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2008年1月24日 (木)

弁護人と被告人の信頼関係が破壊

 またやってしまった! コピーせずに記事を送信し、全部消えた。いつに増して素晴らしい記事だったのに。餃子を焼けと電話があり、あわてたのがマズかった。って何の話だ。私は餃子を焼くのが上手なんだよぅ。

 もう時間がないので一部箇条書きする。

1月17日に第1回を傍聴した「廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反」の判決は、求刑どおり罰金40万円。略式命令の金額をムリに正当化する論法が感じられた。

・同じく1月17日に第1回を傍聴した「窃盗未遂」は、懲役1年6月、執行猶予3年。これはまぁ妥当なところなんじゃないだろうか。

・被告人の身柄が留置場で、執行猶予判決のとき、その場で釈放されて被告人は自力で留置場へ戻ることになるんだが、弁護人はそのことをぜんぜん知らなかったようで、非常に微笑ましいセリフが聞かれた。いいな~、心温まるな~と。

・もしや電車内でのスリ未遂の否認かと、「窃盗未遂」を2件チェックしたが、違った。そうそう当たるはずもないわね。ただ、うち1件(ひったくり未遂)は、たいへん哀しい侘びしい事件だった。

・今年初めての、簡裁の道路交通法違反の新件。おそらくは光電式の、ネズミ捕り、78キロ超過。否認。弁護人(若い女性。裁判所の職権で付された国選)が、イカにもタコにも嫌で嫌でたまらないという風情だなと思ったら、「私と被告人との間の信頼関係があまり…破壊されているようなので…」と言いだした。被告人も「こういう方針でやりたいと申したところ、それではヤリたくないと…」と。弁護士にとってはそんなことはいくらでもあるだろうに、あの態度はちょっといただけないのではないか。ま、お互い人間、最初はそれで始まり、やがて…ということもあるだろう。次回警察官を尋問の予定。

・霞が関倶楽部の方と話し、「そもそも現場を走行してない」という「自動車運転過失致死・道路交通法違反」(つまりひき逃げ死亡事故)の審理が地裁で続いていると聞いた。

・やっぱりどなたも、長く傍聴していると、「真実はわからない、証拠はどっちもどっち、のときは裁判官は有罪の理由だけ拾って有罪にする」と感じるようだ。無罪の可能性と有罪の可能性、4対6なら、もう完全に有罪。5対5でも6対4でも、言うまでもなく有罪。9対1でも、ま、普通は有罪。10:0でも、11対-1でも、起訴事実自体がないという主張だったら、有罪だろう。だから裁判所は検察・警察からナメられるのだ。警察庁の「冤罪防止」というのも、だいぶナメた話だと思う。「防止のポーズをとりましたから、裁判官殿は安心して有罪にしてください」ということか。

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 角川の新書のほうが、校正刷りを待ってあとがきとコラムを書く、という段階になり、少し余裕ができたのに、月曜から木曜まで裁判所へ通い、あれもこれもぜんぜんできないまま、雑誌原稿の締切りが近づき…。

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