酒気帯び、車両提供、同乗の罰金額の相場
単行本原稿が第3章の2節へさしかかったところで、『ラジオライフ』の連載原稿へちょと移動。今回の連載も面白いよぅ。自分で書きながら面白くてしょーがないんだもの。
ところで、以下は1月3日付け中日新聞。
飲酒運転で罰金140万円 愛知・一宮、合コン帰り男女6人
愛知県一宮市で昨年10月、飲み会帰りで乗用車に6人乗りしていた20代の男女が摘発され、道交法違反で計140万円の罰金を科されていたことが分かった。昨秋の道交法改正で、酒気帯び運転を知りながら同乗した人に対して最高30万円の罰金刑が導入されたため高額となった。県警交通指導課は「車1台で100万円を超える罰金は、非常に珍しい」と話している。罰金の内訳は▽運転手=30万円▽運転手に車を貸した同乗者=30万円▽他の同乗者4人=各20万円。
愛知県小牧市に住むパチンコ店店員(26)ら男4人と女2人。昨年10月29日午前零時ごろ、パトカーの制止を振り切って約1キロ逃走した後、摘発された。
運転していた店員からは呼気1リットル中0・25ミリグラムのアルコール分が検出され、道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕された。同乗者のうち3人は、現場から走って逃げた。
その後の調べで6人は一宮市内の居酒屋で開いた合コンからの帰宅途中で、同乗者全員が、運転手の飲酒を知っていたことが判明。逃げた3人の身元も分かり、全員が罰金を支払うことになった。乗用車は5人乗りで定員を超えていた。
非常に興味深い記事だ。
2002年6月1日の飲酒運転厳罰化のとき、「同乗者も罰金30万円。5人で150万円取られたらしいよ」といったデマが広く伝えられたが、2007年9月19日の飲酒運転厳罰化により、とうとう現実になったんだね。
デマが現実になる…なんとも味わい深い。
で、その罰金の額。
2007年9月19日の飲酒運転厳罰化、の前は、酒気帯びは上限30万円のところ、普通車で前科なしで20万円が相場だった。2007年9月19日以降の相場は、まだわかってない。
上限50万円になったんだから、相場は30万円かなぁ、35万円かなぁ、改定前の上限が30万円なんだから、改定後の相場は30万円が適当かなぁ、と私は思ってたわけ。
そこに、中日新聞のこの記事。ま、前科は不明だし、車両提供者は同乗者でもあるが、いちおうの参考データにはなる。
酒気帯びの上限 50万円 記事の罰金額 30万円
車両提供の上限 50万円 記事の罰金額 30万円
同乗の上限 30万円 記事の罰金額 20万円
そうすると、酒類提供(上限30万円)の相場も20万円なのかな、と推測できる。
20万円、30万円を「大金だ!」と受けとめおびえる人もいれば、「そんなもん鼻くそガネだ」と笑う人もいるだろう。不公平?
いや、そのような不公平は誰の身にも起こり得るのであり、よって公平である、という考え方を裁判所はとるのだと、これは裁判傍聴から分かってきた。
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