フォト
2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ

« Nシステム訴訟 地裁判決 | トップページ | 警視庁 自転車取締件数 »

2007年12月28日 (金)

警察官証人の旅費日当 控訴審判決

 先週打ち合わせ済みの雑誌原稿にかかろうと、担当編集者氏からの依頼メールを開いたところ、予想に反して大量で、真っ青に。
 でもそんなのカンケーねぇ! って嘘、ウソです~!
 11時10分から東京地裁421号法廷の、「警視庁葛飾警察署留置11号こと氏名不詳の男」という被告人氏名の窃盗の判決へも行かず、ぎりぎりまで原稿を書いて、ちょっと警視庁へ寄ったのち、13時15分から、東京高裁・民事10部(吉戒修一・藤山雅行・萩原秀紀裁判官)825号法廷で、「不当利得返還等控訴事件」の判決。8月3日が地裁判決(請求棄却)だった、警察官の証人出廷の旅費日当のアレだ。
 控訴棄却。訴訟費用原告負担。

 同じ法廷で、他に5件連続判決があり、1件は、野村沙知子さんを被控訴人とする「預託金返還等控訴事件」だった。これは確か、野村さんがワイドショーとかでボコボコ叩かれたときに東京地裁に提訴された事件だよね。
 控訴棄却。つまり野村さんが控訴審でも勝ったってこと。

 もう1件、群馬県選挙管理委員会を被控訴人とする事件があり、たいへんなシーンを目撃してしまった。
 原告らは、裁判官を忌避したのにナンで判決を言い渡すんだ、とか怒ってて、言い渡しが始まろうとするや、原告(だいぶ年配)が壇上へ近寄って抗議したのね。そしたら、高裁の職員と思しき、TVドラマに強面刑事かヤクザ役で出そうなカッコイイ若めの男(ジャンパーの上腕部分に「裁」のワッペン)が、年配原告の上着の後ろえり部分(えりの折り返しよりちょっと下の部分)をムンズとつかんで、吊り上げて振り回すように原告席に座らせたのだ! うっわぁ~っ! びび、びっくりしまスた!
 この判決が5件の最後で、原告の連れの、何年も前から裁判所の門前で拡声器で抗議行動をしてるオジサンにどうも似た人(もしかして同一人物?)が、「出て下さい」と言われて「やってもらおうじゃないか、どうやって出すんだよ」と言ったので、うわぁ、これはたいへんなことになるのか? と見ていたが、とくに何も起こらず…。

 「不当利得返還等控訴事件」の判決書きを、控訴人と代理人弁護士(山下幸夫さん)からお借りし、地下のコンビニでコピーさせてもらい(1枚10円)、喫茶室(店名をどうしても覚えられない。コレヒドール…じゃない。何だっけ)で、読む。
 「原判決の××末尾に次のとおり加える」とか「原判決の××から××までを次のとおり改める」とかあって、足りない部分を補ってていねいになっている、のだが、そうですねぇ、結局は原判決と同じく、私としては「ええっ?」と首をかしげたくなる解釈もあり、どっちにも解釈できるときは行政側に有利に解釈するというか、もしも行政側を負けさせるときは行政行為が明白に一義的に違法でないとダメというか、そういう原則に従った解釈のように思えた。
 ただ、警察官が扱い事件で証人出廷したときの日当は、所属警察の側で「調整」すべきことである旨の言及があり、今後、全国の警察はその「調整」をせざるを得ないんじゃないかな。

改訂新版 なんでこれが交通違反なの!?―警察では教えない126の基礎知識 Book 改訂新版 なんでこれが交通違反なの!?―警察では教えない126の基礎知識

著者:今井 亮一
販売元:草思社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 14時10分から14時40分にかけて、東京地裁・刑事1部(髙木順子裁判官)408号法廷で、常習累犯窃盗、住居侵入・窃盗、常習累犯窃盗、恐喝未遂、覚せい剤取締り法違反の判決あり。
 これがねぇ、事件の内容について「検察官作成の起訴状記載のとおり」と言うだけで、どんな事件かぜんぜんわからない。弁護人が私選とは到底思えないのに、訴訟費用についても言及しないし。上訴権の告知まで含めて1件あたり3分程度。
 髙木裁判官は、いつもあんなことやってるの?

 15時から、高裁・民事14部(西田美昭裁判長)824号法廷へ。
 群馬県を被控訴人とする、ある事件の判決を傍聴に行ったのだが、13件の判決が次々と言い渡され、11件までは控訴棄却で(私が傍聴に行った事件も棄却)、しかしそのなかに、被控訴人氏名が「セイン・××・カミュ」の「損害賠償・専属契約不存在確認等反訴控訴事件」というのがあった。「専属契約は存在しない。一審原告は被控訴人に××万円(桁数は2桁じゃないよ)を支払え」との判決だった。

 来年の地裁の開廷表をチェックし、さぁもう帰るぞ! 原稿書くぞ! と思ったが、15時30分から地裁403号法廷で、遺失物横領の判決あり。地裁で遺失物横領って、珍しくない? いやいや、そんなこと言ってたらキリがない。ここはスパッとあきらめねば。人間、攻めるときは攻め、退くときは退くのが肝心だ。
 とか決心した直後、15時29分、エレベータへ走る。検察官の冒陳だけでも聞こうと。行ってよかった。いやはやなんとも…な事件だった。
 しかし長々傍聴するわけにはいかず、被告人の父親が証言する前に、私は退廷。

 原稿が進めば、28日(御用納めの日)も裁判所へ行けるのだが…。

Banner_02_2 人気blogランキング ←11月28日1時20分現在、250で32位~♪

交通違反でつかまっても困らない本 (ワニ文庫 P- 147) Book 交通違反でつかまっても困らない本

著者:今井 亮一
販売元:ベストセラーズ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

« Nシステム訴訟 地裁判決 | トップページ | 警視庁 自転車取締件数 »

刑事/窃盗」カテゴリの記事

民事の裁判」カテゴリの記事