「裁判官は検察の言いなりだ。検察のほうが権力が強い」と検察官から言われた?
12月19日(水)
13時30分から、東京地裁のほうで「集団強姦」の新件があったが、そういうのには心動かされず(ウソ、行く余裕がなくて)仕事場で原稿を仕上げ、14時30分からの東京簡裁、「公務執行妨害」の第2回公判へ向け、出かけた。
当ブログの以前からの読者諸氏、および裁判所の方々等は、存分におわかりだろう、簡裁の公妨が傍聴マニアにとっていかに注目かが。
ところが、廊下の開廷表にない! 訟務係の開廷表にもない!
なんか最近、期日が流れるとか、被告人が来ないとか、多くない? 4~5年前は、こんなにはなかったように記憶する。たまたま偶然なんだろうか…。
しょうがないので、国土交通省へ行き、食堂でラーメン大盛り400円を食べ、図書室へ。
「走行キロ」の詳細データを調べようと、司書のお姉さんにいろいろ調べてもらい、資料に当たってみたが、時間切れ。図書室から当たるのは、能率的じゃないみたい。別のアプローチを考え、裁判所へ戻る。
15時30分から、東京高裁717号法廷で、「偽証」の審理。
被告人質問が1時間ほどあり、ようやく事件の概要がわかってきた。聞き取れたところによると、要するにこういう事件らしい。
…息子が強制わいせつをやったとされたが、その犯行日は母親(本件被告人)と買物に出かけていた。母親は買物に行ったことを明確に覚えており、息子の強制わいせつの公判でそう証言した。しかし、当時の息子の弁護人は母親の話をよく聞かず、母親は法廷で緊張し、検察官から威圧的に迫られ、思うように証言できなかった。息子の判決の少し前に、母親は「偽証」の罪で逮捕された。その取調べ(「地獄の取調べ」)で、検察官は母親に、「裁判官は検察の言いなりだ。検察のほうが権力が強い」と言った。息子は無実だけど有罪になると、母親は予感した。予感どおり、息子は一審で有罪となり、控訴したが棄却され、上告も退けられて有罪が確定した。母親の「偽証」については、一審で無罪とされたが、検察が控訴した…。
その被告人質問の途中、私は傍聴席の真ん中最前列で、たまらず笑ってしまった。だぁって、検察官が母親に、
「息子にはアリバイがあるのに有罪が確定したのは、裁判所が誤っているからだ」
と言わせよう、言わせようと、マジしつこいんだもの。やんなっちゃうくらい。検察官って、ほんと、クズだなぁ、と思った。
いや、どの検察官も(そして裁判官も)、いつもクズだ、と私は言ってるわけじゃない。
「汝、健やかなるときも、病めるときも、変わらず夫(妻)を愛し続けますか?」
と、結婚式のとき、言うでしょ。
事件が健やかなとき(明白な自白事件のとき)、すっごく味わいがあって尊敬したくなる検察官・裁判官はいる、けれども、事件が病めるとき(真っ当そうな否認のとき)、クズなことをやる検察官・裁判官もいる、そういうことだ。
ま、人間、誰しもそんなもんだとは思うし、この喩えだけでぜんぶ説明がつくものでもないと思うけどさ。
※追記: もちろん判決も傍聴した。原審無罪(求刑1年6月)のところ、控訴審は検察の控訴を棄却=無罪維持。
終わって1階へ降り、霞っ子クラブの毒人参さんにばったり。
シベリア鉄道&北欧の旅から、帰ってきてたんだ~。←私はアートコーヒーへ寄らず、急いで帰った。そして歯科医へ行き、新しい義歯(前歯1本)を入れたんだよ~。今度見てね~♪
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