を見たら、霞っ子クラブからの訪問がやたら多い。ユキさんの傍聴記に当記事のリンクが貼られていたのだ。…で、読んでみれば、当記事中の「作業服風の人」と、ユキさんの傍聴記に出てくる「オヤジ」と、もしかして同一人物かも。思い当たるフシがだいぶある。だとすれば、ユキさんがこのスリ未遂の第7回公判を傍聴に来てたら、再び対面することになってたわけだ! 裁判所内には、いろんなことがあるなぁ。ってユキさんには深刻な問題だろう…。   

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